■ 3月10日(火)
■ 「生命保険販売の主役は『営業員・代理店』」に変化無し!=「”保険料が安い”ニーズは限定的!」=
● いわゆる通販型生保あるいはネット生保と呼ばれる生保の話題が賑々しくと耐えられるが、そのポイントは「保険料の安さ」である。
そのために「付加保険料が少ない」ことをアッピールしている。確かにマネー誌等では「これまでの保険より”安い”」を前面に「保険料が安い=契約者はトクで有利」としきりに訴えている。
● ところが、最近の「個人保険・新契約高」を調べると、これまで解説してきたように「営業員・代理店」を販売チャネルとする生保が契約業績を伸ばしているのである。
もちろん比較した場合「通販生保より保険料は高い」ことになるが、これはあくまで”加入時の時点での比較”であり、長い人生を考えた場合「契約者の損失」の方が多いのが紛れもない事実である。
● これまでにもこのブログで説明したように「通販生保のメリット」も確かにあるものの生命保険販売の主役はあくまでも「営業員・代理店」なのである。
そもそもいくら「付加保険料が少ない」と標榜してもこれだか膨大な「CM」を流し続ける「広告費用代」は相当の金額だ。もっともこれだけの「CM」を打つことでマスコミ受けは良いことになる。しかも”保険料が安い”を強調されるとマスコミとしては否定しにくいのが本音だ。
● ところが多くの「賢い契約者」が実際に契約したのは「営業員・代理店」経由だったのである。もちろんこの場合「保険料比較で”保険料が安い”契約」をしたとは考えられない。
つまり「保険契約の中身」で多くの契約者は判断しているのである。
● 言うまでもないが「保険料が比較して高い」のにはそれなりの『理由』がある。その点を丁寧に「営業員・代理店」が説明することで「契約者がトクする有利な保険選び」をしていることになる。
その保険商品の主役は「定期保険」である。
つまり「定期保険」を単に「死亡保障」だけの保険商品という知識レベルでは「保険料が安い」に騙されることになる。
● 特に要注意は「生命保険の知識に長けていない自称”専門家”」のアドバイスである。一部「FP」でも「保険料が安いのが合理的な加入の仕方」を強調する向きがあるが、これなどは”ド素人アドバイス”でしかない。
少なくとも長い人生を踏まえた「安心できる『定期保険』の保険選び」の説明には『定期保険の経過表』は必須だ。
● 改めてこれまでの「個人保険・新契約高」の生保業績を見て欲しいが、「プルデンシャルグループ(プルデンシャル生命・ジブラルタ生命)、ソニー生命、大同生命」それに「メットライフ生命、損保計生保」が続いている。
付け加えると販売実績では「日本生命、かんぽ生命」が単体生保としては上位にいる。「かんぽ生命」の場合は「新ながいきくん」の『定期保険部分』がいわゆる「全期型」を組み込んでおり「長期的安心感と契約者有利」は、不変だ。
● また「日本生命」の場合は、確かに「定期保険特約付終身保険」の「定期保険特約」は「更新型」を他の国内生保と同じように主力販売しているが、以前「銀行販売」で「100歳満期の定期保険」を試しみたが、メガバンクサイドの無理解もあり販売は不発に終わった。
しかし、資金的に余裕を持つ現在、大きく「定期保険」の保険販売戦略に舵を切っても良いのではないか。
● さらにあえて付け加えると「営業員・代理店」の販売チャネルを保有する生保が「定期保険の知識不足」のまま「保険料比較」で営業現場を鼓舞する様は「槍で突撃する姿」に等しい。これではいずれ「通販生保」にシェアーを奪われかねない。
一刻も早い「保険商品の販売戦略の再構築」が急務だ。
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■ 3月 8日(日)
■ 「かんぽ生命 VS日本生命 VS 第一生命」の熾烈な戦いに「明治安田生命と住友三井G」はどう戦う?!
