10月25日(火)訪問人***人(閲覧者数***人)
■ 「太陽、大同生命」の格付維持!(R&I)
● 「R&I」が24日、「T&Dフィナンシャル」の「太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命」の格付けをこれまでと同じ「A+」で維持とした。
ところで、格付け4社の「太陽生命、大同生命」の格付けを調べると「3ノッチ」以内に分かれる。「S&P」は2ノッチ低い。「フィッチ」は「大同生命同格、太陽生命2ノッチ低い」、「ムーディーズ」は「太陽生命」のみ1ノッチ低い。
● このように、4つの格付け会社の格付けをフラットにした場合、3ノッチ以内に格付けされていることになる。ではどの格付けが正確かとなるが、これは各格付け会社の意見である以上、断定することは難しい。
ただやはり「3ノッチ」というとかなり幅が広い。
他の生保では「日本生命、明治安田生命」がそれに該当する。また「2ノッチ以内」は「第一生命、住友生命、三井生命、朝日生命(ムーディーズはなし)」。
さすがに「1ノッチ」以内(同格付け)という生保はなし。
● 逆に「4ノッチ」以内の生保も1社ある。「富国生命」である。
一般的に考えると、「3ノッチ、4ノッチ」ともなると、格付け会社の評価にかなり幅があるということになる。
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■ 「生保45社の履歴書」(名称は仮称)とかの「小学館・まんが版」のコラボレーション本の編集開始!
● 決算データ版関係が一段落したことで、表記の編集に取りかかった。「データ版」は四半期毎の全生保を一覧にしたものだが、こちらは個々の生保の年度決算+αという編集だ。
もっとも「データ版」と大きく異なるところは「45社一覧」では見えにくいが、しかしその生保の現状を知るには重要なポイントである項目を取り入れた。
● 要は「見やすく、分かりやすい」がコンセプトだ。更にかつて一大ブームを巻き起こした(?)「間違いだらけの生命保険選び」(小学館発行)のまんがバージョンを一話セットする1冊本である。詳細は追って案内するも、かなり重宝な一冊になるはずである。
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10月24日(月)訪問人243人(閲覧者数619人)
■ 【お知らせ】「生保決算データ版」ようやく編集終了!=もうしばらくお待ち下さい。
● 予定をオーバーしたが、ようやく編集が終了し後は発行を待つだけになった。メインは「22年度+23年度第1四半期決算データ版」なのだが、実はその後編に「保険・かわら版」の「ソルベンシー・マージン比率」の4号分をそのまま掲載する予定で編集日程を組んでいた。ところが、どうしても「保険・かわら版」の性格上「ソルベンシー・マージン比率」についてに「解説」が少ないかあるいはほとんどないためいきなり核心からはいるため、わかりにくいところがあったようにも思う。
● そこで、事のついでとばかりに「ソルベンシー・マージン比率」について「保険」・かわら版」を再編集し始めたら、まさに「深みにはまった状態」となり、勝手に苦労を背負い込むことになってあいまった。もっともその先には「日本生命とアフラック」のS・M比率のシミュレーションという副産物も生まれたが、さすがにここまで来ると「S・M比率の厳しさ」が良く分かることになる。
もっともこの2社の具体的シミュレーションを説明するために「11月4日の【東京・講演会】」では、時間を15分ほど延長することにしたが、さすがに「S・M比率」の比率数値だけでは如何に意味不明かが分かろうというものだ。
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■ (お知らせ)【11月4日・東京講演会】も近づいてきました!残席も減りつつあります。申込みはお早めに!=手続き終了順に「22年度。23年度第1四半期データ版」を送る手はずです。=
● 「11月4日」の「東京・講演会」まであと2週間になりました。やや期間が空くため「手続き終了(参加費到着の方)」の方には「22年度・23年度第1四半期決算データ版」をお送りします。なお、当日はご持参をお願いいたします。「講演会」の中で説明資料として使います。
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10月23日(日)訪問人225人(閲覧者数668人)
■ 一体生保は保有する資産をどのように”運用”すればよいのか?=リスク製商品に投資しろ、と取られかねない白川総裁の言い分!=
