BES大山(鳥取)

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雪の上の生物2

2008-03-05 08:26:32 | 自然情報
極寒地と言えば、生物が殆ど居ない。
…と、思いがちですが、木の幹の近くを探してみると
面白いぐらいに昆虫が出てきます。

▼トビムシ
ミクロの世界
反対向き

足の下側(?)にバネ(跳躍器)を収納し、それを利用して
跳び箱のようにピョンピョン飛び跳ねて居るようです。

黒っぽいのがたくさんで、一見すると木の皮かな…?
という様な風貌をしていますが、近づいてみると
昆虫だと言うのが分かります。

トビムシは目を持たないものや、単眼のみ、複眼・単眼を持つものが居るようで、
複眼が退化した代わりに感覚毛が発達しているのかも知れません。
分かるかな…?

ちなみに、肉眼では目はおろか、身体の上の方に
毛が生えているのも判りませんでした。

ある種のトビムシは、雪解けの時期に大発生をするものがあり、
ユキノミと呼ばれます。写真に撮ったのも、恐らくこの種類。

見るからに嫌そうな名前ですが同じノミの付く生物でも
クマノミ(和名は熊の実/映画ファインディング・ニモのモデル)など、
名前だけのものはいくらでも居るのでノミ=害虫ではないということ。
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今日8時の気温は0度。天気は晴れ。
博労座積雪165cm。新雪15cm。融雪道路は積雪なし。
アスレチック上~融雪道路間に1cm程度の圧雪。

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