goo blog サービス終了のお知らせ 

Full of Love

まずは、私のために。
とりとめのない、でもかけがえのない毎日の記録を。

予防接種

2014-07-03 11:27:17 | Oちゃんとの毎日
日が過ぎるのが相変わらず早い!
週が明けたと思ったらもう今日は木曜ですか。そうですか。

そんな今週始め、Oちゃん初の予防接種に行ってきました。
今回は、公費で摂取できる小児肺炎球菌、ヒブ、そして任意(つまり自費=18,000円!)のB型肝炎とロタ。
ロタは経口摂取(シロップ的なものを口から投入)、それ以外は注射です。
今の子って生後2ヶ月から注射打つのね…しかも同時に3本も。すごい。

これでも日本は予防接種後進国なんて言われているようで。
確かにアメリカとかすごいもんなー。バンバン同時接種してるイメージ。
でも、昔は必ずかかってた水疱瘡とかおたふく風邪とか、そんなのも今は予防接種で免疫つくるんだから前進してますね。

車で行ったら10分ほどの小児科に、足がないのでスリングでOちゃん抱っこして、電車と徒歩でぐるーっとまわって行ってきました。
旦那の車がマニュアル車でね…免許は一応持ってるんだけどね…怖くて運転できないのです、私。
近々旦那の実家のAT車と交換予定なので、それまでの辛抱です。

そこは小児科だけじゃなくて大人の内科、皮膚科も診てくれる病院なので、ついでに私の皮膚科の診察もしてもらいました。
妊娠中は治まっていたアトピー性の湿疹が最近また出てきているので。
授乳中なので痒みを和らげる漢方薬と、ステロイド軟こうを処方してもらいました。
子連れで自分の病院に行くのってすごく大変だと思うので、こうやって一緒に診てもらえる病院は本当にありがたいです。
偶然だけど、見つけられてラッキーだ♪

さてOちゃん初の予防接種。
まずは経口摂取のロタから。
その前に、先生に喉見るために金属のヘラみたいなの口に入れられて、それでビックリして軽く泣きました。
そしてシロップ。
しっかり飲み込ませるためだろうけどえらい喉の奥の方めがけて投入されるので、ビックリやらむせるやらで号泣しました。
最初少し吐き出しちゃったけど、少しでも飲めてたらそれでいいみたい。

次はいよいよ注射。
まず左に1本、右に1本、ちょっと置いて更に右に1本。
最初刺されてもケロッとしてたので「大丈夫みたいですねー」って私が言ったら、
「いやー痛いと思うわよ」と看護士さんが言った、と思ったら「うわーん!!!」
号泣。いやぁ大号泣。
痛かったようです。ごめん、Oちゃん。

ひとしきり泣いたらケロッとしてました。

この日はそのままスリング抱っこで妹宅へ。
抱っこのまま結構歩いたからか帰宅したらえらい疲れてて、飲み会だった旦那の帰宅を待たずにOちゃんと就寝したのでした。

ちなみにスリング抱っこは、別の日の写真ですがこんな感じ。


翌日、右上の注射痕(肺炎球菌)だけ少し赤くなってたけど、副作用と思われるような症状はなし。

良かった良かった。
次はまた1ヶ月後だよー。

公園デビュー

2014-06-29 18:27:33 | Oちゃんとの毎日
梅雨の晴れ間、日曜の昼下がり。
旦那と一緒にほんの数十分、お散歩に出かけました。

いつもは私がスリングで抱っこだけど、どうやら興味があったようで 、今日は俺がスリングする~と旦那が初挑戦。
結果、ちっこい小猿をぶら下げた変な兄ちゃんが出来上がりました(笑)


社宅の中にある公園でブランコ。
スリングで抱かれていると、密着度が安心させるのか、大抵めちゃくちゃおとなしいです。
そしてかなりの確率で寝る。
泣き止まないときは、家の中でもスリングに入れてあやすこともあります。

しかしブランコ。
私も乗ってみたけど、何かちょっと酔いそうだった…情けない。
でも、昔は座ったまま大きく漕ぐのがすごく難しかった気がするんだけど、今やってみたら結構簡単だったなぁ。

グラウンドでは少年サッカーの試合をやってて、ついつい少年達よりもその親達を観察してしまい、大変そうだな~と思いました。
土日もみーんな潰れちゃうしね。
家族旅行とか行きにくいだろうし。
将来Oちゃんが自分でやりたいって言ったら考えますが、親の方から無理にやらせることはしないかな~と私は思います。

ハイローチェア

2014-06-28 10:30:34 | Oちゃんとの毎日
これ導入して、ほんとに良かった(泣)


