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マスコミが教えない「ネット生保」の落とし穴!

2013年07月25日 | 保険


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■ 25年 7月26日(金)=保険メルマガ・かわら版=第151号~第155号編集中(8月5日発行!)!=
■ 「ネット生保の10年満期・更新型定期保険には要注意!」=10年後、20年度の保険料は未定だ!=

● 以前「ライフネット生命でお勧めの保険は?」の質問に「ベストではないが,選択肢として「30年満期定期保険」とこのブログで書いたことがある。すかさず何人かの方から否定的なご意見を頂戴したが、その太宗は「保険料が高い」という者であった。
 その回答をじっくりする機会がないままずるずると今日に至ってしまったが、この「保険料が安い」という口実はあくまでも「契約から10年間限定」であることは,ほとんど知られていない。
● もちろん私も10年毎の更新時保険料については,契約時の保険料を使用することがわかりやすいのでそれを使うことが多いが、正確に言えば「10年後の保険料はその時の保険料率による保険料」というのが正しい。 
 つまり、いくら契約時に「現在の保険料では10年後の保険料は○,○○○円程度」と説明されても,これは何も担保された保険料ではなく、冒頭も暴落もあるのが更新型保険料の仕組みだ。
 もちろん契約者は,10年度契約時に提示された契約時の保険料率による保険料より遙かに多額の保険料を請求されても文句は言えない仕組みなのである。
● それ故に「お勧めは?」と聞かれると「ライフネット生命」という条件なら「30年満期の定期保険」と回答したのである。これならその生保に経営上等の危機でもない限り「契約から30年間は,同じ保険料が約束されている」からだ。
 改めて説明する迄もないが保険料は「定期保険」の計算起訴率は「予定利率・予定死亡率・予定事業費率」からなっている。もし仮に一度に予定を大きく超過する死亡者が出た場合とか経済状況の激変とかが生じた場合、10年満期タイプの場合はその影響を直接受け、次の更新時保険料が冒頭する可能性は0ではないことになる。
 ところがこれが契約から30年満期となるとそのリスクは時間的に分散され可能であれば契約時の保険料率の中で収まることになる。
● 実は、その「更新時保険料の変節」の具体例がある。「アクサダイレクト生命」の「カティと定期」である。内容は30歳の男性が「10年満期の定期保険に2000万円契約した場合」なのだが、当然10年後には「40歳の更新」を迎えることになる。
 問題はその「更新時の保険料」である。一般的には「新規保険料を更新時保険料」と考えるが、その場合は「4,740円」となるのだが、もし「通常の更新の場合は、5740円」に跳ね上がってしまうのである。
 その代わり「アクサダイレクト生命」としては「健康チャレンジ」という制度を設け、それ該当すると保険料がこうしんじに「安くなる仕組み」を取り入れている。
 その記事内容は下記なのだが、「アクサダイレクト生命」のHPを見た限りでは「通常の更新の場合」野保険料は見当たらない。
 もしこれが事実とすると実に保険料支払いが不安定な生命保険ということにならないか。 

【アクサダイレクト生命】
(現在のところ「通常の更新の場合の保険料」については確認できていないが、重要なポイントと考えコピペしたが不都合があれば管理人氏のご連絡を頂きたい。速やかに対応します。しかし、「保険選びネット」の管理人氏の保険情報収集力には頭が下げる思いである。)

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■ 「保険・かわら版(7月分)」=7月20日号「第146号~第150号」=マスコミが教えない国内生保9社の24年度生保決算の実情!=

● 生保決算情報は何も各社が自社hpにアップしたものだけとは限らない。例えば「含み損益が0になる水準」とか、「銀行窓販の状況」等はマスコミ向けにだけ発表するのがこれまでの慣例だ。
 もっとも上場生保の場合は、それを自社hpにアップしてあるから、他の未公表生保の情報が入手できれば一覧表ができあがることになる。
● さて、具体的に「日本生命」を例に取ると、「株式の含みSんえきが0になる水準」は「8,200円」である。そして「帳簿価格(一般勘定)は4兆3,058億円」なのだが、「時価は6兆4377億円'となっている。
 その差「2兆1319億円」が差益という計算だ。(第147号)
● 「日本生命」というと「s・m比率」のワースト10社の常連でもある。しかし、毎年「日本株」に対する運用方針を聞かれても「売却」と回答したことはない。
 おそらく「日本生命」としては「s・m比率」の数値よりも、単体企業として上場企業株式を最も多く保有している機関投資家としての立場が安易に経営指標の数値のために「売却」へは知ることなど論外なのだろう。
● 24年度の場合は、「株式保有」が多いこともあり、「s・m比率のリスクの合計額(分母)」は、2,342億円」も増加している。もちろんこれは「s・m比率」の計算上は好ましいことではない。ところが「s・m比率のソルベン・マージン総額(分子)」の「その他有価証券の評価差額」を見るとなんと「1兆9,125億円」も増加させているのである。
● 何も「経営指標」のために生保経営を個々の生保はやっているわけではない。もっともそうしなければならないせいほがあるのも事実だが、この各社事情を見るには「保険・かわら版」(第147号)野2頁の「資料2の参考表」を見ると、各社事情が垣間見える。
 単に表面上の数字だけでは判断出来ない生保の実情が浮き出てくるのである。
 
