水の入り口と出口。

 昨日のブログでは濾過フィルタについて書きましたが、今日はその続きでフィルタの吸排水について書いてみます。
 昨日のブログに書きましたが、メイン水槽では2系統の濾過システムが稼動しています。つまり吸水口が二つ、排水口も二つ水槽内に配置されています。はい、とても目立ちます。いくら流木や水草で隠そうとしても隠しきれるものではなく、私は(意識的に)見えないことにしています。

 二つの吸水口にはテトラP-2フィルタを使っています。実は、水槽内ではこれが一番目立つ人工物なのですが、コリドラスを飼っている以上、プレフィルタを付けないと外部フィルタ内がものすごく汚れてしまいます。現状ではこれは外せない気がします。別にP-1でもいいのですが、今はP-2を使っています。写真は、そのP-2フィルタですね。左に見えるのはダブルタップですが、これについては下記の排水のところでご紹介します。
 次に排水についてですが、二系統の内の一つは底面フィルタに接続し、底面吹き上げを行っています。NISSOのバイオフィルタを水槽の半面に配置し、連結用ストレーナーを介して接続させています。効果は?あるんですかねー。よく分かりません。無いよりはあった方がいいような的な発想です。
 もう一系統の排水は砂に埋めて沸き水に使っています。外部フィルタからのホースを水槽内で底面までつなぎ、付属のシャワーパイプにつないでいます。このとき、私はダブルタップを間に入れました。シャワーパイプは底砂に埋めてしまうので、その間にタップを入れて掃除のときにシャワーパイプを動かさずに、ホースだけを取り外して洗えるようにするためです。これはとても便利でした。またシャワーパイプの穴は2箇所を除きパテで塞ぎました。私の場合、穴を塞がないと水圧が低いために湧き水にはなりませんでした。人それぞれ状況が異なりますので、試される場合には必ず条件検討をされた方がいいと思います。湧き水の演出についてはコリドラス大好き!さんのサイトで詳しく解説されていますので、もしご興味がある方はご覧になってはいかがでしょうか。
 ただ私の家のコリドラスは湧き水にまったく見向きもしません。湧き水で戯れるコリドラスをイメージしていた私には現実はとても寂しいもので、湧き水ができて喜んだのは私だけでした。
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フィルタと濾材。

 今日は、濾過フィルタと濾材について書いてみたいと思います。
 メインの90cm水槽にはエーハイムクラシック2213を2台と、サブフィルタ2213を2台設置しています。すべてのフィルタを合わせると、12L容量の濾過システムで水槽を維持していることになります。

 このシステムは、以前持っていた60cm水槽2台のフィルタをそのまま流用したためにこのような複雑なことになりました。
 写真を見ると分かるように、キャビネットの中はフィルタで見苦しい限りですね。キャビネットの半分のスペースを占有しています。扉を閉めてしまえば見えなくなってしまうので、買い換え欲求もそれほど盛り上がらず、今日まできました。実は以前からチェックしていたのですが、来月エーハイムの新しいフィルタが発売するようです。カタログによると、なかなか良さげそうなフィルタだと思います。私の要求を満たしてくれそうです。しかし、今のシステムはスペースを占有する反面、フィルタを4つに分けることによって、掃除の時のバクテリア損失のリスクを分散できるのも事実なのですが。もう少し悩んでみます。
 濾材についても書きたいと思います。トータル12L分の濾材の内、半分がエーハイムサブストラット レギュラーを使用し、残りの6Lが自作スポンジ濾材を使っています。自作スポンジ濾材とは、知っている方も多いかもしれませんが、創造の館さんが報告されている安価、高性能の濾材です。作成にはちょっと手間がかかります。私は既に3年使っていますが、今でもしっかりと機能しています。ご興味のある方は、創造の館さんをご覧になってはいかがですか。
 明日は、フィルタの給水、排水について書きたいと思います。

 それと、近日中に自動給餌機を購入しようと考えています。コリドラス用のタブレット状の餌でも使用できるのでしょうか?ご存知の方がおられましたら、教えて下さい。
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メタハラとスタンド。

 昨日に引き続き、今日もアクア器具について書いてみます。今日は照明器具です。私は、ADA社のソーラーIを使用しています。またスタンドにはTFWインターナショナル社のアクアアーチ60を使っています。

