■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

=保険会社決算分析・保険商品分析・保険販売・保険金詐欺事件等保険業界のウラオモテを知る評論家「大知一成の公式ブログ」!=

■ 今日の保険ブログ・かわら版 ■

2013年05月30日 | 保険
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■ 25年 5月30日(木)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「予定利率(標準利率)の”引き上げ実績”から見る絶対不可欠な条件!=結局「アベノミクス」が継続していかない限り「予定利率引き上げ」は乱高下する!=
● 過去40年ほどをさかのぼると「予定利率の引き上げ」が実行されたのは「3回」ある。その内訳は「4.0%→5.5%→6.0%→6.25%」(契約期間のその時の最長の場合)と、上げ幅は「1.5%→0.5%→0.25%」と縮小していき、その後からは、「予定利率が引下げ続けた」歴史がある。
● つまり、この頃の時代背景は「バブル絶頂期」に「予定利率は上がり続けている、のである。この間の生保業界は「100万円を生保に預けたら10年後には倍の200万になって手元に戻ってくる」という時代である。
 この間に、終身保険、年金保険、養老保険などの「資産性保険」に契約した保険契約は、俗に「お宝保険」と言われているが、それはこの「予定利率」を知れば、当然のことである。
● もっとも、販売した生保としては「逆ざや」の温床として「生保の資産運用を、真綿で締め上げ続けることになる。では、肝心な「予定利率を上げ続けさせる」ためには、何が必要かとなるが「好業績の連続」が不可欠となる。
 さらに付け加えると、かつての「予定利率引上げ」はほぼ5年毎に実施されてきた。このように考えていくと、現在の経済環境からすると、きわめて考えにくい状況だ。
● 要は最悪の場合、毎年「標準利率(予定利率)は来年度はどうなるか?」を心配して保険商品を販売することになりかねない。そのスタート台が25年度になる可能性が大なのである。
 もちろん、当時は「配当金」が保険料の多寡の緩衝材にすることも出来たが、もし、今後「相当の引き上げ」になると「無配当保険契約」が、攻略のターゲットになる可能性が大きくなる。

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■ 25年 5月29日(水)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「標準利率の”2.0%”超の可能性?!」がささやかれ始めた!

● 「セミナーテキスト」で取り上げたメイン3テーマは
「①:標準利率」
「②:相続税」
「③:金融情勢」
である。
● もちろん主催者の要望で、この3項目でも強弱をつけたり、あるいは他の項目にポイントを置くことになるが、今のところ、これ以外の希望は出ていない。
 追記するとこの「セミナーテキスト'は、すでに「AMC(オールマイティクラブ)」の方には送付が済んだという連絡が入っているので、遅くとも個々2,3日内には到着すると思われるので、もうしばらくお待ち頂きたい。
● ところで、「標準利率」については、「保険・かわら版=第139号=(25.3.31)」で解説したが、ここに来て「長期国債金利」が乱高下してきたことだ。最近では「0.9%台」である。黒田日銀総裁の思惑とは明らかに「乖離」が出ている。
 つまり、いくら日銀が国債を買入れると言っても「日銀が国債を牛耳る」ことは暗に不可能という感は否定できそうもない。
● となると、何もしないでも「自然体」のまま(現在の「標準利率」計算ルール)でも「1.5%はおろか、2.0%の可能性」さえ出始めたというのだ。
 もちろん「標準利率」を高く設定するもくろみでルール改定に乗り出した場合、結果としてとんでもない「標準利率」になることもないとは言えなくなる。
 もちろん「標準利率」に”翻弄”されるのは「生保の苦悩」に直結するが、問題は「現場の営業員矢代理店」だ。もし、「営業員矢代理店の代わりはいくらでもいる」と生保首脳が考えると、文字通り来年の今頃の「25年度生保決算」は地獄を見ることになりかねない。
● 今回の決算で「日本経済新聞・デジタル版」で、「新契約高」の記事を配信していたが、これはこれまでの生保決算で無視してきた経済誌としては、25年度が「最悪のケース」を迎えた場合、きわめて「先取り」した記事になる可能性がある。あまりというよりほとんど、「日経の生保記事」を評価することはないが、この記事は他にももっと指摘したいことをも考えると、その着目点を高く評価したい。
 もちろん、来年”杞憂”に終われば「よく頑張った」ということになるが、現況からはきわめて考えにくいシナリオである。


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■ 25年 5月28日(火)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ やはり、言い続けるしかない!「生保の真実!!」=セミナーもブログも!=

