Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年8月10日(月)福井・日本百名山の荒島岳に、猛暑の中、登頂(ふぅ)

2015年08月13日 | 山登りの記録
■メイン写真
日本百名山・荒島岳の山頂


■今回のコース
前坂キャンプ場⇒みずごう駐車スペース(駐車)→小荒島岳→シャクナゲ平→荒島岳→
(往路を戻る)→みずごう駐車スペース⇒大野市健康保養施設「あっ宝んど」


昨日に続き、福井県の山シリーズ第2弾。
この日は、いつか登りたいと考えて20年以上あたため、いや、放置していた荒島岳へ。



静かで過ごしやすかった前坂キャンプ場を、管理棟が開いたと同時に出発。
今回は常設テントを使用させてもらったが、非常に快適で、しかもラクチンだった。



水落登山口までクルマで入る。平日だけに、下の駐車場(キャパ40台程度)には
車は数台、上の駐車スペース(キャパ7~8台程度)には、我々のクルマしかない状態。



最初はクルマが通れる幅の林道を歩く。
ゲンノショウコが咲いてる。かわいい。



登山口。ここから本格的な山道になる。



最初は植林の中。雪が深いのだろう。杉の根が同じ方向に曲がっている。



カタツムリ、でかいのが転がっていた。



登山口から30分ほどで、待望の自然林に変わる。
イタヤカエデの大木や、オオカメノキなどの樹林が本当に美しい。
登りの暑さ、つらさも吹っ飛ぶ。



たまに日当りの良いトラバース箇所があるが、そこにカワラナデシコを見た。



そして、ブナの純林帯に入る。
いつも歩いている奈良や大阪の山では、なかなかお目にかかれない規模だ。
若い木も多い。有頂天になり、同じような写真を何枚も撮る。

主稜線に乗れば、ダケカンバやナナカマドなどが出てくる。
標高1100mといえば、大阪なら金剛山と同じくらいの標高。
当たり前だが、垂直分布が全然違う。



小荒島岳の山頂に着く。
「コアラ」のポーズで写真を撮ったが、ここでは見せないっ!



小荒島岳から、荒島岳に雄姿を望む。
風は意外にもひんやり。しかし、日差しがジリジリと照りつける。



シャクナゲ平。勝原コースとの合流点。
なぜかシャクナゲが見当たらない不思議。



山頂までは、強烈な登りが待ち受けていた。滑落事故も多いようだ。



「もちが壁」の登り。
水分はかなり摂って、ゆっくりペースで来ているが、暑さでかなりきつい。



小荒島岳を振り返る。



この標識を過ぎると、樹木の陰がなくなる。直射日光が、容赦なく攻撃してくる。



そして山頂に到着!! 少しモヤっていたが、展望はバツグン。
さすが荒島岳。さすが百名山。さすが一等三角点。
白山、別山、三ノ峰へと続く尾根が迫力満点で展望できた。

山頂付近は、お花畑でもあった。



シシウド。



クガイソウ。



シモツケソウ群落はちょうど満開状態。



下山は、往路を戻った。
途中、こんなふうに開けた尾根を行く。午後になって、ますます暑い。



ヤマジノホトトギス。

全員、熱中症寸前になりながら、なんとか生還。
特に標高600mを切り、草ぼうぼうの林道を歩いている時の暑さは
尋常ではなかった。



クルマにたどり着き、下の駐車場に回送。そこにはトイレと、湧き水を
利用した足湯ならぬ、足清水というべき休憩場があった。
Y井氏と、しばらく手足を冷やす。よみがえるひと時。

旅の〆は、大野市健康保養施設「あっ宝んど」で入浴。
帰りはブツ切り状態で無料開放中の中部縦貫自動車道を使ったが、
これが全線開通したら、越前大野も飛躍的に近くなる。
目立った渋滞もなく、スムーズに帰れた。

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