「出前きつけ」 きもの美人に変身(*^-^*)

出張着付やきもの教室の内容をメインに

8人の孫や愛犬ゴンちゃん他プライベートな日記など

男性の袴紐の結び方(十文字と一文字)の今昔 

2023年11月13日 | 男性の紋付の講習会
今日はスタッフさんたち2人の1級着付け技能士検定の日でした
とても綺麗に仕上がっている写真を見て安心いたしました。(#^.^#)
お疲れ様でした。頑張っていましたから
ゆっくり休んでくださいね

明日は、岸和田の河合呉服店さんで紋付き袴の練習会
もちろん正装なので明日は十文字で結びますと書きますが


袴紐の結び方は,十文字の他に一文字があり
私は今の今まで、十文字の方が格が上だと思っていましたが
TPOで違うのですね

YouTubeで見ても色々な結び方をされている方が居られます

先日、一文字のご要望があり一文字をしましたが
偶にするので、何時も参考にしている「男のきもの辞典」講談社
を見て一文字を結びましたが

今回、その本の中に礼法弓術馬術 小笠原教場家元 小笠原清信氏が書かれた
きものしきたり「今昔」を読んでみると

面白いことが書いてあって
「羽織の格と袴の結びについて
・・・袴の紐の結び方も、間違って考えらえている事があるようです。
結ぶという事はすべて結び切りが正式で、略して「両輪」又「片輪」の結び方です。いわゆる蝶結びで雌結び、雄結びです。
明治の中頃に貸衣装屋さんが出来た頃、結び切りですと折り山が痛み易く、新品として扱えない所から、十文字の結び切が考案されました。
本来、袴の紐は解けない様に結び羽織の紐は解ける様に結ぶものです。・・・・・」

お客様のお蔭で勉強になりました(#^.^#)
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