狭い我が家、夜は居間に布団を敷いて寝ていますが、Oちゃんは私の布団で添い寝です。
ベビー布団並べようかな~とも思ったけど、まだ寝返りもしない今、彼に必要なスペースはごくわずか。
結局、私の枕元に半分に畳んだバスタオルを敷き、そこに寝かせています。
出産前は、押しつぶしてしまうんじゃ!?とか、払いのけたりしちゃんじゃ!?とか思ったけど、これだけは断言できます、絶対ない!
何でかな、全神経がOちゃんと寝てるってことに集中してて、熟睡はしてるんだけど忘れてないっていうか。
だから、泣いたらもちろん、ちょっとした息使いの変化にも気づいて目が覚めます。
爆睡女王の私をこうも変えるとは・・・母性ってハンパない。

と、夜はそんな感じで落ち着いてますが、困るのは昼間。
ベビーベッドがあれば良いけど、さすがに大人の布団を敷きっぱなしにするわけにもいかず。
東京に戻ってきてから最初は、床にフリースの毛布を畳んだものを土台にし、その上にバスタオルを敷いて寝かせていました。

実家にいるときは、Oちゃんが泣いたら抱っこする手が複数あって、「ちょっとお願い~」が通用しました。
でもここではそうはいかない。
昼間は特に、Oちゃんの相手ができるのは私だけ。
「ちょっと待ってね~」もまだ当然通用しないので、基本Oちゃんが泣いたりぐずったりしたら、私は抱っこしたまんま何もできなくなります。
しかも最初の1週間は、今思えばOちゃんも初めての環境に緊張していたのか、それはもう何だかすごく手がかかり。。。
私も慣れない中で、一瞬ちょっとノイローゼ気味になっていました。

そんな中、やってきたのがこのハイローチェア。
実家にいるときに、母に勧められてレンタルを申し込んでいたのです。
というのも、昨年妹が双子の赤ちゃんの面倒を見ていたときにすごく重宝したらしく、最初だけでもあった方が絶対ラクだよって言われて。
電動でユラユラ動き、性に合う赤ちゃんは結構な確率で寝てくれるとかで。

・・・うちのOちゃん、性に合ったようです!!!

ギャン泣きしてたり、おめめパッチリなときはダメですが、いわゆる寝ぐずりでふぎゃふぎゃ言ってるときは効果大。
抱っこでユラユラあやし、目がとろーんとしてきたらそ~っとハイローに置き、そのまますかさずユラユラをオン。
ついでに、優しいメロディーも流せるのでそれもオン。
そしたらまあまあの確率で寝てくれるという次第です。

ほんの2、30分でも手を離れてくれると、その間に家事ができるから大助かり。
今では、元気にウゴウゴしてるときはプレイマット、眠そうなときはハイローと、Oちゃんの昼間の居場所が固まってきました。

プレイマット

2014-06-27 16:12:19 | Oちゃんとの毎日


生後67日目。

昨日、目の前でオーボールを動かしてあげたら、目で追うだけじゃなくて嬉しそうに笑ったので、これは出し時なのでは!?と、アメリカで買ってきたプレイマットを出しました。
プレイジムともいうのかな?マットとメリーが一緒になったようなやつ。
場所取るしそんなに実用的じゃないかなーと思ったけど、アメリカの記念に何か欲しかったし、価格も手頃で買っても後悔しなさそうなコレを買っておいたのでした。
ちなみに日本で買うと相場は7、8千円かな。
我が家はアメリカのべビザラスで、確かクーポンも利用して$25くらいで買ったはず。お得。

さて早速マットに寝かせてみると・・・おおっ!興味深々な目でぶら下がったオモチャを見ている!
足はバタバタ、手は猫パンチで楽しそうにしている!

どうやら今出して大正解でした。

実は我が家、来月引っ越す予定なんです。
今は旦那の会社の社宅に住んでるんですが、これがもう極狭で・・・。
買っちゃう!?と探し始めたら良い物件に巡り合い、えいや!っと買っちゃったんですよねー♪
だから色んなものをなるべく出さないようにしてたんですが、考えてみれば、成長著しいOちゃんにとっての1ヶ月は、私達大人にとっての1ヶ月とは比べものにならないくらい大きくて貴重な時間なわけだし。
当初は新居に越してから出そうと思ってたプレイマットですが、今出さなきゃもったいないかも!と急に思い立って出したのでした。

きっかけとなったオーボールもつるして。
ちなみにオーボールってこれです。

あと真ん中の虫さんは、引っ張ったらポップな音楽が流れるし。
少しずつ色彩もわかるようになってくるはずだし、最初に目を引くらしい「赤」がいっぱいのこのマットで、おおいに好奇心を満たしてもらいたいです。