● 「日本生命」の『保有件数』問題は目処が立ち、いずれ「アフラック」からトップの座は奪い返せる見通しだ。
また「保険料等収入」では連結ベースで「第一生命G」が「日本生命」を抜いたと某経済紙が必要以上に煽ったきらいがあるが、今後「第一生命G」の「保険料等収入」は増加し続けるとは限らない。
● そのポイントの一つは某メガバンクの「銀行窓販」にあるが、詳細はここではあえて省略。
ところでこれからの「かんぽ生命」の動向は、両社の諸業績に大きく立ちはだかることになる可能性が高い。
例えば「保険料等収入」では、「かんぽ生命」を単体生保として比較した場合、ここに来て底打ち感が顕著だ。つまり25年度時点では「日本生命」とは1,1兆円の差があり、毎年減少傾向が強かったことからいずれは「日本生命」と「第一生命G」より下回ると思われていた「かんぽ生命」ではあるが、そうならない可能性が大きくなった。
● 途中をはしょると「日本生命」は膨大な「有価証券含み益」を背景に保険商品の販売転換点に立たされている、と考えるがどうか。もちろんこの転換が実行されると他の国内主要生保の追随を許さないことになる。
あえて付け加えるとこの転換は「営業員・代理店」販売組織形態を有する生保しか実現不可能であることから、来店型店舗大型代理店では真似できない販売体制を構築することになる。
● もし、これまでと同じ価値観の保険商品販売方式では、仮に「かんぽ生命」の契約加入金額が倍にでもなると「かんぽ生命」の実績に手を付けられない事態に追い込まれることになりかねない。
そしてもし「日本生命」がこのような保険販売戦略い転じた場合、他の国内主要生保では現在の決算状況からは「MY生命」がせいぜい転換追随生保となる。
■ 「プルデンシャルG」が「個人保険・新契約高」で26年度はトップに?!=「26年度・第3四半期」では、「第1位・プルデンシャルG、第2位・日本生命、第3位・かんぽ生命、次点の第4位は T&DG」!
● 実は「個人保険・新契約高」では「26年度・第3四半期」の段階で「プルデンシャルG(プルデンシャル生命・ジブラルタ生命・PGF生命)」が「日本生命」と「かんぽ生命」を抑えてトップに立っているのである。
・25年度
第1位 日本生命 7兆2776億円
第2位 プルデンシャルG 6兆8195億円
第3位 かんぽ生命 6兆5598億円
---------------------
・26年度・第3四半期
第1位 プルデンシャルG 5兆6717億円
第2位 日本生命 5兆4250億円
第3位 かんぽ生命 5兆2487億円
第4位 T&DG 4兆9917億円
● そして付け加えると「25年度の第4位」は「第一生命G・6兆4764億円」、同5位は「T&DG・5兆8210億円」。
ところが「26年度・第3四半期」では「第一生命G・3兆1901億円」は「ソニー生命・3兆5191億円」に後塵を拝している。
しかし、第4位は「25年度」で第5位だった「T&DG・5兆8210億円」が「26年度・第3四半期」では「4兆9917億円」でランクされている。
● 結論をまとめると、『定期保険』に強い生保が上位を占めていることが明らかだ。(複数生保の金額は単体生保金額を単純合計)
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■ 3月 7日(土)=前夜版=
■ 「2位 ソニー生命、3位 プルデンシャル生命、6位 大同生命 そして『かんぽ生命』日本生命に追随!」の「個人保険・新契約高(26年度・第3四半期)」の真実!=国内主要生保の凋落!=
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■ 3月 6日(金)
■ 「かんぽ生命」の『1.6兆円』は妥当値か?!==
● いわゆる「株式価値」を主幹事会社が試算した金額が「日本郵政7.9兆円、ゆうちょ銀行5.4兆円、かんぽ生命1.6兆円」と報道された。
もちろんこれらの数字は複雑な意味合いがある数字となることから、これら尾数字がいわゆる個々の企業の株価に直結するとは考えにくい。
