Mr.Dashのぶろぐ館

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2023年9月24日(日) [北摂]釈迦岳からポンポン山へ、本山寺古道を歩く!

2023年09月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
ポンポン山の開けた山頂


■今回のコース
善峯寺バス停→登山口→白糸ノ滝→クリンソウ広場→大沢峠→釈迦岳→ポンポン山→
天狗杉→本山寺→宝篋印塔→(本山寺古道)→古道標石→神峯山寺口バス停


久しぶりにポンポン山へ。
ありきたりのルートでは面白くないので、少し"ひねり"を加えてみた。
しかし、9月も下旬に入るのに、最高気温予想は30度とは。



善峯寺でバスを降り、青もみじの向こうに善峯寺を拝みつつ、登山スタート。



まっすぐ釈迦岳に登るのがノーマルなのだが、少し寄り道していく。
トラバース道を緩やかに下っていくと、笠が開く前のカラカサタケをみつけた。



白糸ノ滝。これを見に来たのだ。この日の水量は少ない。



さらに緩やかに下り、クリンソウ広場にたどり着く。
クリンソウは、5月上旬ころに咲く。群落は保護され、少しずつ大きくなっているようだ。



大沢峠を経て、良く踏まれた道を釈迦岳へと向かう。
植林が深くなると、風のヌケが悪く暑い。
やっと風が通ると思ったら、5年前の台風被害の跡。



まずは釈迦岳に到着。大阪府島本町の最高峰。展望がないのが残念。
説明版に、「11世紀に善峯寺を開いた源算上人が自ら彫ったと伝わる石仏が、
かつて山頂に置かれていた」とある。
北摂では少ない、「岳」がつく山名。



杉谷分岐にかかっていた札。どうも最近、スズメバチに襲われる人が多いらしい。
巣の駆除はできていないのだろうか。



ポンポン山に到着。ちょうどお昼時という、狙いすませたようなタイムマネジメント。
年々増えるベンチ、テーブルに苦笑しつつ利用させてもらう。



東海自然歩道をたどっていく。食べ物が少ないはずの植林地に、まだ若いシカ2頭。
小さい方は興味津々でこちらを凝視する。
初登頂から40年以上経つはずのポンポン山界隈で、シカを見たのは実は初めてだった。



天狗杉(夫婦杉)。
5年前の台風で西側の植林が倒れ、それまで薄暗かったのが、すっかり日当たり良好に。
よく台風で倒れなかったものだ。



本山寺への道沿いには、大きなモミが多い。



本山寺には裏手から回り込む。沙門天がご本尊の、修験の寺。



宝篋印塔の横、この標識の道に入る。少し下りた分岐ではまっすぐ下らずに、左に折れる。
ここから、本山寺古道に入る。踏み跡は明瞭だ。まあ、2月に下見したばかりなのだが。



最初の送電線鉄塔の下からは、大阪市内のビル街が一望できる。

かつて本山寺と神峯山寺を最短距離で結んでいた道。
今は神峯山寺には下りられないようになっている。



しかし、神峯山寺の山伏の修行ルートにはなっているようで、ところどころ、樹の幹に
しめ縄が張られ、碑伝(ひで:山中で修業を行った修験者が、証しとして立てる木札)が
奉じられている。



ここが古道であることを示す、古い標石。
この先あたりから、倒木などでルートが紛らわしくなる。



急坂に捨て縄があるが、ここは本来、古道ではなかったと思われる。
すぐ横に、広くU字形に削れた、古道跡が走っているのだ。
しかし、そこはおびただしい倒木と、深く茂った雑草で、もはや歩けない。



新名神の横に出る。ガード下をくぐり、村に入る。



のどかな原の水田地帯の中を、神峯山寺口バス停へ向かう。
バス停に着いたら、ラッキーにもおよそ5分でバスが来た。

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