まだまだ産後トラブル

2014-06-17 14:57:20 | Oちゃんとの毎日
そんなこんなで無事に長男を出産し、気付いたらもうすぐ2ヶ月です。
あっという間に日々が流れていきますが、いつの間にかもう新生児という時期を過ぎてしまった息子は、その日数分確実に成長してくれています。

出産前も含め約3ヶ月の里帰りから東京へ戻って来たので、これまでのことを思い出しつつ、これからのことも気の向くままに、また記録していきたいと思います。
ちなみにこのブログ内では、息子のことを、彼の名前にちなんでOちゃん(おうちゃん)と呼びたいと思います。


そんなOちゃん、本日で生後57日目、もうすぐ2ヶ月になります。
東京の自宅に戻ってきて1週間が経ち、少しずつですが慣れてきました。
旦那も、きっと色々戸惑いつつだとは思いますが、彼なりに父ちゃん業をスタートさせてくれています。


ここ最近は急に表情が出てきて、よく笑ったりするようになりました。
私たちが目の前に行くとしっかり見るし、目の前でオモチャを動かすと必死に目で追いかけます。
反対側から呼んでも、頑張って首を動かしてこっち見ようとするし。

そんな中、実は私、膀胱炎になってしまいました。
里帰りから戻って疲れが出たのか何なのか、一昨日から急に尿意が止まらなくなり、昨日からは排尿後にツーンとした強い痛みを伴うようになってしまって。
慌てて今日婦人科を受診したら、やっぱり膀胱炎でした。。。

授乳による水分不足が原因でしょうとのこと。
確かに出産後は、本当にトイレの回数が激減しました。
ついでに思いっきり便秘で、便を柔らかくする薬が手放せないし。
水分が足りなくて、本来なら尿と一緒に排出する細菌が膀胱に留まって増殖し、炎症を起こしたんだろうって。
授乳中もOKな抗生剤を出してもらったのでこれ飲んだら治ると思いますが、急に襲う尿意に授乳もお出かけもままならないし、Oちゃん一緒だと病院行くのも一苦労だし、ほんと参りました。
とほほ。

何事もOちゃん第一ですが、そのためにも自分の健康第一に過ごさなければ!と、改めて痛感している所です。
水ガバガバ飲もう。


誕生の記録

2014-04-22 05:00:02 | 出産
-4月21日-

☆20:00過ぎ

強まる陣痛を継続するため、誘発剤が追加されました。
もうかなり痛みがきてるので、投与量は36ml/hで様子見。
背を起こしたベッドに体を横向きに預け、痛みがきたら抱えたビーズクッションに顔をうずめ、クッションやベッドのはしを握りしめながら耐えます。

だてに陣痛室に長く居た訳じゃない!と、今までの妊婦さん達が悲痛な叫び声を上げるたびに「声出したらもったいないよ!息吐いて!痛みが引いたら力抜いて深呼吸!」と助産師さんから言われていたのを思い出し、とにかく声は出さずに「ふーーーーー」と長い息を吐いてやり過ごすことだけに集中してました。
旦那は横で、いつの間にか一緒に「ふーーーーー」ってやってくれていて。
手や肩や足に手を置いてくれるんだけど、その手が熱くてどうも不快だったのでゴメンと言って断ったもので、それ以降は側にいて呼吸を合わせる方法に切り替えたようです(笑)
でも気持ちは嬉しかったから、痛みが引いてるときにちゃんとありがとねって伝えました。


☆21:00頃

波がくる間隔はそんなに縮まらず2分程度。
ただ痛みはどんどん強くなり、ふーーーーーだけでは耐えられなくなってきました。
でもいつ頃だったか、ふーーーーーを大体15回こなしたら波が去って行くことに気付き、毎回数を数えてこらえるように。
5、6回目くらいから激しい痛みになり、10回越えると山をくだっていく感じ。
8回を越えると、半分過ぎた!って自分に言い聞かせていました。
それでも8回目とかになると、ふーーーーーに「うぅっ」とか「ぬぅっ」とか声が出てしまうこともしばしば。

そしてついに、今まで陣痛室で何度も聞いてきた「お尻から何か出そう!」という感覚に襲われ始めました。
痛みも辛いし、その都度力を目一杯入れて耐える体力にも限界を感じ始め。
まだまだだと頭ではわかりつつも、何か出そう!と助産師さんを呼びました。
そしたら、随分開いてきてますよ、とのこと。
内診してもらってる途中も陣痛の波はきて、あ、何か出ちゃう、と言ったと同時にジャバーッと水が流れ出るのを感じました。
破水したようでした。
助産師さんがナプキンを替えてくれ、辛いけど分娩室のベッドは固いからギリギリまでここで頑張ろうね、と言って行ってしまいました。


