![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c2/e26082172be8d52dd7df2426c8aa1dad.jpg)
待ちに待った、紅葉真っ盛りの時期。
天気予報をみると3連休は日曜日しか晴れない模様。
ということで、今回のハイキングは日帰りとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/35/38a516622f6772a2b32ab7659b01a6de.jpg)
JR五日市線・武蔵五日市駅から、西東京バスで「檜原都民の森」へ。
行楽季節ということで臨時便を含め4台のバスが出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8e/89b4e018064ac271e60f9b364bf84f34.jpg)
満員のバスを1時間10分立ちっぱなしで、都民の森に到着。
入念にストレッチをして歩き始める。
準備体操をする人間は周りに誰もおらず、ここはまだ観光地なのだと実感。
まずは案内所に立ち寄り、パンフレットをあさる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d1/13fd54cbeca2d8e940e81abcc39e6f17.jpg)
ウッドチップが丁寧に敷き詰められた「大滝の路」をとれば
ほどなく東側の展望が開ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d8/bc5a687eaf5947bba44b9cbe6bbee7a4.jpg)
滝見橋からは、落差33mという三頭ノ大滝を眼前に眺められる。
なかなか、いい形の滝である(登攀はできそうにないが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d0/0c8a941b0b8848099163888ff3f9e28d.jpg)
滝の落ち口から、滝見橋を振り返るとこんな感じ。
ここからは、その名も「ブナの路」をとる。
"ブナ林大好き派"の血が騒ぎ、ワクワク感を止められない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f1/1f13b5cb0b6d770c5f8c15752c6fc372.jpg)
いきなり、キノコの密生を発見し、ビビる。
三角形の傘と、この密生ぶりは、ヒカゲシビレタケ?(よくわからん)
ケヤキ、カツラ、サワグルミ、サルナシ等、落葉広葉樹帯を谷筋に登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/e3ebaa67176e86d7d7585576e8a19d54.jpg)
ムシカリ峠では一旦、左に寄り道する。
ブナが綺麗な稜線である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2b/ae48aa9a62ffc7d8e39494c859936c12.jpg)
100mもしないうちに、三頭山避難小屋に着く。無人の清潔な小屋。
おおっ、西側に富士山が見えるではないか。
小屋の前では、東京都の委託を受けたという若者が通行者アンケートを
とっていた。登山歴を聞かれ、正直に「33年」と言ったら驚かれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6b/3243946b2be504602664bb43530652e1.jpg)
さらに先を5分で、本日の初ピーク。大沢山(1482m)に着く。
静かな静かな、目立たない頂上である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3b/7fa07b162ca2822dc5c7f30c42333360.jpg)
ムシカリ峠に戻り、三頭山を目指す。
黄葉は今が最盛期。このタイミングにこのコースに来るとは!
東京の山は全く知らないが、ガイド本で「ブナ林」とあり期待していた。
我ながらナイスチョイスである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7f/9ef232084d7963cfcc83bbb5751fef59.jpg)
三頭山西峰(1524.5m)ピークに到着。ここに正午前に着く予定だったが、
まだ11:07。それでも、弁当を広げている家族連れハイカーなどで
山頂部は混雑していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/63/72c207b2f6e7277cdb669b6074c94e67.jpg)
西側に見えるは日本一の秀峰・富士。
東側は木の枝越しに、雲取山や鷹ノ巣山が眺められる。
当初、ここから三角点峰に寄って、直接、鶴峠分岐に下るつもりだったが、
ずいぶん時間に余裕がある。このまま下山しても、帰りのバスをひたすら待つ
だけである。
そこで、事前にちょっと調べていた、ブナ林がメチャ美しいらしい東尾根を
とり、神楽入ノ峰や、1322mピークを迂回と、北側のトラバースルートから
当初予定の鶴峠分岐に合流するコースを歩いてみることにした。
地図をみると、合わせて2時間の寄り道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bc/2c21838d9c3f700df3d1629c2fbe6bf2.jpg)
1322m峰(もしかしたら小焼山か?標識なし)を過ぎ、すぐ先でトラバースルート
の分岐を鋭角に折れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/076154476e12e8c98bb4aad30872e6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/68/baac8b2cba971c0e198442a082a69eb4.jpg)
稜線上もさることながら、北側のトラバースルートは、山に深く抱かれた
感じがして、もう最高だ。
鶴峠分岐に到着。12:30、ここで昼食。
北へ尾根づたいに下山する。激しい下りが続くが、相変わらずブナが美しく、
つらさも感じない。
ほどなく入小沢ノ峰(1302m)。予めネットで見知っていた私製プレートは
木から外れ、地面に置かれていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9b/0e91f2611842624fe28936d90042d757.jpg)
再び激しい下り坂。膝をかばって、恐る恐る下りる。
