■ 27年9月30日(水)
■ 今日の「株式大引け」はいくらか?!=昨日の大引けは、まさかの「16,930円▼714円」=
● 27年3月末「19,206円」、同6月末「20,236円」と堅調推移してきて、2万円台は確保かと思われた日本株式だったが、8月末「18,890円」と下落傾向がはっきりしたかと思われるやいなや、遂に昨日は「17,000円割れの16,930円」を付けてしまった。
● NYSEの40ドル余りの値上がりを考慮すると、今日の東証は「17,000円台」は確保すると思われるものの、さすがにこれだけは”確定”とはいかない。
● 結局「457円31銭高の1万7388円15銭」で終えた。昨日は年初来安に近い株価にまで迫ったことを考えると一段落とはなった。
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■ 27年9月29日(火)
■ 「日本生命」は「個人保険・保有契約件数」で「アフラック」を抜き『第1位』奪還なるか?!=「27年度末が視野に入った日本生命!」=
● 「保険かわら版=第129号(25年1月25日発行号)=」で「ニッセイ 保有契約件数第1位へ」の見出しで『27年度末を待たずに 第1位に!?』を発行した。
とにかくH14年度に「アフラック」が「個人保険・保有契約件数」でそれまで第1位だった「日本生命」から第1位の座を奪取した。この「保険かわら版」は、H24年に発行したものだが、3年を要して「日本生命」が第1位の座に復活するという内容だ。
● もちろん「日本生命」は、24年度から「件数カウント方式」を変更したが、「保険かわら版」を発行した段階では「アフラック2,196万件、日本生命1,299万件」(24年度第2四半期末)という実績の差だった。
ところが「保険かわら版」で予測したとおり、27年度末迄には「日本生命の第1位奪還」が現実のことになりそうなのである。
● この点について解説すると、26年度末では「アフラック2,298万件、日本生命2,063万件」と「235万件」にまで差は収縮している。
さらに「27年度第1四半期末」では「アフラック2,308万件、日本生命2,131万件」とその差は「177万件」に縮小している。
つまり第1四半期の3ヶ月間で「58万件」が縮小したことになる。
● このままの推移は「日本生命」にすると「27年度末での逆転」が十分視野に入ることになる。ところで24ねんどの「保険かわら版」発行次点でのシミレーションでは、27年度末を待たずして1四半期前でも逆転の可能性も予測できたが、実際は「アフラック」の粘り腰が「早くて27年度末」二まで押しやった感がある。
● また当時予測できなかったことが「アフラック・がん保険」の「日本郵政での販売」であり、逆に「日本生命とかんぽ生命のがん保険販売」の消滅だった。
もちろん「アフラック」からすると、「日本郵政や他の生保との販売提携」、さらには自社の販売スキームの変更等が考えられることから現時点では「27年度末」は、確定視することはまだ出来ない。
27年度の四半期毎業績が「その先」を暗示していくことになる。
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■ 27年9月28日(月)
■ 「個人保険・保有契約高」も10年後は生保業界地図が大きく塗り替えられる!==
● 既に解説したように「個人保険・新契約高」は、10年前の平成17年度よりも「上位10社」の顔ぶれが既に2社が10位外になった。
<H17年度> <H26年度>
① 日本生命 ① →(対前期▼ 第1位維持)
② 第一生命 ② →(対前期▼)
③ 住友生命 ③ →(対前期▼)
④ 明治安田生命 ④ →(対前期▼)
⑤ 朝日生命 ⑫ ↓(対前期▼)
⑥ 三井生命 ⑮ ↓(対前期▼)
⑦ 大同生命 ⑥ ↑(対前期増加)
⑧ 富国生命 ⑩ ↓(対前期▼)
⑨ ソニー生命 ⑤ ↑(対前期増加)
⑩ プルデンシャル生命 ⑦ ↑(対前期増加)
(注)「かんぽ生命」含まず。26年度は第6位。
「26年度」のベスト10位内生保」は、以下の通り。
・「第8位 ジブラルタ生命」(対前期増加)
・「第10射 メットライフ生命」(対前期増加)
・次点は「東京海上日動あんしん生命」(対前期増加)
● <続く>