☆多分21:30頃

どんどん増す痛みに加え、何かがお尻から出ちゃいそうな感じを必死に耐え続け…そしたら何か足がガクガク震え始め、それが全身に伝わっていきました。
と同時に目の前が白くなってチカチカしてしまい。
気を確かに持ってる自信がなくなり、助産師さんを呼びました。

肩を揺すられ、わかる?大丈夫?と声をかけられ。
グーっと力を入れて痛みを堪えると血圧が急上昇し、それがまた一気に降下して、という血圧の急激な上下によって、意識が朦朧としてしまったようでした。
ほんとはもうちょっと陣痛室で頑張ってもらいたいんだけど~と言われつつ、多分自力で歩いていけなくなるとややこしいんでしょうか、ついに隣の分娩室に移動することになりました。


☆分娩室にて

分娩室。
そこはドラマやドキュメンタリーで見たことのある感じそのものでした。
ピンクの分娩台があって、他の機器とか照明とかは手術室みたいな感じ。
言われるがまま、分娩台に自分でよじ登るように上がりました。

すぐに助産師さんが内診してくれるも、どうやらまだすぐ産まれるって段階ではないようで。
一旦横になりましょう、その方が赤ちゃんが下がって来やすいから、と言われて、横向きに体を丸めるような感じで横たわりました。
いわゆる胎児姿勢。
そこからはもう、とにかく痛みの波に合わせていきみ続ける時間。
もう我慢せず力を入れていきんでいいってのが陣痛室よりマシかもだけど、とにかく頭の血管が絶対何本かは切れてるよってくらいの力で、何かをお尻から押し出すようにいきみ続けました。

痛い。ものすごく痛い。
それに加えてものすごく体力を消耗する。
ふっと痛みの波が引いたら休憩なんですが、そのときの疲労感ったらハンパなかったです。
旦那がその都度冷たいタオルで額や首を拭いてくれたり、お茶を飲ませてくれたりしましたが、それが物理的にはもちろん、精神的にも嬉しかったです。
旦那なんて何の役にも立たない!とか、その優しさ的なものが正直ウザかった、なんて話を出産体験談的なものでよく見たけど、私はすごく嬉しかったなぁ旦那の頑張りが。
一緒に呼吸合わせてくれたり、タオルで拭いてくれたり、頑張れーって声かけてくれたり、あれがなかったらあの陣痛と出産の山を越えられたかわからないとさえ思います。

何分かわからないけど横向きでいきみ続けた後、今度は四つん這いになってまたいきみ続けました。
分娩台ってよくできていて、四つん這いになると足の方が下がって、上半身を自然に前に預けられるようになっていて。
胸の所にビーズクッションを置いてもらい、それを抱きかかえるようにしていきみました。

でも四つん這いって、お尻の方に力を入れていきむのに確かにいきみやすいけど、足と手で自分の体を支える分疲れやすくて。
足もガクガクしてくるし、もう体力的に限界かも…ってとこで助産師さんに声かけました。
そしたらいよいよ仰向けになってと言われ。
いわゆる分娩姿勢になったので、いよいよ!とこの苦しみから解放される希望の一筋が見えた気がして喜んだんですが、内診した助産師さんの反応は良くなく…。
頭はもう髪の毛が触れるほどの所まで来ているものの、あと一回転足りない感じ、とのこと。
通常赤ちゃんは産道を旋回しながら進んで来て、最後は正面向いた体制で産まれてくるらしいんですが、それがまだ10時の方向くらいで止まってるらしくて。
結局また横向き姿勢に戻され、力一杯いきみ続けました。

途中、今日か明日か際どい所ですね!いや頑張って今日産みましょう!と言われたので、そのときの時間を聞いたら22:15。
正直、よしあと少し!とは思えず、まだ1時間以上も続くのか~と気が遠くなりそうでした。

横向きでいきみ続けること何回か何分かわからないけど、ついにまた仰向けの出産体制に。
今まで基本1人の助産師さんが付いてただけなのが、あと2人?3人?現れて慌ただしくなり、いよいよなのか⁈とさすがに期待しました。
そしていよいよ、助産師さんみんなで
「はい息吸ってー、はい力一杯いきむー!ふー!ふー!ふー!」
と掛け声大合唱が始まり。
最後だ!いよいよだ!と思って、とにかく力一杯いきみました。
すると今まで感じたことのないツッパリ感をお股に感じ、
「頭出て来てるよ!次で会えるよ‼︎」
とついにゴールが見える所まできて。
最後の陣痛の波を待つ間の休憩中は、お股の所にハッキリ髪の毛らしきものの触感を感じていました。
そしてついに!
「せーの!ふーーーー!はい、頭出たよー!」
ドゥリュンッと何かが抜け出る感覚と共に、どうやら頭が出て来ました。
そしてもう1回、さほど強くではなかったような気もするけどいきんだら、再度ドゥリュンッと抜け出るのを感じ…

