横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

オステオパシーによる体質改善について

2015年11月05日 | 適応症状
治療室cureでは、オステオパシーという骨格調整を主体にした手技療法を施術しています。

骨格の歪みを調整する事で、血流や神経伝達を正常に機能する様に促し、身体が本来持っている自然治癒力を高め、様々な身体の不調を改善していく自然療法です。


自然治癒力を高めていく事によって、身体の体質改善も期待出来ます。

体質改善とは、簡単に言うと「身体を健康に保つ」身体作りをしていく事です。

身体が自ら身体を健康にする事によって、その病気や不調を治していく。

そして、自分の中にいる病魔の元を身体の外へ追い出していく。

これが、基本的な体質改善の役割です。

身体の歪みを放っておいたり、不規則な食生活をしていたり、身体が疲れている状態でい続ける事によって、様々な病気や不調を引き起こす引き金・原因になる可能性があるからです。

そうした事を改めて見直し、自分自身で健康を管理する事を身体に躾ていくのです。


体質改善の必要な症状として・・・アトピー性皮膚炎・花粉症・鼻炎アレルギー・食物アレルギー・喘息・冷え性・不妊・慢性病・生活習慣病、これ等の症状には体質改善が必要と云われています。

これ等の症状は、自覚症状があるので、発見し易いのですが、これ以上に問題なのが、見えない症状、自覚がない症状です。

自分の知らない間に、自分の身体が蝕まれている事も珍しくありません。

小さな生活習慣で体質が崩れる事がありますので、大きな病気になる前に、体質改善を図る事が大切です。


オステオパシー等の自然療法による体質改善は、即効性のある治療とは異なります。

施術方法も改善に向かうスピードも、その人の体質や症状によって異なります。

オステオパシー以外にも、食事の改善も運動による改善も必要な場合もあるでしょう。
 
即効性がないからと、長続きせず無駄だと思っている方が多い様ですし、様々な雑誌やメディアで流れる情報から、いったい何が正しいのか?分からない・・・そんな声も良く聞きます。

しかし体質改善は、その方法を信じて、長く続けていくしかないのです。

疑って不安になるような方法では意味がありませんが、健康を気にした生活行動を取る事
 
それこそが体質改善そのもので、実はライフスタイルそのものではないかとも思います。


あまり神経質になる必要はありませんが、食生活の改善でも、運動による体質改善でも、またオステオパシーやそれ以外の手技療法による体質改善にしても、やはり、長く・強く意思を持って続けていく事が何より重要だと思います。
 
 
 
 

生姜湯で風邪退治

2015年10月16日 | オステオパシーとは

あの猛烈な酷暑から、一気に涼しくなった今年の秋。

その急激な気候の変化に身体がついていかずに,体調を崩してしまっている方が多い様です。

空気も乾燥してきている為に、風邪をひいてしまう人が多いみたいです。


風邪をひいたら・・・風邪薬です、普通は。

しかし,オステオパシーという自然療法に従事している私としては、薬を奨めるよりも、もっと自然の知恵の中からの方法をお奨めしたいところ。

風邪程度で薬に頼らなければならないのなら、オステオパシー創始者に嘆かれてしまう。


私が患者さんに奨め、自らも実践している風邪予防・風邪対策は「梅干生姜湯」です。

生姜を磨り下ろしたものと、梅肉をお湯に混ぜるだけ。

それだけのものですが、これが効くのです。

私はこの梅干生姜湯だけで、この15年間は風邪で寝込んだ事は1度もありません。

風邪の兆しを感じたら、その日の夜には必ず飲む。

そうすると次の日の朝には、完全に回復してしまっている。


生姜の殺菌作用と発熱作用、梅干しのクエン酸や胃腸を活発にする作用。

その他のこの2つの素材が合わさる事で、様々な相乗作用が働くそうです。


オステオパシーの原理原則の本幹は、大自然の摂理を学びそれに従う事。

風邪気味だからとオステオパシーの創始者が否定した「化学薬品」に頼ってしまったら・・・オステオパシー術者として、自らその原点を踏み潰す事になる。


風邪薬には頼りたくない、風邪薬を飲むほどではないという時には、是非この梅干生姜湯を試してみて下さい。

身体の真ん中の芯から温かくなり、その自然治癒力が発動していくのを実感出来ると思いますよ。


 

秋の腰痛

2015年09月09日 | 適応症状

今年は暑さが引くのが早い夏でした。

8月の終わりくらいには、もう肌寒い日も多かったですね。

ここ数日は、かなり秋の気配が強く感じられるようなりました。

そんな季節の変わり目でもある時期は、腰痛を訴える方が多くなる季節なんです。

これは夏の〈暑さ疲れ〉による、内臓疲労からのものが多い。

特に夏は内臓の中でも、腎臓が一番疲れてしまう季節です。

腎臓は泌尿器系をコントロールしてくれる臓器ですが、腎臓はただ尿を作るだけの臓器ではなく、人間が生きる上で大切な仕事をいくつも受け持っています。

良く知られているように腎臓の主な仕事は「尿」を作る事です。

これは血液を濾過する事により、老廃物を排出する働きな訳です。

老廃物とは窒素を含んだ窒素系老廃物で、クレアチニン、尿素、尿酸などで、これらはタンパク質が体の中で利用された後の分解産物であり、有害物質なんですね。

人間の体の中で濾過された水分の99%は、体の中に再吸収されます。

この働きにより体のさまざまな電解質の濃度は一定に保たれています。

血液の白血球や赤血球は骨髄で作られているのですが、これには腎臓も一役買っていて、造血ホルモンであるエリスロポエチンを腎臓から分泌する事で、骨髄に働きかけ赤血球の生産を促すしくみになってます。