● 一般的に多いときは10項目程度の事柄を同時進行しているが、少ないときでも数個の事柄を同時進行する日々が続いている。もちろん人間がいきている上では細かく分けると何十項目を同時進行する必要があるのだが、私の場合とにかく「優先順」をつけてそれが終わると同時にいくつかの項目が同時に対応が終了するという仕組みになる。
● しかも今回は事務所の引っ越しが絡んだためややこしさに輪を掛ける結果になった。一応、昨日の段階で大まかな決着を見たが、しかしこの間PCを抱えて各地を飛び回ることになった。
 というのも実はこれまで開催するセミナーのたびに主催者の要望に応じた「セミナーテキスト」を編集しプリントアウトした形式のものをセミナーのたびに参加人数分を作成していたのだが、年間のセミナーテキストを並べてみると、大概のテキストでは年間の保険基礎データは通じて掲載がある。
 そしてテーマに応じた「保険・かわら版」を同時添付していることが多い。冷静に考えれば分かることだが、「その時のテーマ」は開催時が近ければ近いほどだいたい似通っていることがこれまた多⑨なる。
そして、「ブログ村」をクリックしてもらえると感謝、感謝!です。
● 最後に最近のニュースであまりにも苦々しいのは「橋本大阪市長(維新の会共同代表)」の諸発言だ。さすがに外国人記者クラブの会見では、外国人記者にその”本音(橋本大阪市長)”の言葉のロジックを見ぬかれていた。弁護士の法廷闘争の話法論理で政治は出来るわけがない。”言葉のロジック”で国民を騙そうなんて、甘いよ、ということだ。
 とにかく「維新の会」は自民党の傀儡政党という見方が水面下であったが、ここまでくるとさすがに「自民党も要らない”珍政党”」というのが、妥当な評価だろう。「センガク列島問題」も含め、「不要な政党」のトップに躍り出たことだけは確かだ。/font>


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■ 25年 5月20日(月)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 25年 5月13日(月)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「円、100円突破!」の記事」=さすがにバカバカしくなってきた!=

● 円の100円突破をきっかけに「生保マネー動く」というような裏がとれない経済紙記事に注文をつけてきたが、その後追い記事も出る様子はないことから、今後は下記の「東洋経済のネット版」にある記事を参考に鋭い紙面記事を待つことにしたい。
 ちなみに、「日本経済新聞も産経BIZ」も経済紙として屎尿力がある新聞であれば「裏取りが出来ない内容」歯記事に明記すべきではない。おそらく、生保は多額の資金を保有しているから「外債」にも「買い」を入れているはず程度の思い込みで軽々に記事にして欲しくはない。しかも「総資産の335兆円」(12月末・時価評価)を担保にしたような書き方は正確ではない。
● もう一つ余計なことを付け加えると、記事の一部には「国債空買い債への乗り換え」という表現もある。ところが、時価評価で24年12月と23年12月の1年間推移を比較すると、「国債は7兆円増加、外債は9兆円増加」となっており、真水である新規マネーの存在が大きいことが十分に推測されるのである。
 つまり、生保としては運用資金の行き場がない資金が消去法で外債に流れていることは、別に急に最近のことではなく、ここ何年か続いている運用の傾向なのだ。
● もちろん、評価益を保有する「外債」を3月末を理由に大きく売却し益だしをし、新規に99円から100円迄をめどに「買いの手」を入れることは、「評価損益の水準」を高くすることに直結することになり、もし円高にでも触れようものなら「評価損'を抱え込む事態に陥りかねない。
 生保の資金運用は、直期ターム運用が基本であることから、一時的なしかも「100円突破」のくギリのために相当の金額を投入するのはきわめて考えにくいあるいは考えられない“資産運用”だ。
● 当然ながら「為替ヘッジ」や「他のファンドに組み込む」とか、あるいはきわどい運用手法に潜り込ませるというような生保があるかもしれないが、しかし、「生保マネー動く」としてこれらの運用手法を外部に赤裸々に説明する生保はあるまい。
 例えば、生保のディスクロージャーでは「国債」すら「超・長期債」の保有区分は明らかにしていないのが現状である。いわゆる「長期国債」にひとまとめしている。
 いずれにしても現在の政治状況下では、今後の為替如何では「買っても買わなくても」恨まれる可能性があり、「生保マネー」



【東洋経済ネット版】

■ 25年 5月11日(土)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「円、100円突破!」の記事!あなたはどちらの記事を信用しますか?=「SankeiBiz VS Zakzak」=

