BES大山(鳥取)

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カーボンニュートラル2

2008-04-12 09:11:31 | その他
ガソリン車とディーゼル車では、仕組みが大きく異なります。

ガソリン車
特徴:静かでスムーズ、高速回転が得意
燃料:ガソリン(引火点:-45℃ 発火点:246℃)
エンジン:点火はプラグの火花。
 エンジンの熱によって点火の前に火がついてはいけないため
 低い引火点と高い発火点を持つことが要求されます。

ディーゼル車
特徴:比較的燃費がよく、大型のエンジンが作れ、低速回転で力強い。
燃料:軽油(引火点:62℃ 発火点:210℃)
エンジン:高圧にして自然発火。
 点火源がないため、ディーゼル燃料には
 高い引火点と低い発火点を持つ事が要求されます。
 (一部では、寒冷地の発火を補助するためのグロープラグあり)

一昔前は黒煙が…と言うことで公害車と言うイメージがありましたが、
現在は技術革新により、廃棄ガスや、二酸化炭素排出量が
ガソリン車とほぼ同じか、もしくは低くなってきています。

そのため、低公害車として人気が強まっており、海外では
新作として発表される車もディーゼル車が増えてきています。
日本ではまだ、公害車とのイメージが強くなかなか普及が進まないとか。

また、バイオエタノールは既に実用化も始まっており、首都圏では試験的に
2007年の夏からバイオエタノール混合ガソリン(3%)が販売されています。

ちなみに、混合率が3%なのは、

・ガソリンよりも揮発性が高く、爆発の危険や大気汚染の一因になる
・水と結びつき易い性質のため、高温多湿の日本では
 自動車部品に悪影響を及ぼす恐れがある

との配慮から。海外(ブラジル等)では100%使用している所もあります。

とは言っても、バイオマスエタノールを作る過程で、
食料資源が無くなったり、石油燃料を使って運んだり、
農薬を多量散布して逆に環境破壊が起きてしまっては元も子もないですが…。
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