TOEIC受験から戻りました。
出先でいろいろあったので、今日は2つ記事をエントリーします。
先ずは、これをやらねばなりません。
『東京優駿』のレース回顧です。
ビデオ録画したレース…たった今、観戦し終えました。
最初の1,000mが60秒6ですから、ペースは平均かやや速い…ということは、皐月賞とそんなに大差がない展開だった…ということができます。
したがって、ヴィクトリーとサンツェッペリンが皐月賞で展開したレースをすれば、この2頭はこのレースで、またしても上位に来れる…ということを表しています。
よって、前目の位置取りでよどみなく長く良い脚を使える馬にチャンスがあった…ということになりますね。
その点を踏まえると…厳しくいえば、フサイチホウオーとアドマイヤオーラは同じ失敗をしてはいけない…というレースだった…ということにもなります。
しかし、このレースは、「秘めた絶対能力が桁違いである馬が1頭いた」…という結果になりました。
優勝したのは、牝馬のウォッカでした。
競馬ファンなら一度は耳にしたことのある、あのクリフジが、1943年にこのレースを牝馬で制して以来の64年ぶりの快挙達成です。
道中、決してスムーズなレース運びはしていませんでした。
鞍上の四位 洋文 騎手が「我慢して」とウォッカに語りかけるように乗っていた様子が、画面からも見て取れます。
それが、結果的に母の父にルションが入っているという、短距離しか走らない血統を抱えているにも拘わらず、2,400mの距離であるこのレースを制することができた最大限の勝因と見ます。
最後の3ハロンの時計が33秒0ですから、これは絶対能力が桁違いだった…ということを裏付けています。
「暑い時期の牝馬は強い」の格言が活きた感じです。
今日は文句なく、競馬ファンの皆さん…馬券取った取れなかった云々は抜きにして、
『ウォッカ(またはそのベースの酒)で乾杯』
しようではありませんか。
それにしても、戦前から凄いドラマができていることを昨日のエントリーでお話しましたが、ウォッカの父も、同じ勝負服で2枠3番のゼッケンと黒帽子で出走し、鞍上が武 豊 騎手の違いはあれど、ここまで一緒とは…恐れ入りました。
ドラマの結末は、ここにあったようです。
小生自ら答えをはじき出しているのに、馬券は失敗…。
(競馬ファンの読者の皆さん、申し訳ありません。)
でも、清々しさで一杯ですね。
さて、その他の馬達を見てみましょう。
2着したアサクサキングスは、元々この位の力はあります。
こういうレースをした方が、この馬には合うようです。
しかも、きさらぎ賞組は、「隔世遺伝」的に、東京優駿と相性が良い…。
全てがうまく回りました。
皐月賞のヴィクトリーが演じた競馬を、このレースではこの馬が演じたことが、この着順になった最大の要因でしょう。
小生が何故、馬券作戦を「7枠から総流しの枠連」としたのかは、8枠にこの馬と、○の評価をしたヴィクトリーと、フライングアップルといういずれも「強敵」がいのがその理由です。同じように、ウォッカがいた2枠もゴールデンダリアという「強敵」がいました…。
馬番連複では、買い目が多くなりすぎて、予算オーバーになり…これは困ると…。
3着の△筆頭に挙げたアドマイヤオーラは、なんとなくこの着順に入った感じ。
最後は、隣に追っている馬でもいたら降着を食らったかもしれないほどの「欽ちゃん走り」をするほどのフラフラの状態ですから、底が見えた感じです。
これは、今回の「乗り代わり劇」があってもなくても、いえることでしょう。
父が早熟のアグネスタキオンという点からも、兄のアドマイヤジャパンのように、菊花賞であわや優勝かという2着するような活躍は、残念ですが見込めないと見ます。
4着のサンツェッペリンは、皐月賞と全く同じレースをしたことが奏功しています。
同じレース展開で、同じレースができれば、当然この着順になるのは、自然の流れです。今日は、優勝したウォッカが強すぎた…ということでしょう。
この馬は、このレースでは大敗しましたが、ローレルゲレイロのように、相手なりに走れる強みもあり、秋以降も楽しみです。
5着のドリームジャーニーは、2歳王者の貫禄は見せたと思います。
優勝したウォッカに匹敵する「豪脚」を見せてのこの着順…。
惜しむらくは、位置取りが後ろ過ぎたことでしょう。
この馬も、ステイゴールド×メジロマックイーンの血統ですから、秋以降の成長が見込め、決して早熟ではないことが、このレースで証明できました。
逆に、◎に推したフサイチホウオーは、どうしたのでしょう?
