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雨の日にはJAZZを聴きながら

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Patty McGovern 『 Wednesday's Child 』

2006年01月16日 20時05分31秒 | JAZZ
う~,痛て~。今日一日,唸りながら仕事をして参りました。実は昨日,40Kgはあろうと思われるCD棚(上の写真に写っている棚です)を少し移動させようとして腰を痛めてしまいました。こんな時は病院勤めをしていると便利です。すぐに湿布と痛み止めの座薬を自分で処方し,コルセットまで用意してもらい,何とか一日仕事を成し遂げられました。でも今,こうしてパソコンの前に座っているのも辛い状態なので,長々と記事書いてる場合ではありません。

まあ,そんなに毎日JAZZネタがあるわけではないので,今日は軽く今聴いているアルバムだけ挙げておきます。

久しぶりにジャズ・ボーカルをLPで聴きたくなり,レコード棚からパティ・マクガヴァーンの 『 Wednesday's Child 』を取り出して聴いています。これはパティ・マクガヴァーンが1956年にAtlanticに吹き込んだ唯一のアルバムで,ジャズ・ボーカル・ファンには有名であった盤ですが,国内盤で再発になったため,容易に手に入れられるようになった盤です。僕のは1991年,NORMAからの再発盤ですが,もしかすると別の再発盤も存在するかもしれません。

本盤のアレンジャーを担当したトーマス・タルバートという人がノーツを書いてますが,それによると,パティ・マクガヴァーンは本名,パトリシア・ジェーン・マクガヴァーンといい,ミネアポリス生まれだそうです。ジャケでは分かりませんがグリーン・アイです。額~鼻~顎~頚~胸のアウトラインが非の打ち所が無いくらい美しいですね。ジャケ全体の構図もすばらしく,右側の男の彼女を見る視線がちょっといやらしいです。彼女の声は容姿から想像できるように清楚で端正な声質で,瑞々しく澄み切っています。ジャズ・ボーカルとしては好き嫌いの分かれるところかもしれません。清楚さではビヴァリー・ケニーに通じるところもありますが,ケニーのようにキュートな色気はなく,また,クリス・コナーに声質は似てますが,彼女のようなハスキー・ボイスではなく,陰りもありません。

アレンジはトーマス・タルバート(再発のライセンスを獲得したのも彼です)という人ですが,ウエスト・コースト風の軽いアンサンブルで,使用楽器もフルートをメインにして,フレンチ・ホルン,クラリネット,ギターなどを使い,チェンバー・ミュージック風にアレンジされています。

ジャケットを見るとつい針を落としたくなる盤なんですが,かけるのはもっぱら大好きな<Get Out Of Town>と<Will You Still Be Mine>が収められているB面です。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Patty McGovern (67camper)
2006-01-16 22:19:29
クリスさん

いきなりのjazz vocalがPatty McGovernとは濃いですね。

うちのも当然ですがノーマ'91のreissueです。

一度、ebayでoriginal見たことがありますが、たしか日本の方が落札したような記憶が・・・

クリスさんではなかったのですね(冗談です)

私見ですが、atlanticのオリジンは結構録音レベルが低かったりするがありますね。

ノーマの再発でも結構値段がついてるのでは?
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67camperさん,こんばんわ。 (クリス)
2006-01-17 21:33:13
>ノーマの再発でも結構値段がついてるのでは?



そうなんですよ。こんな再発盤でも今や貴重なんですね。ヤフオクでは5000~8000円の間くらいだったと思います。



僕は以前はかなり白人ボーカルを所有していたのですが,厳しい住宅事情によいr,その大半を処分してしまいました。この盤は何とか僕の手元に生き残っている貴重なアルバムなんですよ。
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