■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

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■ ブログ 保険・かわら版=28年・ 4月(Ⅰ)=■

2016年04月01日 | 保険
「天狗の舞」(石川)「住吉」(山形)「ヒガンバナ」(第9課)東芝問題 リスク資産急増生保
★★★藤田 菜七子


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★ 遂に28年度は
■ 全期型 ■  VS
”更新型 ”
戦争本格化!

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■ 28年 4月12日(火)

■ 「第一生命」の密かに囁かれる”野望”の真贋?!(そのⅡ)=絵空事かあるいは10年戦略か?!=

● (昨日 の続き)おそらく、「第一生命とかんぽ生命の提携」の『キモ』はここだ、と考えているが、果たしてどうか。
 というのも「かんぽ生命の2,000万円まで増額」がすんなりと決まったことに違和感があったのは私だけではあるまい。
● 実は、「かんぽ生命」の『2,000万円』については、少し説明が必要だ。まず「新規契約は1,000万円」が加入限度額となり、その後一定期間を経過すると「1,300万円」までの契約が可能となる。
 そして今回の「2,000万円」の場合は、新規契約から一定期間を経過した契約者について「合計金額2,000万円」まで契約できる、というものである。
● つまり「新規契約で2,000万円まで契約できるわけではない」のだが、ここで注意を必要とすることは「今後の加入限度額の緩和策」の行方だ。
 おそらく間違いないことは、金額の拡大はあっても縮小は考えられない。ところが、現在の「かんぽ生命」の「1件平均金額」は、26年度の場合「294万円」(新契約高 7兆25億円、件数 238万件)ということを考えると、多くの契約者が「追加増額」していくことは極めて考えにくい。


■ 第一生命の野望「かんぽ生命の『転換制度』の導入!」=まさか?!しかしこれで”大きすぎてつぶせない保険会社”への仲間入り?!=<続く>


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■ 「第一生命」の密かに囁かれる”野望”の真贋?!

● 「第一生命とかんぽ生命の提携」は、事実報道はあるも、その背景と今後の動向についてはマスコミも触れることは今のところ見当たらない。
 しかし「日本生命とかんぽ生命」の提携を無視した「第一生命とかんぽ生命の提携」である。もちろん「日本生命とかんぽ生命の提携」が、かの「ガン保険」共同販売直前に中止されたことからその後の提携関係は実質白紙になったと思われてはいるが、そこに楔を打ち込むような「第一生命とかんぽ生命の提携」である。
● もちろん提携のあり方については、企業として双方の同意があればがいぶからとやかくいわれる筋合いのものではない、と考える。
 とはいえ「第一生命とかんぽ生命の提携」を確実なものにしたのは、「かんぽ生命の社長交代」というのは間違いあるまい。
 何しろ「かんぽ生命の新社長」には「みずほ銀行・副社長」が就任したのだから「第一生命」にすると提携企業の一つである「みずほ銀行」である以上、意思疎通が図られたのは極めて自然のながれだ。
● つまり「アフラックは日本郵政と提携」し「第一生命は生保事業の本丸であるかんぽ生命と提携」となると、外堀も内堀も「第一生命」が埋めてことになる。
 ところで今回の「第一生命とかんぽ生命の提携」についてのリリースを見ると、3番目に記載がある以下の文言が非常に気になる内容である。
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(3)国内生命保険事業に関する共同研究
かんぽ生命及び第一生命は、両社の国内生命保険市場での更なる成長、商品・サービスの品質向上、 コスト削減等を目的として、新商品の開発や IT 技術の利活用等に関する共同研究の実施を検討いたし ます。
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● おそらく、「第一生命とかんぽ生命の提携」の『キモ』はここだ、と考えているが、果たしてどうか。
 というのも「かんぽ生命の2,000万円まで増額」がすんなりと決まったことに違和感があったのは私だけではあるまい。
 実は、<続く>


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■ 「第一生命」は「明治安田生命」を追順できるか?!=まさか”更新型”の魔の手か?!=