 ソーラーIについては多くの方々が使われていて、既に多くの諸先輩方のサイトで紹介されています。150Wのメタハラの中では、ADA製品であるにも関わらずコストパフォーマンスが良いと思います。メタハラは強い光を照射するので、水草をされている方がよく使われている照明器具です。私の場合は、直線性の強いメタハラの光が水面の揺らぎで反射する様子や底砂に影となって映るのを見たくてメタハラを選びました。期待していた通り、揺らぎが天井に反射するのを見て大満足しています。
 もう一つ。スタンドのアクアアーチ60についてです。メタハラは天井からぶら下げるのが一番シンプルですが、私は賃貸マンション住まい。天井に穴なんて、そんな危険な真似はできません。そこで、メタハラを吊るすスタンドを購入しました。購入の時のスタンドの条件としては、ステンレス製、丸い支柱、それでいて縁なし水槽でも使えるものに。そんな時ふと思いついたのが、以前拝見させて頂いたGLASS BOXさんが使われているアクアアーチ。GLASS BOXさんの感想などを参考にさせて頂いて、購入を決意しました。使用した感想ですが、安定性も問題なく、それほど存在感をアピールすることもなく、私も大変気に入っています。
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私の水槽。

 今日は現在使用している器具について書きたいと思います。たいした器具を使っているわけではないので、期待はしないでください。今日は水槽本体についてです。
 私は、90cm水槽にNISSOのクリアスティングレーCS-113STを使用しています。NISSOのホームページで見てもらえれば分かると思いますが、この水槽はR加工されており、正面から見た左右の角が曲げガラスとなっています。底面以外には枠はなく、見た目はオールガラス(のよう)に見えます。

 購入の際には、ADAのキューブガーデン90-Pと悩んだのですが、水槽底面が補強されているCS-113STを選びました。オールガラスは確かに綺麗ですが、私はいい加減な性格なので取り扱いにかなり不安がありました。水槽底面は明るいグレー色をしていますが、水槽台に載せればそれほど目立ちません。それと、この水槽には専用の蛍光灯ライトが販売されていて、水槽とライトが一体となりインテリア的にもよいのではと思っていました。しかし私のイメージするアクアリウム像が変わり、専用ライトは3ヶ月もしないうちにクローゼットの中で眠る羽目になりました。現在はメタハラを吊るして、オープンアクアリウムにしています。
 そこで、この水槽の大きな問題点が一つ。この水槽の上部真ん中に補強バンドと呼ばれるプラスチック板が接着されていて、オープンアクアリウムでは目立ちすぎます。水圧による水槽の崩壊を防ぐためのものらしく、「危険ですから取り外さないでください」と注意書きがあります。邪魔でも、小心者の私には怖くて取り外せません。また、メタハラにしたときには、この補強バンドの影が底砂に写ってしまいます。
 蛍光灯ライトのままだったら、この補強バンドはそれほど存在感はないし、水槽ガラスの厚さが薄くて済むので、メリットは大きかったんですが。
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水草への過剰の期待。

 今日は植物のお話を少々。
 メイン水槽ではコリドラスを主役として飼っているので、根を張る水草は植えていません。もちろん植えることもできますが、植えると底砂の掃除が十分にできなくなる恐れがあり、汚れた底床によってコリのひげを溶かしてしまう可能性があるからです。それとメイン水槽は外部フィルタからの排水を底面吹き上げ式で水槽に戻しているため、底床肥料が使えないという状況があるからです。
 そういった事情のため、私は流木に活着するタイプの植物を多用しています。南米ウィローモスやボルビティス、アヌビアス・ナナです。掃除のときには流木ごと外に出すことができて大変楽ですよ。

 また、この水槽はコリのためにかなりの量の餌を毎日与えているので、かなり富栄養化になっていると思われます。そこで、水草には少しでも水質浄化を期待したいところが、先ほどの活着性植物は強い光を必要としない陰性植物です。そこで少しでも浄化能力を上げようと、底床に根を張らず水中から養分を吸収するアマゾンチドメグサを数本入れています。また、浮き草であるアマゾンフロックビットも入れています。
 リッチな栄養とメタハラ、CO2添加の環境下で水草は予想以上に頑張ってくれていることと思いますが、「管理者の心、コケ知らず」。コケは遠慮なく生えてくるのでありました。黒ヒゲよ、静まりたまえ。
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コリドラスのための底砂。