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■ 「2025年」の10年後には生保業界地図が塗り替えられる!=「保険契約」が取れなきゃ絶望的な10年後!=
● ややもすると「株高・円安」のこうかで、生保経営の善し悪しが「資産(有価証券)運用」に行きがちだが、長期的視野に立つと、生保経営の基盤は「保険契約」である。
その基本的契約業績である「個人保険・新契約高」を10年前の「平成17年度」を見るとベスと10位はこうなっていた。
<H17年度> <H26年度>
① 日本生命 ① →(第1位維持)
② 第一生命 ④ ↓
③ 住友生命 ⑤ ↓
④ 明治安田生命 ⑰ ↓(大幅下落)
⑤ 大同生命 ⑥ ↓(ほぼ横ばい)
⑥ ソニー生命 ② ↑(急上昇)
⑦ プルデンシャル生命 ③ ↑(急上昇)
⑧ 太陽生命 ⑫ ↓
⑨ 富国生命 ⑯ ↓
⑩ メットライフ生命 ⑨ ↑
(注)「かんぽ生命」は含まず。26年度は第2位。
「26年度」のベスト10位内生保」は、以下の通り。
・「第7位 東京海上日動あんしん生命」
・「第8位 ジブラルタ生命」
・「第10射 エヌエヌ生命」
・次点は「三井住友海上あいおい生命」
● そして10年後の今、どうなっているかだが、生保名の後の数字が「26年度」の順位である。タダ注意しておくのは、この間に「かんぽ生命」(19年10月~.26年度では第2位。)が入ってきたことから「日本生命」以外は順位が一つずつ下がることになる。
さて問題は10年後だが、実はこの10年間に保険契約が積み上がっていかない生保は、きわめて厳しい苦境に立たされることになる。
もちろんいろいろな要因が考慮されることから、いくつかのシナリオから10年後(平成37年)を予測すると、上位10社内には従来の国内生保は「日本生命と大同生命」だけという事態も十分に予想されるのである。
● もちろん「かんぽ生命」も10位以内は「確定」と言うより、ネスト3位以内も十分にあり得る。場合によっては第1位争いも十分に視野に入る。<下記セミナ-で詳細解説!>
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【お知らせ】■ 「第2回東京セミナー開催」詳細案内をブログ掲載!=27年12月5日(土) 13:00から16:00(2部制)=
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■ 9月27日(日)
■ 「個人保険・新契約高」の注釈!=該当生保は「37社」=
● 取り扱う保険商品により「個人保険」の契約高は異なる。例えば今回の「個人保険・新契約高」でも、「個人保険」の販売実績がない生保(「ハートフォード生命、ソニーライフ・エイゴン生命、アリアンツ生命、クレディ・アグリコル生命、SBI生命」)は、一覧表には記載がない。
● また記載があっても、販売保険商品が「個人保険」をサブとしている生保もある。
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■ 「プルデンシャルグループ」が『個人保険・新契約高』では第1位グループ!=第2位 日本生命、第3位 かんぽ生命、第4位 T&D、第5位 ソニー生命=
● 【26年度生保決算・速報版】では、「生保42社」の業績情報を掲載してあるが、「総資産」以外は個者対応の実績表になっている。
特に「保険料等収入」も掲載しようかと考えたが「グループ別(持株)」毎にまとめるとなる都その基準がかなり混乱することになることから「速報版」では止めた。
そもそも「第一生命の保険料等収入」は、『連結損益計算書』上の「保険料等収入」である。そのためもし一覧にするとしたら、同じ基準でまとめる必要がある。
● またグループ各社の「保険料等収入」を単純に加算して一覧にまとめる手もある。つまり、「連結損益計算書」の場合は、上場している場合はその重要性も分かるが、契約者目線の場合はやはり関心は「生保個社の業績」となる。
そこで「生保個社対応の業績」をいくつかまとめたが、実は「個人保険・新契約高」に大きな変化があることが分かった。(もっともこれは「速報版」編集の段階で分かっていたが。)
■ 「日本生命」が第2位?!しかし「三井生命」買収でトップ復活?!
