紅茶塾DAGUの「あんのん、うたかた、たまゆら日記」

名古屋発信・・・紅茶や日常のこと綴ります。

Thanks for Tea

2010年03月08日 | Weblog

「セイロン紅茶の国スリランカの現状を知る会」というイベントを昨日開催しました。

もっと良いタイトルはないものかとズッと考えていたのですが、結局仮タイトルのまま突入。
この催し内容はタイトル通りなんだけど、趣旨としては現状を知ってもっと紅茶対して感謝の気持ちを持ちたいね・・・ということ。

セイロン紅茶の産地として有名なスリランカ・・・普段、私たちが抱いている紅茶のイメージとは大きく離れた状況の中で紅茶は生まれている。
過酷な労働条件や内戦、差別問題など・・・
優雅でエレガントなアフタヌーンティーだけが、紅茶の世界ではないのです。

では、紅茶を飲んでリラックスやリフレッシュするのが間違いなのかというと、そうではないと思います。
大切なことは、紅茶を飲めるしあわせに感謝するということ。


昨日のイベントでスリランカの現状について語ってくださったのは、青年海外協力隊OGでスリランカの紅茶生産地にある託児所でボランティアとして活動されていた酒井智帆さん、とオヴァママの会というスリランカのホームレスの子供たちを支援している会の会長、赤羽さん。


映像を交えながら、分かりやすく優しくお話ししてくださいました。



私たちが知らなかったことは、たくさんありました。
「胸がつまる思いがした」と後からメールをくださった参加者さんがいらっしゃいました。
きっと、ご自身にも小学生のお子さんがいらっしゃるからでしょう。
そしてメールには「参加してよかった」との言葉も添えてくださいました。


紅茶に感謝!ということでしたので、紅茶も飲みましたよー。
この日はスリランカについて話しを聞いたのでセイロン紅茶!!

お菓子は会場を提供くださったプロジェクトKのオーナーさんの手作りです

美味しいお菓子と紅茶・・・しあわせ
ネッ、有り難いよね。





私は紅茶に携わる仕事をしているので「紅茶に感謝」という趣旨で行ったのだけれども、紅茶だけじゃなくコーヒーやチョコレートでも同じようなことがあります。
そして紅茶生産国では、スリランカだけでなくインドやアフリカなども。

小さな感謝の気持ちが少しずつ、少しずつ重なって大きな愛に繋がるんじゃないかと・・・
私たちのきっかけは紅茶ですが、この気持ちがいろんな感謝になって、大きな愛で世界が包まれればいいな。

参加してくださった方たちのイベント終了後の感想を一部紹介します。

今まで以上に大事に飲んでいきたい。

紅茶がどんな国でどうやって出来ているか知ることができて(大変な面も良い面も)よかったと思う。

紅茶を飲むことはその国と関わっているんだと感じた。国々の問題があり、雇用、経済、労働問題、それはどの国も抱えている、抱えてきた問題なので協力し合うことが大切だと思った。

スリランカで紅茶は日本の米と一緒。ひと葉、ひと葉に神様がひそんでいる気分。ムダにはできません。

紅茶を飲む時、心をこめて「いただきます!」と言いたいです。

紅茶はGive&Takeの飲み物かなぁ。お互いの国に何か困った事があったら助け合うシンボルの飲み物かと思います。

紅茶をとりまく人々の生活の様子を学び、ただ飲み物として私の生活に存在していた紅茶が、作る人にとっては生活のすべてであることを知り感慨深かった。これからはもっと大切に紅茶を飲めるようになると思う。

紅茶に感謝!そして、いろんな人、いろんな物事に感謝。
参加してくださったみなさま、ありがとう!
今回のイベントに賛同しご協力くださったみなさま、ありがとう!
スタッフ1号、2号のNちゃん&Nちゃん愛しています

                    ありがとう

コメント (4)
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