Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第143回 天皇賞(春)』レース展望

2011-05-02 23:59:59 | 競馬
読者の皆様、こんにちは。

管理人のDanchoです。

先ずは、「東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)で、犠牲になられた皆様のご冥福を、謹んでお祈り申し上げます。
また、この大震災で被災され、多くのものを失い、今もなお、避難生活を余儀なくされている皆様に対し、謹んでお見舞い申し上げます。

更新の日付は、5月2日としていますが、只今、5月1日、13時20分頃です。

今日も、無事に新たな1日を迎えることができ、こうしてパソコンに向かって、ブログの更新ができることに、感謝したいと思います。


今年も早いもので、もう5月。

新緑鮮やかに薫風さわやかな季節になりました。

拙ブログも、大震災に負けず、日常を取り戻して参りたいと存じます。


暫く「競馬ネタ」を遠慮していましたが、私の中で、このレースは「特別」だし、競馬ファンの多くの皆様も、「GIの中のGI」と思っていらっしゃると思います。

このレースを的中できれば、今年の残りもハッピーに過ごせますし、「血眼」になって予想するレースでもあります。それ位好きなんです、このレースが。

私の中での「哲学」ですが、「『天皇賞(春)』は、真に強い馬が勝つべきレース」と思っていて、実際にその通りに決まると、本当に気分が良くなります。


連休前の業務の疲れが若干残る中、散々悩んで、今年も予想…先程までしていました。疲れるんです、本当に「血眼」になってでも、獲りたいレースなので…。


山口でも、昨日18時頃から急に雨が降り出し、雨脚も強かったので、このレースが行われる京都競馬場も、相当降るのではないかと思いますが、あまり馬場状態を考慮せず、「現時点での力関係」で予想を展開してみました。

では、私のこのレースのフォーカスを…。

◎ローズキングダム(4番)
○トゥザグローリー(9番)
▲ヒルノダムール(2番)
☆ペルーサ(6番)
△マイネルキッツ(8番)
△ビートブラック(1番)
△ナムラクレセント(3番)

です。

基本的には、「史上稀に見る、最強の明け4歳牡馬陣 vs マイネルキッツ」と思っています。

◎としたローズキングダムは、「総合力」でこの印に評価しました。
2歳時から今まで、比較的順調(途中、ローテーションの「変更」でバランスを崩しましたが)に使われ、それなりの結果が出ています。血統的には、この距離は若干難しいかもしれませんが、「バラ一族」で長い距離で堅実に走ったロサードもいますし、この馬自身も『菊花賞』2着と、実績があります。
鞍上の、武 豊 騎手に精彩を欠く面は否定できませんが、『皐月賞』で、直線向いて手応えが怪しかったダノンバラードを3着に持ってきたところを見ると、復調気配にあると見ます。「平成の盾男」との異名もありますし、しっかり乗ってくれると思っています。

○としたトゥザグローリーは、限りなく◎に近い評価です。
小倉競馬場で行われた『中日新聞杯』以降のレース内容が、とにかく良い。クラシック路線に乗れなかった分だけ、「今が旬」の様です。距離を疑問視する向きもありますが、母トゥザヴィクトリーも、『有馬記念』3着ですし、問題はない様な気がします。むしろ、マイルに適性がないという事は、中距離から長距離に向いている…とも言えます。
鞍上が、四位 洋文 騎手の「テン乗り」になりますが、アサクサキングスを『菊花賞』馬に誘導していますし、この後紹介しますが、このレースでも同馬を1番人気を背負いながら3着に持ってきていて、私は「逆に良い」と考えています。

▲は、ようやく前走の『大阪杯』に勝って、重賞ウィナーに名を連ねたヒルノダムールとしました。
これまで、あまり評価を高めた事はない馬ですが、大きいレースで、今回はそんなに人気を背負わない分だけ、逆に「狙い目」と考えます。
勝ち切れてはいませんが、『菊花賞』の後では馬券対象内にきっちり食い込んでいますし、血統からも「晩成型」と見た方が良いかもしれません。小回りの中距離しか勝てない…という見方もあるのですが、『皐月賞』で渋った馬場ながら突っ込んで2着は、今回も間違いなく馬場が渋ることから、逆に魅力と見ます。
鞍上の藤田 伸二 騎手も、いかにも「仕事人」らしいプレーを、この春は発揮していますし、そのパフォーマンスが決まれば、アッと言わせるかもしれません。
問題は、『大阪杯』は、このレースの前哨戦にならない…という点でしょう。

☆は、ペルーサ。
スタートに難がある気性面で難しい馬ですが、3200mの距離なら、スタートで「落馬」しない限り、レース中に挽回する事は可能ですし、能力が高いのは認めざるを得ません。問題は、『菊花賞』を回避して、「適距離」として参戦した『天皇賞(秋)』を使った経緯から、「本当に距離はどうなんだ?」という点でしょう。
しかし、鞍上が、横山 典弘 騎手で、このレースをイングランディーレで逃げ切って勝ってしまった時と同じ「3枠6番」。何かを予感させます。

