![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ec/314c37945d068f8be0e74e2c7afdaeba.jpg)
■メイン写真
千石谷のゴール、大滝。なんという迫力、なんと優美なフォルム!
■今回のコース
滝畑売店駐車場→出合橋(入渓)→(千石谷遡行)→大滝→(林道)→滝畑売店駐車場→
上山谷取付点(入渓)→(上山谷遡行)→作業道→ダイトレ出合→滝畑売店駐車場
上山谷の前回遡行時の模様は、「ここをクリック」!!
暑くなるとの予報が出ていたこの日、岳友たちと、大阪のアウトドア遊びの聖地・滝畑へ。
午前中に千石谷をパシャパシャと遊び歩き、午後に体力・気力があれば午後は上山谷を
遡行することにした。
まずは千石谷だ。
これはたいした滝もなく、沢登りというレベルではない。とくに後半は林道も並行する
ため「沢遊び」の範疇となる。
それでも暑い夏に軽く避暑に出かけるにはちょうどよさそうなので、詳細を見ておきたいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f1/cae485f93a3e2c3b5040782f02ac8121.jpg)
出合橋の廃駐車場から入渓する。
ハンショウヅルが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e2/c816f3bbbbb24f3a84da2d4c36a28de1.jpg)
すぐに、古い取水堰が出てくる。が、その後はしばらく平流が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/be/cf17c7ca8f1bfb687a10cb88bc72a9e3.jpg)
おっ、クロアゲハだ。なんだか弱っている様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/e9/463de9fd438361c29ec777f2775c4509.jpg)
いきなり出てきた淵。右岸にロープが下り、小さく巻くのだが、突っ込んでみると
全然背が立たない。(写真撮影:Y沢氏)。
この日は水量が非常に少ないので、いつもなら泳ぎで突破となりそう。
胸まで浸かったので行ってみてもよかったが、水が冷たくって退散。おとなしく巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fc/6c1f9bb20e8623220606ed0c27699428.jpg)
南側の枝沢に10m以上ありそうな滝があった。上段の滝は左右2本ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/82/e8b11d03551dc7681f117acb01414913.jpg)
快調に遡行を続ける(写真撮影:Y沢氏)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b7/c4a1b7d4e72e96a7b2fe9c0e0980b3fc.jpg)
南葛城山へ続く登山道の橋がかかる。
この橋、前回の踏査で気づいたが、橋脚の1つが完全に宙に浮いており超危険。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/35/86fb10d0608541d230efe5a05dd121fe.jpg)
そのうち左岸は高さ100mはあるんじゃないかと思われる大岩壁になる。
大阪府下では屈指の岩壁ではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/4d/d09968e62c584032b288cb10c912040b.jpg)
林道が近接してくると、沢は明るくなる。
ふと足元をみると、ゆうに1mを超えるシマヘビが、チロチロと舌を動かして
水を飲んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c9/5638058c9324c9d02ac6c1d09e688273.jpg)
流れは小滝さえもも少なく平板ながら、なかなか美しい。
この直後、同行してくれたN氏に悲劇が訪れる。
コンパクトデジカメを流れの中に落としたのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/96/652b769ffbbdc0a99cc2fc14a2ebeb23.jpg)
最後に写真を撮った場所から、まだ30mくらいしか進んでいないのが救いか。
しかし、全員で流れの中を足で、手でさぐっても見つからない。
2か所ほど、腿までの深さがあったので、こちらの防水カメラを水中に入れて
あたり構わず撮影してみた。
すると、偶然、深みに沈むブツが写ったのだ。この幸運で、カメラはN氏のもとに戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/eb/bcbabb9629e13d58d3e3cf10a91b41ae.jpg)
カメラが乾かないうちに、空には「ハロ」が出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f3/67105c46ea83fa97584c042a68db4988.jpg)
取水堰はいずれも現在は使われていない模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/14/f30414fb04f5284e48562206ebaab755.jpg)
そしてついに、この日のゴールと決めていた大滝に到着。
いつもながら、美しすぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/57/a4908f4d219ec7b8ef72cab5e78796e5.jpg)
滝壺は意外に浅い。ざぶざぶと滝に接近して観察できたのが嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/b0bac4dcaa05b132d88e380f98d9388c.jpg)
林道を、滝畑売店をめざして戻る途中に、ワラジが捨てられていた。
千石谷には、途中にクレン谷やサカモギ谷など、沢登りに使える枝谷がある。
誰かの遡行の痕跡なのかな?