● 正確には「26年度」では「グループ(持株)」別では見出しの順位となるも、「日本生命」は「三井生命」を買収したことで「26年度の試算」では、
・日本生命グループ 8長5246億円(「日本生命」7兆6278億円+「三井生命」8968億円)
・プルデンシャルグループ 7兆8229億円
● もちろんこれは正式に「三井生命」が「日本生命」の傘下に入らない時点でのあくまでも試算である以上、あくまでも参考に過ぎない。
但し、今後統合月日により、27年度の「個人保険・新契約高」の順位は微妙になる。 もちろん基準日が統合後となると「第1位 日本生命グループ、第2位 プルデンシャルグループ」が「確定」と思われるところだが、しかし、その間隙を縫う生保がある。
「かんぽ生命」だ。
26年度は「7兆25億円」と言うことから、株式上場等で話題性が増し契約が大幅進展すると、27年度の順位は混沌となり3月ぎりぎりまでもつれる可能性がある。
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■ 「地震保険」引き上げ50%は5県?4県?!=(福島)・埼玉・茨城・徳島・高知=
● マスコミ報道により、上限となる「50%」引き上げの県が異なっている。「埼玉・茨城・徳島・高知」の4県は掲載があるが「福島」があるのとない報道がある。
データの出所である「損害保険料算出機構」を調べてみようかとも思ったが、いずれにしてもこれらの4県あるいは5県は「地震」の被害の可能性はデータ上高いことになる。
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■ 9月26日(土)
■ 「2020年、2025問題」、果たして『営業員がいる生保同士の合併・買収は起きない』か?!(「住友生命」)=
● これは「日本経済新聞」の「住友生命・橋本雅弘社長」に対する取材記事である。感想を一言で言えば「なんとのどかな見解」と少々驚きを覚えるほどだ。
記事では「事業展開や資金調達力などで株式会社には一日の長がある」と言わしめ、結果「現在の相互会社からの(株式会社)への転換を経営の選択肢としている」とまとめている。
やや強引なまとめ方ではあるが、「住友生命の株式化」についてはこれまでも幾度となく話題になったことであり、新鮮みはない。
● ところで気になった点は2点。
一つは見出しに書いた「営業員がいる生保同士の合併・買収は起きない」とする言い分。これには、「住友生命」の願望が見え見えという感じだ。
もし上位生保である「日本生命と第一生命」が本格的バトルに突入すると「どのような「M&A」がおきてもおかしくない。となると「住友生命」は、「かんぽ生命」を含めたメガ生保3社野大きく差を開けられることになる。
● もう一つは「かんぽ生命上場はほとんど気にしていない」と言うところだ。何とも暢気なのどかな考え方だ。
少なくとも重要生保業績の一つである【個人保険・保有契約高】は、このままでは「2020年度末」には「住友生命」は「かんぽ生命」に抜かれ、されに「ソニー生命、プルデンシャル生命(ジブラルタ生命)」に肉薄される計算だ。
もちろんその先抜かれる可能性もある。
一過性の「株高・円安」の恩恵に酔っている暇はないはずである。
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■ 今日の「株式大引け」はいくらか?!=昨日の大引けは、まさかの「16,930円▼714円」=
● 27年3月末「19,206円」、同6月末「20,236円」と堅調推移してきて、2万円台は確保かと思われた日本株式だったが、8月末「18,890円」と下落傾向がはっきりしたかと思われるやいなや、遂に昨日は「17,000円割れの16,930円」を付けてしまった。
● NYSEの40ドル余りの値上がりを考慮すると、今日の東証は「17,000円台」は確保すると思われるものの、さすがにこれだけは”確定”とはいかない。
● 結局「457円31銭高の1万7388円15銭」で終えた。昨日は年初来安に近い株価にまで迫ったことを考えると一段落とはなった。
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■ 27年9月29日(火)
■ 「日本生命」は「個人保険・保有契約件数」で「アフラック」を抜き『第1位』奪還なるか?!=「27年度末が視野に入った日本生命!」=
● 「保険かわら版=第129号(25年1月25日発行号)=」で「ニッセイ 保有契約件数第1位へ」の見出しで『27年度末を待たずに 第1位に!?』を発行した。
とにかくH14年度に「アフラック」が「個人保険・保有契約件数」でそれまで第1位だった「日本生命」から第1位の座を奪取した。この「保険かわら版」は、H24年に発行したものだが、3年を要して「日本生命」が第1位の座に復活するという内容だ。
