7月31日(日)訪問人数266(閲覧者数635人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「第2回金融審議会」の資料はよくまとめてあり分かりやすい! !
● 資料としては一見しておきたい内容だ。他にも「BTMU」(三菱東京UFJ銀行)と「大和証券キャピタル・マーケッツ(株)」の資料もある。まあ、言いたいことはいろいろあるが、どうもこれらの資料が作成者の恨み節に思えてならない。
【東京海上グループの海外展望とその課題について】=参考=
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7月30日(土)訪問人数223(閲覧者数601人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 生保決算の最終資料「生命保険会社の現状」(ディスクロージャー誌)が続々と届き始める!
● 毎年7月末当たりから8月上旬にかけて、各生保は「○○生命の現状2011」と題したディスロージャー誌を発行している。いわゆるこの資料が公に発表される最終版となる。
今でこそ200頁を超す生保も多くなったが、15年ほど前までは2、30頁の極めて最低限の情報を掲載した”ディスクロージャー誌”だった。
● もちろん生保情報としては現在の内容で十分とは言えないものの、かといって闇雲に情報量だけが多くなぅても、それを分析・解説する場がないようでは意味がないことになる。しかも生保数が47社のいま、同じ情報を全社に求めるのは非現実的なことで、結局色々なテーマによって取り上げる生保をグループ分けすることになる。
実は、「保険・かわら版」でも、できるだけ多様な角度からの生保決算分析を取り上げて発行してきたが、どうしても生保グループの分け方を考えると47社に公平にとは行かないところがある。
● どうしても「国内生保9社」と「主要外資系生保」(「ソニー生命」含む)、それに「損保系生保」と大きく3グループに分けた分析になりがちだ。一時は「銀行窓販生保」というジャンルもとりまとめかけたが、そうこうしているうちに業績もしぼんできたことでまとめ上げるまでには至らなかった。
まさに栄枯盛衰を目の当たりにしたような「銀行窓販生保」の業績だったが、果たしてこれからどうなるのか。実際に開店休業状態が続いている生保が少なくないが、業界内でよく耳にするのは「売却話し」だが、肝心な買い手の話が出てこない。もう既に「生保業界以外からの引き合いに期待するしかないのでは」という声も漏れるが、さすがにこの金融情勢では話しがまとまりにくいのでは。
● いずれにしても、22年度決算業績を見る限りでは、生保も目先の「株価や為替」等の動向に左右される、いわゆる「金融機関」の一角を占めるようになったことだけは確かだ。
特に「ソルベンシー・マージン比率」の新基準の採用は金融庁の複雑な意図もあって参考指標」として発表されたが、幸か不幸か金融庁の思惑とは異なり淡々と一人歩きしてしまっている。もっとも、その恩恵で「S・M比率」の分析版を「保険・かわら版」で特集を3号発行(3号目の第105号は8月5日発行)したが、しかしこの内容を正確に把握しておかにと、これからの株価や為替の急減には対応が間に合わなくなる可能性もある。
既に現場は契約を取れればよい、という捉え方では契約者の保険情報に関する満足度は得られなくなってきている。
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7月29日(金)訪問人数320(閲覧者数668人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「77円18~20銭、夕刊紙では50円の話題も!
● どうしようもなく円高が進行している。そして8月2日には、どちらに転んでも米ドルはそう強くはならない、とする論調が多い。もうなにをかいわんおやである。76円台突入・・・となったら、やはり史上最高値までいくんでしょうなあ。
やはり、生保も真剣に9月末を見据えて対応をしないと「あれっ~」ということにでもなったら一大事だ。
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■ 「保険・かわら版=第105号・第106号=」それと「保険情報・かわら版=第32号・第33号=」の送付が順次開始!
