BES大山(鳥取)

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阿弥陀川

2008-08-30 08:11:04 | 歴史・文化
大山寺阿弥陀堂は平安初期の承和14年(848年)に創建され、
戦国時代の享禄2年(1529年)の大水害の際に流失。

天文21年(1552年)に古材を利用して現在の位置に
移築再建されたと伝えられています。

当時の資料は洪水や火災などにより、その殆どが
無くなっているため詳しい事は解っていませんが、

一説によれば、今よりも西よりで寂静山の辺りに、
今の数十倍の規模であった…と言われています。

ちなみに阿弥陀川の由来はと言うと、
名前の通り阿弥陀仏がこの川より拾い上げられ、

その阿弥陀仏は大山に安置されています。
上流部には阿弥陀滝もあり、剣谷のあみだ岩(?)から水が発しています。

水量は少ないものの、しばしば大水が出たため河幅は広く
川は氾濫しその流路を変えたため、広大な広大な扇状地を作り、
大山町(旧)はその三角州の上に成り立っています。
今は治水工事の結果、昔のように大洪水が起こることは無くなりました。

ちなみに現在の阿弥陀堂のすぐ脇にある川は佐陀川(南光河原)。
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