● もちろん「日本生命」は、24年度から「件数カウント方式」を変更したが、「保険かわら版」を発行した段階では「アフラック2,196万件、日本生命1,299万件」(24年度第2四半期末)という実績の差だった。
ところが「保険かわら版」で予測したとおり、27年度末迄には「日本生命の第1位奪還」が現実のことになりそうなのである。
● この点について解説すると、26年度末では「アフラック2,298万件、日本生命2,063万件」と「235万件」にまで差は収縮している。
さらに「27年度第1四半期末」では「アフラック2,308万件、日本生命2,131万件」とその差は「177万件」に縮小している。
つまり第1四半期の3ヶ月間で「58万件」が縮小したことになる。
● このままの推移は「日本生命」にすると「27年度末での逆転」が十分視野に入ることになる。ところで24ねんどの「保険かわら版」発行次点でのシミレーションでは、27年度末を待たずして1四半期前でも逆転の可能性も予測できたが、実際は「アフラック」の粘り腰が「早くて27年度末」二まで押しやった感がある。
● また当時予測できなかったことが「アフラック・がん保険」の「日本郵政での販売」であり、逆に「日本生命とかんぽ生命のがん保険販売」の消滅だった。
もちろん「アフラック」からすると、「日本郵政や他の生保との販売提携」、さらには自社の販売スキームの変更等が考えられることから現時点では「27年度末」は、確定視することはまだ出来ない。
27年度の四半期毎業績が「その先」を暗示していくことになる。
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■ 27年9月28日(月)
■ 「個人保険・保有契約高」も10年後は生保業界地図が大きく塗り替えられる!==
● 既に解説したように「個人保険・新契約高」は、10年前の平成17年度よりも「上位10社」の顔ぶれが既に2社が10位外になった。
<H17年度> <H26年度>
① 日本生命 ① →(対前期▼ 第1位維持)
② 第一生命 ② →(対前期▼)
③ 住友生命 ③ →(対前期▼)
④ 明治安田生命 ④ →(対前期▼)
⑤ 朝日生命 ⑫ ↓(対前期▼)
⑥ 三井生命 ⑮ ↓(対前期▼)
⑦ 大同生命 ⑥ ↑(対前期増加)
⑧ 富国生命 ⑩ ↓(対前期▼)
⑨ ソニー生命 ⑤ ↑(対前期増加)
⑩ プルデンシャル生命 ⑦ ↑(対前期増加)
(注)「かんぽ生命」含まず。26年度は第6位。
「26年度」のベスト10位内生保」は、以下の通り。
・「第8位 ジブラルタ生命」(対前期増加)
・「第10射 メットライフ生命」(対前期増加)
・次点は「東京海上日動あんしん生命」(対前期増加)
● <続く>
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■ 「2025年」の10年後には生保業界地図が塗り替えられる!=「保険契約」が取れなきゃ絶望的な10年後!=
● ややもすると「株高・円安」のこうかで、生保経営の善し悪しが「資産(有価証券)運用」に行きがちだが、長期的視野に立つと、生保経営の基盤は「保険契約」である。
その基本的契約業績である「個人保険・新契約高」を10年前の「平成17年度」を見るとベスと10位はこうなっていた。
<H17年度> <H26年度>
① 日本生命 ① →(第1位維持)
② 第一生命 ④ ↓
③ 住友生命 ⑤ ↓
④ 明治安田生命 ⑰ ↓(大幅下落)
⑤ 大同生命 ⑥ ↓(ほぼ横ばい)
⑥ ソニー生命 ② ↑(急上昇)
⑦ プルデンシャル生命 ③ ↑(急上昇)
⑧ 太陽生命 ⑫ ↓
⑨ 富国生命 ⑯ ↓
⑩ メットライフ生命 ⑨ ↑
(注)「かんぽ生命」は含まず。26年度は第2位。
「26年度」のベスト10位内生保」は、以下の通り。
・「第7位 東京海上日動あんしん生命」
・「第8位 ジブラルタ生命」
・「第10射 エヌエヌ生命」
・次点は「三井住友海上あいおい生命」
● そして10年後の今、どうなっているかだが、生保名の後の数字が「26年度」の順位である。タダ注意しておくのは、この間に「かんぽ生命」(19年10月~.26年度では第2位。)が入ってきたことから「日本生命」以外は順位が一つずつ下がることになる。
さて問題は10年後だが、実はこの10年間に保険契約が積み上がっていかない生保は、きわめて厳しい苦境に立たされることになる。
もちろんいろいろな要因が考慮されることから、いくつかのシナリオから10年後(平成37年)を予測すると、上位10社内には従来の国内生保は「日本生命と大同生命」だけという事態も十分に予想されるのである。
● もちろん「かんぽ生命」も10位以内は「確定」と言うより、ネスト3位以内も十分にあり得る。場合によっては第1位争いも十分に視野に入る。<下記セミナ-で詳細解説!>
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■ 9月27日(日)