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■ 25年 7月25日(木)=保険メルマガ・かわら版=第151号~第155号編集中(8月5日発行!)!=

■ 「郵政・アフラック提携」とする見出しは'郵政'は人身御供か?=

● とにかく「日本経済新聞」の一面トップに「郵政・アフラック提携」には素直に驚かされた。というのもいわゆる「郵便局約1,000カ所」と20年8月よりアフラックは業務提携していたからだ。
 その意味では「提携拡大(SankeiBiz)、提携強化(読売新聞・朝日新聞」の方が的を射た表現だ。
 もっとも「日経」の2面にわたる記事を読むと、「提携」というより「提携強化」が適していることが分かる。
● 察するに「TPP交渉の入り口」である米国との交渉で「保険ではこれほど譲歩した」というインパクトを位置づけるためには「日経の1面トップ」は不可欠とも言えたと思われる。
 さて問題は中身だが、「郵政(かんぽ生命)ー日本生命ーアフラック」を巡る各社の思惑は実に複雑怪奇だ。
 ややもすると「がん保険で優位に立つアフラックがなぜ他社攻勢に敏感なのか?」と思われがちだが、そこには「アフラックの窮状」もある。とにかく「真水のがん保険」を積み上げていかないと生保経営上大いに困る現実があるからだ。
● 詳細はこれまでの「保険・かわら版」デカ移設してきたが、やはり「アフラック」の経営は,当初販売した膨大な「がん保険」がネックになってきた.しかし、「アフラック」は危機を先回りする形で「成長」を遂げてきたしたたかさがある。
 今回ももし「日本生命とかんぽ生命のがん保険」が発売されると、少なくとも「アフラック」からするとメリットはないどころか、致命傷になる可能性もあった。
● 今回、販売箇所が「1,000カ所から2万カ所に拡大'とあるが、それがどのような実績を上げるかは全く不透明だ。しかし、少なくとも放置していて「日本生命」にがん保険市場にき鋳込まれるようなことにならなかった”功績”は表面上の業績数字より遙かに大きい'価値'となるのである。
 時間的余裕が取れれば8月号の「保険・かわら版」で解説してみたいものである。もちろんこれからの「日本生命」の出方も大いに気になるところである。

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■ 「ネット生保」の落とし穴!?=
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■ 25年 7月24日(水)=保険メルマガ・かわら版=第151号~第155号編集中(8月5日発行!)!=

■ 「保険・かわら版(第146号~第150号」=7月20日発行!=

● すでにセミナー等では「保険・かわら版」の編集中の内容の資料を一部使用して説明したが、要は「株高・円安」が生保決算業績に与えた影響の大きさである。とにかく保有している「株と外国証券」がどんどん「含み益を増大」させていった。
 その実体を表にまとめたのが「第147号」だが、そこには過去4年度分の「国内株式の時価情報」も併記してあるため、一目で具体的な数字を含め「評価益」がすぐ分かる表だ。
● しかし、この状況が悪化しないためには,3月末の「1万2397円」を割り込まないことが必須条件だ。6月末は「1万3,677円」,そして現在は1万4,000円台を前後している。 
 とはいえ、一寸先が見えないのが「株価」だ。果たして「9月末、12月末そして25年度末」はどうなっていくのか、まだまだ安穏とは出来ないのが厳しい現実だ。
● この「保険・かわら版(第146号~第150号)」②は、国内生保9社の「含み損益が0になる水準」を記載したが、9月の「保険・かわら版」では、カタカナ生保と主要外資系生保の「含み益が0になる水準」を特集する予定だ。 
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■ 「大きすぎてつぶせない保険会社=AIG、メットライフ、プルデンシャル(米国)、アクサ(仏蘭西)、プルーデンシャル、アビバ(英国)、アリアンツ(独)ゼネラリ(イタリア)、平安保険(中国)=

● 金融安定理事会(FSB)が発表したいわゆる「大きすぎてつぶせない保険会社9社」が発表された。日本の保険k会社は1社も入らなかったが、金融庁は「日本版」を作成発表する予定だ。

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■ 「生命保険事業概況=5月末日版=」(「日本生命」の件数も頭打ち?有価証券激減も対前期比5.5%増?!)=