「おめでとうございまーす!!!」

23:22、日付をまたぐことなく、男の子が誕生しました。

まず赤ちゃんが見えたらしい旦那の一言目は、
「あたまながっ!」
そしてカンガルーケアで胸に乗せてもらった私の第一印象も…
「あたまながっ!」(笑)
狭い産道を旋回して出て来たからか、頭がまるでカリメロのように長く尖っていました。


☆それから

乗せてもらって初対面した我が子は、すごくちっちゃくて、そしてあったかかった。
しかもすぐに胸の上でオシッコ(笑)
いいよいいよ、君も疲れたろう、安心したんだね、とオシッコさえ愛おしかったです。

そのまま分娩室で計測やら。
産まれてすぐにオギャーッてイメージだったけど、うちの子はこの計測台に連れて行かれて初めて泣きました。
思ってたより野太目の声で(笑)
身長は51cm、これは尖った頭でちょっと得したかなとのこと、体重は3,586g、そりゃなかなか出てこないわ~ってなデカさに成長していました。

計測の傍らで私は後産。
先生が2人、胎盤処理やら縫合やら。
それがなかなか地味に痛くて。
最初は産んだ後の放心状態と我が子誕生の感動から気にならなかったものの、段々その痛みが辛くなってきました。
そして計測が終わってキレイにしてもらった我が子は、外で待つ私の両親のもとへ旦那と共に連れて行かれました。

取り残された私。
先生のやり取りを聞いてると、どうやら血が止まらない様子。
散々手やら機械やらで引っ掻き回された末、随分と奥の方に一箇所裂傷があって、そこから出血しているようでした。
そこを触られてるだけでもかなりの痛みで、疲れも半端ないし正直もう限界で。
そしたら先生が、多分縫合の痛みに耐えるのは辛すぎるでしょう、と薬で眠らせてくれました。
…だったら最初っから眠らせて欲しかった。
胎盤もなかなか出なくてお腹押しまくられたり、出血の場所探すのに引っ掻き回されたり、ほんと長くて痛くて辛かったです…。

そして目が覚めたら。
静かな分娩室に助産師さん1人と旦那だけ。
「終わったんですか?」
「終わりましたよ。」
「お疲れさん。」
「赤ちゃん連れて来ましょうか?」

出血が多くてひどい貧血だったらしく、すぐには動いちゃダメってことで、分娩室で旦那と我が子と3人、初めての親子水入らずを過ごしました。
感動っていうよりは、何だろう、とにかく無事に任務完了できて良かった、という気持ちでいっぱいで。
すごい声出てた?女としてみれない?とか、旦那とポツポツ話しながら、ようやくホッと力が抜けました。

その後やっと病室に連れてってもらったのは午前4時半頃。
旦那は始発電車でひとまず私の実家へ帰りました。

再入院

2014-04-21 20:00:07 | 出産
土曜に一旦帰宅し、昨日の日曜は家でゆっくり。
2日間の投薬のせいか体が怠く、午前中は居間で爆睡しました。
午後は母と買い物に出て少しリフレッシュ。
旦那は東京で用事があったので、朝から日帰りで往復してくれました。

今朝は先週と同じく午前8時に入院。
同じ陣痛室の違うベッドに通されました。
嗚呼、ここにこれからどれだけいるんだろうか…。
他のベッドも2つ埋まってるけど、前回のような悲痛な叫びは飛び交っておらず。
私みたいにまだ陣痛が来てないか、静かに痛みに耐える沈黙のファイターなんだろうね。

まずは医師の診察。
子宮口は指2本程度ってことで、やはりまだ開いていないようです。
でも羊水がやはり少なく、これから増えるってこともないので、羊水の代わりに生理食塩水を注入して陣痛を待つ、という方法を取ろうかな、それとも誘発剤投与でもう一回様子見ようかな、と先生もお迷いでした。
やってみないと効果はわからないからどちらがいいとは言えないそうで、結局、赤ちゃんも元気そうだし、ひとまずは誘発剤投与してお腹が痛くなってきたらまた考えましょうということになりました。
ふーむ、正直もう何でもいいけど早く産みたい。

ということで点滴開始。
金曜日の人は上手じゃなくて、ためらい刺しで失敗の上に採用分も終わってみれば結構な内出血。

土曜の人はお上手で、針刺した点しか残らずお見事。

さあ今日の人は?今のところ大丈夫そうだけど。


投薬は毎回、12ml/hから。
お腹の張りと胎児の心拍を確認しつつ、大体1時間ごとに12ml/hずつ増量していきます。
最大120ml/hまで投与するみたいだけど、前回は84ml/hで陣痛様な収縮が来てたので、そこでストップしてました。
今日は24ml/hの時点で結構な腰と下腹部の鈍痛。
何分間隔みたいな規則性のある痛みにはまだ至らないものの、これは前回より期待できるのかな?と思い始めました。
ただ、朝の診察での内診が結構ハードにグリグリやられたので、その影響かもなーという気もしないではないですが。

