仮宿 451のミニベロ

OCNブログ人の終了に伴い、一旦こちらに退避しました。

江南の 「 踊る埴輪 」 について (3)

2012年12月28日 | 30: 古墳と埴輪

今日から冬休みであります。

平日にしか行けない、「江南文化財センター」に車で行ってきましたが、

そこで、目が釘付けになったものがありました。

うどんは千代屋。14時過ぎだったので、肉ねぎやらきんぴらが切れていて、

スペシャルを頂きました。

江南の 「 踊る埴輪 」 について

江南の 「 踊る埴輪 」 について (2)

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■むっはー、あるある。

 

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■実物を型取りした精巧な模造品とのことでした。

 横から見ると、頭は扁平で、ちょっと下太りでありますね。

 ムーミンのようというかモランのようというか。

 

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■思っていたより鼻が高かった。

 手の先がピタッとしております。

 手のひらが上を向いているということでありましょうか。

 踊る埴輪の野原古墳群から出土した他の埴輪も見たかったのでありますが、

 それらはなくて、展示されていたのは、周辺の古墳からのものでありました。

 

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■挂甲の武人もありました。

 以下のいわゆる埴輪で唯一の国宝である「埴輪 挂甲の武人」に比べれば、

 だいぶ簡単な作りでありますが、親しみのもてるかわいい武人であります。

 

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■画像は、e国宝の「埴輪 挂甲の武人」の、「3D CG movie (YouTube)」から。

 これは本当にすごい。緻密で、素材の硬軟まで表現されております。

 

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■動物の埴輪もありました。

 目が釘付けになったのは右下の鹿の埴輪(雌鹿?)であります。

 

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■こっこれは、踊る埴輪を作った人の作風ではないか。

 周辺にはいくつかの埴輪窯跡が見つかっております。

 その中に、「オラ、まん丸くり抜きしか作らないぞっ」の埴輪制作人が拠点にしていた、

 窯があったと考えられます(裏なし)。

 

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■塩古墳から出た壺もありました。とても凝った造形であります。

 左右の欠けている箇所が、笑った顔に見えるのであります。

 小さい展示室でありましたが、見どころ十分で満足でありました。

 さてと、年賀状書かなくちゃでありますが、松井も引退だしで、明日にしようっと。