読者の皆さんは、自分の「名前」について、どう感じていますか?。
私も、時々ですが「この名前のお陰で、損をした」などと思うことがあります。
12月20日の朝日新聞の『天声人語』、ちょっと興味をそそられたので、全文引用して紹介します。
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昭和も半ばまで、女の子は大抵「○子」だった。この習いを破ったのが明美である。明治安田生命によると、1957(昭和32)年生まれで10傑に入り、65年に首位となった。真由美、由美、直美が続き、「○美」がひと時代を築く。
名は世に連れ、世は名に連れ。73年に千昌夫さんが歌った「アケミという名で十八で」(西沢爽作詞、遠藤実作曲)の女性も、明美が広まる頃の生まれとなる。以後、愛や美咲の天下を経て、ここ10年ほどは百花繚乱(りょうらん)だ。
ベネッセコーポレーションが09年生まれの名を調べたところ、女の子は凛(りん)、さくら、陽菜(ひな)。男の子は大翔(ひろと)、翔太、蓮(れん)の順だった。男児は元気、女児は優しさを願っての命名が多いという。
目新しい名前も、秀作であれば盛んに使われて普通になる。わが子を同世代に埋没させまいというのか、七音(どれみ)、一二三(わるつ)、騎士(ないと)など、謎かけのような工夫が話題を呼んだこともあった。思いがこもり、個性的かつ簡明な一つを選ぶのは楽ではない。
東京で見た声欄に、埼玉県の森まりもさん(17)の投書があった。逆から読んでも「もりまりも」で、小学生時代は面白がられたそうだ。母親に尋ねたら「回文を狙っていた」とのこと。今は愛着がわき、自己紹介でも触れるが、名づけは背負う子のことも考えてと訴える。
まりもさんの言う通り、姓は変わっても名は一生だ。後々、持ち主に笑顔で説明できる作でありたい。それを笑顔で聞ければ、すなわち良い名前ということだろう。親心が並ぶランキングを眺めながら、どの子にも幸あれと願う。
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どうなんでしょうね?
私自身が親になってみると、子の名付けは、子への「初めてだけれど、一生もののプレゼント」の様な気がします。
私の場合、第1子が女の子でした。
11月の中旬に生まれたので、「ギリギリ」ではあるけれど、「秋」らしい日和の日に生まれたので、「秋」を感じさせる漢字を用いて、現姓との字画が良い名前を付けたつもりです。
娘から、もう少し成長したら、「何でこの名前を私に…」と聞かれるだろうけれど、答えに詰まるような事はないと思っています。
記事の「森 まりも さん」の様に、半分「駄洒落」で付けると、結婚して入籍した先の姓に変わってしまって、「回文」でなくなる…しまった…なんてことは避けたいな、とは思いますね。
しかし、最近の子の名前は、「親の願望」が本当に前面に出ているものが多い気がします。本当に百花繚乱ですよね。
でも、子への「一生もののプレゼント」だとしたら、軽々しくは与えられないとは思いますね。
私も、時々ですが「この名前のお陰で、損をした」などと思うことがあります。
12月20日の朝日新聞の『天声人語』、ちょっと興味をそそられたので、全文引用して紹介します。
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昭和も半ばまで、女の子は大抵「○子」だった。この習いを破ったのが明美である。明治安田生命によると、1957(昭和32)年生まれで10傑に入り、65年に首位となった。真由美、由美、直美が続き、「○美」がひと時代を築く。
名は世に連れ、世は名に連れ。73年に千昌夫さんが歌った「アケミという名で十八で」(西沢爽作詞、遠藤実作曲)の女性も、明美が広まる頃の生まれとなる。以後、愛や美咲の天下を経て、ここ10年ほどは百花繚乱(りょうらん)だ。
ベネッセコーポレーションが09年生まれの名を調べたところ、女の子は凛(りん)、さくら、陽菜(ひな)。男の子は大翔(ひろと)、翔太、蓮(れん)の順だった。男児は元気、女児は優しさを願っての命名が多いという。
目新しい名前も、秀作であれば盛んに使われて普通になる。わが子を同世代に埋没させまいというのか、七音(どれみ)、一二三(わるつ)、騎士(ないと)など、謎かけのような工夫が話題を呼んだこともあった。思いがこもり、個性的かつ簡明な一つを選ぶのは楽ではない。
東京で見た声欄に、埼玉県の森まりもさん(17)の投書があった。逆から読んでも「もりまりも」で、小学生時代は面白がられたそうだ。母親に尋ねたら「回文を狙っていた」とのこと。今は愛着がわき、自己紹介でも触れるが、名づけは背負う子のことも考えてと訴える。
まりもさんの言う通り、姓は変わっても名は一生だ。後々、持ち主に笑顔で説明できる作でありたい。それを笑顔で聞ければ、すなわち良い名前ということだろう。親心が並ぶランキングを眺めながら、どの子にも幸あれと願う。
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どうなんでしょうね?
