Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

[ハイキング&地ビール]2010年11月6日(土)京都・黒尾山・周山城址と周山街道ビール

2010年11月11日 | 山登りの記録
前日の天気予報で、「年に何回もない晴天になる」と言っていた。
その通り、見事な晴天。
今日は京都の京北町、周山にハイキングと、地元の造り酒屋の地ビールレストランの
セットコースとした。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、N原さん、F越クン、K日さんの5人。

京都駅から西日本JRバスの周山行きに乗り1時間強。細野で下車。
ここで、京北ふるさとバスに乗り換えようとするが、
時間になっても来ない。もう一度、バス停のダイヤを見たら、
日曜日のものと勘違いしていた。来ないわけだ。
1時間余分に、しかも車道を歩くことになるが、仕方ない。みんな、ゴメンね。



西へ向かい、下長野へ。鉄製階段のついた建物の横から、ようやく山中に入る。



少しの登りで、北側の眺めが広がる尾根に出る。小さな地蔵さんがあった。



獣除けのフェンスに沿って西へ進めば、間もなく「森ヶ谷の頭」のプレートが
かかる三角点ピークに出た。残念ながら眺めはないが、すぐ手前の
ウリハダカエデの群落が美しく紅葉していた。

稜線を北西に進み、送電線鉄塔を左から回りこむようにして薄い踏み跡を
たどると、すぐにU字型にえぐれた下り坂となる。


人通りが極端に少ない様子で、枯れ枝が踏みしだかれずに折り重なり、
歩きにくかった。しかし、踏み跡はハッキリしており、道標は皆無といえども、
迷うことはない。この下り坂を「碁石坂」という。残念ながら名前の由来は知らない。

栃本の集落に下り立つ。天理教の集会所の軒先を借りて昼食タイム。
ぽかぽかと、やわらかい陽射しの中、のどかな気持ちに浸る。

大堰川にかかる橋を渡り、京北ふるさとバスの栃本バス停へ。
川沿いの車道を500mほど北西に進み、右の簡易舗装林道に入る。



谷筋を進む。左が若い植林になる。林道は延伸中で、重機が置いてある。
まだ土を掘り返して間もないようで、粘土質の湿った泥が靴について困る。
まあ、近いうちに舗装されていくだろう。

やがて林道が錯綜してくるが、ぬかるみも、耐えられない状態になる。
林道を離れ、植林の中を強引に抜け、左の稜線に立つ。
薄い薄い踏み跡が見つかる。尾根を忠実にたどると、京都一周トレイルの
京北ルートとの分岐に出た。直進し、岩がゴツゴツした急坂をよじ登る。



果たして、登りきった所が黒尾山。今日、2つ目の三角点である。
眺めは殆どないのが残念だ。

しばらく尾根を東へたどるが、どうも様子が変。
少し引き返すと、テープの目印を見つけた。左直下に明瞭な山道がある。
先ほどの京都一周トレイルだ。ここに下りるが、またも、ほどなく
変形四ツ辻に出る。左が明瞭な林道、真ん中が薄いトレースの急坂、
右は暗い樹林帯に続くなだらかな下り坂。
正解は真ん中で、周山城址(城山)へと続くのだ。

周山城址は、明智光秀の築城というから、もう400年以上昔の話。
それでも井戸跡や石垣が残っており驚かされる。



さらに先を急ぐと、そこだけは植林がなく、広葉樹がまばらに生えている
広場に出た。本丸跡である。
説明版が立っているだけの、静かなたたずまい。しばし戦国の頃を想う。

ダンコウバイやシロモジ、コナラなどの雑木林から、西の斜面をジグザグに
下りる。最後は植林帯を抜け、林道に出る。



茅葺きの民家脇を過ぎれば、もう周山の集落だ。
大通りに出ると、渡って右にすぐ、羽田酒造さんのビアハウス。
なんと、おあつらえのロケーションであることか!



建物の3階がレストラン。3種類の飲み比べセット(ケルシュ、ヴァイツェン、
アルト)で喉の渇きを潤し、そのあとは日本酒の利き酒セットに舌鼓。
日本酒「初日の出」の辛口が非常に口に合った。



ともちゃんが一升瓶を買ってくれた。こんなことを想定して、
ともちゃんは一回り大きなザックを用意して来ていたのだ。

周山発のバスは幸か不幸か1時間に1本なので、ゆっくり飲める。
ビール、日本酒とも苦手というF越クンだけが、ぶどう、ミカン等と
ジュースのコンプリートに挑戦していた。

実は、酒を飲む時間を確保するため、想定のコースタイムを上回るペースで
歩いたが、テニスで鍛えているK日さんを含め、皆、よくついてきた。
帰りのバスは、疲れと酔いのおかけで爆睡であった。

全体を通じ、読図が要求される難コースであることは間違いない。
道標も殆どなく、テープでさえも信用できないレベル。
Mr.Dashは、地図とGPSを交互に確認することで
道迷いを防いだが、それでも3箇所も、本来進むべきルートを
ほんの若干ではあるが、行き過ぎたりしたほどだ。
本ルートをたどる人は、要注意。


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