勉強になった。

海老蔵さん、公演中止なら「損害１億数千万円」(読売新聞) - goo ニュース

上のリンク先の記事、全文以下に引用して紹介する。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　歌舞伎俳優の市川海老蔵さん（３２）がトラブルでけがをした事件の波紋が、大きく広がっている。

　海老蔵さんが主演予定の１月公演「初春花形歌舞伎」（東京のル・テアトル銀座、３～２５日）を行うかどうか、早ければ今日中にも決定するが、「主演俳優のトラブルで中止なら、極めて異例。初日の延期となっても、イメージダウンは大きすぎる」と、主催する松竹は懸念を深めている。

　海老蔵さんは当代を代表する人気俳優。今回の事件で海老蔵ファンが離れたら、「歌舞伎人気の低下に直結する」との声も上がる。「座頭（主演俳優）で観客を一番呼べるのは、間違いなく海老蔵。歌舞伎座が建て替えで４月で閉場して以来、歌舞伎興行は苦戦中」と、ベテラン制作者。

　また、先月２９日に海老蔵さんは手術を受けたが、けがの程度が予想より重く、術後の回復に時間がかかりそうなことに、関係者は衝撃を受けているという。

　１月公演は昼夜合わせて６演目あり、海老蔵さんは歌舞伎十八番「勧進帳」など５演目に出演する予定。関係者は「１月は東京都内４劇場で歌舞伎公演が行われるため、代役でしのぐのも難しい」と内情を語る。

　複数の興行会社の話を総合すると、１月公演が中止になれば、チケットを購入した客への払い戻しなどで「１億数千万円の損害が見込まれる」としている。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今回は、騒ぎになっている市川 海老蔵 氏について云々言うために、これを引っ張り出したのではない。

カテゴリに『観劇』を設けているが、これが趣味となったきっかけは、この記事で紹介している。

最近、ご無沙汰だけど、興味はあって、歌舞伎もずっと前から観てみたいとは思っていた。

特に、大河ドラマ『義経』にハマった時から、『勧進帳』は、是非…と思っていた。
武蔵坊弁慶役の松平　健 さんが、『安宅の関』の回で、これを完璧に演じるために、『勧進帳』を実際に観て勉強した…というエピソードも記憶に新しいので。

その『勧進帳』…。

市川家（＝成田屋）の十八番だったとは…。
あまりの無知ぶりに、自分に呆れたけれど、勉強になった。

『ニュースウォッチ９』でも、ある評論家が語っていた様に、海老蔵氏は、歌舞伎役者としてはトップレベルらしく、『勧進帳』については、代役を立てること自体、かなり難しいと…。

奥の深さを思い知らされた。