● 「第一生命」は、「かんぽ生命」との提携にこぎつけて、水面下では「次のシナリオ」を虎視眈々と戦略を練っているかもしれないが、ここにきての「第一生命」の契約不振が著しいのだ。
 「保険料等収入」では「日本生命」を抜き第1位に、というニュースが大々的に報じられたが、実はその裏で「新契約の不振」が重篤な状態に陥っていた、
● 実は、「第一生命」の「個人保険・新契約高」は、26年度は「日本生命・かんぽ生命・ソニー生命・プルデンシャル生命」に次ぐ「第5位」だった。
 もちろん「第5位」でもその業績からするとやや不満もないことはないが。しかし27年度の「個人保険・新契約高」を四半期ごとに順位付けするととんでもないことになっていたのである。


■ 「第一生命」の「新契約高順位は16位!」の驚愕!=「明治安田生命」は「18位→9位→10位→11 位」と27年度急回復したが・・・!=

● 「第一生命」の27年度は、26年度の「第5位」から「27年度第1四半期・16位、第2四半期15位、第3四半期16位」となっている。
 「新契約」は、いずれ「保険料収入」の『真水』になることを考えると、事業費の問題もあり生保事業の先細りを予期させるに十分だ。
 もっとも急回復した例が「明治安田生命」だが、果たして「第一生命」の場合はどうなるか?。/font>


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■ 「第一生命」の狙いは『生保業界のリーディングカンパニー』か?!=「かんぽ生命」提携までこぎつけた予想外の順調シナリオ!=

● とにかく「かんぽ生命と第一生命の提携」まですんなりとたどり着けたことにもっとも驚いているのは当の第一生命の実質経営陣ではないのか。
 かの「日本生命」が「かんぽ生命」と提携し、新開発の「ガン保険」を発売するという直前にはこともあろうか、このような日が現実になろうとは、「万が一」にも可能性の範疇にはなかったと思われる。
● しかし、「第一生命」を取り巻く「登場人物たち」は誰も予期しない店舗で複雑に絡んでいくことになる。
 もちろんその「登場人物たち」は、いちおう推測すると「政界、財界(銀行含む)そして保険業界」となる。
● 中でも主役は「日本郵政の西室泰三社長」となるが、このようないシナリオには見えない黒幕がいるものである。
 もちろんこの”絵解き”はすらすらとはいかない。
 しかもこのシナリオはまだ始まったばかりである。
 


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■ 28年 4月 5日(火)

■ 「かんぽ生命」は独力で生き残れるか?!=「日本株式・外国証券」”瀑買い”は絶対禁止!=

● 「GPIF」ののりしろに余裕がなくなってきた現在、兆円単位で「真水の資金」が垣間見える「かんぽ資金」は、政府・日銀からすると、喉から手が出るほどほしいコアな資金だ。
 なんといっても「国債45兆円(27年度第3四半期末)」は、その一部をリスク性運用に回せば市場が大きく変わる、と言いたい輩が少なくないのが現実だ。
● 確かに「かんぽ生命のリスク性資産」の保有額は「5.3兆円(総資産の6.4%)」となっている。「国債」を少々入れ替えるだけでいわゆる資産運用は評価益を大量保有するかのような可能性を夢見ることになる。
 もちろん問題は「買いのタイミングとその手法」となるが、これが実に難しい。     ● さらに言えば「かんぽ生命」の難しいところは。単体の”民間生保”に見えてもその超大株主は「日本郵政」である。
 上場の際放出した株は、わずか「11%」に過ぎない。あくまでも(今のところは)机上論だが、友好的TOBにより50%超を保有する企業が出てこないとも限らない。
● もう一つつけ加えると「リスク性資産」が裏目に出た場合、その負債を買収する企業が補てんするとしたら、シナリオとしてはあまりにも好都合か。
 「かんぽ生命」のおかれた状況から「資産運用の独自判断」は窮屈であることはわかるものの、「リスク性資産」を買いあがる愚だけはよしてほしいものだ。



■ まさかの「かんぽ生命」を実質買収するささやかれるある生保のシナリオの真贋?!/font>


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■ 28年 4月 4日(月)