【夕刊紙「Zakzak」の記事】
【「SannkeiBiz」の記事】

● まあこのような記事が「円100円突破」のニュースに絡んでは出るものと予想はしていたが、しかし片や「産経新聞の経済紙」であり、もう一つは同系列の夕刊紙「ZakZak」の記事である。
 両記事を読んでみるとよく分かるが、これではどちらが「経済紙」か分からない。というより、明らかに「ZakZak」の方が経済紙記事として通用する内容であり、「SannkeiBiz」の方は、比較するにはあまりにも拙い内容で、「夕刊紙以下」というと、当の夕刊紙記者氏が怒るに違いない。
● そもそも「経済紙記者」が、「10日午前2時過ぎ自宅で胸騒ぎがして目を覚まし」とあるが、そもそもこれが誰のことか記事からは分からない。その後に「三菱東京FFJ銀行のある為替ディーラー氏」のコメント風文面も掲載されているが、「ここまでの円安の急進は予想していなかったという」コメントも実におかしい。
 一昔なら「為替は銭単位で動くもの」という暗黙の“常識”も今や「一日円単位の動き」も特段珍しいことではない。
● もっとも不可解なのは「10日午前2時過ぎ自宅で胸騒ぎがして目を覚まし」が、記事を書いた記者しかあるいは為替ディーラーだったかは記事からは読み取りにくいが、、いずれにしてもその分野のプロである。
 それが「胸騒ぎ」で気がつくとは、あまりにもお粗末な話である。
 実は、「100円突破のニュース」を私が知ったのは「10日の午前3時直後」だった。もちろん酔いも手伝い軽く横にはなっていたが、なぜすぐに「100円突破」を知ったかには少々複雑な仕掛けがある。
● 実は私個人は全く公にはしていない携帯を持っている。詳細は企業秘密だが何か重要なことがあった場合、ワン切りで携帯を掛けてくれるのだ。もちろんこの携帯でyしゃべることははまずない。
 そして別の手段で内容を知ることになるのだが、昨夜は「100」という数字だけが知らされた。
 即、NHKをつけたら、ちょうど「速報で円が100円を突破」(TVの文字は正確の記憶ではない。)。そこでさっそくこのブログにアップしたのが3時5,6分ころだった。
● そこから、少なくない海外メディアをチェックしたのだが、少なくとも「生保マネー動く」などという表現は見当たらなかった。
 以前ある外資系記者氏に直接聞いたことがあるが「裏取りが出来ない記事は掲載できない」と真顔で言われたことがある。
 今回にたとえると「100円突破に生保マネー動く」とした記事を書く場合、「生保が動いた事実を取材等で取る必要がある」ことになる。
 ”思惑だけで軽々に”「生保マネー動く」などと書くのはマスコミ人として失格なのである。
● 改めて「生保の資金の動き」については書くが、今回の件について複数の生保関係者に確認したが「もう、あわかりのように仮に事実だとしても言うわけはないでしょう。」に続き「・・・・・」!<工事中>

■ 今日の保険ブログ・かわら版 ■

2013年05月09日 | 保険
■ 25年 5月10日(金)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ ついに日本時間3時過ぎに4年1ヶ月ぶり円「100円を突破!」