● 「保険・かわら版=第105号=」は、「アフラックのS・M比率」を特集したが、やはりこれを知るとかつての「がん保険」の加重を薄める意味でも「定期保険特約」などの附加が急がれるところだ。しかも毎年改善してきた為替問題だが、まさか77円台までの円高は様相しないというよりも対応が困難だったことを考えると、更にその対策も必要となってくる。
もちろん、これらの問題はなにも「アフラック」だけのものではなく、いくつかの生保に共通する苦悩だ。
● そして「保険・かわら版=第106号=」は、「通販型損保」の特集である。ややもすると「通販型損保は好調」というイメージが先走りしているが、これは正確な分析ではなく既に損保間格差が生じている。そしてズバリ「共食い状態に突入か?!」としたが、どうも22年度決算を見る限りでは「通販型損保の限界」が見え始めたと解釈できる。
かといってこれまでのような二桁進展は期待できないものの、増加傾向は続くと思われることから従前の保険代理店としては、フォローアップでしっかりと顧客へのサービスを徹底しておく必要がある。やはりこの「保険・かわら版」を読むと、通販型損保のアキレス腱が実績で分かることから徒なまでの心配はする必要がない。もちろんなにもしないではダメだが。
● 「保険情報・かわら版」は、第32号と第33号だが、このようなデータはそう容易に入手あるいは編集できないことから、生保業界を見る上では役に立つ資料(データ)だと考える。特に第32号の数字からは「アフラック」の並々ならぬ経営努力の跡がうかがい知れるが、現実はその更に先を行くというジレンマがある。勝つためにはまず知ることだ。
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■ 主要な外資系生保(ここでは「ソニー生命」含む)は国内株式は問題ないも、やはりこの円高は影響が大きい!
● 主要な外資系生保の保有する有価証券では「国内株式」については、特に問題がある生保はない。そもそも保有している金額が生保経営を左右するほどではないことが多いからだ。それに「含み損益が0になる水準」も、総じて10,000円以下となっている。もちろん少額でも評価益になる方がよいが、金額的に目くじらを立てるほどではない。
● 一方「外国証券」となると、これは「国に株式」とは大きく異なる。こちらの「含み損益が0になる水準」を調べると、かなりきわどい生保がある。それでもここ3年間の「含み損益0になる水準」を見ると、各社とも相当の経営努力をしていることが分かる。
某生保等の場合は、20年度末は「126円」だったが、21年度末は「102円」となり、22年度末は「91円」にまで大きく改善させている。
しかし、現在の円は80円割れを通り越し「77円台」だ。そしてそう簡単に円安に向かう様子はない。もちろん、このままの円高が続くのか、それとも超円高にすうsむの火、はたまた現在の円高は一過性のもので気がつけば100円程度になるのか、全く予測は不可能だ。
生保としては、9月末の円が極めて気になるところだ。やはり「S・M比率」の新基準採用はしっかりボディーブローとなって効いてくる。
(主要外資系生保の「含み損益が0になる水準」については、8月5日発行の「保険情報・かわら版」に解説記事があります。)
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7月28日(木)訪問人数297(閲覧者数620人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「平均寿命、女性86.39歳、男性79.64歳!」
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■ 「円、77円台からその先は?!」=どうも円高傾向に歯止めが掛からない?!「ミセス・ワタナベ」期待論が!
● どうも円高が止まらない。昨日も海外に旅行に行く人が両替して「こんなになるとは驚いた」と、ドル紙幣を思ったより多く手にして喜んでいたが、海外旅行どころではない我が身としては「円高になりすぎでは?」と横やりも入れてみたくはなるが、あれよあれよという間に「77円台」である。
ところで、ここまで円高なら、ガソリン価格が安いのでは、と思っていたが原油そのものが高いのでガソリン価格はむしろ上がっている、という。当面消費者には円高メリットはない?
● この様子だと、市場最高値近辺まで行きそうな勢いだが、8月2日の米国の事情を考えるとないとは言い切れない。そこで大量にドルを買い込んだ「ミセス・ワタナベ」としては、一気に80円台半ばくらいまで円安にでもなってくれると「筋書き通り」ということになるのだろうが、果たしてどうか?
