WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

波乱と共に幕を開けたNBAプレイオフ

2012年04月29日 23時23分21秒 | Weblog
ついに始まったNBAプレイオフ。
そして、それは波乱と共に始まった。

第一シードのブルズ対第八シードの76ers。
事件が起きたのは、順調にブルズが勝利するかと思えた試合終了間際だった。
ブルズのローズがドライブインして倒れた。
そして起き上がることが出来なかった。
前十字靭帯の断裂。
ローズのシーズンはこれで終わることとなった。
そしてブルズは今後のプレイオフを、エースの彼抜きで戦うこととなる。
今季のシーズンも半分近い試合を彼抜きで戦ってきたのだから、ブルズとしてはローズ抜きでも上位進出は望める。
しかしカンファレンス・ファイナルやNBAファイナルまで勝ち進んだ時に、彼の穴を感じるに違いない。
ほぼ間違いなく76ersとのシリーズは勝ち抜けるだろう。
ただ、その後のシリーズ、ブルズはエース抜きでどこまで勝ち進めるだろうか。


第二シードのヒートは30点以上の差をつけて、第七シードのニックスに勝利した。
ニックスはカーメロとアマレで僅か20点。それに対してヒートのレブロンとウェイド合わせて51点。
この差が試合の結果に表れた。
ニックスがシャンパートが怪我。怪我の後、立ち上がれなかったところを見ると、このシリーズでの復帰は厳しいだろう。
ただそれでもニックスにはフィールズがいる。
十分に代役はこなしてくれるはずだ。
ただ、カーメロとアマレがこのように抑えられるようでは、この先厳しい。
最低でも二人で55点は欲しいところだろう。

第三シードのペイサーズ対第六シードのマジックの対戦の第一戦は、
初戦からアップセットになった。マジックの勝利。
試合最終盤の戦いぶりをみると、経験力の差が出たというところか。
ホームで敗れたペイサーズとしては、これで厳しくなった。
アウェイでも最低1勝あげなくてはならない。
まずはプレイオフという舞台に慣れ、第二戦のホームで白星をあげたい。

今日行われたウエスタンの試合は一試合。
去年のカンファレンス・ファイナルと同じカードである第二シードのサンダー対第七シードのマーベリックス。
試合はシーソーゲームになったが、最後にデュラントがシュートを沈めて、1点差でサンダーが初戦の勝利を手にした。
実力で劣るマーベリックスとしては、なんとしても接戦は手にしたいところだったが、
サンダーのエースに白星を奪われる結果となってしまった。
これでサンダーが優位に立ったことは間違いない。
それでもこの日のように接戦に持ち込むことで、マーベリックスに可能性は生まれるだろう。

ついに始まったNBAプレイオフ。
この先、ローズのプレーが見れないのは残念で仕方ないが、
シーズンもローズを欠いた試合が多かったことを思えば、「プレイオフ=シーズンの総決算」ということだろうか。
明日は、どんなドラマが待っているだろう。