■ 「100円突破の円安はいつ来るのか?」=少なくとも生保が先導役にはならない!(「日経」はあおりにあおったが・・・!)=続き=

● 昨日は、このテーマについて書いてはみたが量的に文字数が多くなり途中で書くのを止めた。ここではその続きである。質問の主旨である「なぜ自信を持って否定したか」であるが、間違っても単なる思いつきとかではないことは確かだ。
 実は、決算発表時に生保各社は「マスコミ用に質問と回答」のアンチョコ版を日銀クラブに参加したマスコミには配布している。
 その各社分をみれば、その時点での有価証券の含み損益が即分かる仕組みなのだ。ところが、「外債」に関しては、投入資金の割にはうまく運用している生保でも「収益幅」が少ないのだ。
● その背景には、外部からは見えない「外債の運用手法」があると思われるのだが、例えば広範囲に「ヘッジ」を掛けた手法であれば、当然円安になった割には、評価益が少ないことになる。たまたまそのセミナーの時には、その数字を書いた「保険・かわら版」を持参していたので、特定生保を例にして解説をしたが、その作成にはいくつかの資料(データ)を組み合わせて編集する必要があることからほとんど公には説明されることはない。
 「保険・かわら版」のマニアック資料の一つではあるのだが、とにかく現物資料とその分析資料の入手と解説をまとめる作業はかなりの根気を要する作業だ。
● もっとわかりやすい例を挙げるとマスコミ用の決算時資料を見ると「住友生命と朝日生命」の外債評価損益は、「ヘッジを理由に”ー”」と記載がある。両社合わせた「総資産は約30兆円」である。いくら「日経」があおろうとも、「国債を売却して外債購入」に一気に走るかとなるとこれは”非現実的な運用手法”ということが出来る。
 しかも、現在の「100円ライン」を考慮すると、「海外の国債の利回りが低下していることを考えると外債購入から規定できること」は、「円安」だが、では果たして100円突破から、近々110円、120円となるかといえば、一般的には「時間を要する」と見るのが常識的な判断だ。
● しかもその間に「経済状況の激変」でもあろうものなら、生保は”不測の時”に備えて
「流動性資産」を保有しておく必要がある。今や「銀行窓販」や個々の生保の保険商品の販売手法を冷静に分析するとこの「流動性資産の保有」に血眼になっている図がはっきりする。
 一般的には「生保は生命保険は売れれば利益が出る商品」と勘違いして居る向きもあるが、実は「売れれば売れるほど実質赤字の保険商品もあるのが実情」なのだ。
 例えばこのような保険商品には、誰でも知っている生保の名前がずらりと並んでいる。生保から言わせるとこのような保険商品を「ドアオープン商品」と位置づけて商品によっては「取扱手数料」がないかあっても文字通り雀の涙というのが現実なのだ。
● さて、セミナーではこのような奥歯に物が挟まったような言い方はしないが、どうやらそれも良かったようで、とりあえずセミナー修了後、「飲みに行きませんか」と誘われた。
 実はここからが私の「ワンパックセミナー」では初めてのことだったのだが、「明日の予定は?」と聞かれ、あらかじめ予定されているスケジュールを話したところ、「その空いている時間に1時間でも2時間でも良いのですが最後の部分の話を再度していただけませんか」という内容だった。
 セミナーの場合は移動時の不測の時に備えて余裕を持ってくんであるので、昼間であれば2時間ほどなら大丈夫と言うことを伝えると、その時間で急遽セミナー開催をして欲しいという。
● 少々というよりかなり私には理解しがたい依頼だったのだが、実はあの話は今日来ていない方々に効かせたいというのである.しかし、私の場合はセミナー資料には時間を掛けて
作成することと、いくら何でも一夜で返照のし直しは物理的に無理と伝えると、セミナーテキストは今日使用したもので結構だし、コピーや海上設定などは全部我々がやるので、とにかく海上へ来ていただければいい、という。
 どうやらメンバーは今日参加した方ではないようだ。結果、セミナー開催当日に翌日のセミナー開催が文字通り「急遽」決まったのだが、とにかくこういう依頼は初めてのことで少々の不安もあったのだが、ビールの酔いも手伝って快諾することになった。
● 気になったのは参加者の確保だったが、とにかく「明日は手ぶらで会場に来ていただきたい」の一点張りで、その夜はそのままホテルに帰ることにした。
 翌日は約束の会場へ約束の時間に行ったのだが、もう手慣れたもので、会場や資料(セミナーーテキスト)の準備も出来ていた。
 ここまで書くと、どういう方々と知りたい方もあろうが「複数の金融機関の方々」とだけ書くのが私の守秘義務のぎりぎりのところで、これ以上のことは書くわけにはいかない。
● どうやら、昨夜は2次会に参加した方々が連絡を取ったらしく、実は前日開催したセミナーよりも少し多く参加していただいていた。
 もちろん内容は昨夜依頼があったことに加え、「ネット生保の実情と展望」と「相続税と生命保険お生かし方」を急遽加えた。
 結局、予定時間2時間を質問等で1時間超過して「3時間」版になったが、昼寝する方もいないようで参加した方には真面目に聞いていただいたようで、しゃべる者としてはとてもありがたかった。 
● とにかく終了後の軽い雑談では、歓迎されtことが実感としてあったが、数人の方々から「生保については知らないことが多すぎる」という感想が多かった。もちろん、ここまで書くと、「費用は?」というところが知りたい方が少なくないだろうが、これは普通の「ワンパックセミナー」に準じることで了解はしていたが、昨日も参加した方もあり、私としては恐縮したが、それは社内で対応するから大丈夫ということで納得することになった。
 いずれにしても当初から予定されたセミナー連続2日間や3日間はあることだが、急遽2日目の開催が前夜に決まり実際に開催したのは初体験となった。、
● 最後に私のビジネスとしてありがたかったのは、私の「PB版:24年度生保決算号」の予約も参加した方の多くから頂戴できたのもありがたかった。
、やはり生保営業もそうだが「フェイズツーフェイス」の人間つきあいは条で大事なことだと痛感させられた貴重なセミナーであった。、
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(参考)【大知一成のワンパックセミナー】 とにかく小人数で開催できるセミナー、との打ち出しで「15名参加迄。16名から1名3,500円加算。全国何処でも込み込み5万円(セミナー代+交通費。会場は準備要)」で毎月3回までをメドに実施していたセミナー。現在は体力的と時間的な理由から開催募集はしていない。但し、これまで開催した方からの開催は時間調整が可能なら開催を受け付けている特別セミナー。、
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■ 25年 5月 8日(水)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「100円突破の円安はいつ来るのか?」=少なくとも生保が先導役にはならない!(「日経」はあおりにあおったが・・・!)=