● まさかこんなところに「生保の資産運用」のはなしがあるとはつよ知らず、アナリストU氏のブログから知った次第。しかし何とも奇妙なのはこの講演を行ったのが、「IAIS(保険監督者国際機構)ソウル年次総会」となると、違和感がないといえばウソになる。
素直に読めば「国債はダメ、リスクのある金融商品への投資を」と読み取れる。現在「S・M比率」をまとめている身としてはまさに???である。しかもさらなる生保資産の厳格化をかんがえると、この流れに間逆な言い分である。
<日本銀行のHP>
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10月22日(土)訪問人233人(閲覧者数737人)
■ 「TPPの保険」論議が盛んになってきた!=米国某社の苦悩!=
● 最近、ラジオを聞いていると(TVではなく)「TPP反対論」が少なくない。保険関係で最たる言い分は「米国のように皆保険制度がなくなる」というもの。当然それにともない保険も高収入者鹿は入れない保険が売られる、という展開だ。
確かに米国社会では、入院するにも手術するにも「加入している保険会社の承諾がない」と、保険金が支払われないことがあるためおちおち病気やケガもできないとされる。日本の場合は「入院一日○千円、手術給付金○○万円(一般的には入院給付金の○倍とされ、その倍率は部位等によりとなる)」という仕組みのため「入院・手術」をすれば大概のケースでは保険金が支払われることになる。
● もし、TPPにより、「米国流の保険金支払い体制」となると、まだ日本市場に参入していない米国保険会社が新規算入してくるか、あるいは既に算入している米国保険会社がこのような”新種保険”を開拓することになるが、現状からすると新規参入はかなり難しいと思われる。また、既に算入している保険会社が商品構成を切り替えて行くにはこれまでの既存契約が大量にあることから、価値観が異なる両商品をどう売るかが問題だ。
● もっとも、既に「実損タイプ」の保険商品は販売されていることから、これらの保険商品が、露払いとなる可能性はあるが、しかし、これらの保険商品の先には「完全実損タイプ」あるいは「保険会社の承諾を必要とする保険商品」が主流になる可能性が出てくる。
言うまでもなく、貧困層は簡単に病院には行けないことになる。下手したら救急搬送されながら、「これからやる手術について、保険会社の承認を取ってください。」等という笑えない事態も生じかねない。
● ところで、米国の場合一部保険商品を優先的に販売させ、日本社の販売ができないようにした経緯があるが、皮肉にもいまやその保険商品の保有が大きな生保経営のネックになっている。本来は、終身手数料の恩恵に浴している代理店が、新規保険商品を販売して既存商品のデメリットが希薄になればいいのだが、業績を見る限りではその販売力は効を上げていない様子だ。
実は、これが生保経営上かなり重篤な状態になっている。もちろん為替の問題もあるが、まずは23年度上半期決算の内容が気になるところだ。
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10月21日(金)訪問人251人(閲覧者数667人)
■ 「円が急上昇!=75円78銭!=
●
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■ 「タイの日系企業」の損保被害は?!
●
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10月20日(木)訪問人258人(閲覧者数642人)
■ 「企業年金」の株式保有が減っていく・・・!
● 「企業年金の積立不足」が深刻ということで、ある極めてマイナーな集まりに参加してきた。詰まるところ、「国債、株式、外国株、代替投資」に大きく分類できるが、「株式」保有が減少一途らしい。その代わりに一時は「外国株」が増えたが為替の問題で、現在は「代替投資」が増加中という。
つまり、企業年金資金が「株式」に戻る可能性は今のところ絶望的だとも言う。まあ、さわりだけを書けばこうなるが、深刻なことは間違いなく状況変化があると、むにゃむにゃと解説があった。
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■ 「スペイン、2段階格下げ!Aa2→A1」(ムーディーズ)、イタリア24行格下げ!(S&P)
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10月19日(水)訪問人307人(閲覧者数726人)
■ 「11月4日(金)【東京・講演会】」の時間が15分ほど延長の予定!