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7月27日(水)訪問人数297(閲覧者数758人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「円、77円台突入!」=計算上は国内大手のほとんどが評価損!=「ミセス・ワタナベ」が再登場」
● 「日経QUICKニュース」を見ていたら、久しぶりに「ミセス・ワタナベ」の名前が出ていた。どうやら「今、ドルを買うのはミセス・ワタナベだけ」とのささやきも聞こえる、と記事にはあり、円高になる円買いに対しドル買いをしているのは「ミセス・ワタナベ」だけと言うことらしい。ただ、「日本の個人投資家」を意味する「ミセス・ワタナベ」なら、77円台に入ってきたらやはり「ドル買い」というのがセオリーと思い込んでいるのだが、記事の最後に「ミセス・ワタナベが円高圧力に寄り切られる日が近づいているのかもしれない。」とあることを深読みすると、まだまだ円高は続く、ということらしい。
● 何かしら、世界の金融マーケットが緊張し始めた様な気がしているが、本当に先行きが見えにくくなってきた。午前中のワイド番組などでは、今度は「円高のメリット」を色々と解説し始めて
いた。確かに海外旅行や輸入業者にすれば一理あるが、日本経済という視点から考えると果たしてどうなのか、そう簡単には答えは見付けられない。
もっとも生保の一部ではかなり緊張した雰囲気が一部の部署にはあると言われるが、これは対応を一歩誤ると命取りにもなりかねないから当然といえば当然だろう。
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● 米国経済やEUのギリシャ格下げ問題などがあり、結局消去法で日本の国債が買われているというとされる現状は何とも言い難い。おそらく8月2日を挟んだ頃から米国の信用がどうなるかについて大きく金融情勢が変わる可能性もあり、どうも座り心地の悪い為替相場が当分続きそうだ。
● ところで、国内生保もかなりの「外国証券」を保有しているが、さすがにここまで円高が進むと上半期末の金融情勢が気になってくる。ちなみに22年度末における「外国証券の含み損益が0になる水準」はこうなっている。
・日本生命 83円
・第一生命 87円
・明治安田生命 86円
・三井生命 97円
・太陽生命 85円
・大同生命 91円
・富国生命 89円
・住友生命、朝日生命はヘッジのため「ー」
もちろん、この水準だけで該当生保への悪影響を推し量るわけにはいかない。特に保有状況如何では大したことのない生保もある。しかし、参考指標としてこの水準はチェックはしておきたい。
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7月26日(火)訪問人数334(閲覧者数1,300人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「円、一時78円割れ!」
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■ 「米の債務問題」どう決着がつく?!
● この問題については、このニュースが分かりやすい。もちろん先行きがここまで不透明な問題であるだけに、現在の途中経過を知りたい方は是非ご一読を!