● 特に「かんぽ生命」については、わかりやすく言えば上場後の「時価総額ベース」で考えた場合、既に上場している生保と比較した場合、かなりの菌が食いなる可能性がある。
ややもすると資産面に重点を置いた「株式価値」を考えがちだが、これがどのように動くかは上場後の株価に大きな影響を及ぼすはずだ。
● とりわけ保険商品の販売力では、現在よりも『積極的な且つわかりやすいCM』を展開することにでもなると確実に保有契約高は右肩上がりになる可能性が大きい。もちろん子のケースの場合は国内主要生保と対峙することになるが、最近の”第3分野を中心とした補毛量安競争”が落ち着いてくるといずれ「まともな保険商品競争」が表面化する。
その筆頭保険商品は「主要国内生保の『定期保険特約付終身保険』」だが、現在の「新ながいきくん」は「定期保険部分が全期型」である違いは契約者には大きなポイントだ、
● さらに付け加えると、かのバブル期に「かんぽ生命は養老保険、主要国内生保は年金保険」を大量販売したことからその「資産運用による責任準備金負担」には大きな隔たりがある。説明する迄も亡く「かんぽ生命が著しく少ない」のである。
つまり、保有資産面の安定性と有利性は国内主要生保を大きく上回ることになるのである。
● <子の項続く予定>
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■ 3月 5日(木)
■ 「① 日本生命 ② ソニー生命 ③ プルデンシャル生命 ④ 住友生命 ⑤ 第一生命 ⑥ 大同生命 ⑦ ジブラルタ生命 ⑧ 東京海上日動あんしん生命 ⑨ メットライフ生命 ⑩ 太陽生命」=『個人保険・新契約高ベスト10社!』=
● 「26年度・第3四半期」時点での「個人保険・新契約高」だが、以前に比べると生保名が様変わりしてきている。
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■ 3月 4日(水)
■ 「大塚家具」の大株主「日本生命と東京海上日動火災保険」はどうする?!
● 「大塚家具」の経営権を巡る父娘の争いは表面化した。どうやら3月後半の株主総会で何らかの決着ができそうだが、気になるのは大株主の「日本生命と東京海上日動火災」の動向だ。
個人的にはどちらの言い分に賛成しても違和感はないが、タダ会長の記者会見の様相には少し抵抗感があった。
さらにその後の”幹部社員の連判状”ともなると、引いてしまう絵図だ.
● もっともこの騒動で株価が急騰し、両社とも含み益を倍増近く膨らませた可能性が高い。
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■ 『S・M比率』、ワースト10位生保 規模中位以下生保に拡大!
● 例えば22/23/24年度末での「ワースト10社」には「日本、第一、三井、朝日生命」の4社が常連生保だった。これに規模面上位の「アフラック」を含めた5社が「ワースト10社」にランクされていた。
● ところが「26年度・第3四半期末」では、以下のように3社(日本、第一、アフラック)の名前が消えている。
1位 カーディフ
2位 マスミューチュアル
3位 朝日
4位 フコクしんらい
5位 チューリッヒ
6位 第一フロンティア
7位 オリックス
8位 アクサ
9位 PGF
10位 三井
● 「ソルベンシー・マージン」は「支払余力」と訳されるが、最近の特徴としては、以前に比べ「ワースト第1位・10位」の比率がともに高くなっていることだ。いわゆる「支払余力」が高くなってきている。
そのため経営指標として重きを置かれない傾向があるが、しかし何らかのシグナルを発している点も見逃せない。
その一つが「銀行窓販」主力販売生保の台頭だ。かつては“リスクのないのがリスク”とまで言われた「銀行窓販」主力生保だったが、ここに至る迄複数社が生保名が消え(買収・合併)、最近でも「東京海上日動フィナンシャル生命」(「スカンディア生命」を吸収合併)が「東京海上日動あんしん生命」に実質吸収されて名前を消した。
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■ 3月 2日(月)
■ 『株価2万円、ドル120円』で笑う生保と地団駄踏む生保!
