メンフィスには、エルビス・プレスリーが暮らしていた邸宅、"グレースランド(Graceland)"があり、観光地になっています。エルビスファンの"聖地"のようなものでしょうか。メンフィス2日目は、そのグレースランドに行ってきました。
グレースランドは、エルビスが1952年に購入し、約20年間住んだ邸宅です。贅沢極まる豪邸から、趣味で集めた車やジェット機の展示、馬のいる牧場、お土産屋さんなどがあります。
まずは邸宅の入り口で記念撮影。チケット売り場からグレースランドの入り口までは通りをはさんだ向かいにあるため、シャトルバスで移動します。学生時代にエルビスについて調べたり、曲を聞いたりしたこともあったので、メンフィスがエルビスゆかりの地であることも知っていましたが、まさか訪れる日が来るなんて! 展示品が多く、全部見るのに3時間以上もかかりました
こちらはリビングと2階に続く階段。展示は1階と地下室のみになります。奥の青い模様のステンドグラスは孔雀がモチーフになっています。エルビスは孔雀のデザインを好んで使ったのだとか。クリスマスツリーやポインセチアがありますが、エルビスはクリスマスのデコレーションも好きだったそうで、サンクスギビング直後から1月一杯までは飾りを残しておくのだそうです。
豪華なダイニングルーム。シェフも雇っていたそうです。そしてエルビスの好物はピーナッツバター・バナナ・サンドイッチと、ゲータレード、ドクターペッパーなのだそう。。。
ずらっと並んだゴールドディスクやアワードの数々。成功の軌跡が見られます。音楽だけでなく、出演した映画に関する展示もありました。
こちらは派手なジャンプスーツのコレクション。展示されているのはほんの一部なのだそうです。ジャンプスーツはどんどん派手になり、たくさんの宝石をあしらったものは重く、25kgほどもあったそうです。
車のコレクションコーナーには、当時の高級車がずらり。中でも、お母様のために買ったというピンクのキャデラックが有名です。ちなみに、お母様は車を運転できなかったそうです。
極めつけは2機の自家用ジェット。写真はリサ・マリーという名がつけられています。中に入ると、ソファやテーブルはもちろん、大きなベッドまであり、移動する贅沢お家みたいでした。
ツアーの最後にメディテーションガーデンを訪れます。ここにエルビスが家族と一緒に眠っています。周りにはファンから贈られた花束が飾られていました。
1月8日はエルビスのお誕生日で、私たちが訪れた週末はお誕生日をお祝いするファンが各地から訪れていました。もし生きていれば74歳なのだそうです。
グレースランドを見学して、エルビスの人となりが分かったような気がします。スターという華やかさを持つ反面、甘えん坊で寂しがり屋だったのかな。今回のドライブでは、行きも帰りもエルビスの曲をよく聴きました♪