 今日は、コリドラス水槽の底砂について書いてみます。私のメイン水槽である90cm水槽には20kgの底砂を入れています。田砂(AFジャパン社)10kgと流砂(ストーンディーラーシンセー社)10kgをブレンドしています。
 コリドラスを飼われている方は、小さめの大磯砂か田砂を使われていることが多いようですね。大磯砂は若干粒子が大きいので、底面フィルターには都合がいいのですが、コリドラス本来の習性を見ることができません。コリドラスは餌を探すときに底砂に頭を突っ込み、餌共々砂も飲み込んで、砂だけをエラから排出します。こうした習性を見たい場合には小さな砂状の田砂が選ばれるようです。

 私もコリドラスを飼い始めた当初、先輩方のサイトを参考にして田砂を使用していました。しばらくは問題なく使用していましたが、ある時期、田砂の色(明るい茶色)が水槽の色彩バランスを崩しているような気がしてきました(なんとなくそんな気がしてきたのです)。私のイメージではもう少し白色があったほうがいいと感じていたので、田砂に代わる新たな底砂を探し始めました。そんなときに「流砂」という商品名の底砂を見付け、早速試してみることにしました(この流砂は大阪で購入しましたが、私の知る限り東京では売っているショップはありませんでした。)。結論から言うと流砂だけでは白色が強すぎて、コリの体色が飛んでしまう気がしました。そこで、田砂と流砂をブレンドして自分好みにしてしまえと思い、試行錯誤の結果1:1の割合で混ぜることに落ち着きました。
 もし、田砂に私と同じ不満をお持ちの方がおられたら、試されたらいかがでしょうか。コリドラスの体色は、底砂の色の影響が大きいことはよく知られているところだと思います。パンダやシクリ、アトロペなどの体色を少しでも白く維持されたいのでしたら、田砂単独ではなく白色をやや強めの底砂に変えられることをお勧めしますよ。
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コリドラスの食事。

 今日もコリドラス話の続きを少々。今日は餌についてです。
 私はコリのために3種類の餌を気の向くままに一日一回与えています。テトラ社のコリドラス専用タブレット。キョーリンのクリーン赤虫。そしてキョーリンのブラインシュリンプです。これまでのところメインは赤虫で、サブにタブレットとブラインシュリンプを与えるような感じです。

 赤虫は、イトメ(糸ミミズ)に次ぐコリドラスが選ぶ人気ランキング二位の餌です。冷凍されて売られているので、解凍してから、スポイト(ピペット)で水底近くに持っていき与えています。コリドラスは水底を這うように泳ぎ、めったに水面付近を泳ぐことはないので、ちょっとした工夫です。ただ赤虫は、外皮が硬く消化しにくいと先輩方のサイトに書かれていました。私も実際にそう思い、コリの体長が小さい時には与えすぎには気を付けていました。今では、そこそこ成長したので、あまり気を使っていません。しかし、赤虫を与えた翌日は、残骸が水面を漂うことが多いので見た目がきちゃないです。
 タブレットタイプの餌はコリドラス専用を謳ったものが数社から発売されています。私はテトラ社のものを与えています。一つのタブレットを4等分程度に割り、えい!っと水面に叩きつけ、一気に水底に沈むようにしています。ごく稀に、水槽の縁に当たりとんでもない方向に飛んでいくこともあるので注意です。以前、飲みかけのビールの中に沈んでいきました。
 ブラインシュリンプ。これも冷凍ものです。赤虫同様、解凍してからピペットを使って与えています。こちらは軟らかそうで消化も良さそうです。ちびコリがいた頃はこれをメインにしていました。ただ軽いので、水流があるとあっという間に拡散します。
 餌についてですが、私個人の意見としては食い付きの良さで選んでいます。栄養面とか水質汚濁などの要素も考えなくもないですが、それらは私の中では二の次です。実家に居るときは野菜をほとんど摂らなかった私が、一人暮らしを始めたとたんファミレスでサラダを頼むと同じように、コリドラスもきっと体が欲している餌に食いつくのだろうと勝手に想像しています。
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