(ちなみにクレン谷、サカモギ谷ともに遡行済)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ae/5a26c83df8a352e46178b069607d3da3.jpg)
滝畑売店でトイレを済ませ、まだ時間も体力もあったことから
当初の思惑通り、上山谷を途中まで遡行することにした。
こちらは初級の沢登りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1e/b8c2493dfd699c27d0312b418979fcb7.jpg)
ハグロトンボがいた。迫る、初夏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c9/ba4e001024818763f7a7526007dbe6cf.jpg)
水量は、やはりかなり少な目だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/93/94330b0be10b2915a59f8c69a40489ec.jpg)
無理に登らず、巻いていく滝も多いが、巻いたら巻いたで倒木による斜面の崩壊で
苦労した。こんなことなら少し張り切ってでも、直登したほうがよかったと
思った場所もあったほどだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/51/b6dee132f8b8d7cfae93e75d42652f4f.jpg)
最初の10m滝。ほとんど水なし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/fe/e64a2c769453500e304609dba3bf6697.jpg)
ここは右岸すぐを登攀する。ハーケン、ボルトがあって気分的に助かる。
慎重を期してロープを張った。
沢には倒木や折れた木の根などが流れに詰まったりして、昨年の台風の爪痕が
著しい。たやすく歩けたところが難所になり、見た目も雑然としてよくない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/55/c90feca8538a5d2a99daca3e2756978c.jpg)
5m斜瀑を登ると、最大の滝に出るはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9b/7ff8270ccd936a474c0e3125b5a38409.jpg)
記憶通り、10m滝の登場だ。かつてここは岳友が登攀しているが、
この日は右肩の痛みもあって、おとなしく左岸を高巻きした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c7/ea6f275d9d66897d51659050b5e9ee13.jpg)
高巻きも、先述のとおり楽ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/2e/a630df94ef42d247fc4f162a302254c0.jpg)
もうこのへんでと、作業道に出る。作業道も荒れていて、倒木を巻いたりくぐったり
たいへんだったが、まあまあ順調にダイトレに合流。
滝畑売店に戻って着替えを済ませると、コーヒーで乾杯。
高巻きに疲れてしまった後半戦だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教
室」は、「ここをクリック」!!
千石谷のゴール、大滝。なんという迫力、なんと優美なフォルム!
■今回のコース
滝畑売店駐車場→出合橋(入渓)→(千石谷遡行)→大滝→(林道)→滝畑売店駐車場→
上山谷取付点(入渓)→(上山谷遡行)→作業道→ダイトレ出合→滝畑売店駐車場
上山谷の前回遡行時の模様は、「ここをクリック」!!
暑くなるとの予報が出ていたこの日、岳友たちと、大阪のアウトドア遊びの聖地・滝畑へ。
午前中に千石谷をパシャパシャと遊び歩き、午後に体力・気力があれば午後は上山谷を
遡行することにした。
まずは千石谷だ。
これはたいした滝もなく、沢登りというレベルではない。とくに後半は林道も並行する
ため「沢遊び」の範疇となる。
それでも暑い夏に軽く避暑に出かけるにはちょうどよさそうなので、詳細を見ておきたいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f1/cae485f93a3e2c3b5040782f02ac8121.jpg)
出合橋の廃駐車場から入渓する。
ハンショウヅルが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e2/c816f3bbbbb24f3a84da2d4c36a28de1.jpg)
すぐに、古い取水堰が出てくる。が、その後はしばらく平流が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/be/cf17c7ca8f1bfb687a10cb88bc72a9e3.jpg)
おっ、クロアゲハだ。なんだか弱っている様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/e9/463de9fd438361c29ec777f2775c4509.jpg)
いきなり出てきた淵。右岸にロープが下り、小さく巻くのだが、突っ込んでみると
全然背が立たない。(写真撮影:Y沢氏)。
この日は水量が非常に少ないので、いつもなら泳ぎで突破となりそう。
胸まで浸かったので行ってみてもよかったが、水が冷たくって退散。おとなしく巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fc/6c1f9bb20e8623220606ed0c27699428.jpg)
南側の枝沢に10m以上ありそうな滝があった。上段の滝は左右2本ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/82/e8b11d03551dc7681f117acb01414913.jpg)
快調に遡行を続ける(写真撮影:Y沢氏)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b7/c4a1b7d4e72e96a7b2fe9c0e0980b3fc.jpg)
南葛城山へ続く登山道の橋がかかる。
この橋、前回の踏査で気づいたが、橋脚の1つが完全に宙に浮いており超危険。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/35/86fb10d0608541d230efe5a05dd121fe.jpg)