というわけで、常に「強い相手」と厳しいレースをしてきた4歳牡馬を中心…という結論に至った訳です。
「エイシンフラッシュが居ないじゃないか…」確かにそうですが、残念ねがら、同じ土俵でローズキングダムと対戦して、『東京優駿』以降全敗ですから、やはり2000mまでの馬です。『神戸新聞杯』で、「新大阪駅まで走っても、差が詰まらない」2着「惨敗」で、もう勝負あり…です。

ならば、一昨年の優勝馬で、昨年も、ジャガーメイルに屈した形ではありますが、一番強い競馬をして2着に食い込んだマイネルキッツを推します。
昨年のこのレースっぷりから、一昨年の結果はフロックではない事を証明しましたし、国枝 栄 厩舎の「関西の大レースでは、栗東滞在で調教」は、ズバリ的中していますから、今回本命視されているトゥザグローリーと一緒に調教ができた事は、確実にプラスに作用する筈です。
鞍上の松岡 正海 騎手も「新・盾男」の風格が漂っていますし、昨年と同じ「横綱相撲」ができれば、間違いなく面白い存在で、勝ち負けになります。

他に、『菊花賞』3着&鞍上が岩田 康誠 騎手が魅力なビートブラックと、GⅢ格の相手ながら、『阪神大賞典』を勝ったナムラクレセントを評価します。

隠し玉は、馬場が渋れば渋るほど良さそうな、フランスから参戦したジェントゥーでしょうね。「61kgの斤量で稍重」でも成績が良いので、フランスの柔らかい馬場に近づけば近づくほどこの馬に有利に働くと見ます。
もう一頭は、昨年◎で、単勝式1点勝負したフォゲッタブル。
「同厩舎の2頭出しは、人気薄を狙え」の私の格言から、見限るのは禁物で、「ガラリ一変」があっても不思議ではありません。父ダンスインザダークは、京都競馬場でサッパリですが、「例外」として、時々大駆けして穴を開けたファストタテヤマと同じタイプと見れば、3頭当てる馬券の「3着狙い」としてのチェックはしても良いと思います。

もう一頭だけ触れたいのが、オウケンブルースリ。
『菊花賞』馬ですし、スリーロールスを『菊花賞』馬に誘導した浜中 俊 騎手というのが何とも魅力たっぷりで、もっと評価したいのですが、調教がまるで駄目ですね。体調は今は良くないのでしょう。今後のローテーションを考えて、春にもう一度使っておこうというのが、厩舎サイドの方針と思われ、ここは残念ながら、チャンスはあっても軽視します。

馬券は買いましたが、基本は、◎○▲のワイドのBOXと、印を付けた馬の3連複のBOX-α。合計で30点ほど買いました。
◎○▲で、着順はどうあれ決まれば、大満足です。


最後に、私が「これぞ『天皇賞(春)』」で、馬券の形式は間違っていても、印はバッチリ的中したレースを紹介します。

先ずは、JRAのCMに採用されている、1991年のメジロマックイーン→ミスターアダムスで決まったこれ。

第103回 天皇賞 平成3年4月28日(1991)


『嵐山S』(オープン特別)の仇を打った格好ですが、この時は確かメジロライアン、ホワイトストーン、メジロマックイーンの3頭が「単枠指定」された記憶がありますが、他2頭の単枠指定馬には見向きもせず、2着はミスターアダムス以外にいないと思って、枠番連勝式5-7の1点で的中。
(後にディープインパクトを「日本近代競馬の結晶」と叫んだ実況で名を馳せた、馬場 鉄志 アナウンサーの「デビュー」のレースですが、下手くそですね~。)

そして、前走の『阪神大賞典』を観戦に出かけ、このレース内容から「絶対に『天皇賞(春)』は、負けない」と信じて疑わなかった、1997年のマヤノトップガン。

第115回天皇賞(春) マヤノトップガン


これは、別の記事でも触れるつもりですが、「高みの見物」を決め込んでいたサクラローレルに「反感」を覚え、「貴方の馬券だけは、絶対に買わない」と決めて、馬番連勝式4-14(相手は、マーベラスサンデー)の1点で勝負していました。結果的に、マヤノトップガンに「失礼な事をした」(単勝式を買わないでごめんなさい)と反省したレースでもあります(この時代に「ワイド」があれば、ワイド1点で的中でしたが)。

3頭をきっちり当てるつもりで買ったのが、ディープインパクト→リンカーン→ストラタジェムで決まった、2006年のこれ。

deep impact 2006 天皇賞(春)


ディープインパクト-リンカーンの2頭軸で、3連複でストラタジェムを高評価して、省エネでゲット(このレースの、ラジオNIKKEIの広瀬アナウンサーの実況、最高です)。

最後に、3頭当てる馬券で、最も省エネで、印通りに決まってこてくんさんから「Dancho凄い…」とお褒めを頂いた、アドマイヤジュピタ→メイショウサムソン→前出のアサクサキングスで決まった、2008年のこれ。

2008天皇賞・春


これらは皆、私の哲学上、「こうあるべき」…という格好でフィニッシュしたレースです。

今年も、「こうあるべき」という形で決まって欲しいのですが、さて…。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月1日(日)のつぶやき | TOP | 5月2日(月)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 競馬