● 現在色々な資料を並行して編集しているが、やはり「11月4日の【東京・講演会】」のレジュメ作成にどうしても「S・M比率」の仕組みを理解しないと、ネガティブな部分がわかりにくいところがあるため、実際の生保の「S・M比率」を使い、シミュレーションを取り入れることにした。
一般的には、各社の「S・M比率」の数値を並べてその増減を使った説明がほとんどだが、今回の場合は、減速16項目のうちの「増減が生保に多大な影響を与えたあるいは与えそうな項目」を分析して説明することにした。
● となると、どうしても予定の時間内に納まらない可能性がでてきたので、あらかじめ15分ほどの時間オーバーを案内した次第である。ところで、例題にする生保は「日本生命」と「アフラック」にした。概算試算すると両社とも色々な「S・M比率」の問題点を浮き彫りにしてくれるから例題に使うことにした。
もっとも「問題点」というと、余り良くないことを指摘するかのように思われがちだが、要は「今後の金融情勢の展開でこうなる」というシミュレーションである。端的な例は「株価」と「為替」だが、これは両社ともかなり敏感に「S・M比率」に影響を与える。
● 仮に両社が「500%」を割る状態になるようなことになると、どのようなことが心配されるか、先を読む必要がありそうだ。この試算(「日本生命」例)は、「メルマガ」で説明する予定だが、しかしこの試算内容は結果的に「23年度上半期末」と近似値になるようだ。
そういえば、かなり「上半期決算業績」で苦労している生保が数社あると言われているがことの真贋は現在のところ不明である。(ということになっている。)
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■ 「地震保険 抜本改定検討」!=「日経」の1面トップ記事なのだが・・・!=
● 記事によると「財務省と損害保険各社は地震保険制度を抜本改定する検討に入った」とあり、「日経」の扱いも大きい。他面にまで関係記事があるほどだ。当然、中身に目を通し、支払件数の割合が「全壊5.9%、半損26.6%、一部損67.5%」というようなことと、保険金についての記事を合わせ読むとやはり改定は必要かと思ったりしていた。
問題は実施時期だが「検討」という表現で記事からはよく分からない。
● ところが、ところがである。「朝日新聞」の5面一段に16行の記事が小さく載っている。見出しは「地震保険見直し先送り」とあるのだ。
あれあれ、である。記事によると「地震保険の制度見直しについて検討していた財務省の作業部会は18日、結論を来年以降に先送りすることを決めた。」とある。両紙を改めて読み比べたが、どうも要領を得ない。まあ、今日の夕刊紙にネタで書かれるかも知れない。
確かに財務省が積極的に急ぐ話しではないし、損保としても手放しで「保険料も上げる、補償内容も上げる」というわけにはいくまい。
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10月18日(火)訪問人293人(閲覧者数735人)
■ 「地上波のプロ野球放送は0!」=セもパも必死な試合が続いている!=
● 最近はTVを離れ、ラジオとネットからの諸情報を聞くようにしている。再発見したのは「ラジオ」の番組だ。とにかく耳だけを空けていればいいので何を聞いていても気は楽だ。ところが、「ニッパン放送」が主なのだが、TVではほとんど聞けない「辛口コメント」が昼間の番組から連続している。
今日も大橋巨泉氏が出ていたが、予定外の五木寛之氏との対談迄やらかす始末だが、しかしそれが面白かった。またTVなら絶対タブーの島田紳助氏のことも併記で淡々としゃべっていた。
● 個人的には余り好きではないのだが、テリー伊藤氏が後の番組で出てきたが、TVとは異なり結構含蓄のある話しをしていた。やはり「ラジオ」軒落差があるのか。また深夜になると色々な方々が出てくる。新発見なのだが、TVでは諸事情からお呼びでない人たちが続々出てくる。結構人生体験があるために中身も面白い。
● ところで、プロ野球のペナントレースが面白い。さすがに3連勝した巨人ははっきり言って予想外だったが、しかしそれがために今日の「中日ー横浜」戦が注目されることになる。今のところ横浜が3点入れて3-0で横浜が勝っている。
ところで巨人はどうなっている?
