日々の記録と楽しい思い出

日々の楽しかったことや旅行の思い出を写真で紹介したいと思います。

京の冬の旅「本法寺」「建仁寺両足院」

2019年02月13日 | 散策

寒い日が続いていますが、いい天気なので出かけました。

「京の冬の旅」非公開文化財特別公開の寺院をたずねました。

今日は「本法寺」と「建仁寺両足院」です。

本法寺は室町時代に日親上人が創建した日蓮宗本山の一つで、本阿弥光悦の菩提寺。

桃山時代の代表的絵師・長谷川等伯が本法寺塔頭に寄宿していて京都で最初に手がけた「日暁上人像」や「波龍図屏風」「京都三大涅槃図」の一つに数えられる「佛涅槃図」の複製が展示されています。「佛涅槃図」は10m×6mの大きさです。春季特別寺宝展で正筆が展示されます。

光悦が作庭したと伝わる斬新な図形的意匠の「巴の庭」も見どころとなっています。

寺の正門である山門前の小川通りには、茶道の表千家・裏千家の家元邸が並んでいます。


 石畳が敷かれた小川通りは風情があります

 表千家「不審菴」

 裏千家「今日庵」

本法寺

 

 

 

 

本堂 

長谷川等伯の銅像 

 本阿弥光悦のお手植えと伝わる松

十(つなし)の 庭

庭に置かれた医師の数が九つですが見る人の心にもう一つの石(意志)が存在することから名付けられました

本阿弥光悦が作庭した「巴の庭」

半円二つの円形石と切り石による十角形の蓮池で「日」「蓮」を表しています 
三箇所の築山で巴紋を表現することから「三巴の庭」と呼ばれます

 石組の枯瀧と縦縞紋様の青石によって流れる水を表現しています

薄焼き煎餅「白川路」で知られる老舗和菓子店「田丸弥」堀川店で昼食をいただきました

生湯葉がのった極細のにゅうめんです

建仁寺両足院

建仁寺は建仁2年(1202)栄西禅師が開いた京都最古の禅寺であり俵屋宗達の代表作「風神雷神図」(国宝)を所蔵することでも知られています。

今回3つの塔頭で狩野・長谷川・若冲の特別公開されており、今日は両足院を訪れました。

長谷川等伯の「竹林七賢図屏風」伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」は良かったです。

 


書院前の池泉回遊式庭園 亀の頭の石

鶴が羽を広げた池

半夏生(はんげしょう)の庭園

半夏生は半化粧とも言われます。開花のころ、周りの葉っぱが緑から白く色が変化し、水芭蕉の花が咲いたようになります。そして開花が終わればまた緑に戻ります。


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