■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

=保険会社決算分析・保険商品分析・保険販売・保険金詐欺事件等保険業界のウラオモテを知る評論家「大知一成の公式ブログ」!=

■ ブログ 保険・かわら版=26年度・11月=■

2014年11月29日 | 保険
■ 11月29日(土)

■ 「日本経済新聞」が間違いで「SankeiBiz」が正しい生保決算記事?!=たかが「等」、されど「等」!=

● 詳しくは「■ 『日本経済新聞』の「生保記事に騙されるな!」(26年度第2弾!)」のところを読んで頂きたいが、やはり経済専門紙である以上、経済用語は正確に記載して欲しいものである。
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■ 11月28日(金)

■ 「夫が病気やケガで就業不能となったとき、家族が生活できる経済期間は『2年以上が15.9%』」の事実!=

● 「ライフネット生命」が「主婦1,000人に聞いた、夫が働けなくリスクに関する意識調査」を発表している。その中でもこのような結果にはやや驚かされるデータだ。
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□ もしも夫が長期就業不能になったら…不安なことは?
•精神的、肉体的不安よりも、金銭面の不安が上位を独占
•不安なこと1位「日々の生活費」8割半、2位「住宅ローンの返済」、3位「夫の治療費」

 主婦1,000名に、もしも夫が病気やケガで長期就業不能になった場合、どのようなことが不安か聞いたところ、最も高い割合となったのは「日々の生活費」で、8割半(86.3%)が不安なこととして挙げました。次いで高かったのは「住宅ローンの返済」で7割半(75.5%)、3番目に「夫の治療費」(63.7%)と金銭面での不安が上位に並ぶ結果となりました。(一部抜粋)
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● 20-49才の「配偶者がいる、住宅ローンがある」主婦1,000人を対象としたアンケート結果なのだが、この中で「夫が長期就業不能」となった場合、「日々の生活費」が不安という人が「88.3%」にもなっている。
 さらにそのようなときに「家族が生活できる期間」を聞いたところ、「1年以内が84.1%、2年以上が15.9%」とある点にはやや驚ろかされた。
● しかし、冷静に考えると一般的な会社員家族であれば、20歳代あるいは30歳代前半くらいまでは毎月の収入から預貯金に回す金額はそう多くは望めない。ましてや子供を抱えての生活となると収支トントンでも違和感はない。
 それでも40歳代ともなるとある程度の預貯金があると思われがちだが、この対象となった主婦の場合は「住宅ローン」を抱えていることを考えると、やはり多額の預貯金は期待できないことになる。
● と考えると、今回のアンケート結果も納得がいく。もちろんそのような場合に備えて「就業不能保険」に加入が安心だ、と言うことになるが、毎月の収入の中から支払い可能な保険料で「就業不能にな流リスクが不安」であれば、加入は夫婦の自由だ。
 もちろん経済的な安心料と割り切る必要はある。
● もう一つ言えることは、20歳代や30歳代前半で「住宅ローン」を計画して自前の住居を手にしていることから、他の人よりも経済的計画性はある人が多い、と想定できる。
 当然のこととして「住宅ローン部分」を預貯金にしてあるという人も逆にいるはずだ。もちろんこのような人が「病気やケガで働けないなったとき」は、その預貯金を取り崩すしかない。
 ここでの問題は「住宅ローンを支払い自宅火あるいは賃貸住宅」かの問題になるがこれはケースバイケースで異なる。
● 結論的には「万一の場合の死亡保障」をしっかり確保してから「就業保障保険」と言うのが常識だと私は思うが、その価値観は契約者個々の判断である。
 いずれにしても「健康」が現在の生活を維持できる大前提であることに変わりはない。とはいえ特に30歳代~40歳代は仕事面では少々否かなりの無理を強いられる年代でもある。
*「アンケート詳細」については「ライフネット生命」の「ニュースリリース」をご覧頂きたい。 

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■ 11月27日(木)=前夜版=

■ 「セミナー出席者、無料贈呈」の『保険・かわら版』」送付が終了!!=お待たせしました。=

● 「6月~8月のセミナー参加者のご希望の方」それとこのブログで無料贈呈に申込をされた方への「保険・かわら版」の発行・送付が大きく遅れていましたが、本日の送付で全て終了しました。
 今回の注意点は、既に「保険・かわら版」の読者の方には自動的に送りましたが、セミナーや無料贈呈申込の方と重複した方については一部重複があります。
 事務的に名寄せをして重複しないように考えていましたが、試算してみると相当の時間を要することがはっきりしたため、この作業を中止して今回は送付したためです。
 あしからず送付された「保険・かわら版」はご査収下さい。
● なお、「保険・かわら版」の購読者の方、またセミナーや無料申込を下方の中で今週末(今月一杯)にまで送付されない方は、申し訳ありませんが、このブログの「メッセージ」欄からご連絡をお願いします。

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■ 11月25日(火)=前夜版=

■ 「原発再開賛成候補者」には投票したくない!!=「第二の福島」が起こる可能性を完全封印すべきだ!=

● 副島原発の爆発は「東日本大震災による津波」が原因と考えられている。そのため「原発再開」については、そのような「自然災害」を想定したものがほとんどなのだが、やや「平和ぼけ」した日本では、やはり他の国からの侵略行為を考慮した「原発再開」にtっゆいしたいところだ。
● 現に「川内原発の下部に位置する吹上浜」に、『武器を持った不審者が上陸した模様です。』という内容の避難指示のエリアメールが一斉配信されている。もちろんこれは「訓練」ではあるのだが、100%あり得ない絵空事なら、このような内容にはすまい。
 この前提が北●●を暗に想定したものと考えられることから不気味さはぬぐえない。
 確かに「日本の常識」ではあり得ないのだが、かの国では通用しない。しかも「イスラム国」などと連携した行動などを取る可能性も否定できない。
 追い込まれた場合、何でもありとならないか。
● その時目の前に「原発」があれば、それをターゲットにしないとも限らない。エアメールでは「警察・消防の指示に従い非難して下さい」とあるが、もし「川内原発」がターゲットになった場合、逃げる手法や場所などあるわけがない。
 1箇所で何十万人の被害者が生じる”効果”を考えると、そのような「原発再開という時限爆弾」をどうしても動かす非人道的行為には絶対反対である。
 それでなくとも「太地震」の発生をも考慮すると、「不要なものは作るな!」である。

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■ 11月24日(月・休)