本音を言うと、もう「S・M比率」にかき回されて、こうして野球放送を聞くのが頭の癒しになっている。
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■ 「ソニー株、保険株と連動!」=「SONYFH」がソニーの中核か?!=
● 何とも奇異に見える記事(「日経」)なのだが、しかしほとんど見ることのない「ソニー株」のチャートを見ると記事にも一理ある。第一生命やT&DHと同じような株価の動きを指摘しているのだが、確かに保険株は下落している。
やはり問題は「SONYFH」だ。「ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行」の文字どおり金融株なのだが、今や時価総額も5,359億円と「T&DH」の5,335億円と拮抗している。ついでに言えば、「第一生命」の8,450億円も遙か彼方と言うようには見えないところに「SONYFH」の存在感がある。
● とはいえ、「ソニー」の本業はエレクトロニクス、という考えがなくなるとは考えられないことから、「SONFH」を中核事業に据える、ということはこれは難しい感覚だ。むしろそれなら「売却して資金を手にする選択」をするのではないか。
ところが「生保・損保・銀行」を併せ持つ「SONYFH」に手を挙げられる企業は極めて限定的だ。どうしても一度「売却銘柄」に名前が挙がると、ウワサになることは避けられず致し方ないが、このような記事が出ること自体、何かあるのでは、と穿った見方をされかねない。
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■ 「昔の大手生保のまねごとを今の代理店はしている!と某代理店社長は怒る!=怒るのもごもっとも!=
● 過日、代理店中心の「ワンパックセミナー」で、某代理店社長氏が嘆いていた。子会社として生保を立ち上げた頃は「大手生保の保険販売はおかしい。」と、「定期保険・更新型」を中心とした保険商品販売を指摘していた。ところが今になると、当時「保険のおばちゃん」と卑下していた我々は、その「保険のおばちゃん」とおなじような保険を「良い保険」だと売り込んで売っている。何かおかしい。
と怒る。
確かに何かおかしくなっている。「売れれば勝ち」というビジネスライクな考え方が蔓延した結果、独占企業と言ってよかった「国内大手生保」群の経営体力も消耗している。
「因果応報」とならなければよいが、これだけは分からない。
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■ 「太陽、大同生命」の格付維持!(R&I)
● 「R&I」が24日、「T&Dフィナンシャル」の「太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命」の格付けをこれまでと同じ「A+」で維持とした。
ところで、格付け4社の「太陽生命、大同生命」の格付けを調べると「3ノッチ」以内に分かれる。「S&P」は2ノッチ低い。「フィッチ」は「大同生命同格、太陽生命2ノッチ低い」、「ムーディーズ」は「太陽生命」のみ1ノッチ低い。
● このように、4つの格付け会社の格付けをフラットにした場合、3ノッチ以内に格付けされていることになる。ではどの格付けが正確かとなるが、これは各格付け会社の意見である以上、断定することは難しい。
ただやはり「3ノッチ」というとかなり幅が広い。
他の生保では「日本生命、明治安田生命」がそれに該当する。また「2ノッチ以内」は「第一生命、住友生命、三井生命、朝日生命(ムーディーズはなし)」。
さすがに「1ノッチ」以内(同格付け)という生保はなし。
● 逆に「4ノッチ」以内の生保も1社ある。「富国生命」である。
一般的に考えると、「3ノッチ、4ノッチ」ともなると、格付け会社の評価にかなり幅があるということになる。
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■ 「生保45社の履歴書」(名称は仮称)とかの「小学館・まんが版」のコラボレーション本の編集開始!