● ほとんどこのブログ上では「私のセミナー」については書くことはない。せいぜい、私の方で主催のセミナーや開催を公にしてもかまわない主催者の意向がある場合はその限りではないが、まず少ない。特に生保関係の場合は「セミナー開催については内々に」がほとんどだ。
● ところで今回の連休中に変わったセミナーを体験した。そもそもこのような連休ともなると依頼セミナーはほとんどなく、また自主セミナーも自粛することがほとんどなのだが、この九州の団体メンバーの皆さんはこれまで連休中の「ワンパックセミナー」をもう3回ほど開催依頼してきた団体である。
● 当初はFPの方の集まりで要は単位取得が二次的目的だったという。ところが東京から講師を依頼するとかかる費用がセミナー代+交通費を考えると、物理的に無理とあきらめていたところが私のブログで「ワンパックセミナー」の存在を知り疑心暗鬼で最初は申し込まれた、という。確かに「ワンパックセミナー」は経済的には厳しいものの、私自身は「何とかなるさ」とこれまでかなりの回数をこなしてきたし、皆さんからの申込みも多く毎月の開催予定はすぐに埋まった。
●、そして今回もこの連休中の依頼があったのである。参加者の詳細はもちろん書けないが、実は今回、セミナーの時間に余裕があったので、質問を受けることにした。
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● 「セミナーの質問」として最初にあったのが、(というより質問はこれしか受けられなかった。)「なぜ生保の外債買いを否定したのか?」だった。もちろんあれだけ「日経」があおり立てた記事を連発したことで、セミナーの中でも当然触れたが、もう少し説明をして欲しいことと、「日経の記事」に真っ正面からかみついて支障はないのか、というようなことだった。
● もちろんこのようなブログで詳細に書くわけにはいかないが、ポイントは2つ。その一つはさすがに記載した新聞が「日本経済新聞」ともなると、間違いがあっても多くの当事者は”泣き寝入り”が少なくないこととそれを良いことに経済部の保険担当記者の「不勉強」が多くなる点を指摘することが出来る。
 さらにもう一つは、そこから波及したとも言えるのだが、最近の保険特に生保記事のいい加減さは目に余るところがある。もちろん「日経」といえども商業紙の一つに過ぎないことからスポンサー寄りの記事もやむを得ないかもしれないが、そこに「批判精神」がなくなったとしたら、それはすでに”マスコミ失格”である。。
● しかし、そのような記事を信じてもし生保に契約しようものなら「いずれ泣くのは契約者自身」となるのは明らかだ。つまり、「日経」は、「読者のために記事を書いている」とでも思って読む読者はその読者の価値観であり、別に「日経」に目くじらを立てる気などは私にはない。
 こんなことを言えば「株や為替の動向」についても結論めいたことを書けない新聞となる。ただ影響を考えて紙面では、両論を併記することがほとんどだ。
● そのような紙面編集からすると、私くらいが「間違ってるぞ!、騙されるな!」と、ブログやセミナーなどで叫んでも誰も文句は言うまい。当然だが、ブログやセミナーを見たり聞いたりして「目からウロコ」となれば、それはそれで結果オーライである。
 今回のことについては、あたかも「生保の外債購入により円安の引導役をやる」というような記事が何回も繰り返されてきたことが問題なのだ。
 もちろん結果は「生保は動かず」というより「動けなかった」ので今もって100円突破の「円安」には至っていない。
● さて、質問にある「なぜ自信を持って生保は外債購入に動かない、といえるのか」だが、これなどは、生保の320兆円の総資産をあげつらった記事もあったが、このような子供ような見方は「総資産=自由裁量で有価証券運用できる資産ではない」ことが分かっていれば、相当な資金を「外債」に投入することは現実的にあり得ないのである。
 むしろ、生保の多くは「流動性資産」を多く持ちたがっている、のが本音で、そのようなときに「塩漬け」になる可能性がある資産運用は避けたいのが本音だ。
● 生保にとって、何かあったとき「ゲンナマ」である資金が用立てできないのが一番いやな状態だ。しかも今の日本がおかれている状況がきわめて不透明な状況からすると、もし「円高により評価損を抱えた外債」などどの生保も陥りたくないことだ。
 断っておくが、多くの生保は少しずつ「外債購入」を行っているのは事実である。しかし、「日経」にあおられるような“買い方”はまずしない。
 私の記憶ではかなり以前に、兆単位の”勝負”をした生保の経営陣がいたが、今はそのようなことは出来ない。古き良き時代の名残の話である。あえて付け加えておくとその生保は「破綻」はしなかった。
● まあ、生保の内情と四半期毎の資金の動きを把握していれば、少なくとも市場に影響を与えるような資金投入が可能かどうかは分かるはずである。

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■ 「T&D,東京海上ホールディングス」など連結業績予想の上方修正相次ぐ!=「AIG」関係損保は格上げ!=

● ここにきての「連結業績予想の上方修正」が相次いでいる。もちろんその背景には経済指標の好循環があるのだが、もちろん手放しでよろこぶわけにはいかないものの精神的に悪い話ではない。
 ただ、アベノミクスもそうなのだが「実需」が伴う好業績の結果とは言い切れないところに今後の一抹の不安がある。
 特に生保の場合は、25年度は不透明な経営環境が待ち伏せていることから油断は大敵だ。
● また「AIG」の関連子会社(損保関係)の「格付け」は1ノッチずつ「格上げ」(S&P)となった。いずれにしても「好材料と悪材料」が混濁した25年度になりそうである。
 
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■ 25年 5月 7日(火)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「(営業員・代理店)ー ネット生保 = 勝利の方程式」=「ネット生保」と同じ生保商品価値観では自滅確定!=