■ 「高倉健」の俳優力に涙する!=昨夜「あなたへ」は見なかったのだが。=

● 高倉健さんが亡くなって早2週間が経過している。昨夜は205本目とされる最後の映画「あなたへ」がTV放映された。あえて他の番組を私は見たのだが、なんと今朝のNHKの「プロフェッショナル」で「最後の映画撮影に密着」と言う番組が流された。
● つまり「あなたへ」の撮影現場を特集したものだが、主題は「高倉健」と言う映画人の生き様だった。もちろんこれまでこのような撮影現場をこのような形で放映されることはなく、ましてや「高倉健」という映画人がNHKのどちらかというと地味なドキュメントによく出演したものだとやや漠然と考えていた。
● ところが、ところがである。今朝の8:15~9:30まで釘付けになってしまった。映画の中では寡黙な高倉健さんなのだが、しかしそのコマを取るための感情移入は凄かった。
 特に平戸の古い写真館の場面で「ありがとう」と言う言葉一つの場面を見て涙が止まらなかった。
 見た方はおわかりだろうが、先立たれた妻の故郷を訪れ、その写真館で若い頃の妻の写真を見つけるシーンなのだがそこでのセリフが「ありがとう」だけなのだ。
 そして私の感涙を一気に緩めたのは「手の拳でガラス窓を叩いた時」だ。
● 「ありがとう」のひとことのセリフに見る側にいろいろなことを想像させるアクションがガラス窓を手の拳で叩くという仕草だった。
 私はそこに「どうしようもないやるせなさ」を感じたが、さらに言えばその写真の「妻」はその写真を撮ったときには多様な人生を歩む可能性があった。それが自分と結婚したことで果たしてそれがどうだったのか、というジレンマがあった、と思われたのである。
● もっとも降旗映画監督もだが、このようなドキュメント番組を制作したNHKの「プロフェッショナル」も凄いものである。
 このNHKの「プロフェッショナル」をみたことで、「あなたへ」を次は真っ正面からみれる気がするのである。

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■ 11月23日(日)

■ 「長野県近辺で震度6弱」!=その2=

● 昨年ある会合があって新宿から小田急のロマンスカーに乗ったのだが、たまたま専門分野は異なるが顔見知りだった4人で4人ボックス席に座ることになった。
 その中のお一人は「地震」に関してが専門分野だったことから、「厚木」を過ぎた頃別のお一人が「南海トラフ大地震がきたらあの保険会社の本社ビルは大丈夫なんでしょうか?」と質問したところ、すかさず、もう一人の不同さを専門にしている方が「あのインター近くの●●生命の以前の本社ビルのことでしたら、もう売却して通販の○○会社が保有していますよ。」と言ったことで、話は急に保険関係の話になった。
● 保険関係の内容は個々では略すが、私も●●生命の売却については知ってはいたが、さすが不動産関係者はその背景についていろいろと話してくれた。さすがは「餅屋は餅屋」である。
 どろどろした部分の話もあったが、肝心の地震の話も専門的な説明があり私も納得する内容だったが、いわゆる自然災害として地殻の問題と南海トラフの問題と二重リスクでは、やはり「売却は正解」と言うことが結論となった。
 しかし、このような専門分野が異なる方々が話をすると面白いものである。その分野では「当たり前の情報」でも他の分野の専門家からすると「貴重な情報」となるようである。
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■ 11月22日(土)

■ 「長野県近辺で震度6弱」!

● 10時08分に最大「震度6弱」の自身があった。これまでの報道では「白馬」での人的被害が出たようだ。
 
■ 11月20日(木)

■ 円、118円台に!

● 早い話がいわゆる「外国証券」を保有していない生保にするとどうでもよいことかもしれないが、日本経済からすると大問題であることは説明する迄もあるまい。
 さて、生保ではこの「円安」はどうかとなるが、その指標の一つが「ドル円の含み損益が0になる水準」となるが、ここでは事実だけを書いておくとこうだ。
○ 日本生命「68円」、第一生命「89円」、明治安田生命「82円」、住友生命「91円」・・・。(25年度末・26年3月)。
● ところで話は変わるが「GDPマイナス1.6%ショック」に関わる「消費税10%見送り」による「日本格付の行方」がやや気になるところだ。
 もちろん「格付」に連動するのが保険業界の中でも「損保」なのだが、目下のところすぐに「格下げ」する様子は見られない。

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■ 11月19日(水)=前夜版=

■ 「有価証券の保有生保は限定的」の事実を確認!

● ややもすると「生保がドル買い」と言うようなマスコミで報道されるとセイホ業界延滞が「円買い」に走ったのかと思われがちだがその金額を左右するのはごく一部の生保に限定されるのが実情だ。
 生保なら猫も杓子も”ドル買い”に走るわけではない。
● もちろんそのようなときこのブログでも「生保の保有資産を『ドル買い』に丸ごと動くようなことは絶対無い。」のだが、マスコミ的に言えば「ドル買いをあおる」ような”書き方”は事実をゆがめるまやかしである。
 時価ベースで「外国証券」を多く保有している国内生保は「日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命・太陽生命・富国生命」などの保有が多い。(25年度末)


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生命保険協会発行「生命保険の動向」=これがホント!=

2014年11月19日 | 保険
■ 26年度上半期決算(業績報告)発表!

■ 「太陽生命」が「ソニー生命」から逃げ切る!=総資産=

● 25年度末の「総資産」順位が「9位・太陽生命:6兆7608億円(対前年度末比 1.7%増、10位・ソニー生命:6兆6249億円(対前年度末比 11.3%増)」だったことから両社の順位逆転は時間の問題と思われていた。
 ところが『26年度上半期』決算では大方の予想を覆して「太陽生命」が『(暫定)9位』を守った。
● 結果は「9位・太陽生命:7兆0060億円(対前年度末比 3.6%増、10位・ソニー生命:6兆9591億円(対前年度末比 5.0%増)」。
 今回は「太陽生命」の「総資産」順位は現在「暫定9位」を守ったが、「暫定10位:ソニー生命との差は 469億円」に過ぎない。
 さて、年度末はどうなっているか?!
 はたまたこの両社に食い込む生保はあるのかどうか?!


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■ 10月28日(火)

■ 「26年8月」の『生命保険事業概況』が発表される!=

● 「25年度生保主要業績解説版」を現在「無料贈呈受付中」だが、実はこの中の資料で悩ましかったのは、あくまでも「25年度決算」が基軸であるだけに「25年度末(26年3月)」までの業績をまとめた資料ということになる。
 しかし、実際に発行する時期となるとどうしてもタイムラグが生じることいなる。
● そこで今回のオリジナル版では「生命保険事業概況」では、各項目業績ごおにまとめた「毎月毎の業績」は『24年度-25年度』をまとめたものに、別表にて「26年4月~の業績」を記載することにした。
 その意味では、今回は「26年8月分業績」迄取り込むことが可能となった。もっとも毎年の発表内容時期から推測すると十分に想定内ではあったが。
● ところで生保業界としては、26年度の動向として『年金と解約』の動きに注意が必要だ。
 生命保険協会の「生命保険事業概況」は生保業績を「ヨコ」から見るにはわかりやすいが、今回の「25年度生保主要業績解説版」のように「タテ」から見ると『その業績の流れ』がよく分かる仕組みだ。
 このデータ資料はこれまでも「わかりやすい」と好評を得た内容である。
申込は終了しました。

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■ 10月24日(金)

■ 『個人年金保険』の裏側!=生命保険協会「生命保険の動向(2014年版)」=

● 「生命保険の動向」の『個人年金保険』のところを読むと「新契約は▼6.5%減.保有契約は0.3%増」と総じて”好調業績”とある。
 解説によると、25年度、とりわけ「保有契約」は、解説にあるように「件数は平成18年度から、金額は平成20年度から過去最高値を更新し続けている」とある。
 果たして少なくとも『25年度』破綻順にそれらの数字を評価して良いものかどうか、大いに疑問がある。
● というのも、25年度は「新契約」が「8兆33億円」も合ったにもかかわらず、「保有契約」は24年度末から僅か『2705億円』しか“増加”していないのである。ちなみに、24年度は「新契約8兆5630億円」あったが、「保有契約」は「4兆6027億円」の”増加”となっている。
 もちろんこの背景には25年度の特殊事情があったことが原因だが、やはり「生命保険の動向」としては、サイドそのようなことが”安易”に生じさせないためにもッその原因をひとこと注意しておくべきではなかったか、大いに疑問である。