● 言うまでもなくいくら「株高・円安」の功績を吹聴されても「株式・外国証券」を保有していない生保には関係ない話だ。
例えば「株式」は、保有している量から「日本、明治安田、第一」が金額的には大きな影響がある。続く「住友」となり、あとは大きく差があるが「富国、太陽、三井、朝日、大同、ジブラルタ」となる。
あとはせいぜい100億円単位で「マニュライフ、アクサ、プルデンシャル、ソニー」だ、
● もっともここまでは「有価証券時価情報」によるものだが、「貸借対照表」の時価ベースでは、これに「オリックス」が加わる。
ただ、「株高」の影響となると、やはり保有量が多い生保は「含み益」が拡大する傾向がある。
例えば「日本生命」の場合は、ほぼ「明治安田と第一」を加えた以上の保有があるが、「第2四半期末」では「時価情報ベースの差損益は34,224億円」が第3四半期末では「41,481億円」と僅か3ヶ月間で7000億円余りも増えているのである。
● さらに「日本生命」の場合「外国証券」の保有量と差損益は他の生保から突出しており安倍政権と日銀が益々「株高円安」傾向を強めるとその恩恵は実に大きい。
また追随傾向が強いのは「明治安田」だ。その次が「第一」とある。
但し、保有量の差は大きい。
● もっともここに来て「株式・外国証券」の保有を増加さえているのが「かんぽ生命」である。もしこのまま「株高・
円安」が続くようだと、「かんぽ生命」が台風の目になる可能性もある。もちろん「かんぽ生命」の場合は高いポジションで買っていることから「株安円高」に一気に進んだ場合は厳しい状況になる。
----------------------------------------------
■ 今更聞けない「錦織圭選手」の名前の読み方!
● テニスには全く関心がなかった私でも、やはり最近の「錦織圭選手」の活躍を目の当たりにするとその動向が気になる。
特に今回の試合で「ベスト4」にランクされ、益々注目度は高まる。
● ところで実に素朴な疑問だが「錦織」はなんと読むのか。かくいう私も自信がなかったので数人と飲んだとき聞いてみたが誰一人として「間違いない!」と言う回答がなかった。
「にしきおり、にしこおり、にしごおり、にしこり、にしごり」が、読み方候補のようだが、正しくは「にし○○」である。
もっともネットで検索するとすぐに分かるものの特に困ることも意味が通じないこともないことから自分流で使い続けてしまいかねない。
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■ 「生命保険販売の主役は『営業員・代理店』」に変化無し!=「”保険料が安い”ニーズは限定的!」=
● いわゆる通販型生保あるいはネット生保と呼ばれる生保の話題が賑々しくと耐えられるが、そのポイントは「保険料の安さ」である。
そのために「付加保険料が少ない」ことをアッピールしている。確かにマネー誌等では「これまでの保険より”安い”」を前面に「保険料が安い=契約者はトクで有利」としきりに訴えている。
● ところが、最近の「個人保険・新契約高」を調べると、これまで解説してきたように「営業員・代理店」を販売チャネルとする生保が契約業績を伸ばしているのである。
もちろん比較した場合「通販生保より保険料は高い」ことになるが、これはあくまで”加入時の時点での比較”であり、長い人生を考えた場合「契約者の損失」の方が多いのが紛れもない事実である。
● これまでにもこのブログで説明したように「通販生保のメリット」も確かにあるものの生命保険販売の主役はあくまでも「営業員・代理店」なのである。
そもそもいくら「付加保険料が少ない」と標榜してもこれだか膨大な「CM」を流し続ける「広告費用代」は相当の金額だ。もっともこれだけの「CM」を打つことでマスコミ受けは良いことになる。しかも”保険料が安い”を強調されるとマスコミとしては否定しにくいのが本音だ。
● ところが多くの「賢い契約者」が実際に契約したのは「営業員・代理店」経由だったのである。もちろんこの場合「保険料比較で”保険料が安い”契約」をしたとは考えられない。
つまり「保険契約の中身」で多くの契約者は判断しているのである。
