![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/20/483a587debfbb4ca3695daeef86d39ae.jpg)
■メイン写真
夫婦岩の裏手からの眺め。京都方面が一望できる
■今回のコース
国見山は、枚方八景にも選定されている、地元に親しまれている里山だ。
山というには手軽すぎるのもあり、ついご無沙汰してしまっていた。
里山によくあることだが枝道が多く、それらを整理した地図やガイドも少ないので
意外にルートファインディングの面白さがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/50f6331e75670efcfe4daeacde2e72e4.jpg)
JR学研都市線津田駅から、線路のガード下をくぐる。地元高校生の壁面イラストが
にぎやかでいい。
影見池の角を曲がり、地蔵池の脇を通り、信号を渡る。高層マンション前の直線の
坂道を登り切ると第二京阪道に当たる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/09/ef64bf81490531bd0ce38140478a1da4.jpg)
右に100mほど行って小さな川沿いの高速ガード下をくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/2d/0a429685fb323faaaa4fae6b8519566f.jpg)
左へ100m戻れば国見山の登山口がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/58/a9b91d8724c0a004f538f3737c964783.jpg)
阪大や森下仁丹の研究施設を左に見ながら、右に国見池が見えると
「津田山案内図」の新しい看板が立っている。
「監視詰所」という、何やらモノモノしい名前の小屋には、地元の里山保全倶楽部の
活動が写真で紹介されていた。
ところどころ風雨の痕が生々しい道を進めば「夫婦岩」と彫られた標石がある。
右上を見上げると立派な岩が並んでいる。
少し先の踏み跡から夫婦岩に上がる。綺麗に整備されている。
里山保全倶楽部のご尽力だろうか。
岸和田の神於山の事例を少し知っているので、頭が下がる思いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f2/25e06662c856a9638f2b1e04b58ac085.jpg)
そのまま登っていくと、展望台に出る。夫婦岩からの眺め以上にワイド感がある。
西側から北側までぐるっと見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/80/cd43d4c81eb6e6fe4e45b7491b7825d8.jpg)
さらに進むと、さしたる苦労もなく国見山の山頂に着く。ここからも絶景が楽しめる。
大阪湾、大阪のビル街、六甲から北摂の山々、愛宕山、京都市街、比叡山…
説明板には鷲峰山も見えるとあるが、ちょっと判然としなかった。
ここで昼食のおにぎりを頬張る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/67/e8a0ef475ac0314acf718948205b24cd.jpg)
縦走稜線の分岐。左に進めば「いきものふれあいセンター」に行けるが、
今日は右へ。送電線が左に並行して走っている。やがて別の送電線の鉄塔下を
過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/36/2f8b50c46993c7faab76dfd7fe746dc0.jpg)
排水管が登山道に並行するようになると、三角点のある倉治山(北山)に着く。展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3b/96d59cddfada888cd7cde353a857277f.jpg)
ワイヤー柵が付けられたザラザラの尾根を下りきれば、自動車道に出る。
ここで下山しては物足りないので、ここから再度、山中に舞い戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/e9/c972b4d40267e18ce9bd3448ade3aab9.jpg)
つりふねの滝の登山口から、サワガニの小径をたどる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b7/6e60dd6bd25471866f33f4cd44ea14ac.jpg)
登り始めてしばらくした右手にあるもみじ滝。水量は乏しい。
野鳥観察用の小屋の分岐では、今日は直進。苔むした石段の道が、なかなか
いい雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/8c/55516cbd6b866c9c845e2beb41fc74ca.jpg)
上りきったところが白旗池。右に100m行けば「いきものふれあいセンター」がある。
「いきものふれあいセンター」には、先ほどとは別の団体による森林保全活動の
様子が展示されていた。
2013年は台風の当たり年だったが、8月、9月に続けて大雨にやられ、周辺の
山道がズタズタになった。周辺の地質は細かい砂が堆積したもので、極めて
崩れやすいのだ。これら崩壊箇所を懸命に修復してこられたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3c/a719e562d610fe90841b92c19d988427.jpg)
池を東に回り込み、交野カントリー倶楽部のトンネルをくぐる。
キャンプ場の分岐を左にとり、下山の途についた。
本当はこのあと、途中の分岐から崩壊箇所を確認しに行ったが、
大人の事情で特定の地名は紹介せず、写真も載せない。
それにしても、崩壊のすさまじさには驚いた。
登山道しか歩けないような人が入ったら困惑するだろう。
砂防ダムは砂礫で完全に埋まっていた。
そこから2.5万図に残る破線尾根をたどったが、踏み跡はもはや皆無。
モチツツジの強烈なヤブで、足元はサルトリイバラやノイバラ。
なんとかしのぎ、踏み跡に出たが、えらい苦労した。
最後に下山ルートに選んだ谷筋の道も荒れていた。倒木帯で、踏み跡が完全に