私自身が親になってみると、子の名付けは、子への「初めてだけれど、一生もののプレゼント」の様な気がします。
私の場合、第1子が女の子でした。
11月の中旬に生まれたので、「ギリギリ」ではあるけれど、「秋」らしい日和の日に生まれたので、「秋」を感じさせる漢字を用いて、現姓との字画が良い名前を付けたつもりです。
娘から、もう少し成長したら、「何でこの名前を私に…」と聞かれるだろうけれど、答えに詰まるような事はないと思っています。
記事の「森 まりも さん」の様に、半分「駄洒落」で付けると、結婚して入籍した先の姓に変わってしまって、「回文」でなくなる…しまった…なんてことは避けたいな、とは思いますね。
しかし、最近の子の名前は、「親の願望」が本当に前面に出ているものが多い気がします。本当に百花繚乱ですよね。
でも、子への「一生もののプレゼント」だとしたら、軽々しくは与えられないとは思いますね。
>実は、ブログネタとして温めておいた、
>いえ、放ったらかしておいた話題です。
ワンテンポ先を越した感じですかね(笑)。
昨年の12月20日の毎日新聞は、面白い記事ばっかり載っていて、ブログネタにもってこいの内容でした。
その一部しか披露していないのですが、あと2つほど、リリース予定です。
名前の件は、自分が「親」になってみて、その重みを感じましたね。
肩の力が、どうしても入ってしまうのは、ある程度仕方ない事なのかなぁ…と感じます。
ssayさんが、どんな切り口でエントリーなさるか、楽しみにしています。
その時は、この記事にTBお願いますね(笑)。
先ずは、コメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。
いえ、放ったらかしておいた話題です。
自分の名前についてもそうですし、
実際に子供に名前を付けた立場として、
そして現代の子供の名前についても。
心の中で思っているだけではなく、
ちゃんと書かないとね(苦笑)。
ここ(コメント欄)は、こういう使い方が、望ましいと思っています。
本来、コメント欄は、コメンテーター⇔管理人のコミュニケーションツールは然りなのですが、コメンテーター同士のコミュニケーションを可能にするものでもあると思っているんです。
「こういう」「汚し方」なら、歓迎です。
横レスは、拙ブログでは「あり」の姿勢です。
どんどんやって下さい。
★りらさん
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
この話、良いですよね。どうなんだろう?と考えさせられるけど、読者の誰もが少なからず感じている話題だと思いました。それで取り上げてみたのです。
私自身の名前に関しては、エントリーに書いた事以上はありません。
「名前で損した」と思うことは多くありますが、だからと言って自身の名前が嫌いではないです。これ以上話をしてしまうと、名前がバレてしまうので止めておきますが…。
imuimuさんのところで、私が「横レス」をして、りらさんとは親しくなりましたので、これからも気軽に遊びにお出で下さい。
私の方からも、そちらにお邪魔させていただきます。
先ずは、コメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。
名前の話
とってもいいですね。
そうそう。
>その65年に首位となった。真由美、由美、直美が続き、「○美」がひと時代を築く。
その時代を築いた本人でございます。
どこもかしこも○美だらけ^^でしたが、満足している名前です。
だんちょーさんはご自分のお名前に対してどんな考えをお持ちでしょうか?
私は結婚して姓が変わりましたが今の方が気に入っているんですよ♪そいでもって名前は1文字だけ漢字だったので全部ひらがなで勝手に書いています(^^;)
Danchoさん共々、これからもよろしくお願いします。
先ずは、コメントを頂き、ありがとうございます。
★imuimuさん
そうですね。
私の実妹が嫁ぐ前まで、幼稚園の教諭をしていたのですが、その当時も、「凄い名前」を付ける親御さんがたくさんいるんだなぁ…と、実妹が「持ち帰り仕事」をしている横から覗きながら思ったりしました。
それだけ親御さんの子への願いが強く込められている証拠でしょうね。
>去年の今頃実印を贈りました。成人のお祝いに。
私のところは、生まれて早々に、名前の方の実印を作りました。これなら、どこへ嫁いでも使えますしね(笑)。
★くっち~さん
私、くっち~さんの本名を知っているだけに、分かる様な気がします。
>真理さんが織田さんと結婚するとか、香代さんが大場さんと結婚するなんて、目も当てられませんね。
ですね。同感です。
「真弓」+「真弓」も確かにそうだし、「泉」+「いずみ」とか、「あずま(東)」+「あずま」など、枚挙に暇がないですね。
「森 まりも」さんの訴えも、よく理解できます。
★黄色と黒は勇気のしるし♪さん
>以前、違うHNで投稿させていただきましたが。。。
そうでしたか…。
>これを競走馬にあてはめてもって思う時があります
ある意味、「馬」だから良いとも考えられますが、最近の「珍名馬」には、やや無理があるような気がします。
「キヲウエタオトコ」なんて、「反則」ですよ(笑)。
ネタがそろそろ尽きるんじゃないか…と思っていますが、あの馬主さんなら、乾いた雑巾を絞っても出てくるんでしょうね。
皆様方、改めまして今年も宜しくお願いします。
先ずは、コメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。
これを競走馬にあてはめてもって思う時があります(趣味で集めてますが)
K子HDの馬はセンスあるなーと思いますが、O田切さんの場合、ちょっと…て思う節も。
※エガオヲミセテは好きでした・
でも、結婚や婿養子で姓が変わってしまうと妙な名前になってしまうのも事実ですから。
真理さんが織田さんと結婚するとか、香代さんが大場さんと結婚するなんて、目も当てられませんね。
あとは、真弓さん(名前)が真弓さん(苗字)と結婚するとか。
imuimuさんの場合はどうったのでしょうか。
この名前で一生かやって行くのか?って言う名前もある。
反対に雰囲気のある素敵な名前もたくさん。
私たち夫婦が一人息子につけた名前。
広辞苑の編者からいただきました。
文字からいって今の所名前負け(^^;)
その名前、一生もの
と言う所で去年の今頃実印を贈りました。成人のお祝いに。