![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e6/2b1f69d8fc0a2623d3ed9a884fafae5f.jpg)
■メイン写真
静寂に包まれている竜門岳の山頂
■今回のコース
吉野運動公園→吉野山口神社の石鳥居→公衆トイレ(舗装林道終点)→龍門滝→
龍門寺跡→竜門岳→(往路を戻る)
竜門山塊の南端にある竜門岳。この山塊の最高峰だ。
標高は904mしかないし、山頂からの眺めも得られない。
大峰や台高といった奈良を代表する山脈からも外れている。
それなのに、この山には一等三角点があり、日本300名山にも
選ばれている、不思議な山だ。
かつて南麓にあった龍門寺に、歴史のロマンを感じたり、
2段24mの龍門滝に神秘を感じたり、そのあたりの要素があるのだろう。
そんな竜門山だが、何年かに一度、縁があって登り続けている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/63/d249f2cc068a6f15be06d6e74602b9e2.jpg)
吉野山口神社の石鳥居がある分岐を左に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4e/8bd7d1624b9098fe23282ae15be4fc1a.jpg)
舗装道は、山の神を経て、公衆トイレまで続く。
ここはクルマが3台ほど停められるスペースがある。
トイレはおがくず使用のバイオ式だ。
その先も幅広の林道が続くが、クルマの進入を拒む立札があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/00/1f811ec902e200147726a320c9a6d4a5.jpg)
やがて、典型的な植林の中ではあるが、左に吉野森林セラピーのハンモックが
多数設置されているのをみる。吉野町によるツアーがあるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8e/6eacf2b905c544b0a1303572ce16f508.jpg)
仏石塔。
滝道と林道が分岐する。まずは林道のほうから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d8/27c1af8d34e1003837428cf8416a7096.jpg)
久米仙人が籠って修行したと言われる窟屋跡を示す標石。
窟屋そのものは、崩壊してしまったのか、今は見当たらないが、
直下に大きな岩があり、滝道から見ることができる。
龍門滝に着く。
さきほどの滝道が、ここで合流してくる。
滝壺近くまで下りてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d1/95fa533a85af4ba748c9281919e6bc50.jpg)
上の2段24m。軌跡は白い昇竜のようだ。
滝の左には、「龍門の花や上戸(じょうご)の土産(つと)にせん」と刻まれた
松尾芭蕉の句碑がある。芭蕉は1688年に当地を訪れたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/34/cad0bbdc3c3fc6683f0e85d44786bf37.jpg)
少し下の斜瀑を含めて、3段全体のフォルム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dc/fec2883d355c73cc0635320f0a883044.jpg)
滝の左上には、平安時代に栄えた龍門寺跡がある。
標識に従って、左に入るとすぐに、礎石や柱穴が残る遺跡がある。
相変わらず幅広の未舗装林道が続く。
龍門寺宿坊跡の標石をみて、さらに先へ。
林道終点から先は、木製階段となり、その後は傾斜が強まる。
右に細い滝の上部が垣間見え、沢に何度か絡む。
古い堰堤を右から越え、沢の二俣に着く。
この少し先で沢筋と離れると、山頂まで、これでもかというほどの急登の
一本道が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b1/949e078a322f12ffbe3f2535595bd7b3.jpg)
途中で振り返ると、何度か、樹林の間から南東側の風景が見えるところは
あるが、絶景というほどではない。
この日は北風が吹いて、たいへん涼しかった。
ツツドリが啼いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f7/488ac1db475577fb58bf0cfc0f1b7096.jpg)
竜門岳の山頂は、小さな祠と一等三角点があるだけ。
三角点があっても、周囲は高い木々で囲まれており、いつも静寂に包まれている。
下山は、今回は往路を引き返すことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/47/bf9fa5f29a547e08325f1368772467a8.jpg)
山頂直下では、登ってきた尾根を間違えないようにしたい。
ここは左に下りるのが正解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/16027b25de7811d8c8f6e9d45b7534a8.jpg)