● 25年度5月末の「生命保険事業概況」が生命保険協会から発表された。平月の事業概況であるので、諸業績を見るにはいくつかの注意が必要だが、やはり一番気になるところは「個人保険・新契約件数」だろう。
 具体的には「303.6万件(対前期比1.6%増)」となっている。昨年度の5月末が「298.8万件(対前期比23.1%増)」だったことを考えると、新契約・件数増は「頭打ち」状態と読み取れる。
● もちろんこの背景には「日本生命VSアフラック」の保有契約件数競争があるのだが、昨年度1年間の推移は「日本生命」が順調増加を示している。文字通り、近々「保有契約件数トップ」の座は逆転して「日本生命」が座する可能性が高い。
 説明する迄もないが、「日本生命の学資保険、アフラックの医療保険の保険料引き下げ」もこの競争と無関係ではない。
● ところで、8月5日にはこの「生命保険事業概況」の各主要業績毎にまとめた「保存版・生命保険事業概況」を発行するが、これがあると生保全体の主要業績の動向が一目で分かる仕組みだ。
 すでに24年度版の編集中の「保険・かわら版」を最近開催したセミナーでは「編集中」と断った上で配布したが、今のところすこぶる公表である。
 特に「有価証券」については、「6月・9月・12月・3月」の時価ベース金額とそうではないいわゆる簿価ベースでの読み取りが少々ややこしかったのだが,このような一覧にすると実に流れがわかりやすい。
● 細部では注意しておきたいところもあるが、これからの「6月末、9月末」を当面注視したい。

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■ 25年 7月23日(火)=保険メルマガ・かわら版=編集中!=

■ 真夏のハードスケジュール!=鹿児島行きが急遽博多空港へ!=

● 7月18日(木)が九州某市でセミナー。20日が東京の「FP実務セミナー」.そして21日がまた九州某市でセミナーと実に慌ただしいスケジュールだった。
 もちろんタイムスケジx-ルは綿密に組んでもらうのだが、しかし如何ともしがたいのが「飛行機の行き先変更」だ。しかも早々に手配しないと「飛行機料金」はどんどん値上がりするのが避けられない傾向でもある。
● 結局、東京には19日に入り、20日は東京泊の21日九州行きで落ち着いた。ところが、やはり「予定」はなかなか予定どうりとは行かないものである。20日に日頃ゆっくり会って意見交換をしたいと思っていた巨大ネットブログの管理人Y氏とコンタクトがとれ、さっそく飲むことが決まった。
 最近の管理人Y氏の「ネット生保」に対する見解を聞きたいことがあったのだが、となると翌朝の東京(成田)発のために一泊する意味はなくなるのだが,問題は成田への交通が深夜ではうまくつながらない。さっそくこのへんに明るい某クンに電話したら、「何処で飲みます?新宿だったら待って下さい。うーんと、取れました。新宿の京王デパートのリムジンバス乗り場へ1時30分までに行って下さい。予約番号○○○○、料金は2000円で~す。」と、さらさらと「解答」を出してくれた。
● 結局Y氏に午前様までおつきあい頂くことになったが、見解の相違も有りながらもいろいろな参考を頂戴し大いに参考になった。
 やはりこうして直接意見交換をすると、自分の頭の中も租借されていき「新たな知恵」が積み重なっていくものである。
 私の結論は「このままのネット生保の放置は良くない!」が、確定した。
 過日の「日本経済新聞」,さらに皮肉にも本日の「産経BIZ」にも掲載された「ネット生保」の記事には物言いをすることにした。
● さて、話は戻るが、早朝6時発の「東京(成田)ー鹿児島」に無事乗れたことで、この日のセミナーも滞りなく開催できるはずだった。
 しかし、しかしである。飛行機が降りた空港は「鹿児島空港」ではなく「博多空港」だったのである。つまり、早朝の桜島爆発により空港上空には噴煙が有り、飛行機が降下できないため「博多空港」へ向かうというのである。
● 文字通り、如何ともしがたい事態である。しかし、幸いにして早朝便であったがために当日のセミナー開催には支障なく間に合った。というのも、セミナー会場は「鹿児島中央駅」から1時間半くらい博多よりだったがために,今回は「博多」から新幹線を下る形になった。
 時間も午後便でもギリギリだったが、やはり余裕を持ってと言うことで早朝便に無理したことが効をそうしたのである。
 もちろん少々時間に余裕を持って会場入りした私は,今朝からの精神的ストレスをおくびにも出さず無事終了した。当然のこととして「生保営業販売チャネル」について追加解説をしたが、終了後の懇親会では、参加者は保険業界関係者は1/3程度、と聞いていたこともあり話題にもならないのではと思っていたが,意外にも結構盛り上がった。やはり全体的に関心は高いことがよく分かった。

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