■ 「個人保険・新契約高」の注釈!=該当生保は「37社」=
● 取り扱う保険商品により「個人保険」の契約高は異なる。例えば今回の「個人保険・新契約高」でも、「個人保険」の販売実績がない生保(「ハートフォード生命、ソニーライフ・エイゴン生命、アリアンツ生命、クレディ・アグリコル生命、SBI生命」)は、一覧表には記載がない。
● また記載があっても、販売保険商品が「個人保険」をサブとしている生保もある。
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■ 「プルデンシャルグループ」が『個人保険・新契約高』では第1位グループ!=第2位 日本生命、第3位 かんぽ生命、第4位 T&D、第5位 ソニー生命=
● 【26年度生保決算・速報版】では、「生保42社」の業績情報を掲載してあるが、「総資産」以外は個者対応の実績表になっている。
特に「保険料等収入」も掲載しようかと考えたが「グループ別(持株)」毎にまとめるとなる都その基準がかなり混乱することになることから「速報版」では止めた。
そもそも「第一生命の保険料等収入」は、『連結損益計算書』上の「保険料等収入」である。そのためもし一覧にするとしたら、同じ基準でまとめる必要がある。
● またグループ各社の「保険料等収入」を単純に加算して一覧にまとめる手もある。つまり、「連結損益計算書」の場合は、上場している場合はその重要性も分かるが、契約者目線の場合はやはり関心は「生保個社の業績」となる。
そこで「生保個社対応の業績」をいくつかまとめたが、実は「個人保険・新契約高」に大きな変化があることが分かった。(もっともこれは「速報版」編集の段階で分かっていたが。)
■ 「日本生命」が第2位?!しかし「三井生命」買収でトップ復活?!
● 正確には「26年度」では「グループ(持株)」別では見出しの順位となるも、「日本生命」は「三井生命」を買収したことで「26年度の試算」では、
・日本生命グループ 8長5246億円(「日本生命」7兆6278億円+「三井生命」8968億円)
・プルデンシャルグループ 7兆8229億円
● もちろんこれは正式に「三井生命」が「日本生命」の傘下に入らない時点でのあくまでも試算である以上、あくまでも参考に過ぎない。
但し、今後統合月日により、27年度の「個人保険・新契約高」の順位は微妙になる。 もちろん基準日が統合後となると「第1位 日本生命グループ、第2位 プルデンシャルグループ」が「確定」と思われるところだが、しかし、その間隙を縫う生保がある。
「かんぽ生命」だ。
26年度は「7兆25億円」と言うことから、株式上場等で話題性が増し契約が大幅進展すると、27年度の順位は混沌となり3月ぎりぎりまでもつれる可能性がある。
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■ 「地震保険」引き上げ50%は5県?4県?!=(福島)・埼玉・茨城・徳島・高知=
● マスコミ報道により、上限となる「50%」引き上げの県が異なっている。「埼玉・茨城・徳島・高知」の4県は掲載があるが「福島」があるのとない報道がある。
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■ 9月26日(土)
■ 「2020年、2025問題」、果たして『営業員がいる生保同士の合併・買収は起きない』か?!(「住友生命」)=
● これは「日本経済新聞」の「住友生命・橋本雅弘社長」に対する取材記事である。感想を一言で言えば「なんとのどかな見解」と少々驚きを覚えるほどだ。
記事では「事業展開や資金調達力などで株式会社には一日の長がある」と言わしめ、結果「現在の相互会社からの(株式会社)への転換を経営の選択肢としている」とまとめている。
やや強引なまとめ方ではあるが、「住友生命の株式化」についてはこれまでも幾度となく話題になったことであり、新鮮みはない。
● ところで気になった点は2点。
一つは見出しに書いた「営業員がいる生保同士の合併・買収は起きない」とする言い分。これには、「住友生命」の願望が見え見えという感じだ。
もし上位生保である「日本生命と第一生命」が本格的バトルに突入すると「どのような「M&A」がおきてもおかしくない。となると「住友生命」は、「かんぽ生命」を含めたメガ生保3社野大きく差を開けられることになる。
● もう一つは「かんぽ生命上場はほとんど気にしていない」と言うところだ。何とも暢気なのどかな考え方だ。
少なくとも重要生保業績の一つである【個人保険・保有契約高】は、このままでは「2020年度末」には「住友生命」は「かんぽ生命」に抜かれ、されに「ソニー生命、プルデンシャル生命(ジブラルタ生命)」に肉薄される計算だ。
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