■生命保険の動向・2014年版■

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■ 10月23日(木)

■ 生命保険協会「生命保険の動向(2014年版)」の解説疑問!=

● 一般的にこのような生保業界のデータと解説が掲載されるととりあえず一読すると思われるが、基本形は「事実を正確に解説」している、と信じられていることからほとんど疑問を持たずに読むことが多い。
 ところが、今回の『生命保険の動向』は、さっそく疑問符がつく解説があった。
● 「1 契約動向」の「2 保有契約」のところだが、その解説には「死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して、保有契約高は減少傾向にある。」と解説している。
 確かに(図表1)を見ると、「保有契約」の金額は毎年度末「減少」し続けている。
 ところがその(図表1)をよく見ると解るが、とても「保有契約高は減少傾向にある。」とは言い難い状況なのだ。
● 理由は「減少幅」の違いだ。平成22年度末は21年度末に比べ「約23兆円」の減少だったが、25年度末は24年度末に比べ「約4兆円」の減少にまで縮小しているのが間違いない現実だった。
 つまり表面(おもてづら)の数字だけを見て判断すると、『真の動向』を見失うかねない。
 実際には、24年度・25年度の数ヶ月間の場合、前月末の「保有契約高」を超過しており、このことは「保有契約高が単月とは言え『純増』」もしているのである。
● これらの事実を考慮すると、とても「保有契約高は減少傾向にある。」とは言えないのである。明らかに「保有契約高の純増」への分岐点に25年度末の「保有契約高」実績は提示したのである。
 いわゆる25年度は「純増への転換」を暗示したとも言える実績だったのだ。
● もっともこのような「予測」にもとずく解説は「生命保険の動向」では困難であることは理解できるものの、あえて触れないが「減少の理由」や「件数」についての解説はかなりお粗末である。 
 


■生命保険の動向・2014年版■

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■ ブログ 保険・かわら版=26年度・11月=■

2014年11月18日 | 保険
■ 速報 高倉健さん亡くなる!83歳!

■ 11月18日(火)

■ 「作家 深田久弥」の『日本百名山』を「プロアドベンチャーレーサー田中陽希が一筆書き」

● 眼の調子が悪い癖にどうしても無理をしながら「生保決算データ版」を編集することから深夜近くになると疲れがまとまって襲ってくる。
 協力してくれる外部スタッフの助けもあり、来月発行予定の「26年度・上半期決算」の主要業績の編集は順調編集中だ。
● ところでほぼ毎日パソコンと対峙していると「山登り」とか「自然を散策」などというテーマのTV番組には渇きを癒す効果がある。
 実は、今朝方(18日2:15~)15分ごとにまとめた「NHK」の『グレートトラバース』という番組を目が覚めたらやっていた。
● 深夜のTVと言うことから「通販番組」 よりは良いだろう、と見るとはなしにそのままにしていたが、だんだんみいってしまい5話の内2話から5話までを見てしまった。
 そもそも「深田久弥の『日本百名山』」を読んだこともないしましてやプロアドベンチャーレーサーの田中陽希氏のことも知らなかった。
 ところが短パン姿でパワフルに登頂して行く様はその自然の背景と一緒につい見入ってしまった。
● 長時間のパソコンの世界に嵌っているととにかく魅力一杯の画像でもある。
 もちろん同じ場面にそうたやすく行けそうもないことを考えると、田中陽希氏の他の登山者よりも倍の早さで岩山などを踏破していくところなどはうらやましくもある。
 1時間余りを見入って少しパソコンの乾きが癒された気がした。

「信州山小屋ネット」

● 「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」の社名は長い?年末調整で困った?!

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■ 11月15日(土)

■ 「生命保険会社の社名『損保ジャパン日本興亜ひまわり生命』は長すぎる?!

● 前にもこのブログで振れたが生保の社名で長いのはこんな苦労があるという記事が「J CAST」に掲載されている。
 特に損保系生保はそれまで使用してきた社名の関係でこのような単純並列していくやり方が少なくない。
 今回の場合も「損保ジャパン」と「日本興亜」と「ひまわり」の3社名が合わさった社名なのだが、記事では年末調整の生保記入欄のことを記事にしている。結果は、「生保名が分かればよい」ので略称でも簡略でもかまわないのだが、几帳面な方は神経質になるのかもしれない。
● ただ今はネット申告も多くなり記入欄が10文字以内と言うことは、略称の書き方に悩む人もいるかもしれない。
 常識的には、社名を「エイヤァ!」で決めることはないと思うが、これ以上は勘弁してほしい所だ。損保ジャパングループとしてはもうこれ以上の系列内の損保計生保の合併はないとは思われるところだが、それ以外の生保を買収したら、と余計な心配をしかねない。
 もっともこのような話題性を期待しての社名だったかもしれないが、少しはこれで知名度が少し上がったかもしれない。

● 「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」の社名は長い?年末調整で困った?!

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■ 11月14日(金)

■ 「GPIS」運用目安『国内・海外株式運用 50%』への羨望生保業界?!=80兆円が160兆円のウソ!=

● 年金積立金管理運用運用独立行政法人の「GPIS」が運用緩和され「国内株式と海外株式」合計50%に転換する見通しである。もちろんこの方針には賛否両論があふれている。
 ところで「GPIS」の運用資産は「約130兆円」とされているが、もし同様の運用割合が可能となると生保業界の場合「約285兆円」(25年度末。時価評価の決算ベース。)と言うことから、「140兆円余り」が国内・株式運用に流れることになる。
● 25年度末の生保業界による「有価証券の運用割合」は『日本株式 5.1%、外国証券 17.5%(「公社債」含む)』だ。
 最初に断わっておくと、現在の生命保険会社で「国内・海外株式運用50%」に向けて走るところはない。
● 理由は簡単だ。大きく2つの理由がある。一つは「経営指標」の悪化だ。これは「S・M比率」ガ明確だ。これはさらに「S・MⅡ」が導入されると、いわゆる「株式や外国証券などのリスク商品運用」は指標悪化になる見込みだ。
 当然のことながら「株式売却」が相当進行しているがここに来ては生保からすると「裏目」にで多感が強いものの、生保経営としては安定してきた。
● もう一つの理由は、過去の「株式バブル」からの学習効果だ。これについては説明する迄も亡く「株式バブル」を良いことに右肩上がりの「株式含み資産」を増加させたものの、そのあとに「バブル崩壊」で、「生保破綻」にまで追い込まれた歴史がある。
 もちろん「株式」だけではなく当時は”何でもあり”の状況を生み出したが、それに耐えきらずにいくつかの生保は退場を余儀なくされたのである。
● 常識的に考えても分かることだが「株式運用の鉄則」ハ『安いときに買い、高くなったら売る』デある。つまり”異次元緩和”で株価が今後どうなるかが多きか分岐点だ。
 確かにここに来ての「株価上昇」は、2万円説あるいはそれ以上の株価を予測したい向きもあるだろうが、これだけは誰にも分からないことだ。
 もし逆に株価暴落となった場合には、一転して「含み益から含み損」に陥ることになる。
● しかも世界のネガティブ要因は複雑化しており、いつ何が起きるか全く不透明であることは終りがないことだ。身近には中国のシャドウバンキングに絡む不動産問題、また日本の場合も自然災害の可能性も潜在的にある。 
 しかも日本には「自然災害」に絡む「原発再開」の問題もある。
 はっきり言えることは”金融緩和”という美名の元に「日銀が胴元になって丁半賭博」を仕掛けているように思えてならないのだが、その先の『闇』はその名の通り「真っ暗」の可能性が高い。
 
