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投資先のヒントに

2018-03-02 | 投資
【2018.03.02(fri)】  
100年に一度の革命となるか??

・世界最大級の産業である自動車産業がEVへ急速にシフトするであろうことを前提に、その関連株に投資するファンドのセミナーに参加しました。
<グローバルEV関連株ファンド/愛称:EV革命>

・各国が大気汚染対策や排ガス規制を強化しており、国としてエンジン車の新車販売を、年限を定めて禁止するケースもチラホラ出てきました。
世界的にみると既にEVは普及段階であり、1%未満の比率だった2015年から23年後の2038年に50%超、2050年には90%超の予測がされているようです。
自動運転との親和性が高いことも後押し材料になっています。

・EVでは米国のテスラモーターズが頭に浮かびますが、シェアトップは中国BYD社なんですね。
日本は<リーフ>で先行する日産を除いて出遅れが目立ちます。<新型リーフ>はモニターキャンペーンを打たなくても売れるのでは? 
トヨタが昨年末にHVを主力としながらもEVを強化する方針を明確に打ち出したことから今年以降の動きには要注目。

・家電メーカーの<ダイソン>や家電量販店の<ヤマダ電機>など異業種からの参入意向も多く聞かれます。
ガソリン車が要する3万点の部品総数から、EVは約2万点へと大きく減ることや、モーター、インバーター、バッテリーなど主力部品が変化することから、
従来の製品メーカーや部品メーカーの勢力地図も変わっていくことは容易に想像できます。
EVの普及によって生み出される新たな技術やサービスを提供する企業にも注目すべきでしょう。

・紹介されたファンドの組み入れ銘柄は全世界に及んでいて、上位10社中に日本メーカーは今のところ日本電産1社しかありません。
EVの普及に弾みをつける技術の一つとして、ワイヤレス充電の実用化があります。
すでに<ボルボ>などが実験に成功していて、電気バスが停留所に止まれば自動充電を開始するような仕組みが現実のものになっているとのこと。
日本ではワイヤレス充電の開発をTDKが手掛けていて、こちらも組み入れ銘柄になっているようです。

・今回紹介されているファンドはESG投資のパイオニアである<ロベコSAM>が運用を担当。
こういった投資信託にお任せするのも一つの方法ですが、自分の得意分野なら独自技術を持つ企業の個別株投資を考えてもいいと思います。 

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・最近REITの運用実績が思わしくないですね。
米国の長期金利上昇によってREITの利回りとの差が小さくなり、機関投資家がリートや株を売って現金運用に切り替える動きが効いているとか。
為替要因もありますね。私は昨年末に乗り換えたUSリートが最も影響を受けています。 

・インターネット通販の普及によって実店舗の小売業が捗々しくない一方で、倉庫の需要が伸びるなど
不動産市況が悪いわけではないので、今の凹みに慌てるのではなく気長に保有したいと思います。 

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・恩原高原/白樺 2016.03.02 撮影

See you.

I.O
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