Mr.Dashのぶろぐ館

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2016年6月3日(金) [大峰]釈迦ヶ岳、シロヤシオ満開のプロムナードを歩く

2016年06月06日 | 山登りの記録
■メイン写真
満開のシロヤシオの中、ピンクがかったシロヤシオも咲いていた


■今回のコース
太尾登山口(駐車)→P1434→下の登山口分岐→古田ノ森→千丈平→行者の隠し水→
奥駈道出合→釈迦ヶ岳→深仙ノ宿→(巻き道)→千丈平→(往路を戻る)→太尾登山口


暖冬だったこともあり、ツツジ科の花の開花がおしなべて早い。
例年の見頃より少し早く、常連のお客さんと一緒に釈迦ヶ岳に登ってきた。
開花するずいぶん早いころから、この時期に設定して参加者を募集したのだが、
実のところは、ちょっとした賭けだなとは思っていた。
それが、予想は見事に的中。シロヤシオのすばらしい回廊を歩くことができた。



太尾登山口は抜けるような青空。



出発~!!

はじめのうちは標高も低いので、シロヤシオはもう終わっていた。
1434mピークを過ぎ、やがて疎林の開放的な尾根に変わる。



大日岳の尖ったピークが見えてきた。



下の登山口からの道が合流してくる。かなり踏み跡は薄くなってきている。



開放的なムードの広い尾根を歩く。
オオイタヤメイゲツやブナが多い稜線だが、これは、んーと、シナノキかな?



いつも記念写真を撮る岩峰にて。空の青が目にしみる!



大日岳が近づいてきた。深仙ノ宿も見えてきた。



古田ノ森の手前で、いよいよ釈迦ヶ岳を望む。



古田ノ森。
初めて来たときは、もう少し「森」だったような気がするが、もはや露岩の小ピーク。



このあたりまで登ってくると、シロヤシオは花をつけている。
山頂から下りてきた女性単独ハイカーさんが、「頂上付近にものすごく花を
つけているのが1本ある」と教えてくださった。期待感が高まる。



千畳敷。バイケイソウでいっぱいだ。



その付近でシカを見つけた。向こうからそろりそろりと近づいてきて、
最短7mくらいまで接近した。人馴れしすぎ。昔はあり得なかったな。



行者の隠し水。
全員、ここでのどを潤す。まだヒルはいなかった。
この日は某雑誌社のかわいい女性山ガールさんが取材同行されている。



奥駈道との出合。山頂へは、あとわずかだ。



そして見つけた、満開の1本。先ほどの女性ハイカーが言っていたのは
これに違いない。



そして待望の釈迦ヶ岳山頂。皆さん、感激の一瞬である。

今日はシロヤシオだけではない。山頂からの展望も格別だ。



手前に七面山、奥に近畿最高峰の八経ヶ岳、弥山。



仏生ヶ岳、孔雀岳。



大正13年に強力・鬼政さんが担ぎ上げたとしうお釈迦さまを、しみじみと眺める。



山頂を辞し、尾根を南下して深仙ノ宿へ下りる。
ピンクの斑が入っている、珍しいシロヤシオもあった。



まさにシロヤシオのプロムナード。圧巻。



極楽の都津門。
岩壁の真ん中に穴が開いているのが分かるだろうか。
ここは第39番靡でもある。



深仙ノ宿に到着。灌頂堂の前で休憩。



振り返ると四天石が迫力いっぱい。

帰りは巻き道で千丈平に向かう。



途中に、伊富喜英明師の入定の地を示す石碑がある。
1995年のこと。60日断食行の中、惜しくも55日目に昇天された聖人だ。



こんな壊れかけた桟橋もあるが、おおむね、歩きやすい道である。



巻き道は、幕営地を抜けて、ここに出てくる。

ここからは往路をたどり、登山口に戻った。

「日帰りで釈迦に登れるとは思わなかったので、絶対に行きたかった」と
嬉しそうだったY野さん。
いまひとつ調子が出なかったが、かなり頑張って完歩したN川さん。
いつもの健脚ぶりを存分に披露されたT根さん。
釈迦も慣れっことはいえ、シロヤシオのあまりの咲きっぷりに感動の、
ベテランのK岡さん。
そして雑誌社編集担当のS木さんと、カメラマンのK尾さん。
皆さん、貴重な経験、おつかれさまでした。


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