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■ 11月12日(水)

■ 「イケア」に続き「ニトリ」も保険業界参入?!=保険販売チャネルの多様化進む???=

● WSJ(ウォールストリートジャーナル)が、スウェーデンの家具販売「イケア」が保険業界参入と言うようなニュースを流したことから、一部保険業界内では様々な憶測がでている。
 とかく「保険業界に参入」というと、”保険会社を設立する参入”と思われがちだが、今のところ「保険商品を販売する”参入”」の意味が一人歩きしているようだ。
● その意味では既に「イオン」を始め多くの「通販業者」が一部の保険会社と提携して実際に「保険販売」を行っている。
 このようなニュースが流れると「これからの保険販売チャネルは通販・店舗販売(来店型保険ショップ含む)が中心になる」と思われがちだが、これはあり得ない話だ。
● そもそも現在の『販売チャネル』は大きく「営業員・代理店(一般的な個人、法人代理店)・通販(ネット販売)」に分類できる。さらに「代理店」の範疇には「銀行窓販や来店型ショップ」が入ることになり、単純に仕分けができない状態にある。
 ではこれからどのような販売チャネルのニーズが高まり実績がアップするかが気になるところだが、少なくとも「来店型ショップ」を含む「店舗販売」画角になる可能性はない。
● その理由は改めて説明するが、要は特に生命保険の場合「保険料」だけの評価で契約が積み上がることはないことだ。「来店型ショップ」を含めても「通販型販売チャネル」が雪崩を起こす状況にはない。
 あくまでも「隙間型チャネル」に過ぎない。しかし、では不要かとなるとこれは違う。
 これまでにも説明してきたが、「その役割」は間違いなくある。
● 生命保険は『契約』と言う「入り口」も大事ではあるものの、それ以上に重要なことは「出口」となる『その時』の「保険金支払い」である。
 もちろんこれに関しては「保険料と保険金等支払い」の『費用対効果』にも注意が不可欠だ。
 そのための「適切な説明」が出来る「営業員・代理店」の存在が必要なのである。
● もちろん生保決算業績を見ると「契約業績」はその販売ができている生保が行s系を進展させているのも間違いない事実でもある。
 あえて付け替えると、では「来店型ショップや通販」などはダメかとなるが、当然「その時」をもちゃんとした保険設計ができる担当者であれば問題はないことにはなる。
 問題はそこまでの「知識や設計能力」を持った担当者の育成がどれだけできているかが大きな課題だ。

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■ 11月11日(火)

■ 混沌としてきた「2つの生保総資産順位」=ジブラルタ生命VSアフラック、そして「東京海上日動あんしん生命」のベスト10入り?!=そのⅡ=

● 昨日のブログで説明したように「8位:三井生命・9位:太陽生命・10位:ソニー生命・11位:アクササ生命・12位:富国生命」の「総資産順位争い」に「東京海上日動あんしん生命」が加わることで、42社体制では、順位争いは熾烈になる。
● ところで、その順位争いがもっと熾烈なのが「5位:ジブラルタ生命」と「6位:アフラック」だ。具体的には25年度待つでは「ジブラルタ生命:10兆3170億円」と「アフラック:10兆789億円」とその差『2380億円』にまで逼迫していたが、26年度・第1四半期末では、さらに差が縮まり『1434億円』となっている。
● この差はいつでも逆転有りの金額である。しかも「アフラック」Ⅱは「郵政市場」でのがん保険販売のフォローがあり、やや「ジブラルタ生命」に不利な状況と読み取れる。
 ただ、「総資産」は保有する「有価証券」等を「決算ベース」で反映することから 経済指標の動向も微妙に絡むことになる。
● 近々発表される「26年度・上半期」決算での「総資産」も気になるとこrだが、実は両社とも毎年「総資産を増加」し続けている2社であることから、今後もしばらくは並行あるいは薇差で進む可能性もある。
 
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■ 11月10日(月)

■ 混沌としてきた「2つの生保総資産順位」=ジブラルタ生命VSアフラック、そして「東京海上日動あんしん生命」のベスト10入り?!=

● そろそろ「26年度上半期決算(業績報告)」が始まるが、主要業績の基盤とも言える「総資産」生保順に大きな変動がある可能性がある。
 実は、今回の「26年度上半期」は、26年9月末時点での「決算」となることから「東京海上日動フィナンシャル生命」と合併した「東京海上日動あんしん生命」の場合、まだ従前の「東京海上日動あんしん生命」単体での諸業績にはなる。
● ところが近々発行の「25年度生保業績」(このブログの読者には無料贈呈)の「総資産」では参考として「東京海上日動フィナンシャル生命」と合併後の「東京海上日動あんしん生命」の「総資産業績」で生保42社一覧を25年度末で編集すると「9位」にランクされた。
● 43社体制では「8位の三井生命と9位の太陽生命」の間に割り込む形だ。もちろん両社の合併は「10月1日」と言うことから正式な一覧ではないが、来年26年3月末の「26年度決算」では正式なランク付けが浮上することになる。
 ところが、9月末から半年後の「26年度末決算」での「総資産順位」は「(新)東京海上日動あんしん生命」により、「8位:三井生命・9位:太陽生命・10位:ソニー生命・11位:アクササ生命・12位:富国生命」が混沌としてくるのである。
● 25年度末野暫定では、先ほどのように「9位」にランクされるのだが、この6社の「総資産」は近似値であることから、順位順位変動を予測することは難しい。
 この6社がその上の「7位 メットライフ生命」に追いつくのは無理だが、「7位;三井生命」との差額は「東京海上日動あんしん生命」が「2709億円、さらにその次の差額は「太陽生命」との「1910億円」、そして次の差額は「ソニー生命」の「1359億円」と並んでいる。その次の差額は「アクサ生命の2723億円」となっている。
● また「5位:ジブラルタ生命」と「6位:アフラック」の差額も少ない。 

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■ 11月 9日(日)

■ 「川内原発は万一の場合、全部鹿児島県で責任を持つべきだ!故に福島原発の後始末は福島県内で対応すべきだ!」というのは暴論か?!