【サンケイニュース】
● 当初は高みの見物と「いずれ決着がつく」とばかりにタカを括っていたが、どうも事態は深刻になってきている。それでもギリギリで決着というややアバウトな期待が亡いわけではないが、もし8月2日までに何もできないとなると、かなり世界の金融情勢は緊迫する可能性が出てくる。
● このへんいういては私もマスコミのニュースやこの辺に詳しい方に聞くしかないのだが、聞けば聞くほど不安になってくるのが現在の実情だ。
ただ、ほぼはっきりしているのは「米国債の格下げ」は間違いない、というもので、これは「AAA」からの陥落をも含むことになる。
もっともどのような結果になっても「米国債」を保有しているのは日本(日本で営業している外資系保険会社も含め)の保険会社も少なくなく、あらゆる状況を考えた場合「無傷」というわけには行かない可能性がある。当然のことながら23年度の上半期決算に悪影響が出る可能性が高い。
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7月25日(月)訪問人数322(閲覧者数796人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「保険金・給付金は増加していた!」=23年5月末の生保事業概況=
● 「東日本大震災」のよる「保険金支払い」の影響がいずれはこの事業概況にも出てくるものと思っていたが、5月末分で「保険金・4.1%増、給付金2.0%増」となった。もちろん冷静に考えれば「3月末9億円、4月末314億円余り、5月末655億円余り、6月末903億円」という保険金支払額を考えると、当然のことながら対前期比は増加になるのは避けられない。
● 事業概況では「保険金」とはあっても、それ以上の中身は発表されないため「死亡保険金」等がどうかについては不明だ。しかし、「満期保険金」などを含んだ「保険金支払額」が対前期比5月単月で「4.1%増」というのは、「東日本大震災」の死亡保険金支払いの影響が出たものと推察される。
また「日経」のこの事業概況を伝える記事では「5月の収入保険料は2兆7,830億円となり、全円同月に比べ2.5%増えた」とあり、その後に「増収は3ヶ月ぶり。医療保険など個人向け保険の販売が好調だった」とある。
● しかし、これは誤解を招きやすい書き方だ。収入保険料の2.5%増はおおよそ600億円ほどの対前期秘増の金額である。となると1件単価が小さい保険契約では無理な金額だ。ここもあえて推測と書くしかないが、やはり原因は「一時払い終身保険」だろう。
そう考えると、5月単月での4.6%増の保険金も納得がいく。それに比べ件数の増加が1.2%増ということだから、金額の少ない契約でないことは明白だ。
● ところで相も変わらず「株式の減少傾向」は続いているが、誤解を招きやすいのは、どの生保も持ち分をどんどん売却しているわけではない、という点だ。4月末は「13兆9093億円」だったが5月末は「13兆8820億円」と、273億円しか減らしていないのだ。
率にすると0.2%だ。ややもすると生保経営上「株式保有は限りなく0が良い」とするかのような考え方があるが、これは非現実的な考え方だ。
その一方で「国債」は4月末よりほぼ4,000億円増えた。
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● 資料としては一見しておきたい内容だ。他にも「BTMU」(三菱東京UFJ銀行)と「大和証券キャピタル・マーケッツ(株)」の資料もある。まあ、言いたいことはいろいろあるが、どうもこれらの資料が作成者の恨み節に思えてならない。
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7月30日(土)訪問人数223(閲覧者数601人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 生保決算の最終資料「生命保険会社の現状」(ディスクロージャー誌)が続々と届き始める!
● 毎年7月末当たりから8月上旬にかけて、各生保は「○○生命の現状2011」と題したディスロージャー誌を発行している。いわゆるこの資料が公に発表される最終版となる。
今でこそ200頁を超す生保も多くなったが、15年ほど前までは2、30頁の極めて最低限の情報を掲載した”ディスクロージャー誌”だった。
● もちろん生保情報としては現在の内容で十分とは言えないものの、かといって闇雲に情報量だけが多くなぅても、それを分析・解説する場がないようでは意味がないことになる。しかも生保数が47社のいま、同じ情報を全社に求めるのは非現実的なことで、結局色々なテーマによって取り上げる生保をグループ分けすることになる。