● このブログを含め、文字通り何処のネット上でも「ネット生保」の広告が至る所に張り巡らされている。否応なくその気になれば「ネット生保」へのアクセスは容易だ。
 ところでここに来て「楽天生命」が名称変更で”新規”参入してきた。どうやら「ネットと代理店による販売体制」を売り物にしているようだ。早速あらゆるところに「楽天生命」の名前がネット上ではちりばめられている。
● このブログでも広告を並べている生保は「ライフネット生命、楽天生命、メディケア生命、損保ジャパンDIY生命、オリックス生命」などのネット主流生保が居並んでいる。さらに5月14日以降は「アクサダイレクト生命」がネット上に殴り込みを掛けることになる。
 いずれも「保険料の安さ」と「手続きが簡単」がほぼ共通した「売り」だ。
● ところで、「営業員・代理店」の「勝利の方程式」は、「ネット生保が扱えない保険商品」を販売できることだが、ややもすると”保険料の安さと簡便さ”を訴求している”営業員・代理店”も少なからずいるが、しかし「手数料」を無視した取扱いでは、まず「営業員・代理店」は勝てないことになる。
 その行く末は明らかだ。”少ない手数料に甘んじるか”あるいは生保からの手数料収入をあきらめるか、となる可能性は高い。
●、そしてここでよく言われるのが「町の電気屋さん」に徹する生保販売なのだが、やはりそうであっても'ネット生保'と同じ価値観の生保商品販売では生き残れるのはきわめて困難だ。
 あえて力説すると「説明だけで生命保険がとれる」と考える営業では後がない。「説得」が不可欠なのだが、そのための「知識武装」は条件でもある。
 参考として追記すると「営業員の年間収入」が最も高い生保は「プルデンシャル生命」であるが、当分この順位は変わりそうもない。、

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2013年05月06日 | 保険

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■ 25年 5月 6日(月)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「子供の日」に、涙、涙、涙!=横山大地、横峯さくら、そして長島茂雄&松井秀喜=

● とにかく昨日の5月5日は涙涙涙の連続だった。まあ、横峯さくらちゃんは、2年何ヶ月ぶりの優勝とかでご愛敬の涙だったが、柴田大地の涙は彼のこれまでの苦労を知るものに取っては感無量だった。
● おそらく「柴田大地」といわれてもほとんど知らない人が多いはずだ。というのも競馬の騎手でしかも華々しい結果を出しているからでもないからだ。おおざっぱな記憶だが、双子の機種の弟でデビューした2年間くらいは注目された新人騎手だった。それから10数年を経ての「G1/NHKマイルカップ」を「マイネルホウオウ」で優勝したのだ。
 騎手がレースに勝って涙を流すというのは、とかく「競馬はギャンブル」という人には馴染まない光景だろうが、彼の騎手人生を知る人からすると、おそらく涙ぐんだはずである。
● 一言で言うと、騎手でありながらある理由で「騎手の騎乗依頼が激減した」のだ。言うまでもなく騎手としては「騎乗依頼」がないと”開店休業”となる。ほぼその状態が10年あまりも続いたのである。
 そしてようやくここ2,3年で騎乗依頼も増え、確実にランク上位にくい込んでいる。おそらく、10年あまりの苦境時代を思い出すとともに、ここに至るまでの彼を取り巻く多くの方々の支援や協力が頭をよぎったのではないか。
● 実はラジオの解説者が「騎手としてのプロならあの涙はいかがなものか」と苦言を呈していたが、超一流の騎手でも「G1」を勝ったときには涙ぐむ時がある。「涙=感動」とすると、その人の歴史に対する感動が涙となったとすると、それはそれで感動を涙で同感しても良いのではないのか。
 スポーツは、競馬も含め単に勝てば良いのではなく「感動」を見るものに与えることが出来るかも重要なポイントだと考えている。私も馬券を少し買ったが、もちろん馬券は外したものの繰り返されるインタビューの涙には「感動」した。
● そして、「長島監督と松井秀喜」に関しては、特にここで書く必要はあるまい。やはり「野球の歴史を刻むその時」の'歴史の'1シーンに自然と感動させられた。ここにはジャイアンツファンであるかどうかなど全く些細なことで全く関係ない。


■ やはり、!マック'のチキンナゲットはやばいのか?!=「KFC]もか?!=

● 以前から中国からの”肉類(食料品)については、とかくいろいろと言われてきていたが、それが市場で販売されていた「マクドナルド」もだった、ということに驚いた。過日発行の「週刊文春」がスクープしたものをいくつかのメディアが報じてはいたが、いわゆる”大手マスコミ”では、やはり'マクドナルド'の広告収入を気にしてか報道されることはなかったようだ。
● しかし、「共同通信」が、4日付けで報道したことで、通常であれば「注意報」の意味も含めて日本のマスメディアは報道すべきだろう。特に気になる点は「抗生物質の過剰投与」のところだ。
 言うまでもなく「マクドナルド」のお客の多くは若い世代だ。後々、間違いなくその時には因果関係は不明だろうが、何らかの異常が体に発症してももし「抗生物質」との関係は不明で問えない事態は容易に想像がつく。
● とにかく、今すぐ出来ることは、「自衛」するしか手はない。