● 過日「川内原発」を巡る議論に巻き込まれた。もちろん私は「原発再稼働は反対」なのだが、この”暴論”を吐いた御仁は「それだけの覚悟を持って再稼働させるべき」と言いたいらしい。
 煎じ詰めれば「福島原発の後始末は福島県内ですべき」と主張する。この背景には副島原発を持ってきたときには複雑な政治的配慮がありその政治家を選んだのは福島県人だったはず」とも力説する。
● つまり「川内原発」の再稼働を決める手立てを見ていると「保守政治家主導」で淡々と「再稼働」の方向が決められていき県知事も賛成の見解を発表している。
 これらの政治家を選んだのは鹿児島県人であり、そのため川内原発に予期せぬことが起きた場合には原発処理も含め鹿児島県内で対応すべきだ、というのだ。
● もちろん何事も起きなければ杞憂で済むのだが、これだけは誰にも分からない。
 現在、福島原発の汚染処理を群馬に持って行こうとしているが、ややもすると「同情論」で他の地域でもそのマイナスを分担すべき、と言うのが正当論に聞こえなくもない。
 しばらくいろいろな意見を聞いている内に最初は『暴論』と考えた私も「理」がかなうような気がしてきた。
 もちろん、仮にその場合も含めて「原発再稼働」には反対である。
 結局今後の選挙では「原発再稼働賛成」の政治家には票をいれないことだと考えるが、いかがなものか。
● ところで「川内」のすぐ近くには「吹上浜」と言う砂の採点を毎年実施している砂丘がある。昔「北朝鮮」がここで拉致したとも言われる場所である。
 ところが先日「本日、午後1時30分頃、武器を持った不審者が吹上浜公園沿岸から上陸した模様です。周辺住民の皆さんは、すぐに避難して下さい。」と言う内容のエリアメールが流された。
 つまり、「川内原発」は、「霧島や桜島」などの自然災害も怖いのだが、このようなエリアメールが流れても100%あり得ないとも言いきれないところに何もリスクの塊である「原発」を再稼働される意義は考えられない。
 もちろん先のエリアメールは「訓練」なのだが、しかし、中国の戦闘機が自衛隊機に異常接近する時代でもあることを考えると今の「福島」の実情を「他人事」ととても思えないのだが。 


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■ 11月 7日(金)=前夜版=

■ 「ネオファースト生命」の販売戦略は?!

■ 「来店型保険ショップ」の“取扱保険会社数は信用するな!”=儲かる保険会社の商品を売るのが鉄則?!=

■ 「イメージ広告で視聴者に誤解、保険会社2社に行政処分!」

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■ 契約者のためのリスク激減の生命保険選び!

2014年11月18日 | 保険
■ 「ライフネット生命」が「フリーランス向けにイントラネット通じ保険商品販売開始!」

● 「マイナビニュース」でこのニュースを見たが、時代が変わったものである。昔なら保険料を支払える条件として「職業」が生命保険加入の重要なポイントでもあった。
 ところで「マイナビニュース」では「フリーランスの貯蓄額 3000万円以上の割合は正社員の2倍強」と言う見出しの記事が続く。
● あれれっ、である。連続して読むと、矛盾を感じなくもないが、貯蓄額の一覧図を見ると、確かに「3000万円以上の貯蓄」は、「フリーランス3.6%、正社員1.6%.」と言うことからウソではないのだが、「ライフネット生命」のターゲットはもちろんこの層ではあるまい。
 いわゆる収入・貯蓄が厳しい、しかも若年層にあると思われる、
● 最近は「らいふネット生命」を始めいわゆる「ネット生保」の業績に頭打ち感があるが、しかし、「保険料・保険金嶽・加入条件」によりかつては「生命保険に加入できなかった人」でも加入できるようになった意味は大きい。
 例えば、「保険料」は説明する迄もないことだが「収入が少なくても加入できる」意義は実は大きい。次の「保険金額」は「保険料」にも関係するがかつては「最低加入保険金額」が決まっており
例えば「500万円以下は契約できない」と言う時代が長く続いた。
● 「ネット生保」では100万円から100万円単位で加入できるのは大きなニーズ需要を起こした。もちろんこの背景には「支払い保険料の引下げ」にも大きな意味があったことも見逃せない。
 そして3つめの「加入条件」の緩和も加入の可能性を高めた。
● このように考えると「支払える保険料(貯蓄資産)」で選択できる「生保と保険商品を選択する時代」になってきたことになる。
 ややもすると「○○生命」でオールマイティと言うより「保険料が支払える」ケースでは『組み合わせて契約する』のがベターと言うことになる。
● その意味では「全労済や県民共済」などは一般的な生命保険のベースに是非とも加入しておきたいところである。これにどのような生命保険を設計加入するかが『賢い生命保険選び』となる。
 言うまでもないが「毎月2000円前後」が保険料支払い限度となると「ネット生保」と競合することになるが、ここは見解が分かれるところで「どこまでの保障を必要とするか」が大きな分かれ目だ。
● もっとも逆に「相続税対策」も生命保険でフォローしたいケースでは「相続税額負担を考慮した保険設計」が不可欠となる。


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■ 『相続税対策』する前に「生命保険」をチェック!=”その時”がいつかは誰にも分からない!=

● 「相続税」が27年1月から変わることから『相続税』への関心も高まってきている。
 マスコミでは「相続税ノウハウ」が盛んだが、もっとも大きな関心事は「”その時”がいつか」と言う点だ。
● ややもすると「長期的視野」に立った「相続税対処法」を考えがちだが、もしその検討中の途中で”その時”が起きたらいわゆる「手遅れ」となる。
 俗っぽくしかしズバリいえば「相続税の検討」を始めたら『まず生命保険を準備しろ!』である。
 (この項続く) 


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■ 『がん保険』は「診断給付金」が大前提!=第2項(10.14)=

● 「週刊ポスト」(小学館)関連のコメントでも触れたが、「がん保険はシンプルがベスト」だと考えている。ややもすると「入院・手術・抗がん剤等適用・通院等々」これでもかというほど補償内容商品がどんどん発売されている。
 しかし、もっとも重要視すべき「がん保険」は『診断給付金の有無』である。
 このブログを読んでいただいた方ならおわかりだと思うが、契約者の多くは「死亡保険金とがん保険」がもっとも重要な生命保険である。
● その意味では、『がん保険選択』の基本は「診断給付金」なのである。

■ 「JPオリジナルプラン」(がん保険・アフラック版)は売れるか、それとも・・・?!

● このブログの『日本経済新聞の生保記事に騙されるな!』のところでも触れたが、「がん保険」の基本ポイントは「診断給付金」である。かの「日本経済新聞」の記事では、「保険料」のことを指摘しているが、これは数字のロジックを使った稚拙な理屈であり、「契約者(読者)は騙されるな!」である。
● さて「JPオリジナルプラン」だが、この内容なら相当の加入者数を期待できる内容だ。つまり「診断給付金・100万円」は、「使途自由ながん保険」でることから、何も入院・手術・通院など二限定されることなく契約者の判断で100万円を使うことができる。
 記事要論ではなく実際「がんに罹患」した場合、経済的リスクが大きく立ちはだかることになる。
● 確かに「100万円」の貯蓄があっても、「診断給付金」として「真水の100万円」を手にできることで、その経済的安心感は小さくない。
 とりわけ働き盛りの100万円の存在は、特に主婦の場合は「安心感」が大きいことになる.というのも、「100万円貯めるのは大変」だが、その貯めた100万円をじぶんの「がん治療」のために使うというのには躊躇する人も少なく亡いはずだ。
 しかも「使途自由な100万円」であれば、「入ってて良かった!」となる。
● その意味では「JPオリジナルプラン」に加入するニーズは高い。もちろん、「がん保険の価値観」は契約者によりマチマチだと思われることから「入院や手術など」を必要とする契約者はそのような「がん保険」を選択すればよい。
 もっとも「JPオリジナルプラン」の保険料に抵抗がない契約者であれば、速やかに加入する契約者も多くなると思われる。