● 決算データ版関係が一段落したことで、表記の編集に取りかかった。「データ版」は四半期毎の全生保を一覧にしたものだが、こちらは個々の生保の年度決算+αという編集だ。
もっとも「データ版」と大きく異なるところは「45社一覧」では見えにくいが、しかしその生保の現状を知るには重要なポイントである項目を取り入れた。
● 要は「見やすく、分かりやすい」がコンセプトだ。更にかつて一大ブームを巻き起こした(?)「間違いだらけの生命保険選び」(小学館発行)のまんがバージョンを一話セットする1冊本である。詳細は追って案内するも、かなり重宝な一冊になるはずである。
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10月24日(月)訪問人243人(閲覧者数619人)
■ 【お知らせ】「生保決算データ版」ようやく編集終了!=もうしばらくお待ち下さい。
● 予定をオーバーしたが、ようやく編集が終了し後は発行を待つだけになった。メインは「22年度+23年度第1四半期決算データ版」なのだが、実はその後編に「保険・かわら版」の「ソルベンシー・マージン比率」の4号分をそのまま掲載する予定で編集日程を組んでいた。ところが、どうしても「保険・かわら版」の性格上「ソルベンシー・マージン比率」についてに「解説」が少ないかあるいはほとんどないためいきなり核心からはいるため、わかりにくいところがあったようにも思う。
● そこで、事のついでとばかりに「ソルベンシー・マージン比率」について「保険」・かわら版」を再編集し始めたら、まさに「深みにはまった状態」となり、勝手に苦労を背負い込むことになってあいまった。もっともその先には「日本生命とアフラック」のS・M比率のシミュレーションという副産物も生まれたが、さすがにここまで来ると「S・M比率の厳しさ」が良く分かることになる。
もっともこの2社の具体的シミュレーションを説明するために「11月4日の【東京・講演会】」では、時間を15分ほど延長することにしたが、さすがに「S・M比率」の比率数値だけでは如何に意味不明かが分かろうというものだ。
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10月23日(日)訪問人225人(閲覧者数668人)
■ 一体生保は保有する資産をどのように”運用”すればよいのか?=リスク製商品に投資しろ、と取られかねない白川総裁の言い分!=
● まさかこんなところに「生保の資産運用」のはなしがあるとはつよ知らず、アナリストU氏のブログから知った次第。しかし何とも奇妙なのはこの講演を行ったのが、「IAIS(保険監督者国際機構)ソウル年次総会」となると、違和感がないといえばウソになる。
素直に読めば「国債はダメ、リスクのある金融商品への投資を」と読み取れる。現在「S・M比率」をまとめている身としてはまさに???である。しかもさらなる生保資産の厳格化をかんがえると、この流れに間逆な言い分である。
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10月22日(土)訪問人233人(閲覧者数737人)
■ 「TPPの保険」論議が盛んになってきた!=米国某社の苦悩!=
● 最近、ラジオを聞いていると(TVではなく)「TPP反対論」が少なくない。保険関係で最たる言い分は「米国のように皆保険制度がなくなる」というもの。当然それにともない保険も高収入者鹿は入れない保険が売られる、という展開だ。
確かに米国社会では、入院するにも手術するにも「加入している保険会社の承諾がない」と、保険金が支払われないことがあるためおちおち病気やケガもできないとされる。日本の場合は「入院一日○千円、手術給付金○○万円(一般的には入院給付金の○倍とされ、その倍率は部位等によりとなる)」という仕組みのため「入院・手術」をすれば大概のケースでは保険金が支払われることになる。
● もし、TPPにより、「米国流の保険金支払い体制」となると、まだ日本市場に参入していない米国保険会社が新規算入してくるか、あるいは既に算入している米国保険会社がこのような”新種保険”を開拓することになるが、現状からすると新規参入はかなり難しいと思われる。また、既に算入している保険会社が商品構成を切り替えて行くにはこれまでの既存契約が大量にあることから、価値観が異なる両商品をどう売るかが問題だ。
● もっとも、既に「実損タイプ」の保険商品は販売されていることから、これらの保険商品が、露払いとなる可能性はあるが、しかし、これらの保険商品の先には「完全実損タイプ」あるいは「保険会社の承諾を必要とする保険商品」が主流になる可能性が出てくる。
言うまでもなく、貧困層は簡単に病院には行けないことになる。下手したら救急搬送されながら、「これからやる手術について、保険会社の承認を取ってください。」等という笑えない事態も生じかねない。
● ところで、米国の場合一部保険商品を優先的に販売させ、日本社の販売ができないようにした経緯があるが、皮肉にもいまやその保険商品の保有が大きな生保経営のネックになっている。本来は、終身手数料の恩恵に浴している代理店が、新規保険商品を販売して既存商品のデメリットが希薄になればいいのだが、業績を見る限りではその販売力は効を上げていない様子だ。
実は、これが生保経営上かなり重篤な状態になっている。もちろん為替の問題もあるが、まずは23年度上半期決算の内容が気になるところだ。
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10月21日(金)訪問人251人(閲覧者数667人)
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■ 「タイの日系企業」の損保被害は?!