<両方の記事はアクセスクリックするようにしたかったが、どうも速やかにその記事には飛びにくかったためそのまま不本意ながらコピー掲載した。>
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中国、ネズミ肉を羊肉に偽装 食品犯罪2千件摘発2013.5.4 22:09
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 中国の公安当局は1月末から3カ月間、食品安全に関わる犯罪の集中取り締まりを実施し、ネズミの肉を羊肉に偽装して販売していた事件など計2010件を摘発し、容疑者計3576人を拘束した。中国メディアが3日伝えた。
 このうち江蘇省無錫市の公安当局などは偽装羊肉の販売に関わっていた63人を拘束。このグループは2009年以降、検疫を経ていないキツネやネズミの肉にゼラチンなどを加えて羊肉と偽り、江蘇省や上海市の市場に大量に売っていたという。
 集中取り締まりでは、安徽省、福建省などで病死した豚の肉を販売していた事件も摘発した。(共同)
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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(409)日本に飛び火!中国猛毒食品があの有名チェーンに…<2013.4.28 18:00更新>

 かつてマクドナルドのハンバーガーにミミズが使われているという「都市伝説」があった。マックにとって今回の痛手はその比ではあるまい。 .

 『週刊文春』(5月2日・9日ゴールデンウィーク特大号)奥野修司さん(ノンフィクション作家)と文春取材班による「あなたはそれでもチキンナゲットを食べますか? マクドナルドの中国産鶏肉が危ない!」。中国猛毒食品キャンペーンの第6弾だ。.
マックは時々、食べているから、新聞広告を見てギョッとした。.
 今年1月、中国共産党系機関紙「北京青年報」に衝撃的ニュースが掲載された。.
「河南大用食品グループが、病気で死んだ鶏を長期にわたって加工販売し有名ファストフード店で売っていた、との情報がネットに流れた」.
【中国トンデモ事件簿】水源に豚の死骸1万匹…でも逮捕者ゼロの不思議.
 この一報で中国国内はパニックに。有名ファストフード店とは、中国のマクドナルドとケンタッキー・フライド・チキン(KFC)だった。.
 その騒動が日本に飛び火したのだ。. 〈日本マクドナルドは本誌の取材に対し、「鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っている」と認めた〉.
 それだけではない。.
〈二〇一一年度に中国から「鶏肉調整品」として輸入された鶏肉は二十二・二万トン〉.
中国産鶏肉の問題点の第1は成長ホルモンや抗生物質の過剰投与。.
〈陽が差さないウィンドレス鶏舎と、一坪当たり四十羽が適正とされるスペースに、百羽近く飼うような金儲け一辺倒の養鶏〉で〈鶏はすぐに病気になる〉。.
豚の死骸「密売」相次ぎ摘発、中国、引き取り先なく養豚業者が河川に投棄か、上海などで1万6千匹回収.
 15年ほど前から病原性大腸菌症が蔓延(まんえん)。〈野放図に抗生物質を使ったため、耐性菌が次々とあらわれ〉〈今は百種類くらい〉〈とくにO78は強毒性で〉〈抗生物質がないと、バタバタと死んでいく〉。.
 より怖いのは神経を侵し、発がん作用のある有機塩素。有機塩素に汚染された畑で出来た穀物を〈鶏に食わせると、約十倍に濃縮されます〉。.
 日本マクドナルドは書面回答しているがハッキリ言っておざなりな答え。.
 やっぱり、食べないに越したことはない。他誌合併号については次回。.
(『WiLL』編集長).
 中国 飲用した鳥が相次いで死んだ赤い井戸水を「赤いからって安全でないとは…」と環境保護局長
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■ 25年 4月27日(土)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「生保・年金マネー、外債へ」→「明治安田生命 5,000億円増額」の記事!?