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■ ”加入時の損得”よりも『「その時」役に立つかどうか』で判断・決断すべし!=第1項(10.11)=

● 「生命保険の価値」は、何かというと「『その時』役に立つかどうか」である。ややもすると加入時に「保険料が安い」とか「保障内容が他よりも良い」と言われて加入したり、あるいはそれまでの保険契約を切替えることが少なくない。
 しかし、目先の”メリットもどき”にそそのかされて契約するのは要注意だ。
● 特に「保険料の安さ」に葉注意が必要だ。例えば「A社・B社・C社」の保険料を比較して”一番安い保険料の生保を選んだ”とした場合、果たして『その時』に一番「契約者に有利な選択」だったかを判断の基準にすべきだ。
 もちろん『その時』とは、「保険金の支払時」を指す。
 わかりやすく説明をすると『その時=死亡時』とした場合、『その時』がいつか、でsyくなくとも「保険料の損得」が決まることになる。
● <続く>



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■ ブログ 保険・かわら版=26年度・11月=■

2014年11月06日 | 保険
■ 11月 6日(木)

■ 「円ドル 一時115円!、円ユーロ144円!=61兆円(ほぼ簿価ベース)の外国証券の含み益は?!=

● 「外国証券」と言っても大きく「公社債・株式」に分類され、さらには複雑な運用方法により単純計算できないことから、とくにこの「円安急落相場」の最中では評価益計算は困難だ。
 とはいえ、これまでの慣例的運用をなぞると『数兆円+α』となることが推測出来る。個々の生保の運用姿勢にもよるが、26年3月末あるいは6月末の「数兆円の評価益」が、さらに1割強の評価益をもたらしている可能性が高い。
● 9月末は「109円」だったことから、数字上だけでは「8~10兆円」の評価益もあり得るが、いずれにしても個々の生保の運用手法に大きな変更がないとなると、評価益はかなりの金額になる可能性が大きい。
 問題はこの「評価益」をどのように生保は使うかだが、あくまでも「円安」がこのまま進行するかどうかあるいは「円高」に振れるかは誰にも分からない。


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■ 「PCA生命」の「BSI買収」はどうなっている?!=「ほけんの窓口」を上回るショップ数の思惑!=
pca
● 「25年7月16日」、「SBI」が当局の認可を前提に「ピーシーエー生命」の全株式を85百万米ドル(85億円・1米ドル=100円換算)で取得することを発表した。
 ところが、丸1年以上を経過しても正式な発表は未だないままだ。当然「ピーシーエー生命」の株主は「英国・プルーデンシャル」のままだ。
● 「当局の認可」が大きなネックとは考えられるものの、その是非はいろいろだろう。ややもするとSBIの「北尾吉孝氏」の存在がクローズアップされる。
 このことについて「北尾氏」はどのように考えているかを調べてみると「26年3月18日」に書かれた『北尾吉孝日記』に、きわめて前向きな意思表示がある。
● 一読すると「北尾氏」の「生命保険販売の勝利の方程式」が垣間見えるが、その根底には「販売店舗数の論理」があるようだ。
 現在の来店型店舗数で最も多いのは「ほけんの窓口」だが、最近500店舗を突破したとされる。となると、一朝一夕にこの店舗数を凌駕するのはたやすいいことではない、後塵を浴び続ける姿を重いえがちだが、その「日記」に掲載されている資料を見ると、少なくとも「店舗数」だけを見ると、「こういう捉え方もあるのか」と考えさせられる。
● 出典は「25年12月末現在、当社調べ」となっている。もちろん実数では「ほけんの窓口」が「469店」で第1位なのだが、ところが「SBI」は、現在の「SBIマネープラザ:330店舗」に「SBI」の投資先である「みつばち保険グループ:174店舗」と「保険クリニック:163店舗」の内可能性がある「305店舗」(既に「みつばちほけん」の「SBIマネープラザ」32店舗を控除)を足した「635店舗」としている。
● つまり、この論理で行けば「保険ショップ数最大の○○○」と言うキャッチフレーズが使えることになる。
 北尾吉孝氏と言えば、かの「ライブドア」がフジtv買収を画策したときに”白馬の騎士”としてワイドショーを賑わした。
 少々先読みをすると、その「M&A」ノウハウから、「生保買収」による拡大戦略を危惧する声も一部あるようだが、その一方で資金力の問題を指摘する人もいる。
 とにかく「ピーシーエー生命」の買収を含め、不透明な状況が続いている。

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■ 11月 4日(火)

■ 『株価 1万8000円、ドル120円』時代の到来?!

● 「株価 17000円、ドル114円」を突破、と言うニュースが流れ、その後の午前中は落ち着いた動きとなっている。
 現在生保業界全体では「株式11.5兆円、外国証券61兆円」(簿価ベースのヘッジ等の運用手法は考慮しない)の保有があるとされ、その『含み益』は最近情報ではそれぞれ数兆円程度とされる。
● かの「日銀の緩和策」発表以降の「株高・円安」を見ると、一気に「1万8000円、120円」は時間の問題と思われがちだが、これまでの歴史をみても同じ方向に行き続けることはあまりない。
 もちろんこれからどうなるかは誰にも分からないわけで、ここで仮定の話をすると生保業界と言うよりも該当する有価証券を保有している生保に取っては「株高・円安」は歓迎材料だ。
● 皮肉なもので一部の生保では、経営指標に敏感になりすぎて「株式売却」を急いだ生保もあったようだが「もしあのまま保有していたら」と言う声も聞こえなくもない。
 ところで、「外国証券」の保有は、生保全体としては毎年「総資産シェアー比」を1%程度増加していることからこのタイミングは、生保業界としては単純含み益を3月末より3~4兆円程度上乗せしたものと思われる。
● 難しいのは「含み益」をどのように活かすかが生保としての腕になるわけで、これは個々の生保の運用戦略として注目されるが、選択を誤らなければ「好転する」ことだけは間違いない。
 とりあえずは「9月末」の各社業績が気になるところだ。
 
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■ 11月 3日(月・休日)

■ 「損保系生保の社名」は確かに長い!