昼食は余裕で完食。

点滴しながらベッドに転がってるだけなのに、いつも以上にお腹は空くから不思議です。
赤ちゃんも頑張ってるせいね♪なんて、こんなときだけ人のせいにしてモリモリ食べてます。

午後からは旦那と交代で母が来てくれました。
そして少しずつお腹が痛くなってくるものの、まだでも陣痛にはほど遠いのかなという所でまた診察。
結果は、朝とお産の状態としては変わりない…ということでした。
一応夜8時まで点滴継続して、今日は体力温存のためにも一旦終了。
明日の朝まで何もなければ、生理食塩水の注入といきましょう、ということになりました。
陣痛来るように刺激しとくね~と思いっきりグリグリ。
これもお産のため…激痛に顔を歪めて耐えました(>_<)

そんなこんなでまた今日も空振りか~と思っていた午後5時頃、規則的なお腹の痛みが急激に強くなってきました。
2分に1回、40秒くらいの痛みが押し寄せ、目を瞑って深く息を吐いて痛みが去るのをじっと待つ。
また交代で旦那が来てくれた午後6時には、痛みのピークには話もできず、思いっきり我慢しないとやり過ごせないくらいの痛みなっていました。

つい数時間前までは、母とコーヒー飲みながらクッキー食べたりしてたのに。
夜ご飯が運ばれて来ましたが、とても食べられるような状態ではなくなっていました。
私が食事をパスするなんて、これはよっぽどの事態です。

そしてどんどん強くなる痛み。
点滴終了予定だった8時前には、1回1回の痛みの波をやり過ごすのに全力でぐぐぐぐぐーっと力を入れて、一生懸命息を吐き続けないといけないほどになっていました。
姿としては、少し背を起こしたベッドに体を横向きに預け、波が来たらベッドのふちやらシーツやらをギューっと握りしめて、ひたすら「ふーーーーー、すぅっ、ふーーーーー、すぅっ」を繰り返す。
痛みと疲労に体力的にも精神的にも限界を感じつつ、とにかく点滴終了の8時を待っていました。

ところが、助産師さんが内診したところ、かなり子宮口も開いているし、これはもう誘発剤を止めても陣痛は止まらないよ、と言い出して。
点滴やめちゃってダラダラと痛みが長引くと母体も胎児も辛いから、このまま誘発剤追加して出産に向かいましょう!今夜か明日の朝には会えますよ!と言われました。
正直このときの気持ちとしては、
えぇぇぇぇ~もう無理~この痛み何とか止めて~明日の朝までとか絶対無理~(◎_◎;)
みたいにヘロヘロだったんですが、もう産まないとこの痛みが収まらないのは頭ではわかってたし、力なく頷くしかありませんでした。


入院2日目

2014-04-19 06:15:41 | 出産
考えてみたら人生初の入院。
昨夜旦那が帰った後、寝られるかなーとふと思いましたが、案外すんなり眠りにつきました。
夜中はトイレに1回起きて、その後は浅い眠りでウトウトしながら朝になった感じ。
明け方から隣のベッドの人が陣痛強くなったみたいでバタバタしてたけど、昨日の断末魔の叫びの彼女達とは違って実に静かに苦しんでる感じで、陣痛もほんと色々なんだなーと思いました。
他に産気づいた人も入ってこなかったし、私としては静かな夜で実にありがたかったです。

そして7時前くらいから、お腹がグーグー鳴り始める(笑)
昨日の夕飯がいつもに比べて早い時間だったからかな。
あまり空腹感が続くと気持ち悪くなったりするので、とりあえず前日母が持って来てくれていたパンをかじりました。
そして朝食。

さすがにパン1個先に食べていたので、2個入ったミルクパンの方はそのまま食べずにキープ。
黒糖パンだけ頂きました。

その後主治医の先生が来て、今後のお話。
もし今日1日誘発剤投与しても陣痛が来なかったら、一旦帰宅して様子見て、月曜にまた再入院して誘発剤再開しましょうか、とのこと。
明日の日曜は、よっぽどの緊急じゃないかぎり誘発剤投与も帝王切開もしてないらしく、要はいても意味ないみたいで。
バルーンを入れて子宮口を人工的に広げて陣痛を促すやり方もあるけど、感染症とかリスクがないわけじゃないし、胎児が元気そうなのに無理にやることないからね、だって。
まさかこのお腹抱えてまた家に帰る可能性があるとは思わずビックリ。
今日陣痛来て欲しい…と祈るばかりです。>_