遮られていた。やっと住宅地が見えたらゲートがあり、立ち入り禁止となっていた。
そりゃそうだわ。
夫婦岩の裏手からの眺め。京都方面が一望できる
■今回のコース
国見山は、枚方八景にも選定されている、地元に親しまれている里山だ。
山というには手軽すぎるのもあり、ついご無沙汰してしまっていた。
里山によくあることだが枝道が多く、それらを整理した地図やガイドも少ないので
意外にルートファインディングの面白さがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/50f6331e75670efcfe4daeacde2e72e4.jpg)
JR学研都市線津田駅から、線路のガード下をくぐる。地元高校生の壁面イラストが
にぎやかでいい。
影見池の角を曲がり、地蔵池の脇を通り、信号を渡る。高層マンション前の直線の
坂道を登り切ると第二京阪道に当たる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/09/ef64bf81490531bd0ce38140478a1da4.jpg)
右に100mほど行って小さな川沿いの高速ガード下をくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/2d/0a429685fb323faaaa4fae6b8519566f.jpg)
左へ100m戻れば国見山の登山口がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/58/a9b91d8724c0a004f538f3737c964783.jpg)
阪大や森下仁丹の研究施設を左に見ながら、右に国見池が見えると
「津田山案内図」の新しい看板が立っている。
「監視詰所」という、何やらモノモノしい名前の小屋には、地元の里山保全倶楽部の
活動が写真で紹介されていた。
ところどころ風雨の痕が生々しい道を進めば「夫婦岩」と彫られた標石がある。
右上を見上げると立派な岩が並んでいる。
少し先の踏み跡から夫婦岩に上がる。綺麗に整備されている。
里山保全倶楽部のご尽力だろうか。
岸和田の神於山の事例を少し知っているので、頭が下がる思いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f2/25e06662c856a9638f2b1e04b58ac085.jpg)
そのまま登っていくと、展望台に出る。夫婦岩からの眺め以上にワイド感がある。
西側から北側までぐるっと見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/80/cd43d4c81eb6e6fe4e45b7491b7825d8.jpg)
さらに進むと、さしたる苦労もなく国見山の山頂に着く。ここからも絶景が楽しめる。
大阪湾、大阪のビル街、六甲から北摂の山々、愛宕山、京都市街、比叡山…
説明板には鷲峰山も見えるとあるが、ちょっと判然としなかった。
ここで昼食のおにぎりを頬張る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/67/e8a0ef475ac0314acf718948205b24cd.jpg)
縦走稜線の分岐。左に進めば「いきものふれあいセンター」に行けるが、
今日は右へ。送電線が左に並行して走っている。やがて別の送電線の鉄塔下を
過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/36/2f8b50c46993c7faab76dfd7fe746dc0.jpg)
排水管が登山道に並行するようになると、三角点のある倉治山(北山)に着く。展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3b/96d59cddfada888cd7cde353a857277f.jpg)
ワイヤー柵が付けられたザラザラの尾根を下りきれば、自動車道に出る。
ここで下山しては物足りないので、ここから再度、山中に舞い戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/e9/c972b4d40267e18ce9bd3448ade3aab9.jpg)
つりふねの滝の登山口から、サワガニの小径をたどる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b7/6e60dd6bd25471866f33f4cd44ea14ac.jpg)
登り始めてしばらくした右手にあるもみじ滝。水量は乏しい。
野鳥観察用の小屋の分岐では、今日は直進。苔むした石段の道が、なかなか
いい雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/8c/55516cbd6b866c9c845e2beb41fc74ca.jpg)
上りきったところが白旗池。右に100m行けば「いきものふれあいセンター」がある。
「いきものふれあいセンター」には、先ほどとは別の団体による森林保全活動の
様子が展示されていた。
2013年は台風の当たり年だったが、8月、9月に続けて大雨にやられ、周辺の
山道がズタズタになった。周辺の地質は細かい砂が堆積したもので、極めて
崩れやすいのだ。これら崩壊箇所を懸命に修復してこられたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3c/a719e562d610fe90841b92c19d988427.jpg)
池を東に回り込み、交野カントリー倶楽部のトンネルをくぐる。
キャンプ場の分岐を左にとり、下山の途についた。
本当はこのあと、途中の分岐から崩壊箇所を確認しに行ったが、
大人の事情で特定の地名は紹介せず、写真も載せない。
それにしても、崩壊のすさまじさには驚いた。
登山道しか歩けないような人が入ったら困惑するだろう。
砂防ダムは砂礫で完全に埋まっていた。
そこから2.5万図に残る破線尾根をたどったが、踏み跡はもはや皆無。
モチツツジの強烈なヤブで、足元はサルトリイバラやノイバラ。
なんとかしのぎ、踏み跡に出たが、えらい苦労した。
最後に下山ルートに選んだ谷筋の道も荒れていた。倒木帯で、踏み跡が完全に
遮られていた。やっと住宅地が見えたらゲートがあり、立ち入り禁止となっていた。
そりゃそうだわ。