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来月の専門医試験に向けての勉強を朝から部屋に籠ってやっています。とは言っても、ジャズを聴いたり、時々ベランダに出てビールを飲んだり、借りてきたビデオをみたりしながらですけど。 というわけで、現在の僕にとってのファースト・プライオリティーは勉強ですので、ジャズの話は極力少なめにしておいて、今、聴いているCDだけでもアップしておきます。
Django Bates 『 Winter Truce ( And Homes Blaze ) 』 1995 Bamboo
もともと僕はプログレッシヴ・ロックが好きで、たまたま大学浪人時代にFMで聴いたジョー・サンプルやジョー・ザヴィヌルに感動してジャズに入ってきた部類なので、プログレと親縁関係のあるジャズへの興味は今でも続いています。あのビル・ブラッフォードのバンド、アースワークスに80年代から90年代かけて在籍したジャンゴ・ベイツは、僕にとってはジャズ・ビッグバンドのアーティストというよりは、プログレ界の人という認識でいます。「ベランダでビールを飲んだり~」なんて書いてたら、思いだして引っ張り出してきちゃいました。凄く賑やかでハイ・テンションの名曲がずらり。カッコいいです。
Cholet - Kanzig - Papaux Trio 『 Beyond The Circle 』 2008 cristal records
MOONKS本に小山智和氏が、このコレット・カンツィッヒ・ポパー・トリオの前作『 Under The Whale 』 を紹介されていましたが、彼らの最新作が今回はフランスのCristal から発売になりました。このレーベルは僕が贔屓にしているParis Jazz Big Band なども手掛けていて、注目しているのですが、また素晴らしい作品を出してきました。ジャケットがいかにも夏向きで涼しげでしょ。でも内容は清涼感漂う演奏というよりは、透徹な響きをもったECM的サウンドです。中世王宮神殿の大理石廊下を素足で歩いて行くような感触。ピアノのジャン・クリストフ・コレットは初見でしたが、ベースのヘンリ・カンツィッヒ( Henri Kanzig )は、ティエリー・ラングと長く活動を共にしていたのでよく知っていました。ウッディーな柔らかいベースを弾く名手です。下にちょっとだけ彼のリーダー作を紹介しておきます。
Henri Kanzig 『 Grace of Gravity 』 1994 Plainisphare
リーダーはカンツィッヒですが、チャーリー・マリアーノの甘酸っぱい美メロ・ソロがなんとも言えない酩酊感を誘います。ホント、マリアーノって幾つになってもイイよね。
Gianluca Caporale 『 Un Lungo Viaggio 』 2007 Wider Look
Gianluca Caporale ? あぁ~、トロンボーンの人ね。あ、あれは Gianluca Petrella か。 そうだ、ピアニストの......あれは Gianni Cappielo でしたね。
ということで、結局、初見のテナリスト、ジャンルカ・カポラルの作品でした。(イタリア人って、似たような名前が多くて、ほんと、困る。)
ファブリツィオ・ボッソが参加はしているのですが2曲のみと、購入するかどうか微妙に悩むところですが、これが、そんなボッソに関係なく、素晴らしい出来の良さです。ハードでファンキーでソウルフル! これぞイタリアのジャズだね~。と、徹頭徹尾、体育会系ハード・バップです。確かにボッソがもっと吹いてくれれば文句ないけど、リーダーのカポラルも、なかなか上手い。ロリンズやデックス系の男気あるゴリゴリのブローをかましてくれます。これからの猛暑の中、裸でビール片手にこんなジャズ、サイコーじゃないですかね。
George Gruntz Concert Jazz Band 『 First Prize 』 1989 enja
いつもコメントしてくださっているドイツ在住のLaie さんと、ジョルジュ・グルンツの話題になりましたので、僕の愛聴盤をちょと引っ張り出してきました。ジョルジュ・グルンツと言えば、母国のジャズ・レーベル、TCBから数多くアルバムをだしていますが、この作品は、TCBより以前に録音されたenjaの作品です。ビッグバンドといってもメンバーがすごくて、フランコ・アンブロゼティもいたし、今でも同バンドで活躍しているクリス・ハンターやラリー・シュナイダー、それにアダム・ナスバウムなど、信じられないミュージシャンが名を連ねています。最近はドニー・マッカスリンなんかも加入しているんじゃないかな。このバンドは80年代から現在に至るまで、スイス人はもとより、米国人、ドイツ人、イギリス人など、多くの外国人が参加した多国籍バンドです。つい最近、新作をTCBより出していると思いますが、まだ、購入していません。TCBって、結構高値なんですよね。
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エッセンフィルでは、9月18日です。今年は、彼の75歳の誕生日という大きなテーマがあるようです。ドイツでは、切の良い年齢になると、盛大に祝う人が多いです。
そうそう、前回の演奏会の彼のトークで、僕が何を皆さんに喋っても、バンドのメンバーは理解出来ないから、何でも言えちゃうよ、とも言っていました。
新作CDですが、少し検索してみましたが、一番、最新のもので2007年になっていました。お気に入りのCDを紹介してくれてありがとうございました。
>>>お、今、東京、地震がありました。テレビで福島県が震源地らしいです。震度4!
