Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第16回 林 忠彦 賞』受賞作品を見る

2007-05-22 19:41:38 | 芸術(美術館・博物館)
山口県が世界的に誇る、有名な写真家である、林 忠彦 氏のアマチュアへの写真の普及&振興の功績をたたえるため、氏の没後、アマチュア写真の益々の振興を促す目的で、1991年に『林 忠彦 賞』が設立され、今年で16年目になります。

20日の日曜日、林 忠彦 氏の生誕地にある周南市美術博物館へ受賞作品を見に、出かけました

この美術館の最寄は、徳山駅になりますが、歩いて15分程度…。
この日は天気にも恵まれましたので、ちょうど良い「ウォーキング」になりました


こちらが、その美術館です。
独身のときは頻繁に訪れていましたが、本当に久々です。
でも、以前から変わりないですね

今回、受賞したのは後藤 俊夫 氏で、受賞作品は『黄土高原の村/満蒙開拓の村』でした。

『黄土高原の村』は、中国・甘粛省や陜西省(西安の近く)の農村の風景と、そこに住む人々の息遣いを、『満蒙開拓の村』は、同じ中国の吉林省や黒竜江省や内蒙古自治区(ハルビンの近く)の農村の風景と、その住民達を、モノクロ写真で捕らえた、素晴しい作品でした。

特に、『黄土高原の村』の甘粛省の棚田の雄大さや、断崖絶壁の迫力、『満蒙開拓の村』の『黒竜江省の雲』は、感動しました。
モノクロ写真は、実は一番立体感が出せます。これは、カラー写真にはない魅力です。
ただ、最近は、黒い部分と白い部分のコントラストが鮮明でなくなってきており、素材選びにこだわりがあるカメラマンには、やや不満があるようです。
しかし、今回の作品…それほどコントラストの幅を持たせないほうが、より味が出る作品に仕上がっているので、写真撮りの小生には、大変勉強になりました

著作権の関係で、具体的に作品は紹介できませんが、上記にホームページのトップページをリンクしていますので、そちらから入室すると、後藤氏の作品の一部が紹介されています。興味がおありの読者の皆さんは、そちらから是非御覧下さい


約1時間かけて、40点ほどの作品を拝見しましたが、心の保養になりました。
(蛇足ですが、ようやく今回、『芸術』カテゴリの記事をエントリーできて、ホッとしています。)


作品を拝見し、「お腹一杯」になったところで、いつものように、この美術館の中にあるカフェテリアで「一服」することに…
まぁ、これが、小生が独身時代にこの美術館を訪れた時の「珠玉コース」ではあるのですが…


カフェテリアは、こんな噴水に面した、出窓のある「おしゃれぇ~」な感じです


これが、オーダーした「おやつ」兼、ちょうど昼食時だったので…「昼ごはん」

昔は、大人気の「マロンケーキ」があったのですが…この抹茶ケーキのほかは1つしかなく、品揃えが貧相になったのは残念

これ…プロ棋士のタイトル戦の「おやつ」として、相応しいですかね

この「昼食」の後…徳山駅近くの百貨店の催場で、『大京都展』が開催されていたので、そちらに出かけて、家族へ「おみやげ」を調達して、14時ごろ帰宅しました。

『大京都展』については、別のエントリーでレポートします
お楽しみに

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