Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年4月13日(土) [松阪]堀坂山、観音岳をぐるっと周回。お目当てのヒカゲツツジ開花!

2019年04月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
観音岳の稜線に咲き始めたヒカゲツツジ


■今回のコース
松阪森林公園→(雲母谷林道)→(東尾根)→堀坂山雌岳→堀坂山雄岳→おなご権現→
仏像群→堀坂峠→観音岳→日川峠への分岐→(尾根コース)→松阪森林公園


松阪市街の西側を南北に連なる「鈴の音アルプス」。その南端に位置する
堀坂山(ほっさかさん)と観音岳の2座を、麓の松阪森林公園を起点に尾根筋を
周回してきた。
このルートの魅力は、何といっても展望と、ヒカゲツツジの群落である。
ヒカゲツツジはまだ咲き始めの段階だったが、この日は自然からの贈り物が重なる
すばらしい一日となった。



まずは雲母谷林道に入る。



じきにけっこうな急登になる。



明るい主稜線に出る。春の日差しが降り注ぎ「あー、いい気持ち」!



若葉が出始めた樹木と、幾重にも重なる山並み。



ミツバツツジは、それほど数は多くないが満開を迎えている。



堀坂山の雌岳に到着。立派な祠がある。



雌岳から、伊勢方面を眺める。あれは朝熊ヶ岳に違いない。
慣れない山域だから、ぱっと見で山座同定できないのも楽しい。



クロモジの黄色い花。



祠の脇に、ミニミニサイズのスミレ。フモトスミレかな。



雄岳へ向かう道すがら、大きな石英の岩塊が目を引いた。
中に水晶でもないかな?



ミヤマカタバミ。よく見かける花とはいえ、見つけると嬉しい。



雄岳の山頂にも、祠がある。標石の裏面には享保の年号が刻まれていた。



雄岳から伊勢平野を見下ろす。空気も澄んで、海の青さも際立っている。



空には環天頂アークと呼ばれる現象が!
山の神様からの贈り物としか思えないレアな現象だ。



青空の下、健脚の皆さんと。



さぁ、堀坂峠へ下りるぞと思ったその時、山頂直下で青い鳥が飛び回っているのに
気づいた。樹に留まったところを慌ててズームレンズをMAXにして撮影。
かなりの距離があったので、手持ち撮影ではこれが限界。



「お日柄」もよく、ヒガラも姿を現した。



山頂直下にある大日如来は、おなご権現の別名がある。
延宝8年(1680年)の銘があった。見たところ一体造りなので、担ぎ上げるのは
さぞかし大変だっただろう。この裏に役行者像もある。



少し下ったところにも仏像群がある。かつての修験色を彷彿とさせる。



堀坂峠では、いったん舗装道を横断する。なんとなく、もう一度登り返すのが
しんどくなる雰囲気だが、そこはグッと我慢というか、やる気を再燃させる。



植林の林床にシロダモの木が多い。



やがて自然林に変わると小鳥の声も増えてくる。今度はメジロが登場。
今回は野鳥が「目白」押しだ。



キジムシロ。



これはタチツボスミレでいいのかな?



そんなことで観音岳に到着!
謎のプラ樹脂製のイスが1つ。

観音岳を過ぎると、ヒカゲツツジの大きな群落がある。
花はまだ咲き始め(メイン写真)だが、満開の時期には花のトンネルになる。



尾根づたいに緩やかに標高を下げていく。ヤマザクラが美しい。



森林公園のあずま屋には、双眼鏡が備えつけられていた。



ゴールの森林公園。散り始めのサクラ。風が吹くと花びらがサーッと
降り注いでくる。最後はそんな中を通り抜けて、充実した山行を終了。


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