● 今日の「日本経済新聞」の「風速計」に「合併損保が抱える社名問題」が書かれていた。ところが、その損保計生保も長い社名が目立つ。
 と言うより、どうしても親会社の名前を付けるのが一般的になっていることから、より長くなることはあっても短くなることはまずない。
● 記事でも話題になった「損保ジャパングループ」(ここでは週略名称)の場合、損保もだが生保は3社名が羅列し田と思われる「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」がある。
 その間の「NKSJひまわり生命」と比較してどうか、となると一長一短なのだが、新しい社名数は『16文字』となり、私などのような保険会社のデータを編集する者からすると鳴かされることが多い。
 スペースがタイトな場合はフォントを落とすしかないが、とにかくこの場合は略称が難しいからややこしい。
● わかりやすく言えば「損保ジャパン」を落とすわけにも行かず、また「日本興亜」を省略とも行かない。それならと「ひまわり」の省略も有りなのだろうが、正確に社名を列記する必要があるデータ版としてはそれも難しい。
 そもそも「ひまわり」と言う名称には損保ジャパングループの歴史が垣間見えることから、3名称それぞれ重きを置きたいところだろう。既存生保の買収からスタートした損保ジャパングループとしては他が新規立ち上げ生保からのスタートだったことからかなり陰口をたたかれた歴史もある。
● 社名であるだけに外野が物言いをするわけにはいかないが、個人的にはもう少し短くして欲しいのが本音だ。
 ところが、総じて損保計生保は長い社名が少なくない。「三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命」、「東京海上日動あんしん生命」と言うような具合だ。
 もっとも社名の長さで困惑しているのは、その社名で仕事をしている、特に代理店の方だろう。
 いずれにしても保険会社の社名については改めて書いてみたい気がする。、

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■ 11月 1日(土)

■ 「株価1万6413円」(+755円)は、26年3月末から1600円、9月末からはほぼ横ばい!問題はむしろ「円安」だ!

● どうも一日で「755円」も急騰したことから浮き足だった見解が跋扈している感が強いが、むしろ問題は「円安」の方だろう。
 当初の異次元緩和では、「円安急進」で貿易収支の好転により「日本経済の活性化」を好感する声が多かったが、蓋を開けてみるとどうもボタンの掛け違いがはっきりしてきて『日銀の思惑』は大きく踏み外れた。
● 日米の政治的背景もあり、1万5000円割れはどうしても避けたいところと、それに付随するであろう“円安”は当面思惑通りだったが、問題はこれからだ。
 これを”踏み外す”とどうなるかは、触れたくない展開が大きな口を開けていることになる。
● ところで生保業界の「株式・外国証券」への影響はどうなるかを説明すると、どうやらこれで「株式18兆円台の維持を確保」したと思われる。もっとも10月末の「株式時価総額」は正式には公表されないことから、問題は「12月末」とさらには「27年3月末」に関心が集まる。
 8月末のほぼ簿価ベースでは「11.5兆円」と言うことから、今後の株価の展開が気になるところだ。
 但し「円安効果」は、「110円台」が持続できれば大きいことになる。  


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■ 10月31日(金)=当日版=

■ 日銀が追加緩和10から20兆円!=株価1万6413円(+755円)=

● いよいよというか遂にというか、「日銀」が追加緩和策を発表した。当然「株価暴騰」を呼び「755円高の1万6413円」にまで上昇した。
 もちろん目先の経済動向は市場に任せるしかないが、「日銀の焦り」を感じるのは私だけではあるまい。もっとも「日銀」と言うより”黒田総裁の焦り”に見えるのも否定しがたい。
 ちなみに今回の緩和策は「賛成5、反対4」だったということからも今後の実経済の動きがきわめて気になるところだ。


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■ 10月31日(金)=前夜版=

■ 「小渕優子議員」の問題が表面化したときの第1報は婉曲的にこのブログで書いたが、どうやら「核心」に近づいてきた!=東京地検は身柄確保を急げ!当初の小渕優子同情論は理解できるも政治の世界ではタブー!しかし・・・!=

■ 「相棒」もだが「ラスト・ドクター(第3話)」も「死亡(自殺)」を巡る設定がいい加減!

● TVドラマだからある程度の演出はやむを得ないが、しかし余りにも『非現実的な保険契約設定』はせっかくのドラマをしらけさせることになる。
 既に「相棒」の件は以前このブログで指摘したが、今回は「ラスト・ドクター」の第3話。
 今日(10月30日)、その再放送を見たが、さすがにこの設定はひどい話だ。
● もちろん「生命保険金」がドラマのカギでないなら、神経質になることもないが、この「第3話」ではまさに”カギ”となるところだから.もう少し現実に沿った設定にしないとかなりあきれ果てるドラマとなる。
 ストーリーは面倒を掛けてきた娘に対しその母親が娘の妊娠を知り「娘に残せるものとして1億円の生命保険」に加入し「自殺」をしたという内容。
● もちろん「自殺か殺人か」となるのだが、1億円の「生命保険」に契約したのが『1ヶ月前』となると「自殺」の場合は「死亡保険金支払い対象外」である。
 ただ、ドラマでは”自殺した母親”は「自殺による免責」は知らない設定のようなのだが、「娘へのお詫びの生命保険」とすると、ここがドラマのキモ部分でもあるだけに説明が弱い。
 特にドラマの最後のところで「自殺であることを生命保険会社に言うかどうか」をクライマックスにするのだが、『自殺ならば生命保険がでない』ことを前提に、娘は「自殺と言う」ということでドラマは終わるのだが、何とも「生命保険」に関しては甘い設定だ。

● 疑問点と現在はあり得ないこととして並べるとこうなる。
① 『1億円』の生命保険契約はあり得ない。
② クライマックスの「(娘が)自殺と言う」と言うころは、余りに甘い設定である。 
③ ①にも関係するが『生命保険契約は契約者が希望すると必ず加入できる契約ではない』ことだ。

● はっきり言えば「契約があり得ない生命保険」の条件下でのドラマ設定は、ドラマ全体の設定と配役に魅力があるだけに実に惜しいフィクションである。

【解説】①については母親の生活環境から推察して「契約する保険会社はない」と考えるのが、生命保険業界の常識だ。特に「1億円」とする「死亡保険金」は、生活環境もだがドラマでは自ら保険会社の窓口で契約申込をした、となるとなおさらだ。
 もしこのような設定のドラマにするなら「保険金額はせいぜい3000万円迄」さらに「契約から3年が経過」と言うのが信憑性があるドラマ設定となる。
 また②については、仮にそのような「生命保険」契約があったとしても「死亡保険金」を支払うのは「生命保険会社」であり、実際に「1億円の生命保険に1ヶ月前に契約し、保険金請求」をされた場合、生命保険会社は「徹底的な調査」により、もし「自殺」の可能性を疑った場合、速やかな「保険金支払い」は考えられない。
 さらに「契約時の問題」としては、以前「アルコール依存症」からの病理入所入院をしていたことを隠して告知していた場合、「告知義務違反」として保険金を支払う可能性はほとんどない。あるいはそれを「告知」して契約していたとしたら、それを受けた生命保険会社の問題とはなるが、その場合も「自殺の免責」により限りなく支払われる可能性はない。

「ラスト・ドクター(第3話)」

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■ 10月30日(木)