実は、「保険・かわら版」でも、できるだけ多様な角度からの生保決算分析を取り上げて発行してきたが、どうしても生保グループの分け方を考えると47社に公平にとは行かないところがある。
● どうしても「国内生保9社」と「主要外資系生保」(「ソニー生命」含む)、それに「損保系生保」と大きく3グループに分けた分析になりがちだ。一時は「銀行窓販生保」というジャンルもとりまとめかけたが、そうこうしているうちに業績もしぼんできたことでまとめ上げるまでには至らなかった。
まさに栄枯盛衰を目の当たりにしたような「銀行窓販生保」の業績だったが、果たしてこれからどうなるのか。実際に開店休業状態が続いている生保が少なくないが、業界内でよく耳にするのは「売却話し」だが、肝心な買い手の話が出てこない。もう既に「生保業界以外からの引き合いに期待するしかないのでは」という声も漏れるが、さすがにこの金融情勢では話しがまとまりにくいのでは。
● いずれにしても、22年度決算業績を見る限りでは、生保も目先の「株価や為替」等の動向に左右される、いわゆる「金融機関」の一角を占めるようになったことだけは確かだ。
特に「ソルベンシー・マージン比率」の新基準の採用は金融庁の複雑な意図もあって参考指標」として発表されたが、幸か不幸か金融庁の思惑とは異なり淡々と一人歩きしてしまっている。もっとも、その恩恵で「S・M比率」の分析版を「保険・かわら版」で特集を3号発行(3号目の第105号は8月5日発行)したが、しかしこの内容を正確に把握しておかにと、これからの株価や為替の急減には対応が間に合わなくなる可能性もある。
既に現場は契約を取れればよい、という捉え方では契約者の保険情報に関する満足度は得られなくなってきている。
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7月29日(金)訪問人数320(閲覧者数668人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「77円18~20銭、夕刊紙では50円の話題も!
● どうしようもなく円高が進行している。そして8月2日には、どちらに転んでも米ドルはそう強くはならない、とする論調が多い。もうなにをかいわんおやである。76円台突入・・・となったら、やはり史上最高値までいくんでしょうなあ。
やはり、生保も真剣に9月末を見据えて対応をしないと「あれっ~」ということにでもなったら一大事だ。
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■ 「保険・かわら版=第105号・第106号=」それと「保険情報・かわら版=第32号・第33号=」の送付が順次開始!
● 「保険・かわら版=第105号=」は、「アフラックのS・M比率」を特集したが、やはりこれを知るとかつての「がん保険」の加重を薄める意味でも「定期保険特約」などの附加が急がれるところだ。しかも毎年改善してきた為替問題だが、まさか77円台までの円高は様相しないというよりも対応が困難だったことを考えると、更にその対策も必要となってくる。
もちろん、これらの問題はなにも「アフラック」だけのものではなく、いくつかの生保に共通する苦悩だ。
● そして「保険・かわら版=第106号=」は、「通販型損保」の特集である。ややもすると「通販型損保は好調」というイメージが先走りしているが、これは正確な分析ではなく既に損保間格差が生じている。そしてズバリ「共食い状態に突入か?!」としたが、どうも22年度決算を見る限りでは「通販型損保の限界」が見え始めたと解釈できる。
かといってこれまでのような二桁進展は期待できないものの、増加傾向は続くと思われることから従前の保険代理店としては、フォローアップでしっかりと顧客へのサービスを徹底しておく必要がある。やはりこの「保険・かわら版」を読むと、通販型損保のアキレス腱が実績で分かることから徒なまでの心配はする必要がない。もちろんなにもしないではダメだが。
● 「保険情報・かわら版」は、第32号と第33号だが、このようなデータはそう容易に入手あるいは編集できないことから、生保業界を見る上では役に立つ資料(データ)だと考える。特に第32号の数字からは「アフラック」の並々ならぬ経営努力の跡がうかがい知れるが、現実はその更に先を行くというジレンマがある。勝つためにはまず知ることだ。
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■ 主要な外資系生保(ここでは「ソニー生命」含む)は国内株式は問題ないも、やはりこの円高は影響が大きい!
