紅茶塾DAGUの「あんのん、うたかた、たまゆら日記」

名古屋発信・・・紅茶や日常のこと綴ります。

自分取り扱い説明書

2014年02月22日 | Weblog

オリンピックでのたくさんの感動は、教室での話題に花が咲きます。
感動で涙した方も少なくないですよね。私も同じくです。

感動のあとには「自分はこんなにも全身全霊で生きた瞬間があるのか・・・」と自問自答してしまう。


話しは変わりますが、自分にとって厄介なものは自分自身。
自分自身のものなのに、自分でコントールできないのが自分の気持ち。

誰もが持っている欲やエゴが、自分の気持ちを操縦不能してしまうのでしょう。
すこし前に家族が買ってきた小池 龍之介さんの「沈黙入門」という本。

ここのところ、自分の中に渦巻くモヤモヤした気持ちにやり場を困って、何気なくこの本を手にしてみたところ、耳が痛い・・・?ん?読んだのだから目が痛い?(苦笑)ことがいっぱい書かれている。

ちょっと厳しい言い方ですが、
「“ジブン”についての話しはそれがたとえどんな内容でも、相手にとっては基本的につまらない。
誰もが自分のジブンのことに精一杯で、他人のクダラナイ「ジブン」のことなど聞きたくない。このちょっと嫌な気がするかもしれない苦い真実を、まずはよく心に刻んでおきましょう。」と。
(ウェブ上に書かれている自分の好きなお店や趣味の話し・・・)

さらには「コミュニケーションや交際とは名ばかりで、お互いがお互いに「自分」を押し付け合っているのは悲惨な風景」とも。

そう、誰かの目を意識して、けっきょくは自分自身をふりまわす。
でも、そんなこと本当は、他人にとってはどうでもいいこと。

手放すことと、受け入れること、これをバランスよくおこなうことができれば、厄介な自分とサヨナラ出来るんだろうと思う・・・・・それが簡単に出来ないから、のた打ち回っちゃうんだよね。

パラパラッとページをめくるだけのつもりだった本を一気に読み切ってしまった。
手を焼いている自分自信の操縦方法を知るためのヒントが書かれている本だと思いました。
私のようにモヤモヤされた方は、読んでみるのもいいかもです。





コメント (1)
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