鞍上の安藤 勝己 騎手も、戦前に「自信あり」という発言をしました。
実際、東京コースにも実績十分で、血統面でもこのレースに向きます。
なのに、馬券対象にも絡めずの7着の「大惨敗」…。正直、残念です。
敗因を求めるとしたら、ゲート入りのときの発汗が酷かったですし、道中も向う正面で掛かり気味でした。折り合いを欠いたことは間違いありません。
このレース展開では、間違いなく「ガス欠」を起こす致命的な失敗です…この点でしょうね。
今日は、安藤騎手も、なだめるのが大変だったでしょうね。
ただ、東京コースの実績は揺るぎませんから、秋に力を蓄えれば、例えば古馬との中~長距離路線へ進むのも良いかもしれません。
同じく、○に推したヴィクトリーは、皐月賞のようなレースができなかったことが全てです。
まだ、幼さが残っていて、折り合いにも大きな課題を残しています。
血統背景はもの凄く派手ですから、この点が解消できれば、伸びしろはたくさんあります。
皐月賞馬に恥じない風格を身につけることが、先決でしょうね。
▲に推したヒラボクロイヤルは、全く見せ場なし。
おそらく、これまでは相手に恵まれた中で勝ち上がってきて、一気強化に立ち回れなかったのでしょう。現状は、残念ですがここまでの力しかないようです。
強い相手でも強い内容の競馬ができるよう、やり直しが必要でしょうね。
同様のことは、☆に推したタスカータソルテにもいえると思います。
改めて振りかえると、はっきりわかったことが1つあります。それは…
『今年の3歳牝馬は、粒揃いで、レベルが類まれに高い』
ということです。
ウォッカが、血統背景の払拭しての見事なまでの優勝です。
これを桜花賞で負かしたダイワスカーレットも、兄がダイワメジャーで優秀な血統ですから、楽しみな世代です。
逆に言うと…残念ですが、
『今年の3歳牡馬は、ちょっとだらしなさすぎる』
ということでしょう。
秋以降、この勢力図がどのように変遷するのか…見守りたいですね。
とにかく、ウォッカに乾杯。
出先でいろいろあったので、今日は2つ記事をエントリーします。
先ずは、これをやらねばなりません。
『東京優駿』のレース回顧です。
ビデオ録画したレース…たった今、観戦し終えました。
最初の1,000mが60秒6ですから、ペースは平均かやや速い…ということは、皐月賞とそんなに大差がない展開だった…ということができます。
したがって、ヴィクトリーとサンツェッペリンが皐月賞で展開したレースをすれば、この2頭はこのレースで、またしても上位に来れる…ということを表しています。
よって、前目の位置取りでよどみなく長く良い脚を使える馬にチャンスがあった…ということになりますね。
その点を踏まえると…厳しくいえば、フサイチホウオーとアドマイヤオーラは同じ失敗をしてはいけない…というレースだった…ということにもなります。
しかし、このレースは、「秘めた絶対能力が桁違いである馬が1頭いた」…という結果になりました。
優勝したのは、牝馬のウォッカでした。
競馬ファンなら一度は耳にしたことのある、あのクリフジが、1943年にこのレースを牝馬で制して以来の64年ぶりの快挙達成です。
道中、決してスムーズなレース運びはしていませんでした。
