部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

和生さん

2014-03-14 | 文楽
吉田和生さんが
「平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞」
を受賞されたそうです。
おめでとうございます。

文化庁によるその贈賞理由を以下に転記しておきます。
リンクは(こちら)

「本年、吉田和生氏が遣った人形は極めて卓抜しており、その精髄は東京と大阪で上演された通し狂言「伊賀越道中双六」お谷において端的に示された。
殊に、内なる激情を秘め雪中に堪え、苦悩する「岡崎雪降(おかざきゆきふり)」の場は、胴串(どぐし)をしかと支えたまま余計な動きを封ずる至難の方法に徹し、熾烈 (しれつ)なまでに大夫・三味線の演奏と対峙(たいじ)した。
同演目の立役・十兵衛で見せた腹芸の深さ。
復曲「大塔宮曦鎧(おおとうのみやあさひのよろい)」花園で見せた格調と複雑な心理。
いずれも派手な外面性を拒み、作品を読み込んだ深い内部観照に基づく。
現代最高峰の人形遣いの一人として心からの称賛に値する成果である。」



これ!まさに私が今まで言いたかったこと!
端的にまとめて下さってどうもありがとうという気持ちです。
いや別に私のためにまとめちゃいない。
私関係ない。いっさい。

でも嬉しいですね。
よくよくお好きで読み込んで聞き込んでご覧になっている方の言葉に思えます。

本当にありがとうございます。

いやだから、私のために言ってないです。全然無関係。








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
めでたいです! (ちゅんすけ)
2014-03-31 07:31:23
5月いっぱいまで髭を伸ばさざるを得ない予感に、髭をフルフルさせているちゅんすけ@メキシコです。
これは、本当に吉報です!
実は、私、「隠れ和生ファン」なのです!
2009年9月の「奥州安達が原」ので山姥に惨殺される和生さんの恋絹を観て「この人、絶対に殺人現場を観たことがある!」と確信。「天変斯止」の春太郎では、奈良の国宝の弥勒菩薩をみました。
本当に素晴らしい人形遣いさんです!
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隠れないで! (さむこ)
2014-05-09 10:38:48
◎ちゅんすけ様

堂々と名乗りましょう、和生ファンであると!
私は今一番好きな人形遣いさんです。
私が好きな役は、菅原の源蔵。ひらかな盛衰記のお筆もよかったなー
ま、和生さんがやればなんでも好きになりますけども。

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