Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年12月19日(日) 寒~い一日、[金剛]旗倉山と一徳防山を歩く!

2021年12月20日 | 山登りの記録
■メイン写真
一徳防三角点からは淡路島、大阪湾、六甲山系、大阪市街、金剛山地まで大パノラマが広がる


■今回のコース
中日野バス停→登山口→尾根分岐→旗倉山→尾根分岐→一徳防山→一徳防三角点→(桧尾)→
二ノ坂峠→大サオ谷道出合→日野浄水場→南花台4丁目バス停


岩湧山の前鋭峰的存在の一徳防山へ久しぶりに足を向けてみた。
登山道付近で新しい広域農道の建設が少しずつ進んでいたり、
一徳防山付近の関電巡視路は黒いプラ階段の崩壊が少し進んでいたりして、
時の流れを感じたた。
ほとんど日差しもなく、冷たい風が吹きつける寒い一日で、昼食りカップラーメンが
ありがたかった。



河内長野駅発の日野滝畑コミュニティバスに乗り、中日野へ。
バス停の交差点には、面長のお地蔵様がいらっしゃる。ちょっと珍しい顔立ちだ。



登山口にはすんなり入れず、建設中の広域農道が横切っている。この日は日曜のため
工事がお休みで横断することができた。



登山道に入ると、フユイチゴが路傍いっぱいに赤い実をつけていた。
甘酸っぱくて美味しい。



当ルートは河内長野市が定めた「河内長野テクルート」の一部だが、その後、ほとんど
整備された形跡がなく、かつては立派だった道標もご覧の通り。
ここの事例だけではないが、新しいものばかり作るのではなく、一度設定した施策に
ついてはメンテナンスも怠らないでいただきたいものだ。

お役人の世界では、新しいことをした人がいい評価を受けて出世する傾向があるようだが、
既存のものが損なわれないように、きっちりメンテナンスをする人材にも
正当な評価を与えるような風土にすべきでは。



稜線に出ると、寒い風を直接受けるようになって寒い。
旗倉山へ向かうと、枯れ枝の向こうに岩湧山のてっぺんが垣間見えた。



樹木に囲まれた旗倉山のピーク。地味すぎて、山名プレートがなければ止まる人も
いないだろう。



山頂を越えてほんの少し下ったところに大豪邸の廃墟がある。
今回もサプライズとして立ち寄った。知る人ぞ知る廃墟には、ヘリポートや、
黒御影石のテーブルとイスなどが残る。ものすごいバブル感である。
なお、小さな別棟は屋根が落ちて倒壊していた。



もとの尾根道に戻り、見晴し岩へ。来るたびに樹木が成長し、眺めが悪くなってきている。



それでも、岩に登ると重厚感あふれる金剛山が見える。山頂付近は真っ白だ。



関電巡視路でもある尾根道は、急坂には必ず、関電仕様の黒い樹脂製の階段がつけられて
いる。しかし、そもそも風化が進んだ脆い地質なので、階段はあちこちで斜めにゆがんでいる。



長年の風化で地面がなくなり、複雑な形の根が露わになった木も。



一徳防山の山頂に到着。南側の崩壊が止まらず、来るたびに狭くなっている。



10分ほど先の送電線鉄塔が立つピークに三角点「一徳防」がある。
こちらからの展望は最高。でも風が抜けて寒かった。



山頂で見つけたサルトリイバラの実。



下山は桧尾ルートをとる。蜂の巣の残骸が落ちていた。



標高460mあたりのピークに真新しい「観音講山」のプレートがかかっていたが、
この場所でいいのかなあ?



400mほど下った別のピークには、これまでの「観音講山」のプレートが木から外れて
落ち葉の中に埋もれかけていた。



どっが正しいのか、2005年に河内長野市が出したパンフレットでは、名前は載って
いるもののピークははっきり特定されていない。文字が書かれているあたりは、
下のほうのピークに近い。
なお昭文社の登山地図の古いものも同様の表示になっている。果たして正解は!?



長いだらだらした坂を下り、二ノ坂峠へ。暗い道を大サオ谷道の出合へと下る。
あとは広い谷道を下り、再び工事中の広域林道を渡る。舗装道になって、
日野浄水場の前を通る。



少年野球のグラウンドには、チーム出身のプロ野球選手たちの名が。おっ、筒香!!

住宅街に出て、南花台4丁目バス停へ。三日市町行のバスが出ている。
駅に着いたらすぐ、熱いコーヒーを買った。

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