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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

5月21日(日)宇陀の松山城跡(城山[古城山]471m)に、ラクラクお散歩

2006年05月21日 | 山登りの記録
昨日、クライミング練習が雨天中止となったので、どこかに歩きに行っておきたいが、どうも意欲が湧かない。Mr.Dashでも、こんなことがたまにあるのだ。

山の師匠、K島さんから、「葛城山のツツジが7分咲きになったから、早朝から写真を撮りに行ってはどうか」と有難いメールを頂いていたものの、やはりモチベーションが上がらず、散歩程度に留めることにした。

ちょうど20日の読売新聞に、宇陀の松山城跡(城山)が国の史跡に指定されることが決まり、杉の植林が刈り払われた山頂からは、すばらしい展望が広がるという記事が載っていた。2.5万図で調べたら、道の駅「大宇陀」から、古い町並みが残る松山通りを通れば散歩程度で登れることがわかった(ルートは写真を参照)。久しぶりに、ともちゃんと二人だけの山行だ。

松山通りは、江戸時代の情緒を今に残した町並みで、行政による保存も決定しているそうだ。じつはMr.Dashは、けっこう、古い町屋が好きだ。過去、京都(生まれ故郷)、奈良町、岐阜の岩村町、三重県亀山市の関宿など、ワクワクしながら歩いている。

松山通りは、古い酒屋や薬屋、医院などが建ち並んでいて、車の往来も少なく、まさにタイムスリップしたようだ。少し歩いてはカメラを構えるので、なかなか前に進めない。やがて右折し、春日神社に向かう。

目指す城山は、この春日神社から登る。春日神社の手水の横には、松山城からの抜け道と伝えられる穴かある。今は、奥が埋まっているが、どう見ても人が通り抜けられるとは思えないほど細い。これはダミーではなかったかと、勝手な想像をする。

手水のところから、神社への石段を上がらずに、右の暗い木陰のところから山道に入る。目立たないが標識がある。一本道。杉の植林を抜け、20分も登れば山頂だ。まずは台高山脈や、三角錐が印象的な烏ノ塒屋山、そして音羽山系が眼前に広がる。わずか471mの山からとは思えない、見事な景色である。

Mr.Dashは、かなり嬉しくなり、またもカメラのシャッターを切り続ける。ともちゃんは、ゼンマイを見つけたようで、鼻の穴を広げて収穫に夢中だ。

山頂の北側は、鳥見山、貝ヶ平山、額井岳が一望のもと。こりゃスゴイ山を見つけたな。

山頂では、道を間違えてムリヤリ薮をかき分けて登ってきた単独行のおじさんに遭遇。おじさん、相当心もとなかったらしく、我々について下山したい様子。よもやま話をしながら下山。ガイド本の宣伝をしたら、なんとサインを求められてしまった。これは初めてのことだ!あとで本を買ってくださるかな。

下山後、温泉「あきののゆ」で汗を流し、松山通りのパン屋「きんぞう」で買った菓子パンに舌鼓。最後は久保本家酒造で「無ろ過生原酒」を購入。短い時間だったが、楽しいことが盛りだくさんで、最初の無気力はどこへやら。すっかり上機嫌で家路についた。今、書きながら「無ろ過生原酒」を飲んでいるが、これがまた絶品!思わぬ収穫の1日だった。

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