![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/75/dbde2b9968c8e15e6ecd50fd6e38f895.jpg)
前日の天気予報で、「年に何回もない晴天になる」と言っていた。
その通り、見事な晴天。
今日は京都の京北町、周山にハイキングと、地元の造り酒屋の地ビールレストランの
セットコースとした。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、N原さん、F越クン、K日さんの5人。
京都駅から西日本JRバスの周山行きに乗り1時間強。細野で下車。
ここで、京北ふるさとバスに乗り換えようとするが、
時間になっても来ない。もう一度、バス停のダイヤを見たら、
日曜日のものと勘違いしていた。来ないわけだ。
1時間余分に、しかも車道を歩くことになるが、仕方ない。みんな、ゴメンね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b3/b2b50b703bb9f39d3512192b5b5352b8.jpg)
西へ向かい、下長野へ。鉄製階段のついた建物の横から、ようやく山中に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/24/8a359344dea4a221e0d31d398edf7061.jpg)
少しの登りで、北側の眺めが広がる尾根に出る。小さな地蔵さんがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fd/ffa8eb2229236fe3ed34f7f2b6da842a.jpg)
獣除けのフェンスに沿って西へ進めば、間もなく「森ヶ谷の頭」のプレートが
かかる三角点ピークに出た。残念ながら眺めはないが、すぐ手前の
ウリハダカエデの群落が美しく紅葉していた。
稜線を北西に進み、送電線鉄塔を左から回りこむようにして薄い踏み跡を
たどると、すぐにU字型にえぐれた下り坂となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8f/073c85ecea64c264941d26ef94d57343.jpg)
人通りが極端に少ない様子で、枯れ枝が踏みしだかれずに折り重なり、
歩きにくかった。しかし、踏み跡はハッキリしており、道標は皆無といえども、
迷うことはない。この下り坂を「碁石坂」という。残念ながら名前の由来は知らない。
栃本の集落に下り立つ。天理教の集会所の軒先を借りて昼食タイム。
ぽかぽかと、やわらかい陽射しの中、のどかな気持ちに浸る。
大堰川にかかる橋を渡り、京北ふるさとバスの栃本バス停へ。
川沿いの車道を500mほど北西に進み、右の簡易舗装林道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/db/b3a0b6c9e88bcbc3b27850ca1a286565.jpg)
谷筋を進む。左が若い植林になる。林道は延伸中で、重機が置いてある。
まだ土を掘り返して間もないようで、粘土質の湿った泥が靴について困る。
まあ、近いうちに舗装されていくだろう。
やがて林道が錯綜してくるが、ぬかるみも、耐えられない状態になる。
林道を離れ、植林の中を強引に抜け、左の稜線に立つ。
薄い薄い踏み跡が見つかる。尾根を忠実にたどると、京都一周トレイルの
京北ルートとの分岐に出た。直進し、岩がゴツゴツした急坂をよじ登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0b/fbd52026034c06e0f724e1bdfbdc8aac.jpg)
果たして、登りきった所が黒尾山。今日、2つ目の三角点である。
眺めは殆どないのが残念だ。
しばらく尾根を東へたどるが、どうも様子が変。
少し引き返すと、テープの目印を見つけた。左直下に明瞭な山道がある。
先ほどの京都一周トレイルだ。ここに下りるが、またも、ほどなく
変形四ツ辻に出る。左が明瞭な林道、真ん中が薄いトレースの急坂、
右は暗い樹林帯に続くなだらかな下り坂。
正解は真ん中で、周山城址(城山)へと続くのだ。
周山城址は、明智光秀の築城というから、もう400年以上昔の話。
それでも井戸跡や石垣が残っており驚かされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/35/c4c48464ffdd33b1712b2eba7d73003f.jpg)
さらに先を急ぐと、そこだけは植林がなく、広葉樹がまばらに生えている
広場に出た。本丸跡である。
説明版が立っているだけの、静かなたたずまい。しばし戦国の頃を想う。
ダンコウバイやシロモジ、コナラなどの雑木林から、西の斜面をジグザグに
下りる。最後は植林帯を抜け、林道に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/70/1bdd0c23b9bd8e16231ecb19da166ab7.jpg)
茅葺きの民家脇を過ぎれば、もう周山の集落だ。
大通りに出ると、渡って右にすぐ、羽田酒造さんのビアハウス。
なんと、おあつらえのロケーションであることか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0a/3cf564c61e4b8fe1d941a20a64137543.jpg)
建物の3階がレストラン。3種類の飲み比べセット(ケルシュ、ヴァイツェン、
アルト)で喉の渇きを潤し、そのあとは日本酒の利き酒セットに舌鼓。
日本酒「初日の出」の辛口が非常に口に合った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6c/04e357ddc785c7635ea048c717bfee9e.jpg)
ともちゃんが一升瓶を買ってくれた。こんなことを想定して、
ともちゃんは一回り大きなザックを用意して来ていたのだ。
周山発のバスは幸か不幸か1時間に1本なので、ゆっくり飲める。
ビール、日本酒とも苦手というF越クンだけが、ぶどう、ミカン等と
ジュースのコンプリートに挑戦していた。
実は、酒を飲む時間を確保するため、想定のコースタイムを上回るペースで
歩いたが、テニスで鍛えているK日さんを含め、皆、よくついてきた。
帰りのバスは、疲れと酔いのおかけで爆睡であった。
全体を通じ、読図が要求される難コースであることは間違いない。
道標も殆どなく、テープでさえも信用できないレベル。
Mr.Dashは、地図とGPSを交互に確認することで