鞍上の四位 洋文 騎手が「我慢して」とウォッカに語りかけるように乗っていた様子が、画面からも見て取れます。
それが、結果的に母の父にルションが入っているという、短距離しか走らない血統を抱えているにも拘わらず、2,400mの距離であるこのレースを制することができた最大限の勝因と見ます。
最後の3ハロンの時計が33秒0ですから、これは絶対能力が桁違いだった…ということを裏付けています。
「暑い時期の牝馬は強い」の格言が活きた感じです。
今日は文句なく、競馬ファンの皆さん…馬券取った取れなかった云々は抜きにして、
『ウォッカ(またはそのベースの酒)で乾杯』
しようではありませんか。
それにしても、戦前から凄いドラマができていることを昨日のエントリーでお話しましたが、ウォッカの父も、同じ勝負服で2枠3番のゼッケンと黒帽子で出走し、鞍上が武 豊 騎手の違いはあれど、ここまで一緒とは…恐れ入りました。
ドラマの結末は、ここにあったようです。
小生自ら答えをはじき出しているのに、馬券は失敗…。
(競馬ファンの読者の皆さん、申し訳ありません。)
でも、清々しさで一杯ですね。
さて、その他の馬達を見てみましょう。
2着したアサクサキングスは、元々この位の力はあります。
こういうレースをした方が、この馬には合うようです。
しかも、きさらぎ賞組は、「隔世遺伝」的に、東京優駿と相性が良い…。
全てがうまく回りました。
皐月賞のヴィクトリーが演じた競馬を、このレースではこの馬が演じたことが、この着順になった最大の要因でしょう。
小生が何故、馬券作戦を「7枠から総流しの枠連」としたのかは、8枠にこの馬と、○の評価をしたヴィクトリーと、フライングアップルといういずれも「強敵」がいのがその理由です。同じように、ウォッカがいた2枠もゴールデンダリアという「強敵」がいました…。
馬番連複では、買い目が多くなりすぎて、予算オーバーになり…これは困ると…。
3着の△筆頭に挙げたアドマイヤオーラは、なんとなくこの着順に入った感じ。
最後は、隣に追っている馬でもいたら降着を食らったかもしれないほどの「欽ちゃん走り」をするほどのフラフラの状態ですから、底が見えた感じです。
これは、今回の「乗り代わり劇」があってもなくても、いえることでしょう。
父が早熟のアグネスタキオンという点からも、兄のアドマイヤジャパンのように、菊花賞であわや優勝かという2着するような活躍は、残念ですが見込めないと見ます。
4着のサンツェッペリンは、皐月賞と全く同じレースをしたことが奏功しています。
同じレース展開で、同じレースができれば、当然この着順になるのは、自然の流れです。今日は、優勝したウォッカが強すぎた…ということでしょう。
この馬は、このレースでは大敗しましたが、ローレルゲレイロのように、相手なりに走れる強みもあり、秋以降も楽しみです。
5着のドリームジャーニーは、2歳王者の貫禄は見せたと思います。
優勝したウォッカに匹敵する「豪脚」を見せてのこの着順…。
惜しむらくは、位置取りが後ろ過ぎたことでしょう。
この馬も、ステイゴールド×メジロマックイーンの血統ですから、秋以降の成長が見込め、決して早熟ではないことが、このレースで証明できました。
逆に、◎に推したフサイチホウオーは、どうしたのでしょう?