● 主要な外資系生保の保有する有価証券では「国内株式」については、特に問題がある生保はない。そもそも保有している金額が生保経営を左右するほどではないことが多いからだ。それに「含み損益が0になる水準」も、総じて10,000円以下となっている。もちろん少額でも評価益になる方がよいが、金額的に目くじらを立てるほどではない。
● 一方「外国証券」となると、これは「国に株式」とは大きく異なる。こちらの「含み損益が0になる水準」を調べると、かなりきわどい生保がある。それでもここ3年間の「含み損益0になる水準」を見ると、各社とも相当の経営努力をしていることが分かる。
某生保等の場合は、20年度末は「126円」だったが、21年度末は「102円」となり、22年度末は「91円」にまで大きく改善させている。
しかし、現在の円は80円割れを通り越し「77円台」だ。そしてそう簡単に円安に向かう様子はない。もちろん、このままの円高が続くのか、それとも超円高にすうsむの火、はたまた現在の円高は一過性のもので気がつけば100円程度になるのか、全く予測は不可能だ。
生保としては、9月末の円が極めて気になるところだ。やはり「S・M比率」の新基準採用はしっかりボディーブローとなって効いてくる。
(主要外資系生保の「含み損益が0になる水準」については、8月5日発行の「保険情報・かわら版」に解説記事があります。)
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7月28日(木)訪問人数297(閲覧者数620人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
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■ 「円、77円台からその先は?!」=どうも円高傾向に歯止めが掛からない?!「ミセス・ワタナベ」期待論が!
● どうも円高が止まらない。昨日も海外に旅行に行く人が両替して「こんなになるとは驚いた」と、ドル紙幣を思ったより多く手にして喜んでいたが、海外旅行どころではない我が身としては「円高になりすぎでは?」と横やりも入れてみたくはなるが、あれよあれよという間に「77円台」である。
ところで、ここまで円高なら、ガソリン価格が安いのでは、と思っていたが原油そのものが高いのでガソリン価格はむしろ上がっている、という。当面消費者には円高メリットはない?
● この様子だと、市場最高値近辺まで行きそうな勢いだが、8月2日の米国の事情を考えるとないとは言い切れない。そこで大量にドルを買い込んだ「ミセス・ワタナベ」としては、一気に80円台半ばくらいまで円安にでもなってくれると「筋書き通り」ということになるのだろうが、果たしてどうか?
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7月27日(水)訪問人数297(閲覧者数758人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「円、77円台突入!」=計算上は国内大手のほとんどが評価損!=「ミセス・ワタナベ」が再登場」
● 「日経QUICKニュース」を見ていたら、久しぶりに「ミセス・ワタナベ」の名前が出ていた。どうやら「今、ドルを買うのはミセス・ワタナベだけ」とのささやきも聞こえる、と記事にはあり、円高になる円買いに対しドル買いをしているのは「ミセス・ワタナベ」だけと言うことらしい。ただ、「日本の個人投資家」を意味する「ミセス・ワタナベ」なら、77円台に入ってきたらやはり「ドル買い」というのがセオリーと思い込んでいるのだが、記事の最後に「ミセス・ワタナベが円高圧力に寄り切られる日が近づいているのかもしれない。」とあることを深読みすると、まだまだ円高は続く、ということらしい。
● 何かしら、世界の金融マーケットが緊張し始めた様な気がしているが、本当に先行きが見えにくくなってきた。午前中のワイド番組などでは、今度は「円高のメリット」を色々と解説し始めて
いた。確かに海外旅行や輸入業者にすれば一理あるが、日本経済という視点から考えると果たしてどうなのか、そう簡単には答えは見付けられない。
もっとも生保の一部ではかなり緊張した雰囲気が一部の部署にはあると言われるが、これは対応を一歩誤ると命取りにもなりかねないから当然といえば当然だろう。
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● 米国経済やEUのギリシャ格下げ問題などがあり、結局消去法で日本の国債が買われているというとされる現状は何とも言い難い。おそらく8月2日を挟んだ頃から米国の信用がどうなるかについて大きく金融情勢が変わる可能性もあり、どうも座り心地の悪い為替相場が当分続きそうだ。
● ところで、国内生保もかなりの「外国証券」を保有しているが、さすがにここまで円高が進むと上半期末の金融情勢が気になってくる。ちなみに22年度末における「外国証券の含み損益が0になる水準」はこうなっている。
・日本生命 83円
・第一生命 87円
・明治安田生命 86円
・三井生命 97円
・太陽生命 85円
・大同生命 91円
・富国生命 89円
・住友生命、朝日生命はヘッジのため「ー」
もちろん、この水準だけで該当生保への悪影響を推し量るわけにはいかない。特に保有状況如何では大したことのない生保もある。しかし、参考指標としてこの水準はチェックはしておきたい。
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7月26日(火)訪問人数334(閲覧者数1,300人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「円、一時78円割れ!」
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■ 「米の債務問題」どう決着がつく?!