つまり赤血球を作る指令を出しているのです。

腎臓は血圧も調節しています。

レニンと呼ばれる一種の酵素を出すことで、血液中のタンパク質に働きかけアンジオテンシンと呼ばれる物質を作ります。

この物質は血管を収縮させて血圧を上げる働きを持っています。


この様に腎臓は体内に於いて、様々は水分調整・水圧調整をしてくれているのです。

夏は冷たいものを摂りがちですから、どうしても排尿の回数も多くなりますし、今年の様に余りに暑い時は、汗の分泌もかなり活発だったでしょう。

そうした時に一所懸命に働いてくれていたねが、この腎臓なのですね。


腎臓は丁度、身体の両腰の上部辺りの位置にあります。

この腰の位置にある腎臓が疲労を起こす事で、急性の腰痛が引き起こされてしまうと考えられます。


慢性的に腰痛のある方や、年に何回かぎっくり腰を起こしてしまう方は、秋のぎっくり腰予防の為に、ちょっと早めにご来院下さいませ。

 

暑中お見舞い申し上げます

2015年08月06日 | オステオパシーとは

暑中お見舞い申し上げます。


いつも治療室キュアをご利用頂きまして、誠に有り難うございます。

盛夏の折、体調の方は如何でしょうか。

今年の夏も、やはりかなりの猛暑になるとの予報になっています。

しかも今年は例年に比べても、湿度の高い状態になるようで、かなり意識して熱中症対策をしておく必要がありそうです。

熱中症は、自律神経失調の一症状ですから、日々の生活の中での体調管理が大切になっていきます。

くれぐれも体調を崩されぬ様、お気をつけ下さいませ。

治療室キュアは今年も、お盆時期も通常通り営業しております。

猛暑の体調管理の一環として、是非ご利用下さい。


梅雨に・・・坐骨神経痛

2015年06月26日 | 適応症状

治療室cureでは,骨格調整を主にした手技療法・オステオパシーでの施術をしています。

関節の可動域が減少し、歪みが生じている所を弛めていき、可動性を取り戻す事で、血流やリンパ液などの体液循環や神経伝達を正常な状態にしていきます。


関節に付着する靭帯が拘縮し、その関節を通る神経を圧迫し痛みや痺れが発生する事は多くあります。

よく現れる症状としては、坐骨神経痛というのがあります。

坐骨神経痛とは坐骨神経が圧迫される事により生じる痛みや痺れの事を云います。

主な症状の部位は臀部(お尻)から足にかけての痺れや鈍い痛みで、症状が重い人は膝から足の指先まで痺れる事もあります。

痺れや痛みは鈍いものが多いのですが、時には激痛を伴う事もあります。

気圧が下がり雨が降る前や台風の前などに症状が悪化したり、体の向きや動作によっても症状が悪化しますが、常に症状のある状態が続くのが特徴です。

こんな特徴のある坐骨神経痛ですが、その原因は坐骨神経の長さと太さにあります。

坐骨神経は人体の中で最も長く・太い神経です。

それだけに腰・臀部・足の色々な部分で圧迫される可能性が大きく、坐骨神経痛の原因の一つにあげられます。


また坐骨神経痛の原因の主なものは、加齢によって筋肉や靭帯やが老化し、拘縮してしまう事で神経を圧迫してしまったり

最近では、若い女性の方にも多くその症状が見られ、原因としては、長時間のデスクワークや運動不足という要素が加わって、腰への負担が掛かり易い現代の生活習慣・環境が挙げられています。

急に激しい痛みで坐骨神経痛が起こる事もあります。

この様な場合には2~3日は最低でも安静にして横になる事をお勧めします。

痛みがある程度治まったら専門医である整形外科での受診をする事が大切です。

自分の判断で無理に体を動かす事は椎間板ヘルニア等の、更なる疾患に繋がる事があるのでお勧めしません。


坐骨神経痛の治療法には整形外科によるものの他にも、鍼灸指圧・カイロプラクティック・整体などがあります。

坐骨神経痛の症状の程度と治癒過程の時期によって、自分に最適な治療方法を選択する事が良いでしょう。


そして、何よりも大切な事は坐骨神経痛にならないように予防する事です。

そして坐骨神経痛に一度なった人は症状の悪化、再発を防止するために予防をする事です。

坐骨神経痛の原因から考えた予防は、まず腰の部分のストレス軽減です。

デスクワークの多い人などは特に水泳や水中歩行・散歩や軽い体操・ストレッチ・ヨガ等で、腰の部分の筋肉のストレスや疲れを取り去る事が大切です。

オステオパシーやカイロプラクティック、マッサージ等の手技療法を定期的に受けたり、普段の姿勢を気を付ける事も、坐骨神経痛の予防にはお奨めです。