初夏の新緑をもとめて、寺院をめぐってきましたが、今回は奥嵯峨にある真言宗大覚寺派の仏教寺院「祇王寺」です。
「平家物語」にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変りにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られています。
青もみじと苔の緑が美しく、秋には紅葉の赤と苔の緑が素晴らしいと思います。
葵の葉
茅葺き屋根の草庵
「吉野窓」
影が色づいて見えることから「虹の窓」とも呼ばれています
山門
宝筐印塔
左が祇王、祇女、母刀自の墓、右の五輪塔は清盛公の供養塔で鎌倉時代の作