鞍上の安藤 勝己 騎手も、戦前に「自信あり」という発言をしました。
実際、東京コースにも実績十分で、血統面でもこのレースに向きます。
なのに、馬券対象にも絡めずの7着の「大惨敗」…。正直、残念です。
敗因を求めるとしたら、ゲート入りのときの発汗が酷かったですし、道中も向う正面で掛かり気味でした。折り合いを欠いたことは間違いありません。
このレース展開では、間違いなく「ガス欠」を起こす致命的な失敗です…この点でしょうね。
今日は、安藤騎手も、なだめるのが大変だったでしょうね。
ただ、東京コースの実績は揺るぎませんから、秋に力を蓄えれば、例えば古馬との中~長距離路線へ進むのも良いかもしれません。
同じく、○に推したヴィクトリーは、皐月賞のようなレースができなかったことが全てです。
まだ、幼さが残っていて、折り合いにも大きな課題を残しています。
血統背景はもの凄く派手ですから、この点が解消できれば、伸びしろはたくさんあります。
皐月賞馬に恥じない風格を身につけることが、先決でしょうね。
▲に推したヒラボクロイヤルは、全く見せ場なし。
おそらく、これまでは相手に恵まれた中で勝ち上がってきて、一気強化に立ち回れなかったのでしょう。現状は、残念ですがここまでの力しかないようです。
強い相手でも強い内容の競馬ができるよう、やり直しが必要でしょうね。
同様のことは、☆に推したタスカータソルテにもいえると思います。
改めて振りかえると、はっきりわかったことが1つあります。それは…
『今年の3歳牝馬は、粒揃いで、レベルが類まれに高い』
ということです。
ウォッカが、血統背景の払拭しての見事なまでの優勝です。
これを桜花賞で負かしたダイワスカーレットも、兄がダイワメジャーで優秀な血統ですから、楽しみな世代です。
逆に言うと…残念ですが、
『今年の3歳牡馬は、ちょっとだらしなさすぎる』
ということでしょう。
秋以降、この勢力図がどのように変遷するのか…見守りたいですね。
とにかく、ウォッカに乾杯。
確かに「秘めた絶対能力が桁違い」ですし「牡馬は、ちょっとだらしなさすぎ」でもありました
しかし、フサイチはパドックで体つきを見たとき“これは勝った!“と思ったんですが・・・。道中引っ掛かってたけどなんとかなると思ってたんですけど・・・・・な結果になってしまいました
とにかく馬券は大外れで残念でしたけどウオッカ、四位騎手には“おめでとう“と言いたいですね
実は、土曜日の午後に、偶然ながら、◎からの○▲☆△へのワイド流しを買っていました。
そして、夜にカクテルパートナーのスクリュードライバーを飲んでおりました。あれ、かなり甘いですよ。
言い訳は[URL]に、予想はその一つ前に書いてあります。
今年の秋は、春に条件馬だった上り馬が菊の大輪を征するのかもしれません。
ホクトスルタンが関西馬だったらなあ。
http://kuchiwaza.blog.fc2.com/blog-entry-92.html
(予想)
http://kuchiwaza.blog.fc2.com/blog-entry-93.html
(言い訳)
にアドレスしてください。
本当に、言霊とは恐ろしいものです。
そうなりましたね。戦前のドラマが、そのまま生きたとは…これで馬券が取れないのですから、参ったものです(苦笑)。
でも、ウォッカを暫くは称えたいので、ウォッカベースのカクテルを暫く毎日晩酌します。
(晩酌はしない質ですが…(笑))
●振られ飛車さんへ。
どういうわけなんでしょうか?
実は、そちらにお伺いする術はあるのですが、コメント欄のリンクからは飛べない…。
現業に障らない程度に、ちょっと色々やってみますね。
小生も、ひと夏越して勢力図が激変するのでは?という期待感があります。
マヤノトップガンのような馬が出現するような気配がしていますね。
やや暴論だったかもしれませんが、今年の3歳牡馬陣は、ややだらしない気がします。
そんなときだからこそ、新興勢力の台頭を待ちたいですね(笑)。
今日は、スクリュードライバーあたりで、晩酌して休むことにします。
先ずは、コメントを頂きましたお二方に、お礼まで。