少し登り返したところが糠指[ヌカザス]山(1175m)の薄暗いピーク。
さらに急坂が続く。もう勘弁して。
右に人工林が出てきて面白みが減ったので、心を無にして「下山マシーン」となる。
林の中を、カツーン、カツーンと乾いた響きと、カサカサと何かが走るような
音がひっきりなしに聞こえる。
獣か、鳥か、飛行機か、いや、スーパーマンか… そんなはずはない。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/7e061d24c17080eaa50b7c4ac34569ca.jpg)
音の主は、ミズナラの実(要するに大きなどんぐり)が落ちる音。
Mr.Dashの歩く振動か、そんなに強くないが風によるものか、
いずれにせよパラパラと連続して降ってくる。
実際にひとつ、頭のすぐ横をかすめていった。森からの狙撃である。
足元には、発芽しかけの実がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/7d/aec591f4ee5fb40ec04afbce551b8871.jpg)
本日最後のピーク、一応、三角点があるイヨ山(979.1m)を過ぎれば
あとは植林の中の一本下り。
一瞬、右足を踏み出したところにあった石が転がった。
足をくじきそうになる瞬間、左足に体重が残っていたので体勢を立て直す。
さすがに疲れてきたのかな。とにかく、こんなところで転ばないように。
奥多摩湖の南側を走る自動車道に出て、暴走するバイクたちにおびえながら
麦山の浮橋に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4f/927f73afe14c7bf91833098c4a6f15d5.jpg)
浮橋は、ダム湖の対岸に渡るために、フロートをつけたイカダのような
ものを連接してある珍しい橋。歩くとひっくり返りそうになって面白かった。
小河内神社バス停では、わずか10分待っただけで14:41発のバスが来た。
JR奥多摩駅からはホリデー快速(東京駅に直通)の乗り継ぎに
ちょうどいいタイミング。
しかし、ここでも座れずに、御茶ノ水駅で乗り換えるまで1時間半、立ったまま。
市川でようやく座れて心底ほっとした。両足はもう棒のよう。
東京での登山は、山よりも、行き帰りの電車・バスで疲弊する。
津田沼駅前のデニーズで、ちょっとリッチに、ピールとひとくちステーキ。
帰宅してから日本シリーズを観つつ、即、洗濯。風呂に入ってバタンキュー。
改めて今回撮った写真を数えると、なんと120枚。
西側尾根を寄り道した結果、地図上は6時間のコースタイムとなったが、
今日は昼食、休憩含め約5時間で踏破。先週より足が動いた感じ。
踏破ピークは大沢山(1482m)、三頭山西峰(1524.5m)、神楽入ノ峰(1447m)、
入小沢ノ峰(1302m)、糠指山(1175m)、イヨ山(979.1m)の6峰となった。
天気予報をみると3連休は日曜日しか晴れない模様。
ということで、今回のハイキングは日帰りとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/35/38a516622f6772a2b32ab7659b01a6de.jpg)
JR五日市線・武蔵五日市駅から、西東京バスで「檜原都民の森」へ。
行楽季節ということで臨時便を含め4台のバスが出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8e/89b4e018064ac271e60f9b364bf84f34.jpg)
満員のバスを1時間10分立ちっぱなしで、都民の森に到着。
入念にストレッチをして歩き始める。
準備体操をする人間は周りに誰もおらず、ここはまだ観光地なのだと実感。
まずは案内所に立ち寄り、パンフレットをあさる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d1/13fd54cbeca2d8e940e81abcc39e6f17.jpg)
ウッドチップが丁寧に敷き詰められた「大滝の路」をとれば
ほどなく東側の展望が開ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d8/bc5a687eaf5947bba44b9cbe6bbee7a4.jpg)
滝見橋からは、落差33mという三頭ノ大滝を眼前に眺められる。
なかなか、いい形の滝である(登攀はできそうにないが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d0/0c8a941b0b8848099163888ff3f9e28d.jpg)
滝の落ち口から、滝見橋を振り返るとこんな感じ。
ここからは、その名も「ブナの路」をとる。
"ブナ林大好き派"の血が騒ぎ、ワクワク感を止められない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f1/1f13b5cb0b6d770c5f8c15752c6fc372.jpg)
いきなり、キノコの密生を発見し、ビビる。
三角形の傘と、この密生ぶりは、ヒカゲシビレタケ?(よくわからん)
ケヤキ、カツラ、サワグルミ、サルナシ等、落葉広葉樹帯を谷筋に登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/e3ebaa67176e86d7d7585576e8a19d54.jpg)
ムシカリ峠では一旦、左に寄り道する。
ブナが綺麗な稜線である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2b/ae48aa9a62ffc7d8e39494c859936c12.jpg)
100mもしないうちに、三頭山避難小屋に着く。無人の清潔な小屋。
おおっ、西側に富士山が見えるではないか。
小屋の前では、東京都の委託を受けたという若者が通行者アンケートを
とっていた。登山歴を聞かれ、正直に「33年」と言ったら驚かれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6b/3243946b2be504602664bb43530652e1.jpg)
さらに先を5分で、本日の初ピーク。大沢山(1482m)に着く。
静かな静かな、目立たない頂上である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3b/7fa07b162ca2822dc5c7f30c42333360.jpg)
ムシカリ峠に戻り、三頭山を目指す。
黄葉は今が最盛期。このタイミングにこのコースに来るとは!
