WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

さて、NBA展望

2012年04月06日 23時11分13秒 | Weblog
さて、NBAの残りの試合も少なくなり、
プレイオフ進出を決めるチームも出てきた。

まずは、3月の補強を少し振り返ってみたい。
3月の補強で一番得をしたのは、マジックである。
それは誰かを獲得したわけではなく、ハワードが残留したから。
彼が残ったことで、マジックのプレイオフ進出はほぼ間違いないだろう。
ほかの主なところでは、ジェラルド・ウォラスとキャンビーを放出したブレイザーズがプレイオフが一気に厳しくなり、
逆にモンテイ・エリスを獲得したバックスにプレイオフ進出の可能性が出てきた。
他にはレイカーズがフィッシャーを放出し、セッションズを獲得。
あとはヒートがトゥリアフを獲得し、スパーズもスティーブン・ジャクソンを獲得。
こんなとこだろうか。
他にもジェファーソンやボーガットなどいろいろあったが、このへんで。

ではイースタンのプレイオフ進出チームを考えていこう。
まず、既にブルズとヒートはプレイオフ進出決定。
この2チームの間も2.5ゲーム離れており、ヒートは無理に追い付こうとして来ないのではないだろうか。(ホームアドバンテージは欲しいとこだが)
それよりはコンディショニングと今回獲得したトゥリアフをチームにフィットできるよう試すべきである。
しかも今回トゥりアフを獲得したことで、アンソニーとセンターが2枚揃った。
これにより、ボッシュをセンターで使う機会も減るだろう。
ヒートとしては大きな補強と言える。
現在首位に立つブルズは、まずはローズの怪我の具合が一番気になるところ。
今季はローズ抜きでも結果を残しているものの、やはり彼抜きではNBAファイナルは見えてこない。

この2チーム以外では、
ペイサーズ、ホークス、マジック、セルティックスまでは間違いないだろう。
唯一マジックは現在ハワードとヘッドコーチの不仲でチーム内から崩れる心配があるものの、
まぁプレイオフまではたどり着くだろう。

ペイサーズ、ホークスは2強に対しての対策を準備しなくてはならない。
セルティックスはベテランが多いだけにコンディショニングが今後の鍵になりそうだ。

そして残る二枠を争うのが、76ersとニックス、そしてバックス。
76ersは後半戦に入り、調子が上がらない。
現在ニックスとは1.5ゲーム差、バックスとは3ゲーム差。なんとか、この差をキープしたいところだ。
現在8位のニックスは、今季の不調をリンの台頭と、ヘッドコーチの交代で乗り切ってきた。
しかしここに来て、リンとアマレ・ストッドルマイアーが故障で戦線離脱。
リンに至っては今季絶望の可能性もある。
それでも、ここに来てチームディエンスが機能しているのは朗報。
プレイオフに進出しても2強と当たる可能性が高く、チーム力を少しでも上げたいところだ。
バックスは3月にモンテイ・エリスを獲得。チームに大きな核ができた。
今季はイリャソバの成長もあり、明らかにチーム力が増しているバックス。
今季は何とかプレイオフに進出したいところ。
問題はエリスとジェニングスが上手く連携できるかだろう。
この二人はタイプが似ていることもあり、うまく回っていない。
ジェニングスはエリスへの対抗心からか、自分で行き過ぎ。
逆にエリスはジェニングスに遠慮して、なかなかシュートを打たない。
悪循環である。
実力を考えると、エリスがエースになるべきであり、ジェニングスはエリスにパスを回しながら、
マークが甘いときは自分でいく、そんな形を作り出したい。
この二人の関係がプレイオフ進出に直結することだろう。


イースタンだけで長くなりすぎたので、ウエスタンは別の機会に。

チャンピオンズ・リーグ バルセロナ対ミラン 

2012年04月06日 22時44分00秒 | Weblog
今週でチャンピオンズ・リーグ準々決勝も終わり、
準決勝に駒を進める4チームが決まった。
準々決勝のカードをおさらいしてみると、
バルセロナ対ミラン
レアル・マドリッド対アポエル
チェルシー対ベンフィカ
バイエルン対マルセイユ

この通り、バルサ対ミラン以外のカードは今ひとつ盛り上がりに欠ける。
そして予想通り、レアル、チェルシー、バイエルンが準決勝に駒を進めることになった。

バルサ対ミラン。
今季のチャンピオンズ・リーグの大本命のバルサに、イタリア王者のミランが挑む形。
決勝でもおかしくないカード。
ミランとしては、ここでバルサと当たってしまった不運を恨むしかない。(グループリーグも同じグループ)
今年のミランは決して弱いチームではない。
準々決勝に残っていたチームの中では、
バルサに次ぐ第二グループと言えるだろう。(レアル、バイエルン、ミラン)
チェルシーあたりと当たっていても、勝ち進んでいた可能性は高い。
しかし、相手はバルセロナ。

結果はミランホームの第一戦が、0-0。
バルサホームの第二戦は3-1でバルサの勝利。
そしてバルサが準決勝進出を決めた。

試合内容はバルサがボールをキープしていたが、ミランもしっかりと自分たちのサッカーが出来ていた。
イブラやロビーニョが決定機を決めていれば、結果が変わっていた可能性もある。
ただやはりチームとしての熟成度が違う。
バルサはシャビ、イニエスタ、メッシ中心のサッカーを続けて、5年ほど経っている。
その中でブスケッツが成長し、セスクやアレクシス・サンチェスを当て込み、チーム力を増している。
更にクエンカやチアゴなど若手にチャンスを与えることも忘れていない。
やはりバルセロナは偉大である。

そんなバルサにしっかりと対抗したミランも見事だった。
ちょっと前までは、中盤にピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、セードルフが並び、前線はカカー任せ。
そんなミランがチームとして大きく舵をとって、また新たなチームとして欧州の舞台で輝こうとしている。
CBのチアゴ・シウバがいなかったのが残念だったが、今や世界一のCBと言っても過言ではない。
サイドバックのアバーテやアントニーニも成長を続けている。
中盤は依然としてアンブロジーニやセードルフがいるものの、既に絶対的な存在ではない。
ノチェリーノやアクイラーニがまた新たな中盤として存在感を示している。
そしてカカーとは違うフィジカルなトップ下であるボアテングと、
強烈なインパクトのあるプレイを繰り返すイブラヒモビッチはミランの欠かすことのできないプレイヤーである。
あとはイブラの相棒がカチっとハマれば、ミランはチャンピオンズ・リーグのタイトルを目指せるだろう。
今後のミランに期待したい。

そして迎える準決勝。
バルセロナ対チェルシー
レアル・マドリッド対バイエルン

バルサ対チェルシーは、フェルナンド・トーレスの爆発でも無い限り、バルサが勝ち進むだろう。
それぐらいチームとしての完成度が違う。
レアル対バイエルンはどうなってもおかしくない。
チーム力では若干レアルが上回っているが、今季ホームでチャンピオンズ・リーグ決勝が催されるバイエルンの方が
モチベーションが高い。
レアルにはクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、カカとタレントが揃い、バイエルンもリベリー、マリオ・ゴメス、
ロッペンと引けを取らない。
今後もバルサ対レアルはリーガで見られることを考えると、バルサ対バイエルンが決勝で見てみたい。
そんな希望もあって、ここはバイエルンに勝ち抜いてもらいたいところだ。