道迷いを防いだが、それでも3箇所も、本来進むべきルートを
ほんの若干ではあるが、行き過ぎたりしたほどだ。
本ルートをたどる人は、要注意。
その通り、見事な晴天。
今日は京都の京北町、周山にハイキングと、地元の造り酒屋の地ビールレストランの
セットコースとした。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、N原さん、F越クン、K日さんの5人。
京都駅から西日本JRバスの周山行きに乗り1時間強。細野で下車。
ここで、京北ふるさとバスに乗り換えようとするが、
時間になっても来ない。もう一度、バス停のダイヤを見たら、
日曜日のものと勘違いしていた。来ないわけだ。
1時間余分に、しかも車道を歩くことになるが、仕方ない。みんな、ゴメンね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b3/b2b50b703bb9f39d3512192b5b5352b8.jpg)
西へ向かい、下長野へ。鉄製階段のついた建物の横から、ようやく山中に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/24/8a359344dea4a221e0d31d398edf7061.jpg)
少しの登りで、北側の眺めが広がる尾根に出る。小さな地蔵さんがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fd/ffa8eb2229236fe3ed34f7f2b6da842a.jpg)
獣除けのフェンスに沿って西へ進めば、間もなく「森ヶ谷の頭」のプレートが
かかる三角点ピークに出た。残念ながら眺めはないが、すぐ手前の
ウリハダカエデの群落が美しく紅葉していた。
稜線を北西に進み、送電線鉄塔を左から回りこむようにして薄い踏み跡を
たどると、すぐにU字型にえぐれた下り坂となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8f/073c85ecea64c264941d26ef94d57343.jpg)
人通りが極端に少ない様子で、枯れ枝が踏みしだかれずに折り重なり、
歩きにくかった。しかし、踏み跡はハッキリしており、道標は皆無といえども、
迷うことはない。この下り坂を「碁石坂」という。残念ながら名前の由来は知らない。
栃本の集落に下り立つ。天理教の集会所の軒先を借りて昼食タイム。
ぽかぽかと、やわらかい陽射しの中、のどかな気持ちに浸る。
大堰川にかかる橋を渡り、京北ふるさとバスの栃本バス停へ。
川沿いの車道を500mほど北西に進み、右の簡易舗装林道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/db/b3a0b6c9e88bcbc3b27850ca1a286565.jpg)
谷筋を進む。左が若い植林になる。林道は延伸中で、重機が置いてある。
まだ土を掘り返して間もないようで、粘土質の湿った泥が靴について困る。
まあ、近いうちに舗装されていくだろう。
やがて林道が錯綜してくるが、ぬかるみも、耐えられない状態になる。
林道を離れ、植林の中を強引に抜け、左の稜線に立つ。
薄い薄い踏み跡が見つかる。尾根を忠実にたどると、京都一周トレイルの
京北ルートとの分岐に出た。直進し、岩がゴツゴツした急坂をよじ登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0b/fbd52026034c06e0f724e1bdfbdc8aac.jpg)
果たして、登りきった所が黒尾山。今日、2つ目の三角点である。
眺めは殆どないのが残念だ。
しばらく尾根を東へたどるが、どうも様子が変。
少し引き返すと、テープの目印を見つけた。左直下に明瞭な山道がある。
先ほどの京都一周トレイルだ。ここに下りるが、またも、ほどなく
変形四ツ辻に出る。左が明瞭な林道、真ん中が薄いトレースの急坂、
右は暗い樹林帯に続くなだらかな下り坂。
正解は真ん中で、周山城址(城山)へと続くのだ。
周山城址は、明智光秀の築城というから、もう400年以上昔の話。
それでも井戸跡や石垣が残っており驚かされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/35/c4c48464ffdd33b1712b2eba7d73003f.jpg)
さらに先を急ぐと、そこだけは植林がなく、広葉樹がまばらに生えている
広場に出た。本丸跡である。
説明版が立っているだけの、静かなたたずまい。しばし戦国の頃を想う。
ダンコウバイやシロモジ、コナラなどの雑木林から、西の斜面をジグザグに
下りる。最後は植林帯を抜け、林道に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/70/1bdd0c23b9bd8e16231ecb19da166ab7.jpg)
茅葺きの民家脇を過ぎれば、もう周山の集落だ。
大通りに出ると、渡って右にすぐ、羽田酒造さんのビアハウス。
なんと、おあつらえのロケーションであることか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0a/3cf564c61e4b8fe1d941a20a64137543.jpg)
建物の3階がレストラン。3種類の飲み比べセット(ケルシュ、ヴァイツェン、
アルト)で喉の渇きを潤し、そのあとは日本酒の利き酒セットに舌鼓。
日本酒「初日の出」の辛口が非常に口に合った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6c/04e357ddc785c7635ea048c717bfee9e.jpg)
ともちゃんが一升瓶を買ってくれた。こんなことを想定して、
ともちゃんは一回り大きなザックを用意して来ていたのだ。
周山発のバスは幸か不幸か1時間に1本なので、ゆっくり飲める。
ビール、日本酒とも苦手というF越クンだけが、ぶどう、ミカン等と
ジュースのコンプリートに挑戦していた。
実は、酒を飲む時間を確保するため、想定のコースタイムを上回るペースで
歩いたが、テニスで鍛えているK日さんを含め、皆、よくついてきた。
帰りのバスは、疲れと酔いのおかけで爆睡であった。
全体を通じ、読図が要求される難コースであることは間違いない。
道標も殆どなく、テープでさえも信用できないレベル。
Mr.Dashは、地図とGPSを交互に確認することで
道迷いを防いだが、それでも3箇所も、本来進むべきルートを
ほんの若干ではあるが、行き過ぎたりしたほどだ。
本ルートをたどる人は、要注意。