2006年・携帯電話は執事になるのか?

当ブログをご覧のみなさま
あけましておめでとうございます。


今年もすてきな召使いたちとの出会いに、胸をふくらませましょう。

さて、新しい年を迎えて、さっそく執事に関して気になる記事がありました。

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コラム「特集・2006年IT業界展望」です。
記事はこちらです。
アダプティブエンタープライズ実現向けた5つの「C」を展開―日本HP
(ZDNet Japan/2006年1月1日配信)

“2006年、ITビジネスはどうなるのか?”
日本ヒューレット・パッカード取締役副社長、石積尚幸氏がこれからのIT業界の展開を語っています。

おいおい、執事の話はどうなったんだ、と思われた方、
お待たせしました。ここからです。

石積氏は携帯電話の未来について、こう語っています。(以下、上記URL中の記事から抜粋)
―携帯電話は「パーソナルバトラー」へ進化できるのか―

今後、携帯電話にハードディスクが搭載されれば、次はPCと同じようにシンクライアントのような存在にまで成長するでしょう。そうなると、携帯電話が執事のように仕えてくれる「パーソナルバトラー」というコンセプトが現実になるかもしれません。

(下線はブログ筆者)
携帯電話が執事に。

うーむ。そうですか。「パーソナル・バトラー」ですか。

確かに、利用者(いわばご主人さま)に関することを運営・管理する、という意味では、この先のハイパー携帯電話は、執事と同じような仕事を行えるようになるでしょう。
コンセプトは、バッチリ合っています。

ですが…なんと殺風景なことか。機能能力だけが優先される執事とは。
この方向で行くと、コミュニケーション可能なヒト型ロボットの執事の活躍の場が危ういです。
(ああ、未来のロビタよ。wakumaruよ。君はお留守番しか任せてもらえないかも…)

しかし、いくら「殺風景だ」「趣きが感じられない」としても、
これから現れるかもしれぬ《ハイパー携帯電話執事》の存在を、わたしは否定・拒絶は出来ません。

と言いますのも、執事を含めて、わたしが思う究極の「誰かに仕えるもの」のかたちとは、空気のような存在であると考えているからです。

つまり「必要ではあるけど、普段はそんなに意識されない」ような存在です。
主人に不可欠な存在でありながら、同時に存在感は消す。

目立っちゃイケないんですね。主人の安楽を第一に考えるなら。
主人から「ありがとう」とお礼を言われるよりも、当たり前、と気にされないほうが、仕えるものとしては優秀なのです。

極端かもしれませんが、本物の「仕える人(あるいは物)」は、そういうものだと思うのです。

昨年、日本では携帯電話の普及率が75%となりました。
海外では100%を超えている国も少なくありません。
となると、「持って当たり前」の存在である携帯電話は、優秀な執事となるのかもしれません。

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