● 言うまでもないが「保険料が比較して高い」のにはそれなりの『理由』がある。その点を丁寧に「営業員・代理店」が説明することで「契約者がトクする有利な保険選び」をしていることになる。
その保険商品の主役は「定期保険」である。
つまり「定期保険」を単に「死亡保障」だけの保険商品という知識レベルでは「保険料が安い」に騙されることになる。
● 特に要注意は「生命保険の知識に長けていない自称”専門家”」のアドバイスである。一部「FP」でも「保険料が安いのが合理的な加入の仕方」を強調する向きがあるが、これなどは”ド素人アドバイス”でしかない。
少なくとも長い人生を踏まえた「安心できる『定期保険』の保険選び」の説明には『定期保険の経過表』は必須だ。
● 改めてこれまでの「個人保険・新契約高」の生保業績を見て欲しいが、「プルデンシャルグループ(プルデンシャル生命・ジブラルタ生命)、ソニー生命、大同生命」それに「メットライフ生命、損保計生保」が続いている。
付け加えると販売実績では「日本生命、かんぽ生命」が単体生保としては上位にいる。「かんぽ生命」の場合は「新ながいきくん」の『定期保険部分』がいわゆる「全期型」を組み込んでおり「長期的安心感と契約者有利」は、不変だ。
● また「日本生命」の場合は、確かに「定期保険特約付終身保険」の「定期保険特約」は「更新型」を他の国内生保と同じように主力販売しているが、以前「銀行販売」で「100歳満期の定期保険」を試しみたが、メガバンクサイドの無理解もあり販売は不発に終わった。
しかし、資金的に余裕を持つ現在、大きく「定期保険」の保険販売戦略に舵を切っても良いのではないか。
● さらにあえて付け加えると「営業員・代理店」の販売チャネルを保有する生保が「定期保険の知識不足」のまま「保険料比較」で営業現場を鼓舞する様は「槍で突撃する姿」に等しい。これではいずれ「通販生保」にシェアーを奪われかねない。
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■ 3月 8日(日)
■ 「かんぽ生命 VS日本生命 VS 第一生命」の熾烈な戦いに「明治安田生命と住友三井G」はどう戦う?!
● 「日本生命」の『保有件数』問題は目処が立ち、いずれ「アフラック」からトップの座は奪い返せる見通しだ。
また「保険料等収入」では連結ベースで「第一生命G」が「日本生命」を抜いたと某経済紙が必要以上に煽ったきらいがあるが、今後「第一生命G」の「保険料等収入」は増加し続けるとは限らない。
● そのポイントの一つは某メガバンクの「銀行窓販」にあるが、詳細はここではあえて省略。
ところでこれからの「かんぽ生命」の動向は、両社の諸業績に大きく立ちはだかることになる可能性が高い。
例えば「保険料等収入」では、「かんぽ生命」を単体生保として比較した場合、ここに来て底打ち感が顕著だ。つまり25年度時点では「日本生命」とは1,1兆円の差があり、毎年減少傾向が強かったことからいずれは「日本生命」と「第一生命G」より下回ると思われていた「かんぽ生命」ではあるが、そうならない可能性が大きくなった。
● 途中をはしょると「日本生命」は膨大な「有価証券含み益」を背景に保険商品の販売転換点に立たされている、と考えるがどうか。もちろんこの転換が実行されると他の国内主要生保の追随を許さないことになる。
あえて付け加えるとこの転換は「営業員・代理店」販売組織形態を有する生保しか実現不可能であることから、来店型店舗大型代理店では真似できない販売体制を構築することになる。
● もし、これまでと同じ価値観の保険商品販売方式では、仮に「かんぽ生命」の契約加入金額が倍にでもなると「かんぽ生命」の実績に手を付けられない事態に追い込まれることになりかねない。
そしてもし「日本生命」がこのような保険販売戦略い転じた場合、他の国内主要生保では現在の決算状況からは「MY生命」がせいぜい転換追随生保となる。
■ 「プルデンシャルG」が「個人保険・新契約高」で26年度はトップに?!=「26年度・第3四半期」では、「第1位・プルデンシャルG、第2位・日本生命、第3位・かんぽ生命、次点の第4位は T&DG」!
