Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年9月7日(土) 近畿最高峰、[大峰]八経ヶ岳は霧の中!

2019年09月11日 | 山登りの記録
■メイン写真
下山時に一瞬ガスが晴れ、景色が見えた。


■今回のコース
行者還トンネル西口→奥駈道出合→弁天ノ森→聖宝ノ宿跡→弥山小屋→弥山→
八経ヶ岳→(往路を戻る)→行者還トンネル西口


M社の登山ツアーで、八経ヶ岳をガイドしてきた。
台風13号と15号の狭間で、朝から暑くて湿気が強い。
送迎車のフロントガラスには時折、雨粒が落ちるという不安な天気だ。



定番の、行者還トンネル西口をスタート。
駐車場の番人N氏いわく「今日は午後、天気が崩れるかも」。
「悪くなったら途中で降りてきますネ」。



沢を渡り、金属製の階段を上ると、美しい苔の林床が印象的なヒメシャラ群落をみる。



そのすぐ後から急登が始まる。つらい登りを経て、奥駈道出合へ。
稜線はガスの中。南からの風が強いが、却って涼しさを感じる。



ここからしばらくは緩やかな坂だ。
ブナやカエデの樹林帯のなか、花と言えばトリカブト(カワチブシ)くらい。



ジブリの映画を思わせるような苔の森。
こういう天気だと、緑がよりイキイキしているように見える。



弁天ノ森の三角点。
時折、横風が強く吹いてきて、これ以上強くなったら下山かなと脳裏をかすめる。



聖宝ノ宿跡で、修験道の中興の祖とされる理元大師・聖宝像にご挨拶。
いつものように、修験の歴史をかいつまんでお話しする。



オオカメノキ。もう実が赤く色づいている。
暑くても、秋は確実に近づいている。



聖宝八丁のつらい登り坂。板製の階段が却って滑りそう。



途中にあるカニコウモリの大群落。花期はもう過ぎたが、花の名残は見てとれる。



弥山小屋の手前に大量に咲いていたトリカブト。



弥山小屋の前でランチ。土曜というのに登山客はそう多くなかった。
やっぱり、台風のリスクがあったからなぁ。



弥山の山頂にも、もちろん立ち寄る。



オオヤマレンゲ群落では、花期を終え、熟す前の実を見て頂く。



そして到着した近畿最高峰・八経ヶ岳。
この日のお客様は皆、八経ヶ岳へは初めての挑戦なので、なんとしても山頂を
踏ませてあげたかったので、本当に良かった。



下山は往路を戻るが、聖宝八丁の途中で一瞬、ガスが晴れて眺めが得られた。
アッという間の眺めだったが、まったく見えないより遥かにいい。

奥駈道出合からトンネル西口までの急坂は、行きと同じくらい時間をかけて
安全に下った。


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