食べ終わる頃に旦那が来てくれ、母と交代しました。
午後は少しずつ増量される誘発剤が効いてきたのか、段々とお腹が痛くなってきて。
最初はキツい生理痛って感じだったのが、それに加えて数分ごとにグーっと締め付けられるような痛みがくるようになってきました。
まだまだ全然耐えられる痛さだけど、でもイテテテテー(><;)な感じ。
ついに来たの?これがそうなのか⁈と、耐えつつドキドキしていました。

でも午後4時、改めて医師の診察を受けたら、やっぱりまだ子宮口もそんなに開いてないし、お産を迎える準備はそんなに整っていないということで。
夜中も日曜も無理に投薬を続けるよりも、点滴中止して腹痛が治まるなら、一旦帰宅してリフレッシュする方がいいでしょう、ということになってしまいました。
そして点滴中止したら、みるみるお腹の張りは治まっていき…。
母に迎えに来てもらい、帰宅しました。

羊水が少なめであることは事実なので、このままいつまでも自然な陣痛を待つというのもちょっと…ということらしく、月曜の朝から再入院し、また誘発剤の投与をするそうです。
産婦人科医の旦那のお父さんが言うには、まあ週明けには何とか出すでしょ、とのこと。
俺ならもう切っちゃうけどなー、丁寧な病院なんだねー、とか少々荒っぽいことも言ってたそうです(^_^;)
まあ至極適切な対応だから大丈夫だよーって言ってたそうなので、まあ安心しました。

さすがに次に家に帰るときは2人になってるつもりだったのが、また大きなお腹で戻ってしまった…。
まあこればっかりは仕方ないけどね。
お腹パンパンでもう苦しすぎるし、重くて足腰ガタガタだし、誘発剤のせいかお腹が微妙に痛くてしんどいし。
でも永遠に出てこないなんてことはなく、これもあと数日の貴重な時間。
出てくるタイミングをできるだけ穏やかに待ちたいと思います。

入院1日目

2014-04-18 23:55:52 | 出産
ラジオ体操して、朝ご飯モリモリ食べて、午前8時から母に付き添ってもらって入院しました。
医師の診断で、改めて羊水は少なめと確認。
でも危機的な状況ではないよーと言われてちょっと安心しました。

早速NSTをつけ、誘発剤の投与が始まりました。

点滴しつつ、胎児の心音と母体のお腹の張りを計測。
お腹の子が動くと心音の数値は上がるし、全然平坦なときは寝ているそうな。
お腹の張りも、誘発剤の量を増やすに従って、段々高い数値が出てくるようになりました。

2時間くらいかな?
どうやら張っているときでも胎児は元気そうとのことで検査は終了、そのまま濃い誘発剤に切り替えられました。
いよいよ出産に向けての陣痛を促していきます。

ちょうどお昼どきで、まだまだ元気な私は出された食事をほぼ完食。

何と今日は週に2回のランチバイキングの日とかで、適当に見繕って持って来てもらったお膳は何かめちゃくちゃ豪華でした。
嬉しいけど、何だろうこの「そこまでする⁈」感は(笑)
ホテルみたいな産院とかよく聞くけど、私の入院先はただの近所の総合病院なのに。
まあお金払ってる訳だし、ありがたく享受しますけど。

ところで、入院といっても通されたのは病室じゃなくて陣痛室。
カーテンで4つのベッドごとに仕切られただけの大部屋です。

だから当然隣やその隣の声や音は筒抜けなんですが…騒がしすぎ(・_・;
陣痛室という名の通り、陣痛に耐える出産直前の妊婦さんが集う部屋な訳ですが、あっちからもこっちからも

「痛い痛い痛い痛い痛いーーー!」
「もう無理!ほんま無理!」
「押して!お尻押して!そこじゃない!もういい!!」
「何か出る!あかん我慢できひん!」

みたいな叫び声が飛び交うのです。
私みたいにまだ陣痛が来ていない人からすれば、何だろう、戦場のど真ん中に突然タイムスリップか瞬間移動かで放り込まれてしまったみたいな感じで。
正直うるさいなぁ騒がしいなぁと思いつつ、でも数時間後の我が身だろうか…とついに迫る出産への恐怖にドキドキしていました。

そんな彼女達もやっと分娩室に移動していき、静けさが訪れたのは夕方。
私の陣痛は未だ強まらず、どうやら今日のお産ってことはなさそうな気配プンプンになってきました。

夕食ももちろん完食。

中華でした。まずまず。

そして午後8時、今日の誘発剤投与は一旦終了となりました。
また明日の朝から投与再開だそうです。
終了1時間前くらいからキツい生理痛みたいな痛みが強くなってきて、急にしんどくなっていました。
このまま続けたら陣痛に繋がるんじゃないかなーと思ったけど、まあここは病院、お任せするのが一番ですよね。