● 実は「個人保険・新契約高」では「26年度・第3四半期」の段階で「プルデンシャルG(プルデンシャル生命・ジブラルタ生命・PGF生命)」が「日本生命」と「かんぽ生命」を抑えてトップに立っているのである。
・25年度
第1位 日本生命 7兆2776億円
第2位 プルデンシャルG 6兆8195億円
第3位 かんぽ生命 6兆5598億円
---------------------
・26年度・第3四半期
第1位 プルデンシャルG 5兆6717億円
第2位 日本生命 5兆4250億円
第3位 かんぽ生命 5兆2487億円
第4位 T&DG 4兆9917億円
● そして付け加えると「25年度の第4位」は「第一生命G・6兆4764億円」、同5位は「T&DG・5兆8210億円」。
ところが「26年度・第3四半期」では「第一生命G・3兆1901億円」は「ソニー生命・3兆5191億円」に後塵を拝している。
しかし、第4位は「25年度」で第5位だった「T&DG・5兆8210億円」が「26年度・第3四半期」では「4兆9917億円」でランクされている。
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■ 3月 7日(土)=前夜版=
■ 「2位 ソニー生命、3位 プルデンシャル生命、6位 大同生命 そして『かんぽ生命』日本生命に追随!」の「個人保険・新契約高(26年度・第3四半期)」の真実!=国内主要生保の凋落!=
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■ 3月 6日(金)
■ 「かんぽ生命」の『1.6兆円』は妥当値か?!==
● いわゆる「株式価値」を主幹事会社が試算した金額が「日本郵政7.9兆円、ゆうちょ銀行5.4兆円、かんぽ生命1.6兆円」と報道された。
もちろんこれらの数字は複雑な意味合いがある数字となることから、これら尾数字がいわゆる個々の企業の株価に直結するとは考えにくい。
● 特に「かんぽ生命」については、わかりやすく言えば上場後の「時価総額ベース」で考えた場合、既に上場している生保と比較した場合、かなりの菌が食いなる可能性がある。
ややもすると資産面に重点を置いた「株式価値」を考えがちだが、これがどのように動くかは上場後の株価に大きな影響を及ぼすはずだ。
● とりわけ保険商品の販売力では、現在よりも『積極的な且つわかりやすいCM』を展開することにでもなると確実に保有契約高は右肩上がりになる可能性が大きい。もちろん子のケースの場合は国内主要生保と対峙することになるが、最近の”第3分野を中心とした補毛量安競争”が落ち着いてくるといずれ「まともな保険商品競争」が表面化する。
その筆頭保険商品は「主要国内生保の『定期保険特約付終身保険』」だが、現在の「新ながいきくん」は「定期保険部分が全期型」である違いは契約者には大きなポイントだ、
● さらに付け加えると、かのバブル期に「かんぽ生命は養老保険、主要国内生保は年金保険」を大量販売したことからその「資産運用による責任準備金負担」には大きな隔たりがある。説明する迄も亡く「かんぽ生命が著しく少ない」のである。
つまり、保有資産面の安定性と有利性は国内主要生保を大きく上回ることになるのである。
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■ 「① 日本生命 ② ソニー生命 ③ プルデンシャル生命 ④ 住友生命 ⑤ 第一生命 ⑥ 大同生命 ⑦ ジブラルタ生命 ⑧ 東京海上日動あんしん生命 ⑨ メットライフ生命 ⑩ 太陽生命」=『個人保険・新契約高ベスト10社!』=
● 「26年度・第3四半期」時点での「個人保険・新契約高」だが、以前に比べると生保名が様変わりしてきている。
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■ 3月 4日(水)
■ 「大塚家具」の大株主「日本生命と東京海上日動火災保険」はどうする?!
● 「大塚家具」の経営権を巡る父娘の争いは表面化した。どうやら3月後半の株主総会で何らかの決着ができそうだが、気になるのは大株主の「日本生命と東京海上日動火災」の動向だ。
個人的にはどちらの言い分に賛成しても違和感はないが、タダ会長の記者会見の様相には少し抵抗感があった。
さらにその後の”幹部社員の連判状”ともなると、引いてしまう絵図だ.
