富岡を基点に、周辺の地図を眺めていたら、どうしても神津牧場に行きたくなりました。
以前、西上州のヤブ山や岩山を集中して登っていた時期がありました。
その頃に、荒船山の艫岩から牧場方面を眺めたことがありましたが、
およそ岩峰の上からしか展望の効かないヤブの西上州にあって、
妙に開けて明るく、眩しいくらいに見えたのでした。
昔はハイカーの憧れだった有名な牧場で、日本最初の洋式牧場という、
パンフレット程度の知識はありましたが、行った事はありませんでした。
■雲のかかった荒船山・艫岩を正面に内山峠を目指すカミさん。
道の駅しもにたに車をデポして、往復55km。
もうひとつの目的、「創作人形展」も見れて満足したのでありました。
■まずは、上信電鉄「下仁田駅」
■時刻表が漢字縦書きなものは初めて見ました。ヒトフタで読みたくなります。
■国道254を、旧道・生活道を絡めて右岸左岸に出ながら、少しづつ登っていきます。
■脇道に入りすぎて乗車困難な場所もありましたが、これはこれで楽しい。
植わっているのは下仁田ネギであります。こんにゃく畑も当たり前にたくさんありました。
他の野菜はどうしているんだろうと心配になるくらい、ネギかこんにゃくであります。
■市野萱付近。このあたりから本格的な登りになりました。
■旧道の254号。こちらは走る車も少なく、沢沿いに作られた道が本当に気持ちがいい。
湿っていて苔でスリップする箇所が何箇所かありましたので、そこは押して歩きました。
下りに使うのは危険ですね。
■荒船山から兜岩山に続く迫力の稜線。
■内山峠の手前で、稼いできた高度を見下ろす。疲れが飛んでしまいます。
■神津牧場を見下ろす高台。
散々絞られた後に、視界がぱっと開けるこの瞬間、感動であります。
ついに来たんだという喜びを噛み締めながら、牧場の施設に下り降ります。
■お楽しみのソフトクリーム。まだまだ暑いですからとてもおいしかったです。
■一休みした後は、牧場の展望台に登りました。標高で100m程度上がります。
30分程度の軽登山ですので、自転車は置いていきました。
森が気持ちがいいです。
■展望台から。下に牧場の主要施設が小さく見えます。
■展望台にある鐘。歳の数だけたたけと書いてありました。
けっこういい音がします。カミさん、腰の入ったいいフォームですね。
■ジャージー牛。
▼▼▼以下、2009/9/11 追加▼▼▼
■今年出した年賀状。前年の残りのハガキで試し刷りしたものがありました。
牛の画像はネットから探したものです。角が帽子みたいでいかしています。
▲▲▲ ここまで 追加 ▲▲▲
■搾乳小屋(だったかな?)。気持ちのいい風景でした。
■同じく牧場にきていたサイクリストから、屋敷集落経由の市野萱を上りに使ったけれど、
舗装路だったというお話を聞けたので、帰り道は決まりました。
254をトラックに煽られながらと思っていたのでありがたい情報でした。
■牧場の敷地内を下っていきます。気持ちいいです。
■屋敷集落までの下りは、急坂でブレーキを握るのが疲れるほどでした。
ここを上りに使うのはきついですね。
■屋敷集落より少しだけ上にある「荒船風穴」。
周りは気温20度を越えているのに、この穴だけは2度ちょっとしかありません。
驚きました。キンキンに冷えたコンビニどころの冷たさではありません。
汗をかいた体には、一瞬気持ちがいいのですが、すぐにやばい感じになるほどです。
すごいです。
■屋敷集落
■やっぱり、こんにゃくおでんは食べないとです。
■このお店は、おでんが200円で食べ放題です。
自分で好きなものを取って、下の写真のミソダレにドブンと付けていただきます。
■三角形に見える部分の一辺が10cmほどあります。大きいです。
■地のもの料理が何皿か置いてあって、おでん代の200円だけでつまんで食べれます。
どれもおいしかったです。このほかにうどんとかそばがきとか食べたので、
おなかいっぱいです。こんにゃくおでんは一本しか食べれませんでした。
あとは下り基調の254を道の駅に戻って終了。
■車で富岡に移動して、人形展見てきました。
とてもやさしい人形がたくさん見れました。いいですねー。
ここが終われば、次は川口(埼玉)ということでした。
■全体図
今日は、人形展のために短めでしたが、そういうのでなければ、
神津牧場の後、物見山から八風山、妙義の裏を通って周回するロングコースも、
面白そうです。
■核心部
■屋敷集落のあとの登り返しはGPSエラーです。登り返しはありません。