Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年9月1日(金)~3日(日) 苔の楽園・北八ヶ岳を再訪。今回は晴天!!

2017年09月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
高見石から見た白駒池

■今回のコース
9/1 諏訪IC⇒諏訪大社⇒麦草峠(麦草ヒュッテ泊)

9/2 麦草ヒュッテ→茶臼山→縞枯山→ロープウェイ山頂駅→坪庭→
   五辻→狭霧苑地→麦草峠(麦草ヒュッテ泊)

9/3 麦草ヒュッテ→白駒池→高見石小屋→高見石→丸山→麦草ヒュッテ
   ⇒石遊の湯⇒諏訪IC


苔の楽園・北八ヶ岳山行の第2陣。
9月に入った北八ツは、一気に秋の趣が進んだようで、茅野市は2日間続けて
低温注意報が発令されたほど、急に涼しくなった。



途中、渋滞がまったくなく、諏訪にかなり早く着いたので、諏訪大社に寄り道。



御柱祭に使われた「御柱」が4本、本殿を囲むように立てられている。

夕刻、今回連泊する麦草ヒュッテに到着。



麦草峠は霧の中。この夏は天候不順で日照不足のため、夏の高山植物が
まだ咲いていた。
写真はシモツケソウ。
そのほかハクサンフウロ、マルバブキダケ、タカネナデシコ、ワレモコウ、
コオニユリ、ヤマギラン、シシウド、オトギリソウ、ヤマオダマキなど。



しかし、前回は見かけなかった、晩夏から秋の花も観られた。
タカネマツムシソウ。



トリカブト。

この日はヒュッテ周辺のお花畑を散策するだけで、ゆったり過ごした。



2日目。
当初の天気予報では午前中は雨とのことだったが、雨は夜半過ぎにやみ、
朝のTVでは、晴れマークが表示されている。ラッキー!!



この日は、コケが美しい北八ツを心おきなく楽しむ。



昨夜の雨で、コケもみずみずしく、元気だ。



朝っぱらから滑りやすい岩の急坂を登り、茶臼山のピークへ。
身体がこなれていないので、つらかったかな?



縞枯山展望台の岩場に寄ってみるが、まだ霧に包まれていて眺めはゼロ。

遠くの景色が期待できないとなると、俄然、目線はミクロのほうへ
シフトする。コケやキノコに足を停めながら、かわいいね、きれいだねと
言いながらゆっくり進む。



北八ツには、500種近いコケが生育しているというが、
コケのことは正直、よくわからない。これはイワダレゴケかな。



だからといってキノコを知ってるかと言われると、それも・・・
これはクヌギタケかどうか。



セイタカスギゴケ。



森林の縞枯現象を実感しながら、縞枯山を経て、雨池峠、縞枯山荘を経て
ロープウェイの山頂駅に到着。深かった霧が、ちょっとだけ晴れてきた。

山頂駅の売店でコーヒーを楽しんだあと、坪庭を周回する。



奇妙な形の火山岩がごろごろ。ここだけ、どうしてこんなに特異な光景に
なったのだろう。



森林浴展望台。霧はかなり薄くなってきた。もう一息だ。

登山道は岩が滑りやすく、油断するとコケそうになる。
ガイドがコケるのはコッケーだし、コケンにかかわる。
お客さんにコケにされるのも癪なので、さりげなく気合を入れて歩く。



チシマシッポゴケ。先っちょがススキの穂先のようになびく様子が、
コケティッシュ(笑)。
五辻、出逢いの辻を経て、メルヘン街道を渡る。



斧断ちの森。しっとりとした雰囲気がすばらしい。



午後の日差しが林床を照らす。コケの森は、太陽光がちょっと斜めになった
くらいがより美しいのだ。



トウゲシバ。
コケではなく、ヒカゲノカズラ科に属するシダ植物。奥が深いなぁ。



美しい森にすっかりいやされて、麦草ヒュッテにもどる。
大部屋は昨日も、今日も、我々だけの貸し切り状態だ。
他にも宿泊者はいたが、みんな割高でも個室に入るのだ。時代の流れだろうか。
おかげで、広々!!



夕食後は、ヒュッテのおやじさんがコケの紙芝居を披露してくださった。
獣の糞に生えるオオヅボゴケについての、わかりやすい、面白いお話だった。



3日目。
抜けるような青空。ヒュッテのスタッフも、こんなに晴れたのは久しぶりと
おっしゃる。
「私は晴れ女だから!」とTさんが胸を張る。



白駒池を周回する。「もののけの森」は、その名の通り、あやしい雰囲気だ。



空の青を反射し、白駒池の美しさは際立っていた。

ところで白駒池は今、空前の観光ブームだという。
吉永小百合さんを起用したJR東日本のCMが火付け役だという。




食用ホオズキのレアチーズケーキを食べに立ち寄った白駒荘に、
そのポスターが貼ってあった。



歩きにくい坂道をたどり、高見石へ。
あこがれの風景に逢えた感動。



穂高連峰、乗鞍あたりまでが見通せた。

下山後は「石休の湯」の、ちょっと野趣ある露天風呂で、またまたゆったり。

「のんびり」と山を楽しむには、おあつらえ向きの山行だった。


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