東京の山は全く知らないが、ガイド本で「ブナ林」とあり期待していた。
我ながらナイスチョイスである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7f/9ef232084d7963cfcc83bbb5751fef59.jpg)
三頭山西峰(1524.5m)ピークに到着。ここに正午前に着く予定だったが、
まだ11:07。それでも、弁当を広げている家族連れハイカーなどで
山頂部は混雑していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/63/72c207b2f6e7277cdb669b6074c94e67.jpg)
西側に見えるは日本一の秀峰・富士。
東側は木の枝越しに、雲取山や鷹ノ巣山が眺められる。
当初、ここから三角点峰に寄って、直接、鶴峠分岐に下るつもりだったが、
ずいぶん時間に余裕がある。このまま下山しても、帰りのバスをひたすら待つ
だけである。
そこで、事前にちょっと調べていた、ブナ林がメチャ美しいらしい東尾根を
とり、神楽入ノ峰や、1322mピークを迂回と、北側のトラバースルートから
当初予定の鶴峠分岐に合流するコースを歩いてみることにした。
地図をみると、合わせて2時間の寄り道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bc/2c21838d9c3f700df3d1629c2fbe6bf2.jpg)
1322m峰(もしかしたら小焼山か?標識なし)を過ぎ、すぐ先でトラバースルート
の分岐を鋭角に折れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/076154476e12e8c98bb4aad30872e6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/68/baac8b2cba971c0e198442a082a69eb4.jpg)
稜線上もさることながら、北側のトラバースルートは、山に深く抱かれた
感じがして、もう最高だ。
鶴峠分岐に到着。12:30、ここで昼食。
北へ尾根づたいに下山する。激しい下りが続くが、相変わらずブナが美しく、
つらさも感じない。
ほどなく入小沢ノ峰(1302m)。予めネットで見知っていた私製プレートは
木から外れ、地面に置かれていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9b/0e91f2611842624fe28936d90042d757.jpg)
再び激しい下り坂。膝をかばって、恐る恐る下りる。
少し登り返したところが糠指[ヌカザス]山(1175m)の薄暗いピーク。
さらに急坂が続く。もう勘弁して。
右に人工林が出てきて面白みが減ったので、心を無にして「下山マシーン」となる。
林の中を、カツーン、カツーンと乾いた響きと、カサカサと何かが走るような
音がひっきりなしに聞こえる。
獣か、鳥か、飛行機か、いや、スーパーマンか… そんなはずはない。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/7e061d24c17080eaa50b7c4ac34569ca.jpg)
音の主は、ミズナラの実(要するに大きなどんぐり)が落ちる音。
Mr.Dashの歩く振動か、そんなに強くないが風によるものか、
いずれにせよパラパラと連続して降ってくる。
実際にひとつ、頭のすぐ横をかすめていった。森からの狙撃である。
足元には、発芽しかけの実がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/7d/aec591f4ee5fb40ec04afbce551b8871.jpg)
本日最後のピーク、一応、三角点があるイヨ山(979.1m)を過ぎれば
あとは植林の中の一本下り。
一瞬、右足を踏み出したところにあった石が転がった。
足をくじきそうになる瞬間、左足に体重が残っていたので体勢を立て直す。
さすがに疲れてきたのかな。とにかく、こんなところで転ばないように。
奥多摩湖の南側を走る自動車道に出て、暴走するバイクたちにおびえながら
麦山の浮橋に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4f/927f73afe14c7bf91833098c4a6f15d5.jpg)
浮橋は、ダム湖の対岸に渡るために、フロートをつけたイカダのような
ものを連接してある珍しい橋。歩くとひっくり返りそうになって面白かった。
小河内神社バス停では、わずか10分待っただけで14:41発のバスが来た。
JR奥多摩駅からはホリデー快速(東京駅に直通)の乗り継ぎに
ちょうどいいタイミング。
しかし、ここでも座れずに、御茶ノ水駅で乗り換えるまで1時間半、立ったまま。
市川でようやく座れて心底ほっとした。両足はもう棒のよう。
東京での登山は、山よりも、行き帰りの電車・バスで疲弊する。
津田沼駅前のデニーズで、ちょっとリッチに、ピールとひとくちステーキ。
帰宅してから日本シリーズを観つつ、即、洗濯。風呂に入ってバタンキュー。
改めて今回撮った写真を数えると、なんと120枚。
西側尾根を寄り道した結果、地図上は6時間のコースタイムとなったが、
今日は昼食、休憩含め約5時間で踏破。先週より足が動いた感じ。
踏破ピークは大沢山(1482m)、三頭山西峰(1524.5m)、神楽入ノ峰(1447m)、
入小沢ノ峰(1302m)、糠指山(1175m)、イヨ山(979.1m)の6峰となった。