な~んにもない

もう、わけわからんわ。

おいおい。

2022-02-17 07:13:19 | 日記
駅についてみると、朝から電車が遅れていた。

電光掲示には約5分の遅れとあった。

が、お陰でいつもよりいつもより1本早い電車に乗れた。



到着した列車には、当然ながらいつもより多くの乗客。

「時差出勤の効果も半減か」と思いながら乗車。

しばらくして車内アナウンス。




「急遽入った業務連絡の影響で、この電車は約5分遅れとなっております。

お急ぎのところ誠に申し訳ございません。」

と、ええ声で流れてきた。




「えっ!?何それ。国会答弁みたいで訳わからん。」

「予定通りの業務連絡以外には弱いんですって告白?!」

「匂わせOKで、そんな影響大な業務連絡って何?」

「納期遅れの時にこちらがこのセリフ使ったら、もうその時点で事故やで。」

「謝罪も業務的なんは、記者会見の時だけで十分。もうええわ。」



と、まぁ。

突っ込み入れながら揺られていました。

けど、自分も上場企業に就職していたら、業務に忠実にやってんだろうなぁ。
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鮭のように、鳩のように

2022-02-11 09:18:44 | 日記

今日も冷たい空気の中を鮭の様に会社へ向かう。

嫌とか好きではなく、そう思えた時があった。



よこしまな意識に支配される前に、身体を動かして眠らされている私を待つ。

数パーセントの私の声が気になっている。



ラジオやユーチューブで大忙しで大活躍な人がいて、ただ忙しく活躍具合は曖昧な私がいる。

本当に「みんな違ってそれでいい」のか不安になる。



今年ももう節分を過ぎて、昼の空気や陽射しに変化を感じることがある。

ふと「言えば手伝ったのにぃ」に、偽善の色を濃く感じているのにも気づいたりした。




今日も冷たい空気の中を鳩のように家路へ向かう。

不幸とか幸せじゃなく、忘れることの有難さを感じていた。
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あ~、亡くなったんだぁ

2022-02-02 07:45:08 | 日記

新型ウィルス感染陽性者が複数名確認されたことを受けて、子供の通う中学校が学校閉鎖となった。

テレビで、石原慎太郎氏が亡くなり一族の方が屋外での記者会見をしているニュースを見た。

そんなものかと、部屋の電灯を見上げた。




石原慎太郎さんと言えば、主張の強さが際立って伝えられてきた。

昭和40年代~50年代の幼少期を思い起こせば、あのような大人はここかしこにいたように記憶している。

多くの方々は空気の変化と共に転生していった中、変わらぬまま一生を終えた方というのが私の印象だ。



当時はまだ戦争帰りのお爺さんもたくさんいて、躾けと暴力の線引きは無いに等しかった。

おっかないのは男ばかりでなく、怖いお姉さんもいれば、いつも怒っているようなおばちゃんもいた。

酔って暴力を振るう大人もちょくちょくいて、背中に大きく絵を描いた人がお風呂屋さんにいて、お巡りさんの方々も怖かった。

子供同士のけんかも絶え間なく、泣かされて大きくなった子供も多くいた。




あの頃は良かった、とは思わない。

相変わらずいい加減な世の中で、正義は今日も誰かの個人的な事情と取り巻きの忖度でできているように見える。

無理が通れば道理引っ込み、実態は後から透けてくる。

ただ、何も変わっちゃいないとも言える気がしている。


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もう一つの春

2022-02-01 06:49:02 | 日記

星の数ほどある街頭。

提灯のようなマンション群。

列車の音が遠く響いている。



天空の闇にポツンと一つ。

琥珀色の東の空。

マスク越しに白い息を吐く。



放射冷却に冷え込む朝を指先で感じている。

宇宙は膨張し続けていると言う仮説が、
地球温暖化と言う仮説を押し退けて行く。

太陰太陽歴では今日が元日。




月のない空に星一つ。

真空の闇の向こうには、地上に届かぬ光がある。

なんて、とても思えない。

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