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10月20日(木)訪問人258人(閲覧者数642人)
■ 「企業年金」の株式保有が減っていく・・・!
● 「企業年金の積立不足」が深刻ということで、ある極めてマイナーな集まりに参加してきた。詰まるところ、「国債、株式、外国株、代替投資」に大きく分類できるが、「株式」保有が減少一途らしい。その代わりに一時は「外国株」が増えたが為替の問題で、現在は「代替投資」が増加中という。
つまり、企業年金資金が「株式」に戻る可能性は今のところ絶望的だとも言う。まあ、さわりだけを書けばこうなるが、深刻なことは間違いなく状況変化があると、むにゃむにゃと解説があった。
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■ 「スペイン、2段階格下げ!Aa2→A1」(ムーディーズ)、イタリア24行格下げ!(S&P)
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10月19日(水)訪問人307人(閲覧者数726人)
■ 「11月4日(金)【東京・講演会】」の時間が15分ほど延長の予定!
● 現在色々な資料を並行して編集しているが、やはり「11月4日の【東京・講演会】」のレジュメ作成にどうしても「S・M比率」の仕組みを理解しないと、ネガティブな部分がわかりにくいところがあるため、実際の生保の「S・M比率」を使い、シミュレーションを取り入れることにした。
一般的には、各社の「S・M比率」の数値を並べてその増減を使った説明がほとんどだが、今回の場合は、減速16項目のうちの「増減が生保に多大な影響を与えたあるいは与えそうな項目」を分析して説明することにした。
● となると、どうしても予定の時間内に納まらない可能性がでてきたので、あらかじめ15分ほどの時間オーバーを案内した次第である。ところで、例題にする生保は「日本生命」と「アフラック」にした。概算試算すると両社とも色々な「S・M比率」の問題点を浮き彫りにしてくれるから例題に使うことにした。
もっとも「問題点」というと、余り良くないことを指摘するかのように思われがちだが、要は「今後の金融情勢の展開でこうなる」というシミュレーションである。端的な例は「株価」と「為替」だが、これは両社ともかなり敏感に「S・M比率」に影響を与える。
● 仮に両社が「500%」を割る状態になるようなことになると、どのようなことが心配されるか、先を読む必要がありそうだ。この試算(「日本生命」例)は、「メルマガ」で説明する予定だが、しかしこの試算内容は結果的に「23年度上半期末」と近似値になるようだ。
そういえば、かなり「上半期決算業績」で苦労している生保が数社あると言われているがことの真贋は現在のところ不明である。(ということになっている。)
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■ 「地震保険 抜本改定検討」!=「日経」の1面トップ記事なのだが・・・!=
● 記事によると「財務省と損害保険各社は地震保険制度を抜本改定する検討に入った」とあり、「日経」の扱いも大きい。他面にまで関係記事があるほどだ。当然、中身に目を通し、支払件数の割合が「全壊5.9%、半損26.6%、一部損67.5%」というようなことと、保険金についての記事を合わせ読むとやはり改定は必要かと思ったりしていた。
問題は実施時期だが「検討」という表現で記事からはよく分からない。
● ところが、ところがである。「朝日新聞」の5面一段に16行の記事が小さく載っている。見出しは「地震保険見直し先送り」とあるのだ。
あれあれ、である。記事によると「地震保険の制度見直しについて検討していた財務省の作業部会は18日、結論を来年以降に先送りすることを決めた。」とある。両紙を改めて読み比べたが、どうも要領を得ない。まあ、今日の夕刊紙にネタで書かれるかも知れない。
確かに財務省が積極的に急ぐ話しではないし、損保としても手放しで「保険料も上げる、補償内容も上げる」というわけにはいくまい。