そのうち左岸は高さ100mはあるんじゃないかと思われる大岩壁になる。
大阪府下では屈指の岩壁ではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/4d/d09968e62c584032b288cb10c912040b.jpg)
林道が近接してくると、沢は明るくなる。
ふと足元をみると、ゆうに1mを超えるシマヘビが、チロチロと舌を動かして
水を飲んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c9/5638058c9324c9d02ac6c1d09e688273.jpg)
流れは小滝さえもも少なく平板ながら、なかなか美しい。
この直後、同行してくれたN氏に悲劇が訪れる。
コンパクトデジカメを流れの中に落としたのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/96/652b769ffbbdc0a99cc2fc14a2ebeb23.jpg)
最後に写真を撮った場所から、まだ30mくらいしか進んでいないのが救いか。
しかし、全員で流れの中を足で、手でさぐっても見つからない。
2か所ほど、腿までの深さがあったので、こちらの防水カメラを水中に入れて
あたり構わず撮影してみた。
すると、偶然、深みに沈むブツが写ったのだ。この幸運で、カメラはN氏のもとに戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/eb/bcbabb9629e13d58d3e3cf10a91b41ae.jpg)
カメラが乾かないうちに、空には「ハロ」が出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f3/67105c46ea83fa97584c042a68db4988.jpg)
取水堰はいずれも現在は使われていない模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/14/f30414fb04f5284e48562206ebaab755.jpg)
そしてついに、この日のゴールと決めていた大滝に到着。
いつもながら、美しすぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/57/a4908f4d219ec7b8ef72cab5e78796e5.jpg)
滝壺は意外に浅い。ざぶざぶと滝に接近して観察できたのが嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/b0bac4dcaa05b132d88e380f98d9388c.jpg)
林道を、滝畑売店をめざして戻る途中に、ワラジが捨てられていた。
千石谷には、途中にクレン谷やサカモギ谷など、沢登りに使える枝谷がある。
誰かの遡行の痕跡なのかな?
(ちなみにクレン谷、サカモギ谷ともに遡行済)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ae/5a26c83df8a352e46178b069607d3da3.jpg)
滝畑売店でトイレを済ませ、まだ時間も体力もあったことから
当初の思惑通り、上山谷を途中まで遡行することにした。
こちらは初級の沢登りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1e/b8c2493dfd699c27d0312b418979fcb7.jpg)
ハグロトンボがいた。迫る、初夏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c9/ba4e001024818763f7a7526007dbe6cf.jpg)
水量は、やはりかなり少な目だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/93/94330b0be10b2915a59f8c69a40489ec.jpg)
無理に登らず、巻いていく滝も多いが、巻いたら巻いたで倒木による斜面の崩壊で
苦労した。こんなことなら少し張り切ってでも、直登したほうがよかったと
思った場所もあったほどだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/51/b6dee132f8b8d7cfae93e75d42652f4f.jpg)
最初の10m滝。ほとんど水なし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/fe/e64a2c769453500e304609dba3bf6697.jpg)
ここは右岸すぐを登攀する。ハーケン、ボルトがあって気分的に助かる。
慎重を期してロープを張った。
沢には倒木や折れた木の根などが流れに詰まったりして、昨年の台風の爪痕が
著しい。たやすく歩けたところが難所になり、見た目も雑然としてよくない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/55/c90feca8538a5d2a99daca3e2756978c.jpg)
5m斜瀑を登ると、最大の滝に出るはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9b/7ff8270ccd936a474c0e3125b5a38409.jpg)
記憶通り、10m滝の登場だ。かつてここは岳友が登攀しているが、
この日は右肩の痛みもあって、おとなしく左岸を高巻きした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c7/ea6f275d9d66897d51659050b5e9ee13.jpg)
高巻きも、先述のとおり楽ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/2e/a630df94ef42d247fc4f162a302254c0.jpg)
もうこのへんでと、作業道に出る。作業道も荒れていて、倒木を巻いたりくぐったり
たいへんだったが、まあまあ順調にダイトレに合流。
滝畑売店に戻って着替えを済ませると、コーヒーで乾杯。
高巻きに疲れてしまった後半戦だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教
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