■ 「エボラ出血熱」の保険金はどうなる?!=罹患したら保険金は貰える?!=

● 日本でも「エボラ出血熱」にたいする関心が高まっているが、保険業界関係者としては「エボラ出血熱に罹患したら保険金はどうなる?」というもの。
 もちろん現在「エボラ出血熱保険(特約)」のようなものが販売されているわけではない。もっとも日本の現状からは西アフリカの一部国のように急拡大することは考えにくい。
● とはいえ、今後ジワジワと増加してきた場合、やはり関心は高まることは間違いない。そこで考えられることは「保険の保障あるいは補償」についてどうなるかだ。まず最初に言えることは「現在の医療保障」の保障内容はまず担保される。
 つまり、「エボラ出血熱」に罹患した場合の「入院・治療(手術)」に関する「保険金」は、一般の「病気」対応となるのが常識的判断である。
● そもそも現在のところ「エボラ出血熱」の発症までの期間さらには入院・治療までの期間を考えると、ほぼ「医療保険」の保障範囲内だ。
 現在の「医療保険」で保障されることがほぼ保障されると考えて良いと思われる。
 いわゆる「入院保障」の場合は、実際の入院期間に応じた入院日数分の保険金が出ることになる。
 また治療に付随した諸保険金も支払われる見込みだ。
● 問題は「治療に要した費用」だが、これは現在のところ不明であることから、今後専用保険でもできない限り特殊な保険金として支払われることはないと考えられる。
 もっとも現時点では日本の場合「国としての対応」をしていることから「治療費用」としての個人的負担はないと思われる。
● 但し、ややこしいのは「免責事項」に該当するとされたときだ。今のところ生保も損保もその動きはないことから単なる杞憂に終わりそうだが、既に海外の一部保険会社では「免責事項」に繰り込み始めた保険会社もある。
 もちろん罹患しないことが重要だが、いずれにしても今後「罹患者数」により保険会社の対応も変わる可能性があることから注意はしておきたい。 
 
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【参考】「ヘーゲル」の自筆本が展示される!

2014年11月04日 | 保険
ヘーゲルの自筆本を特別展示します


すでに報道でご存知の方も多いかと思いますが、私たち組合の一員
でもある神田の洋書専門古書店で、ドイツの哲学者ヘーゲル自身に
よる書き込みのある本が発見されました。

この本は、もともと昨年4月、東京古書会館で開かれている古書業者
向けの競り市に出品されたもので、今回、ゆかりのある東京古書会館
で展示されることになりました。

当日は、東京の洋書専門古書店のグループが開催する販売イベント
「洋書まつり」が開催され、その会場内に特別展示されます。

また、この本の現在の所有者であり、書き込みの調査に当たった
寄川条路・明治学院大学教授による講演会も行われます。

この本は、来年1月、ドイツの研究機関「ヘーゲル」文庫への寄贈が
決まっており、今回が日本国内で一般向けに公開される数少ない機会
となります。

世界的にも珍しいヘーゲル自筆書き込みのある本です。
ご興味のある方は、是非、東京古書会館まで足を運んでみてはいかが
でしょうか?


日時:11月7日(金) 10:00から18:00
   11月8日(土) 10:00から17:00

場所:東京古書会館地下1F 「洋書まつり」会場(入場無料)
   東京都千代田区神田小川町3-22 03-3293-0161

講演会:11月7日(金) 18:00から18:30 東京古書会館7F会議室
    参加無料 先着80名


なお、以下の展示も決まっています。合わせてご覧ください。

雄松堂書店「国際稀覯書展」
11月13日(木)・14日(金) 11:00から17:00
https://www.yushodo.co.jp/event/koshodangi2.pdf


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「日本で発見されたヘーゲルの自筆本をめぐって」

                明治学院大学教授 寄川条路


 東京・神田の古書店で発見されたドイツの哲学者ヘーゲル
(1770~1831年)の自筆書き込み本が、11月7日(金)と8日(土)に、
東京古書会館で開催される「洋書まつり」で展示されることになった。
展示されるのは、ヘーゲルの最初の著作『フィヒテとシェリングの哲
学体系の差異』(通称『差異論文』、1801年)の初版本である。

 本の表紙を開いた箇所には、『エアランゲン文芸新聞』(1802年)
に掲載された同作への書評が書き込まれており、筆跡鑑定の結果、
ヘーゲルの自筆本と確認された。本には「今泉博士寄贈」と手書き
されており、元陸軍獣医学校校長の今泉六郎がドイツ留学中にベルリ
ンの古書店で入手し、帰国後に神奈川県立小田原中学校(現・小田原
高校)に寄贈したものとわかった。また、小田原中学校の前身「第二
中学校」の印が押されていたこと、そして「廃棄分」と手書きされて
処分されていたこともわかった。

 ヘーゲルの自筆本は来年1月末にドイツのヘーゲル文庫に寄贈さ
れることが決定。ヘーゲル文庫の地下室にある金庫で永遠の眠りに
つくまえに、いちどヘーゲルの自筆本を自分の目で見てほしい。
本の展示に合わせて、この本がじつは東京古書会館の洋書会に出品
されていたこと、そして巡り巡って神田の古書店にやってきたこと
など、この本が発見されるまでの経緯をくわしく語りたい。

 そのうえで、まだ多くの「今泉寄贈本」が行方不明となっている
ので、発見の「手がかり」を明かして、不明となっている第一級の
資料をみんなで探し出したい。ひょっとすると探している宝物は
東京古書会館の「洋書まつり」に出品されているかもれない。

あるいは神田神保町の古書店の棚に並んでいるかもしれない。
講演会では、古書店や図書館の関係者、古書愛好家や読書家のかた、
メディア関係者や宝探しが好きなかたに、発見にいたった「ひみつ」
をはじめてお披露目する。


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古本の競り市「古書交換会」のこと
=一冊の本の数奇な旅の終わりに寄せて=

                 東京都古書籍商業協同組合
                    広報部長 殿木祐介


実は、この「ヘーゲル自身が書き込んだ『差異論文』」、われらが東
京古書会館に来るのは、今回で2回目です。
初めて来たのは2013年4月。この会館で毎日開かれている古書店のた
めの古本の競り市「古書交換会」に出品されたのでした。
その時は、書込がヘーゲル自身の手によるものだとはわからず、た
だ単に「書込のある『差異論文』」でした。そして、この会館で洋書
専門古書店の手に渡り、さらに、専門家である寄川教授の目に留まる
ことになるのです。

まさに「古書交換会」がなかったら、書き込みの主が誰なのかわから
ないままだったのではないでしょうか?

では、この「古書交換会」とは何でしょうか?

「古書交換会」は、各都道府県の古書組合が主催する古本の競り市です。
古書店が自店で売らない本や買い取ったけれど大量すぎて置き場所の
ない本を持ち込みます。そして、整理分類され、競り市方式(発声式
と入札式がある)によって他の古書店に売却されるのです。
なかでも、神田古書店街の一角にある東京古書会館で開かれる「古書
交換会」は、その開催回数、取扱高とも全国一です。その取扱い内容
も専門化しており、洋書専門、和本専門、近代文学初版本専門など6つ
の交換会があります。

ここには毎日毎日、日本全国から本が集まります。「市場メカニズム」
の作用により、納まるべき古書店に納まった本たちは、ふたたび日本
全国へ散っていくのです。その先には、その分野の専門家や愛好家がい
ます。今回のヘーゲル著作も洋書専門交換会「東京洋書会」に出品され
たのでした。

今回、「ヘーゲル自身による書込のある」という輝かしい肩書きを得
て帰ってきたこの本。来年には生まれ故郷のドイツに帰り、環境の整
った書庫の奥に安住の地を得ることになったそうです。


この本の長い長い旅は終わりに近づいているようです。その途次にわ
たしたちの会館に再び立ち寄ってくれたことを、古書業者一同、大変
うれしく思っています。
この本を、いや、どんな古書でも同じですけれど、こう言って迎えた
いと思います。

「おつかれさま」