クルマに戻り、帰りに津風呂湖に寄ってみた。
静寂に包まれている竜門岳の山頂
■今回のコース
吉野運動公園→吉野山口神社の石鳥居→公衆トイレ(舗装林道終点)→龍門滝→
龍門寺跡→竜門岳→(往路を戻る)
竜門山塊の南端にある竜門岳。この山塊の最高峰だ。
標高は904mしかないし、山頂からの眺めも得られない。
大峰や台高といった奈良を代表する山脈からも外れている。
それなのに、この山には一等三角点があり、日本300名山にも
選ばれている、不思議な山だ。
かつて南麓にあった龍門寺に、歴史のロマンを感じたり、
2段24mの龍門滝に神秘を感じたり、そのあたりの要素があるのだろう。
そんな竜門山だが、何年かに一度、縁があって登り続けている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/63/d249f2cc068a6f15be06d6e74602b9e2.jpg)
吉野山口神社の石鳥居がある分岐を左に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4e/8bd7d1624b9098fe23282ae15be4fc1a.jpg)
舗装道は、山の神を経て、公衆トイレまで続く。
ここはクルマが3台ほど停められるスペースがある。
トイレはおがくず使用のバイオ式だ。
その先も幅広の林道が続くが、クルマの進入を拒む立札があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/00/1f811ec902e200147726a320c9a6d4a5.jpg)
やがて、典型的な植林の中ではあるが、左に吉野森林セラピーのハンモックが
多数設置されているのをみる。吉野町によるツアーがあるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8e/6eacf2b905c544b0a1303572ce16f508.jpg)
仏石塔。
滝道と林道が分岐する。まずは林道のほうから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d8/27c1af8d34e1003837428cf8416a7096.jpg)
久米仙人が籠って修行したと言われる窟屋跡を示す標石。
窟屋そのものは、崩壊してしまったのか、今は見当たらないが、
直下に大きな岩があり、滝道から見ることができる。
龍門滝に着く。
さきほどの滝道が、ここで合流してくる。
滝壺近くまで下りてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d1/95fa533a85af4ba748c9281919e6bc50.jpg)
上の2段24m。軌跡は白い昇竜のようだ。
滝の左には、「龍門の花や上戸(じょうご)の土産(つと)にせん」と刻まれた
松尾芭蕉の句碑がある。芭蕉は1688年に当地を訪れたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/34/cad0bbdc3c3fc6683f0e85d44786bf37.jpg)
少し下の斜瀑を含めて、3段全体のフォルム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dc/fec2883d355c73cc0635320f0a883044.jpg)
滝の左上には、平安時代に栄えた龍門寺跡がある。
標識に従って、左に入るとすぐに、礎石や柱穴が残る遺跡がある。
相変わらず幅広の未舗装林道が続く。
龍門寺宿坊跡の標石をみて、さらに先へ。
林道終点から先は、木製階段となり、その後は傾斜が強まる。
右に細い滝の上部が垣間見え、沢に何度か絡む。
古い堰堤を右から越え、沢の二俣に着く。
この少し先で沢筋と離れると、山頂まで、これでもかというほどの急登の
一本道が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b1/949e078a322f12ffbe3f2535595bd7b3.jpg)
途中で振り返ると、何度か、樹林の間から南東側の風景が見えるところは
あるが、絶景というほどではない。
この日は北風が吹いて、たいへん涼しかった。
ツツドリが啼いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f7/488ac1db475577fb58bf0cfc0f1b7096.jpg)
竜門岳の山頂は、小さな祠と一等三角点があるだけ。
三角点があっても、周囲は高い木々で囲まれており、いつも静寂に包まれている。
下山は、今回は往路を引き返すことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/47/bf9fa5f29a547e08325f1368772467a8.jpg)
山頂直下では、登ってきた尾根を間違えないようにしたい。
ここは左に下りるのが正解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/16027b25de7811d8c8f6e9d45b7534a8.jpg)
クルマに戻り、帰りに津風呂湖に寄ってみた。