● もっともこの騒動で株価が急騰し、両社とも含み益を倍増近く膨らませた可能性が高い。
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■ 『S・M比率』、ワースト10位生保 規模中位以下生保に拡大!
● 例えば22/23/24年度末での「ワースト10社」には「日本、第一、三井、朝日生命」の4社が常連生保だった。これに規模面上位の「アフラック」を含めた5社が「ワースト10社」にランクされていた。
● ところが「26年度・第3四半期末」では、以下のように3社(日本、第一、アフラック)の名前が消えている。
1位 カーディフ
2位 マスミューチュアル
3位 朝日
4位 フコクしんらい
5位 チューリッヒ
6位 第一フロンティア
7位 オリックス
8位 アクサ
9位 PGF
10位 三井
● 「ソルベンシー・マージン」は「支払余力」と訳されるが、最近の特徴としては、以前に比べ「ワースト第1位・10位」の比率がともに高くなっていることだ。いわゆる「支払余力」が高くなってきている。
そのため経営指標として重きを置かれない傾向があるが、しかし何らかのシグナルを発している点も見逃せない。
その一つが「銀行窓販」主力販売生保の台頭だ。かつては“リスクのないのがリスク”とまで言われた「銀行窓販」主力生保だったが、ここに至る迄複数社が生保名が消え(買収・合併)、最近でも「東京海上日動フィナンシャル生命」(「スカンディア生命」を吸収合併)が「東京海上日動あんしん生命」に実質吸収されて名前を消した。
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■ 3月 2日(月)
■ 『株価2万円、ドル120円』で笑う生保と地団駄踏む生保!
● 言うまでもなくいくら「株高・円安」の功績を吹聴されても「株式・外国証券」を保有していない生保には関係ない話だ。
例えば「株式」は、保有している量から「日本、明治安田、第一」が金額的には大きな影響がある。続く「住友」となり、あとは大きく差があるが「富国、太陽、三井、朝日、大同、ジブラルタ」となる。
あとはせいぜい100億円単位で「マニュライフ、アクサ、プルデンシャル、ソニー」だ、
● もっともここまでは「有価証券時価情報」によるものだが、「貸借対照表」の時価ベースでは、これに「オリックス」が加わる。
ただ、「株高」の影響となると、やはり保有量が多い生保は「含み益」が拡大する傾向がある。
例えば「日本生命」の場合は、ほぼ「明治安田と第一」を加えた以上の保有があるが、「第2四半期末」では「時価情報ベースの差損益は34,224億円」が第3四半期末では「41,481億円」と僅か3ヶ月間で7000億円余りも増えているのである。
● さらに「日本生命」の場合「外国証券」の保有量と差損益は他の生保から突出しており安倍政権と日銀が益々「株高円安」傾向を強めるとその恩恵は実に大きい。
また追随傾向が強いのは「明治安田」だ。その次が「第一」とある。
但し、保有量の差は大きい。
● もっともここに来て「株式・外国証券」の保有を増加さえているのが「かんぽ生命」である。もしこのまま「株高・
円安」が続くようだと、「かんぽ生命」が台風の目になる可能性もある。もちろん「かんぽ生命」の場合は高いポジションで買っていることから「株安円高」に一気に進んだ場合は厳しい状況になる。
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■ 今更聞けない「錦織圭選手」の名前の読み方!
● テニスには全く関心がなかった私でも、やはり最近の「錦織圭選手」の活躍を目の当たりにするとその動向が気になる。
特に今回の試合で「ベスト4」にランクされ、益々注目度は高まる。
● ところで実に素朴な疑問だが「錦織」はなんと読むのか。かくいう私も自信がなかったので数人と飲んだとき聞いてみたが誰一人として「間違いない!」と言う回答がなかった。
「にしきおり、にしこおり、にしごおり、にしこり、にしごり」が、読み方候補のようだが、正しくは「にし○○」である。
もっともネットで検索するとすぐに分かるものの特に困ることも意味が通じないこともないことから自分流で使い続けてしまいかねない。
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