2、3年前だったでしょうか、ドイツでは、火山層(地震層?!)がないと言われているのですが、震度1の地震があったのです。ニュースでも、新聞でもトップ記事になりました。夜中だったせいか、(震度数が少ないせいか)感じなかった人の方が多かったようです。日本から見たら、考えられないですよね。
猛暑続きの日本のようですが、その暑さを半分、分けてほしいようです。(笑)こちらは、ここずっと11,12度前後で寒くて、半袖、素足では外出できません。昨日は、皮のジャケットを出したり、室内のヒーターを一度あげました。
ドイツの冬は、暗くて、寒くて、雨ばかりで、ドイツ人でさえ、鬱病になるほどです。発狂したくなる気持ちも、こちらに来て理解出来るようになりました。
日本の蝉の声、スイカ割り、甲子園、麦茶などの代名詞が恋しいです。
もうそろそろCDが届くと思うのですが。。
Gianluca Caporale 買いましたかー;)
ほしいなーほしいなーと購入検討してました。
いいんですね? 買いましょう(笑)
ボッソ、11月に来日決定です。ライブの詳細わかり次第お知らせしますー。
今週は激しく仕事が忙しく、土曜日の今日も仕事だったので、やっとこの時間になって久し振りにネット接続できました。
今日は隅田川の花火大会で、先ほどまで家族で家から花火を見ていたところです。
23日に福島で地震があったとお話しましたが、そのあと、岩手県でも震度6強の大きな地震がありました。1か月ほど前にも宮城県で死者のでる大きな地震があったばかりです。
わが家は高層マンションなので、地震の際ははっきり言って、心底怖いです。あーゆー怖い時って、体が動かないのですね。そのたびにこのマンションを売り払って、千葉や埼玉に逃げようかと真剣に思っちゃいます。
さて、例のCD、木曜日に無事届きました。昨日と今日と、通勤時にiPODで聴いていますが、聴くごとに耳になじみ、イイ感じです。
特に、あのボサノバ調の曲がやっぱり最高ですね。amazonにオーダーしているCDが届いたら、ブログ内で紹介させていただこうと思ってます。amazonに注文していた2枚のうち1枚は入荷できなくなったというメールが来ました。非常に残念です。
東京はこのところ30℃を超える夏日が続き、湿度もたかく、寝苦しい日々が続いています。個人的には来月の試験がもっか最重要課題なので、それが終わるまで落ち着きません。試験がおわったら、何かお礼の品(CDかな)をお送りさせていだたきますので、お待ちくださいね。
では、また。
アリーチェとお友達ですか~、すごいな~。
さて、このCD,めちゃくちイイですよ。
もしかして、anywhere.FM で聴いていませんか?