● とにかく、「生保マネー」に関する「外債増額」の否定ブログ記事」につてい、思いもよらないご意見を多くの方から頂戴した。もちろんご本人が承諾されない以上は私のブログでは「匿名扱い」にしている。
 そういう中で、やはり多かったのが「生保の有価証券についてどのように考えれば良いか?」という質問だった。
● 最近の「日経」の記事を読んでいくと、320兆の総資産を保有する生保マネーが少しでも動けば市場は大きく反応するはず、とつい思いがちである。ところが生保の保有資金の動向をチェックしていくと一気に特定の有価証券に資金を投入することはまず内。
 但し、一般企業や他の金融機関と比較しても動かす資金量が多いため、生保としては0.1%の資金移動が”大きく”見えることになる。
● 例えば「日経」の4月25日「明治安田、外債5000億円増額」という見出しに、そのしたには「済み生も積み増し」とあるが、さすがに生保の資金動向にあまり明るくない方は、「生保の資金が外債に流れる」とつい思いがちだ。
 しかも、23日の記事では「生保・年金マネー、外債へ」富田氏があり、「日生、積み増し表明」ともある。ここまで大手生保が「外債買い」に走るとなると「これは遅れては大変!外債を購入しなければ!」と多くが動き、「円安」に動き、100円からどれだけ円安になるか、と先読みしがちだ。
● さらに「日経の記事」では、生保の資金の動く理由までもっともらしい説明をした記事もあった。曰く「国債から外債へ」という解説だ。確かに長期的に見ると「国債から外債へ」の資金スタンス」はそのようになるとは思われるものの「」資金量とそれがいつかは三輪馬手見えにくい。
 さらに、ややこしいのは「外債購入」の手法だ。もっとも単純なのは「ヘッジ付きかそうでないか」は外部からは分からない。
● さて、「日経」の記事だけを追いかけると、「320兆円の総資産の生保が外債へ本格参入」と考えがちだが、果たして直近の「100円リーチ」の段階で外債に大量投入するか、となるとこれは難しい。というよりあり得ない資金移動だ。
 もちろん、これから短期間に100円は”通過点”と考え、まだまだ「円安」になると考えれば別だが、っこれは現在の生保業界では考えられない。
 というのもかなりの外債が「ヘッジ」しているからだ。現実に「住友生命と朝日生命」は個々もう数年以上、ヘッジにより損益は「ー」と発表している。
● まあ、個々まで分かれば生保が短時間で多額の資金を「外債」に投入するとは考えられないのである。さすがに今では「儲かる話」にすぐ乗るような生保は限定的だ。
 しかし、多くの賢明な投資家は「市場に肩すかし」を食わしたのである。
 
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■ 25年 4月24日(水)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「生保・年金マネー、外債へ」(「日経」本日一面トップ)記事の笑止!=「外債」購入推進の「日経」の下心?!=しかし、”100円”を超えられない事実!

● まさに「日経」の一面トップを使って「円安」をあおっても一つの節目と見られる”100円”を超える円安になかなかならない。もっとも100円突破は時間の問題と見なされていることから関心は100円突破後の動向だ。
 すでに膨大な利益を「円安」で得た成功談を聞けば聞くほどその餌食になるのかあるいはさらなる円安で利益を得るのか悩むところだ。
● ところで、生保の外債買いが無理無理話題にされているが、少なくとも各社が発表したのは年間の売買予定であり、あくまでもそのようにしなかったからペナルティがあるわけではない。そもそも例えば上場している「T&D」グループの「太陽生命」は「内外金利差を見て増やす」とありまた「大同生命」も「米、独、英国債を安定的に購入」とある。
 さらに「日本生命」などは「低金利続けば外債への配分拡大」が”日生、積み増し表明”という見出しになっている。
● 説明する迄もないが、総資産の約8割を占める有価証券の内、消去法で考えていくと「外国証券、株式、社債・・・」の順となると思われるが、生保の場合「S・M比率」の関係で「株式購入」は難しい。
 資産規模が限定的な「社債」では生保では金額の面で対応が難しいことから結局「外国証券」に落ち着く。
 しかし、そのように考えてもむやみやたらに買うわけではない。
 もし、昨日の日経の記事で「生保も買う」とばかりに外債買いに走ったとしてもそれは”提灯買い”の可能性が高い。まあ、向こう1年間の内に判断するくらいなら良いかもしれないが。
● もっとも、100円前後を天井に円高に絶対ならないとは言い切れないところが悩ましいところだ。

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■ 25年 4月23日(火)=保険メルマガ・かわら版=第151号編集中!=

■ 「生保・年金マネー、外債へ」(「日経」本日一面トップ)記事の笑止!=「外債」購入推進の「日経」の下心?!=

● よくもまあ、こんな記事を「日経」の一面トップに持ってきたものである。そもそも記事にはかなりの”無理”がある。記事を素直に読むと「生保が外債購入に動く!」と読めるが、まず表にある各社コメントを冷静に読み直すと「何が何でも外債購入に向かう」とはコメントしていない。条件付き購入姿勢だ。
 そりゃそうだろう。ドルが100円になろうとしている今、「生保が買い出動だ」と思われるのは生保としては心外だ。
● もちろん妙な”ことじち”でも社外に与えようものならどこから「文句や苦情の矢」が飛んでくるか分かったものではない。あくまでも「外債購入」は「れば、たら」なのだ。
 今日も時間がタイトなので、ブログでゆっくり説明する時間がないが、とりあえず「事実」だけを書いておくと、「各社間の違いはあるものの総じて外国証券は買い増している」ことと、「有価証券の消去法では、外債」しかないのが実情。しかし、投入資金が3倍弱も異なる「国債」に代替するとは考えられない。
● 記事の表内の各社コメントを読めば、「嫌々ながらのコメント」であることはすぐに分かるが、ここでブログの読者に質問。その表にはなぜ大手生保の1社がないのか。その生保名とその理由は?

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