● この問題については、このニュースが分かりやすい。もちろん先行きがここまで不透明な問題であるだけに、現在の途中経過を知りたい方は是非ご一読を!
【サンケイニュース】
● 当初は高みの見物と「いずれ決着がつく」とばかりにタカを括っていたが、どうも事態は深刻になってきている。それでもギリギリで決着というややアバウトな期待が亡いわけではないが、もし8月2日までに何もできないとなると、かなり世界の金融情勢は緊迫する可能性が出てくる。
● このへんいういては私もマスコミのニュースやこの辺に詳しい方に聞くしかないのだが、聞けば聞くほど不安になってくるのが現在の実情だ。
ただ、ほぼはっきりしているのは「米国債の格下げ」は間違いない、というもので、これは「AAA」からの陥落をも含むことになる。
もっともどのような結果になっても「米国債」を保有しているのは日本(日本で営業している外資系保険会社も含め)の保険会社も少なくなく、あらゆる状況を考えた場合「無傷」というわけには行かない可能性がある。当然のことながら23年度の上半期決算に悪影響が出る可能性が高い。
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7月25日(月)訪問人数322(閲覧者数796人)● 大知一成のメルマガ・かわら版!=
■ 「保険金・給付金は増加していた!」=23年5月末の生保事業概況=
● 「東日本大震災」のよる「保険金支払い」の影響がいずれはこの事業概況にも出てくるものと思っていたが、5月末分で「保険金・4.1%増、給付金2.0%増」となった。もちろん冷静に考えれば「3月末9億円、4月末314億円余り、5月末655億円余り、6月末903億円」という保険金支払額を考えると、当然のことながら対前期比は増加になるのは避けられない。
● 事業概況では「保険金」とはあっても、それ以上の中身は発表されないため「死亡保険金」等がどうかについては不明だ。しかし、「満期保険金」などを含んだ「保険金支払額」が対前期比5月単月で「4.1%増」というのは、「東日本大震災」の死亡保険金支払いの影響が出たものと推察される。
また「日経」のこの事業概況を伝える記事では「5月の収入保険料は2兆7,830億円となり、全円同月に比べ2.5%増えた」とあり、その後に「増収は3ヶ月ぶり。医療保険など個人向け保険の販売が好調だった」とある。
● しかし、これは誤解を招きやすい書き方だ。収入保険料の2.5%増はおおよそ600億円ほどの対前期秘増の金額である。となると1件単価が小さい保険契約では無理な金額だ。ここもあえて推測と書くしかないが、やはり原因は「一時払い終身保険」だろう。
そう考えると、5月単月での4.6%増の保険金も納得がいく。それに比べ件数の増加が1.2%増ということだから、金額の少ない契約でないことは明白だ。
● ところで相も変わらず「株式の減少傾向」は続いているが、誤解を招きやすいのは、どの生保も持ち分をどんどん売却しているわけではない、という点だ。4月末は「13兆9093億円」だったが5月末は「13兆8820億円」と、273億円しか減らしていないのだ。
率にすると0.2%だ。ややもすると生保経営上「株式保有は限りなく0が良い」とするかのような考え方があるが、これは非現実的な考え方だ。
その一方で「国債」は4月末よりほぼ4,000億円増えた。
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