治療室cureはオステオパシーの施術をする所です。
心身の様々な痛みや不調などを、オステオパシーの手技で身体を整えていく事で,患者さん自身の中に眠る自然治癒力を促し、その不調が改善に向かうお手伝いをする。
その為の施術をする場所であり、その為の小さな治療室です。
ですが・・・何も手技による施術だけをしている訳でもありません。
施術中も施術後もそうですが、患者さんと色々なお喋りをする時もあります。
初診の方には、施術内容や現在の身体の状態を,その方に解り易いかたちで説明をさせて頂いたりもしますし,オステオパシーという、ちょっと聞き慣れない治療法についての話なんかをさせて頂いたりする事もあります。
体質改善や体調管理の為に、定期的に通われている方ですと,本当に色々な話から、ちょっとした「お喋りタイム」になってしまう事も多々。
家庭での事や仕事の話から、恋愛話や人生観みたいな大きな話まで。
健康管理やその為のアドバイスとは、全く関係ない話もたくさんしています。
私もまだまだ大人に成り切れていない様で、自分の治療師である立場も忘れ,1人の人間として、愚痴っぽい言葉まで吐いてしまう事もありました。(これは・・・控えていかなければなりませんね)
これは治療室cureのマンションの一室、小さな隠れ家的治療室である事のメリットに思っています。
予約の詰まっている時でなければ、この治療室で他の方と擦れ違う事も少ない。
本当にご予約頂いた時間は、その方の為だけの空間になるんですね。
施術室も問診などをする待合室も、その患者さんだけの時間です。
これは私の理想とする治療室の形態だったんですね。
当然ワサワサした騒がしい治療院やサロンが好きな方もいるでしょうが、治療室cureのオステオパシー施術には、ワサワサした騒がしさは邪魔になりますから。
治療をしていても施術者として集中出来ないし、施術を受ける患者さんも寛げないと思います。
患者さんはそれぞれに、様々な心身の悩みや不調を持っていますが、それは他の患者さんには聞かれたくないかも知れません。
余り広い空間ではないし、優雅なソファーがある訳でもなく、小さな狭い空間に、質素な椅子とテーブルが置いてあるだけですが、治療室cureへ来た時は、ちょっとした隠れ家へ来た感じで寛いで下さい。
喫茶室ではないので珈琲や紅茶をお出しする訳にはいきませんが(衛生管理の法律上の問題もあり)、治療室cureにいる時は、のんびりリラックス気分でお過ごし下さい。
治療室cureは小さな隠れ家です。