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AFCディビジョナル・プレイオフ  ペイトリオッツ対ブロンコス

2012年01月17日 22時58分34秒 | Weblog
AFCディビジョナル・プレイオフ。
第1シードのペイトリオッツ対第4シードのブロンコス。

圧勝。
正に圧勝だった。
ペイトリオッツが完勝した。
45-10。

ブロンコスはスティーラーズしてに記憶に残る勝ち方をして、
ペイトリオッツ相手に記録に残る負け方をした。
ペイトリオッツのQBブレイディーは前半に5TDパスを通して、ハーフの最多TDパスの記録を樹立。
1試合を通してのTDパス6本もタイ記録。
ちなみにTEグロンカウスキーの3TDパスキャッチもタイ記録となった。

ペイトリオッツはブロンコスに対して完璧な戦いぶりを見せた。
ブロンコスのQBティーボウを相手にする場合、してはいけないことが相手にリードを許すこと。
そのリードがティーボウに余裕を与え、パスにランに活躍する。
逆にリードを奪い、それをある程度拡げると、プレーの精度は著しく落ちる。
ペイトリオッツは前半に大きくリードを奪ったことで、相手にチャンスを与えなかった。

更にラインの勝負でペイトリオッツが優位に立ったことも大きかった。
オフェンスでは、その差がペイトリオッツにラン攻撃を産み、
逆にディフェンスではティーボウにプレッシャーをかけ続けた。
この試合を通して、ペイトリオッツのラインがブロンコスに当たり負けしているシーンはほとんど無かった。


ついにカンファレンス・チャンスに駒を進めたペイトリオッツ。
しかし、それも当たり前と言えば当たり前。
なぜなら、今シーズンはペイトリオッツにとって、大きなチャンスとも言えるシーズンだからである。
AFCの最大のライバルであるQBペイトン・マニングが率いるコルツが、マニングの首の故障により、まさかの不振。
最大のライバルが早々と消える。
更に昨季、プレイオフで敗れ、意外とプレイオフで苦手な感のあるジェッツも、QBサンチェスの相変わらずの低飛行により姿を消した。
そして、QBロスリスバーガーの粘り強さと共に毎年ペイトリオッツを苦しめるスティーラーズも、
満身創痍なチーム状況の中で、伏兵ブロンコスに脚をすくわれた。
ついでにいってしまうと、マニングのいないAFCで唯一パス・ゲームを展開することが出来たQBショーブ率いるテキサンズも、
QBショーブが負傷。プレイオフに駒を進めているものの、いつもの怖さはない。
そしてレイブンズ。このチームだけが唯一ペイトリオッツの相手になりうる。
しかしQBフラッコが不安定で、RBレイ・ライスのランが止まれば、オフェンスは手詰まりとなる。
こんな状況を考えれば、間違いなくペイトリオッツにとって今季はチャンスなのである。
なんとしてもスーパーボール出場したいところだ。