それから少しして、旦那が東京から来てくれました。
陣痛室は付き添い1名だけという決まりなので、交代で母は帰宅。
せっかく旦那が来てくれたのにちょうどシャワータイムとなり、ささっと浴びてスッキリしてから旦那と雑談。
何でもないけど和みました。

そんな中、遅くなったけど、ともらった誕生日プレゼント。

パールに漆が半分塗られた珍しいピアス。
子供できたらぶら下がり系のピアスはつけにくいでしょ、とキャッチタイプを探してくれたそうです。
嬉しい。
陣痛室でもらった誕生日プレゼントだなんて、一生忘れられないよ。

そのまま夜中も付き添ってもらうことはできるんですが、私も寝ちゃうし付添人の寝るスペースはないし、旦那には私の実家に帰ってもらって休んでもらうことにしました。



妊娠40週目-予定日-

2014-04-17 23:34:26 | 妊婦な毎日
ついに予定日を迎えました!

思えば昨年8月に妊娠がわかったときは、まだアメリカ生活真っ只中で。
検査薬陽性から初診まで1ヶ月以上悶々と過ごしたり、その間カリフォルニア旅行を強行したり。
カリフォルニア旅行から始まったつわりで約3ヶ月、結局残りのアメリカ生活ほとんどを引きこもりで過ごしたなぁ。
妊娠して嬉しいってことよりも、とにかく不安で孤独で心細くて…な毎日だった気も。

そんな日々を思うと、今日を迎えられたことが本当に嬉しいです。
ここまで大きく成長してくれてありがとう。よく頑張ったね。あと少しで会えるね。


☆4月15日(40週0日)

予定日を迎えました。
最初におしるしがあってから早2週間。
2週間前は、わーそろそろなのかなーってドキドキしたけど、何かもうすっかり落ち着いちゃってます。

午前中は近所の銀行&郵便局に行くという母に、散歩がてら付いて行ったり。
犬も連れて、ポテポテ歩いて行きました。
暖かくて気持ち良かったなー。

午後はこれまた母とショッピングモールへ。
特に買うものもないけど、歩くのにちょうどいいのです。
午前は外を歩いたから、午後は屋内を歩くって感じで。

あとは家の階段を5往復上り下りしたり。
陣痛がつくように、しっかり動いたつもりです。

そして今夜は満月。
満月や新月の日って、不思議とお産が多いそうで。
寝る前に満月パワーを浴びに外に出てみると、くっきり大きな満月を拝むことができました。


☆4月17日(40週2日)

健診日。
おしるしがあった2週間前の健診のときは、まさか今日まで産まれてないとは思ってなかったなー(・_・;

今日は助産師外来じゃなくて医師診断だそうで。
どっちにも診てもらえるってのは安心感があっていいなーと思います。
まずはエコー、もう頭がだいぶ下がってるようで、顔もほとんど見えませんでした。
推定体重は3,073g。
ついに3kg超え。大きくなったねぇ。
それから前々回もしたNST。
何か体感として胎動が減ってきている気がしてたんですが、胎児は元気そうということで一安心でした。

そして医師の内診。
子宮口は指2本分開いてるってことで、前回までの1cmよりは進んだのかな。
ただそれよりも、ビックリなことを告げられました。

羊水が少ない。羊水過少症。

週数が経ってくると段々羊水は減ってくるらしいのですが、それにしても少なめということで。
羊水が少ないと胎児を守る膜が薄いようなもので、子宮の中で上手く動けなかったり、胎盤やへその緒を圧迫してしまったりすることもあるそう。
場合によっては胎児仮死の状態や、最悪の場合は死亡してしまったり…。

ということで、まずは陣痛時の子宮の収縮に胎児が耐えられるかどうかを試す、陣痛誘発剤を使った検査入院を告げられました。
そしてそれで異常がなければ、そのまま誘発剤を増量して出産へつなげていく、ということにもなりました。
検査結果に問題なければそのまま自然な陣痛を待ってもいいけど、羊水が少なめなのは事実だし、予定日も過ぎてるから産んでしまおうかーということらしい。
こちらとしても、心配なことを抱えたまま家で悶々とするよりも、入院してそのまま出産できる方が安心なのでまあ良かったです。
ちょうど週末に向かうタイミングなので、旦那にも来てもらいやすいからありがたいし。

ということで、急遽明日からの入院が決まりました。


と、これにて一旦マタニティー日記は終了。
この先は、入院、陣痛、出産とその時々のことをその時々の感覚で記録していこうと思います。