■ 「巨泉コラムドクターストップ」(スポーツ報知)=こういう記事は読むに苦しいが、これもまぎれもない人生?!=

● この記事が掲載されていたのは「週刊現代」だが、実際の記事は「スポーツ報知」にコラム風の全体が黒抜き文字でひときわ目立つ。
 大橋巨泉氏といえば、私などの若い時代の寵児でとにかく何でもできる実に器用な人だった。現在82歳らしいが、とにかくその生き方にはうらやましさもあった。
 記事では「週刊現代」の連載コラムをしばらく休載するということらしいが「ガン闘病中ということを考えると、かつての「ハッパフミフミ」という姿でTVに登場することはもうないと残念だが思われる。
● 実は大橋巨泉氏のことを書く気になったのは、まだかなり82歳にまでは時間がある私としては、「書くこと、話すこと」に再チャレンジしようかという決意を報告するきがあったからだ。
 いうまでもなく毎年体力の弱体化は否定できないが、しかし最近の「安い保険料の生命保険が得」というような風潮にはくさびを打ちたいという思いも強い。
● 今年も「FP対象の実務講座」は、東京で開催するが、やはりこれは少々アカデミックな内容でやるつもりだが、もう少し本音を並べた「講演会」を開催しようかと考えている。
 基本形は「定期保険の全期型と更新型」の開設を基礎から丁寧に解説するつもりである。
 詳細が決まり次第このブログで案内をする予定なので、ぜひ参加していただきたい。
 やはり、高齢になって「高い保険料を余儀なくされる”更新型”」で苦悩の日々を送る契約者の山を少しでも減らしたいものである。


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■ 28年 4月 3日(日)

■ 侘しい日曜日=「あさが来た」終了!、「大橋巨泉」のコラムドクターストップ!、櫻花 花冷え!・・・=

● 「1万6164円、111円、0.070%」が、先週末の経済指標である。いわゆる「株安円高」傾向なのだが、市場はとかく機械的なファンダメンタルで動くような誤解がある。
 しかし、やはり基本的には「市場を動かす人間心理」がカギを握る。
● もちろん市場を動かす基本情報としては、「基本情報の集積」も必要だ。ところがこの王な時の「機械的な判断」は間違いを犯しやすい。さらに言えば昔のようにニューヨーク市場の動向を東京市場が始まる前に証券会社ではラジオで流すなどというのはもう懐かしい光景だが、一寸先の指標動向を断定するわけにはいかない。
● ふつうは「新年度、桜満開、桜まつり」というように明るい話題と心理が優先しがちなのだが、最近はネットの普及もあって多くの人が「明るい話題」を入手できる反面「暗い話題」も同じように手にできるようになった。
 世界で起きていることが短時間のうちに日本でも映像を含んで知ることができる現在は、それに対する「判断」は個人でもできる時代になった。
● 例えば、「中国」では、資源価格の暴落で炭鉱が賃金支払いができないまま稼働激減というニュースを知ると「中国の経済的復活」はまだまだであり、むしろそのような「ゾンビ企業」が中国経済に与える悪影響は底なしではないか、と危惧させられることになる。
 さらに欧州の「混乱」は、単に「難民移民」対策だけでは「先が見えない状態」である。

● さてここで見出しについて説明すると、波留さんが演じた「はるが来た」ではなく「あさが来た」がついに最終回を迎えた。
 一人の人生を通じて「人間の生き死に」を朝ドラで見せつけられた気がした。       実際の人生ではその時になって初めて「その人の死」に直面することになる。ドラマでは「あさ」を取り巻く人々が時間の経過とともになくなっていくさまが描かれている。
 すでに感情移入していた私としては、そのたびに涙を禁じ得ない場面がいくつもあった。
● どうやら「あさが来た」の視聴率は「今世紀最高」(4日に正式発表。これまでの第1位は「さくら・2002年・23.3%」)となりそうだが、確かに納得ができる内容だった。


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■ 28年 4月 2日(土)

■ 28年 4月 1日(金)</fon
<font color="red">■ 「第一生命」VS「日本生命」は、どうなる?!=「かんぽ生命」の行方は?!=


● 現在いろいろなシミュレーションが議論されている。
そのポイントについては、明日にでも解説するつもりだが、どうも「かんぽ生命」に好都合な話が出てこない。
 最悪の場合には「政争の具」に祭り上げられて、「GPIF」の補完的役割を担われそう、というのがおおよその周知した見方だ。
 もちろんそうはいっても実際に「買い」に出た「リスク性資産」が好転(株高。円安)ともなると、結果良しとはなるが、ことはそう簡単ではない。


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