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10月18日(火)訪問人293人(閲覧者数735人)
■ 「地上波のプロ野球放送は0!」=セもパも必死な試合が続いている!=
● 最近はTVを離れ、ラジオとネットからの諸情報を聞くようにしている。再発見したのは「ラジオ」の番組だ。とにかく耳だけを空けていればいいので何を聞いていても気は楽だ。ところが、「ニッパン放送」が主なのだが、TVではほとんど聞けない「辛口コメント」が昼間の番組から連続している。
今日も大橋巨泉氏が出ていたが、予定外の五木寛之氏との対談迄やらかす始末だが、しかしそれが面白かった。またTVなら絶対タブーの島田紳助氏のことも併記で淡々としゃべっていた。
● 個人的には余り好きではないのだが、テリー伊藤氏が後の番組で出てきたが、TVとは異なり結構含蓄のある話しをしていた。やはり「ラジオ」軒落差があるのか。また深夜になると色々な方々が出てくる。新発見なのだが、TVでは諸事情からお呼びでない人たちが続々出てくる。結構人生体験があるために中身も面白い。
● ところで、プロ野球のペナントレースが面白い。さすがに3連勝した巨人ははっきり言って予想外だったが、しかしそれがために今日の「中日ー横浜」戦が注目されることになる。今のところ横浜が3点入れて3-0で横浜が勝っている。
ところで巨人はどうなっている?
本音を言うと、もう「S・M比率」にかき回されて、こうして野球放送を聞くのが頭の癒しになっている。
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■ 「ソニー株、保険株と連動!」=「SONYFH」がソニーの中核か?!=
● 何とも奇異に見える記事(「日経」)なのだが、しかしほとんど見ることのない「ソニー株」のチャートを見ると記事にも一理ある。第一生命やT&DHと同じような株価の動きを指摘しているのだが、確かに保険株は下落している。
やはり問題は「SONYFH」だ。「ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行」の文字どおり金融株なのだが、今や時価総額も5,359億円と「T&DH」の5,335億円と拮抗している。ついでに言えば、「第一生命」の8,450億円も遙か彼方と言うようには見えないところに「SONYFH」の存在感がある。
● とはいえ、「ソニー」の本業はエレクトロニクス、という考えがなくなるとは考えられないことから、「SONFH」を中核事業に据える、ということはこれは難しい感覚だ。むしろそれなら「売却して資金を手にする選択」をするのではないか。
ところが「生保・損保・銀行」を併せ持つ「SONYFH」に手を挙げられる企業は極めて限定的だ。どうしても一度「売却銘柄」に名前が挙がると、ウワサになることは避けられず致し方ないが、このような記事が出ること自体、何かあるのでは、と穿った見方をされかねない。
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■ 「昔の大手生保のまねごとを今の代理店はしている!と某代理店社長は怒る!=怒るのもごもっとも!=
● 過日、代理店中心の「ワンパックセミナー」で、某代理店社長氏が嘆いていた。子会社として生保を立ち上げた頃は「大手生保の保険販売はおかしい。」と、「定期保険・更新型」を中心とした保険商品販売を指摘していた。ところが今になると、当時「保険のおばちゃん」と卑下していた我々は、その「保険のおばちゃん」とおなじような保険を「良い保険」だと売り込んで売っている。何かおかしい。
と怒る。
確かに何かおかしくなっている。「売れれば勝ち」というビジネスライクな考え方が蔓延した結果、独占企業と言ってよかった「国内大手生保」群の経営体力も消耗している。
「因果応報」とならなければよいが、これだけは分からない。
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