僕のブログ記事のCDジャケット右横に
anywhere.FM のバナーがありますよね。
それをクリックすると、2曲だけですが、
アップしています。うち1曲はボッソ参加の
曲です。
>ボッソ、11月に来日決定です。ライブの詳細わかり次第お知らせしますー。
ニコラ・コンテがBlue Noteに来るんで、そのサポートかなとおもったら、そうじゃないみたいですね。
情報、待ってます。
できる限り、行こうと思ってますが、
個人的に、この夏から秋にかけて、行きたい
ライブがたくさんあって、我が家の大魔王
お許しがもらえるかどうかが、最大の不安です。
是非、是非、他の1枚が到着して、クリスさんのブログで紹介して下さい。楽しみにしています。あっ、お礼なんて、全く気にしないで下さい。勝手に私の方から、お送りしたのですから。。いつかブログで紹介して下されば、それで充分です。
グルンツ氏ですが、アダムに直接聞いてみました。9月には来ないそうで、その代わり、11月のケルンの何処かのクラブに、Phil Markowitzと一緒に来るそうです。編成は分かりませんが。。また、ケルンで会えるといいね、ということになって、アダムに会いに行く予定です。(ジャズを聞きに行く、という風に言えないと駄目ですね。 苦笑)
この方のバックグランドを少し覗いてみたところ、スティーブ・クーン氏と日本ツアーで同行したエディ・ゴメス氏とも一緒に演奏したことがあるようです。うむ。。。何処かで、皆さん、繋がっているようですね。
あっ、余談ですが、先週、自分の誕生日だったのですが、主人が、サプライズで、ロジェ・チチェロのコンサートのチケット他をプレゼントしてくれたので、9月にボーフム市へ行きます。なので、同月にあるグルンツ氏のコンサートは、見送りになりそうです。。
何十年も前に、隅田の花火大会に行ったことがあります。もう、ほとんど前に歩けないし、おまけに窒息しそうでした。(苦笑)高層マンションの御自宅から眺められる花火は、最高だろうな。。と主人が申して折りました。
妻が僕に知らせてくれなかっただけでした。
2枚とも同じようなビッグバンド物で、クオリティーも同等でしょうか。やはり一曲、凄くイイ曲はいってました。
この手の歌手って、最近、人気なのでしょうかね。マット・ダスクやマイケル・ブーブレなんていう人も女性を中心に人気を集めているようで、もろジャズではなんだけど、ちょっとアダルトで、ポップスをジャズのビッグバンドをバックに歌っちゃうみたいスタイルの人々です。
http://jp.youtube.com/watch?v=4pKt7qkVdOA
http://jp.youtube.com/watch?v=dG8giVJKQPI&feature=related
隅田川の花火大会は自宅から2会場とも見えるのですが、今年は天気が悪く、曇っていて(ガズも多かったのかな?)、ちょっと見えにくかったです。子供も花火の楽しさが分かるようになってきたので、今年は現地に足を運ぼうかと思っていたのですが、なんでも、朝のラッシュよりも混雑していて、目的地に到着前に花火が終わっているよ、と妻に反対され、諦めて例年通り自宅のベランダから眺めていました。
添付もありがとうございます。まず、バブル氏ですが、以前、偶然にも、ジャズコーナーで視聴しました。名前がチューインガムみたいですね。(苦笑)ダスク氏ですが、初耳です。
声の批評は、これでもうるさい方なのですが、二人とも、まだまだ若そうだし、これからかもしれませんね。バブル氏のコメントには、言葉を選んでしまいます。(笑)ダスク氏は、見た目とは違う声の質、歌唱で、コントラスの違いに驚きました。低音域がもっと出せるようになると、今以上に渋みが出るだろうなあ。。と思いました。ダスク氏の10年後に期待したいです。
ルックスは、二人とも女性に受けそうですね。
>この路線で、彼らが行くには、もう一工夫ないとこの先難しいかも。。
そうなんですが、ジャズって、いわば、マンネリの美学みたのがあって、同じスタイルでも星の数ほどあるスタンダードをとっかえひっかえ演奏していれば、ある程度のファンは買うんですよね。
常に革新! なんて、ジャズではありえないです。ジャズのスタイルは今世紀にはいって、全く進化しておりません。
>ルックスは、二人とも女性に受けそうですね。
そうなんでしょうけど、なんだか2人とも、スケベっぽい感じが鼻につくな~。
ということで、
9日の試験が終わったら送りますので。
では、また。